お気楽領主の楽しい領地防衛 1 ~生産系魔術で名もなき村を最強の城塞都市に ★★★   



【お気楽領主の楽しい領地防衛 1 ~生産系魔術で名もなき村を最強の城塞都市に】  赤池 宗/ 転 オーバーラップノベルス

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ハズレ適性の生産魔術で辺境を最強の都市に!?

2歳のある時、転生者であることを思い出した侯爵家の四男・ヴァン。周囲に神童と期待されて成長したヴァンが、8歳の時に授かったのは『生産魔術』。それは、攻撃魔術が優れているとされる世界で、“役立たず”のハズレ適性だった。
貴族には相応しくないと父親に失望されたヴァンは、専属メイドのティルをはじめ、僅か数名で名もなき辺境の村の領主として追放されてしまう。
そこは、人口百人ほどで特産品もない、存亡の危機に瀕した寂れた村だった――。
現状を目の当たりにしたヴァンは、前世の知識と“役立たず”とされる生産魔術で村を発展させ、楽しく暮らしていくことを決意する。
冒険者の装備を整え、家を建てるだけに留まらず、巨大な城壁を造り、さらには防衛用バリスタを配備!? 名もなき辺境の村は、やがて巨大都市へと変貌していく――!
追放された幼い転生貴族による、お気楽領地運営ファンタジー、開幕!
ああ、なるほどー。後書きで本作がタワーディフェンスゲームをテーマにしていると書かれていて、確かにまさにタワーディフェンスゲームだったなあ、と納得した次第。
タワーディフェンスゲームってちょろっと触りだけ、何かのゲームでやっただけなんですけどね。タワーディフェンスっていうのは、自分の陣地に色々と防衛施設を配備して、そこに敵のユニットが何体も攻撃してくるのを迎撃する、というゲームで基本的にプレイヤーがすることは防衛施設を作成してフィールドに配置するだけ。あとは迎撃は自動で行われてプレイヤーは敵が全滅するか防衛施設を突破してくるかを見ている、という感じのゲームだったと思います。
肝はどんな防衛施設を作成するか。そして作成した防衛施設を、フィールドのどこに配置するか。敵の攻め込んでくる進撃ルートや攻撃方法を鑑みて配置しなければならない。そのあたりの戦術眼が問われるという感じですね。

ヴァンくんは持ち前の生産魔術を使い、自分が赴任した辺境の寂れた村をガンガンと強化、様々な施設を作ったり立てたりして、盗賊団や魔物の群れに襲われて息も絶え絶え滅びる寸前だった村落を、あっという間に要塞のような強固な防衛力を備えた村へと変貌させてしまうのである。
本当にあっという間に村をぐるりと囲う城壁を建ててしまったり、バリスタを作って城壁の上に設置したり、住む家がなかったので屋敷を建て、ボロボロだった住居は建て直し、村を守ってくれる冒険者達には武器を作り、といつもこの村に通ってくれる行商人が訪れた際には元の村の原型がまったくなくて、これなに?と呆気にとられるほどであったから、凄まじい変貌具合だったのでしょう。
ゲーム画面で建物やらがにょきにょきと生えてきてあっという間に発展して最初の様子が思い出せなくなるタワーディフェンスのそれが、全くピッタリとイメージにあったんですよねえ、なるほどなあ。
そういう意味では、ゲームのあれこれをうまいこと小説に落とし込んでいて上手いなあ、と頷いてしまいました。
しかし現実問題、村の生産を全部一手に領主となったヴァンくんが担っちゃってるので、これ鍛冶師とか大工とか職人系の人仕事なくなっちゃうんじゃないだろうか。この規模の村に、本職の職人が居るのかは疑わしいかもしれませんけれど、村がどんどん発展する過程で生産系は全部領主がやります、となったら結構面倒なことになりそう。あと、絶対近隣との価格破壊による経済的な軋轢が発生しますよね、これ。まあ真面目な内政系じゃなくあくまでタワーディフェンスゲームなのでその辺は考えなくてもいいのかもしれませんが。

元々は天才、神童として期待され、街に出て庶民とも身近に接していたせいか、領民にも人気の高かったヴァンくん。でも、貴族としては攻撃魔術の使い手としか認められていなくて、彼の適正が生産魔術だった事で親からは一気に見放されて要らない子になってしまったのでした。
幸いにも、次期当主である嫡男の兄ちゃんが苦労人でもあった事から貴族としての近視眼的な考え方をしておらず、なにより情が厚くてヴァン君のことをちゃんと弟として愛情を持ってくれていたので、本来なら監禁飼い殺しになりそうなところを、辺境の領地に追放するという形で逃してくれたんですよね。それも、ヴァン君の才能ならむしろ辺境の方が存分に力を振るえるだろう、と見込んでもくれながら。
追放を食らった身ですけれど、こうして実家に味方してくれる人がいる、というのは大きいと思いますよ。根っからの楽天家であるヴァンくんでも、家族全員が自分を見放していたら辛いものがあったでしょう。まあでも、ヴァンくんを見放していたのは本当に貴族の身内だけで、領民のみならず使用人からも人望厚かったみたいで、左遷追放扱いなのにみんなが着いて行きたがったという。ヴァンの教育係で侯爵家の内向きのこと一切を引き受けていた執事のエスパーダや、侯爵家で一番の武人だった副騎士団長のディー、といやそれ侯爵家の家臣の文武の最優ユニットじゃない? という二人がついてきた、というだけでまあ……父親の侯爵がよく許したなあ、これ。扱いが難しい二人だったので、これ幸いと行くに任せた、という可能性もありますが。
ともあれ、この家臣二人に専属メイドのティルと奴隷から買い上げた側用人のカムシン、この四人をお供に僅かな支給金のみで村に乗り込んだヴァンくん。あ、護衛の冒険者パーティーのオルトたちもそのままヴァン君にくっついて村に居着いたので、実質もう少し人数多めではあったのですけれど。
こうしてみると、味方ユニットも数少ないながら質高めのが揃っていたのが何となくわかろうというものです。
ヒロインはあとあと、婚約者としてねじ込まれてくる貴族のお姫様、ヴァンと同じく適性が攻撃魔術じゃなかったために扱いの酷かった子が現れるのですが、基本これメインは専属メイドのティルですよねえ。ただ、年齢が十歳上という……ティルの側が厳しい年齢差。いやこれ、ヴァン君が適齢期になるのを待ってたら相当に行き遅れてしまうんじゃないだろうか。ヴァン君、ティルが行き遅れちゃったら自分が貰ってあげないと、とか思ってるみたいだけれど、だいぶこれ早いうちに判断してあげないと可哀想ですよ?w



虚ろなるレガリア 2.龍と蒼く深い海の間で ★★★☆   



【虚ろなるレガリア 2.龍と蒼く深い海の間で】  三雲 岳斗/深遊 電撃文庫

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武器商人ギャルリー・ベリトと龍を殺す契約を結んだヤヒロは、民間軍事会社ギルドが統治する街、横浜要塞を訪れる。そこでヤヒロを待ち受けていたのは“沼の龍の巫女”姫川丹奈と、三人目の“不死者”湊久樹だった。
 そのころ彩葉の元には、欧州の大企業ギベアー社から企業コラボのオファーが届いていた。初めての企業案件に舞い上がる彩葉。だがギベアー社は日本人生存者による亡命政府“日本独立評議会”の支援者であり、彼らの目的は彩葉を日本再独立の象徴として担ぎ上げることだった。そして日本独立評議会の背後には、新たな龍の巫女と不死者の影が――!
 廃墟の街で出会った少年と少女が紡ぐ、新たなる龍と龍殺しの物語、待望の第二巻!

龍の巫女ってみんな配信者にならんといかんのかー!? いや、珠依と最後に現れた雷龍の巫女はさすがに配信には手を出していないみたいだけれど、今の所5人現れた龍の巫女のうち3人が、と過半数越えてるもんなあ。あと三人は居るだろう巫女が配信者やってたら、リアル配信者バトルロイヤルという様相にもなるのかもしれないのか。というか、ダークでヤンデレたラスボス黒幕系ヒロインをやってる珠依が配信とかはじめたら、絵面だけでちょっと面白いんだけれど。
とまあ、浮かれてもいられない。彩葉は企業からオファー来て浮かれているようだけれど、彼女のような底辺配信者に企業案件きた理由には思いっきり政治的な理由が絡んでいたわけですからね。
無邪気に喜ぶ彩葉の警戒心の薄さを危ぶむべきか。イマイチこの娘、まだ自分の立場とか龍の巫女であるという意味を理解しきれていないところがあるんだよなあ。それだけ、この国家と企業が暗闘を繰り広げて利益と主導権を奪い合っているダーティーな世界観に馴染んでいない善良な少女、という事なんだろうけれど。
でも、その善良さは無防備ですらあるんですよね。今までの三雲さんの作品のヒロインって結構しっかりした……いやポンコツなのは多かったけれど、この手の無防備で子供っぽいヒロインはあんまり見たことがなかったので結構新鮮でもある。
ただ、今回は珠依以外にも山の龍の巫女、沼の龍の巫女、雷龍の巫女と一気に三人もの龍の巫女とその不死者(ラザルス)が登場したんですけれど、珠依も含めて全員こうある種の妄執に取り憑かれているような子たちに見えるんですよね。沼の龍の巫女姫川丹奈もクレバーで強かな食わせ者だけれどその根底に執拗さみたいなものが垣間見えるんですよね。
こういう娘たちは恐ろしいけれど、同時に危うくもある。山の龍の巫女であった三崎知流花とその不死者アマハの強いつながりと裏腹のあの儚さを目の当たりにしてしまうと、ね。
こうして龍の巫女と不死者のコンビが多く登場したことで、まだ良く分かっていなかった巫女と不死者の関係がどのように成り立っているのか、その深奥が知れた話でもあったんじゃないだろうか。
あれほどの絆と信頼、友情以上の命の共有者であった知流花とアマハですら、あんな事になってしまうほどの巫女と不死者のそれはアンバランスなんですよね。
ならば、妄執は強いほどの力となるのか。それとも、壊れやすい危うさに繋がるのか。
そんな中で彩葉のあの浮ついた善良さは、もろくもみえるんだけれど同時に揺るぎなさにも見えるんですよね。絶対の信頼、他に類を見ない妄執と比べて、彩葉とヤヒロの関係ってふわふわとして確かなものがなく、あやふやなものですらあるじゃないですか。願いはあっても信頼と呼べるほどの強固な繋がりが果たしてあるのか。
でも、不思議と二人の間の繋がりは途切れない。復讐に駆られどこへともなく走り去ってしまいそうなヤヒロの事を、彩葉が必死にしがみついて離そうとしていないかのように。それはヤヒロにとっても救いなのか。
知流花とアマハは遠くを見よう見ようとして足元を見ていられなかったのか。知流花自身が自分の求めるものに対してあやふや過ぎたのかもしれない。そしてこちらを顧みずにただただ突き進むアマハを離すまいとして、彼女は手を離してしまった結果があの形だったのか。
ストブラが何だかんだと多くの人が、メインキャラの多くが救われる話であったけれど、このレガリアはその意味では容赦がない作品になっているんじゃなかろうか。てっきり、敵味方別れていくにしろ巫女と不死者のコンビはレギュラーになっていくと思ってたのに、結構な衝撃でした。容赦なく、巫女も不死者も消えていく文字通りの龍殺しの物語。その結末は儚くも美しいものでした。
しかし、ベリト姉妹のラストの発言、こうしてみると不穏だなあ。味方だけど何を目論んでいるか分からないキャラでしたけれど、あれは最終的には彩葉も、という意味にも聞こえますしねえ。
何気に、ベリトの双子のうち明るく人懐っこいジュリエッタよりも、無表情で冷徹に見えるロゼッタの方がヒロイン度高いんだ。もしかしたらこれ、珠依よりも強力な彩葉の対抗ヒロインになっていくんじゃないの?




不死王の息子 1 ★★★☆   



【不死王の息子 1】  日向夏/大地幹 ヒーロー文庫

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「薬屋のひとりごと」日向夏の新境地、カニバリズム・コメディ。
人外×不死身少女×死亡フラグ。
ある日、クラスに転校生が…?

『これ、何の肉?』 ----現代日本、でもけっこう普通に人狼や吸血鬼など人外たちが暮らしている世界。中学受験を控えた小学六年生の少女・由紀子のクラスに転校生がやってくる。
山田不死男と名乗るその少年は、「不死王の息子」だった。
ある日、由紀子は同級生を助けるために食人鬼に襲われるが、不死男によって命を救われる。
しかし、代償として由紀子は人間ではなく人外である不死者になってしまう。こうして由紀子は人外の中でも孤高とされる不死王の同族となり、彼らと接していくことになる。
食材扱いされる不死王こと山田父。
天然すぎて浮世離れした山田母。
ぶっ飛んだ両親と弟のために日夜周囲の人々に土下座をしまくる山田姉兄。
歩くだけでひたすら死と隣り合わせになる山田不死男。
どこをどう突っ込めばいけばいいかわからない不死者たち。
-----人外の中でも孤高とされる不死王の一族.彼らと接することで、小学六年生の日高由紀子のメンタルは鋼のように鍛えられていく。
食らえば不死身になれるという不死者の血肉を狙う食人鬼たちが、由紀子に近づいてくる。
明るく元気に死にまくる不死男との不条理かつスプラッタな日々。そして、無駄に明るい不死男にはとある秘密があるようで――。
真面目な普通の女の子に再び平穏な日常は戻ってくるのだろうか?
これは不死身になった女の子と不死王の息子が様々な死亡フラグにぶちあたるお話である。

【薬屋のひとりごと】の日向夏の新作、と言ってもかなり前にウェブ連載していて、既に完結している作品なんですよね。新境地って言っていいんだろうか。でも、この人の作品の中でもかなり好きな物語なんですよね。
まだ小学校6年生の砌で不死者になってしまった由紀子。不死者と言ってもこの時点で成長が止まってしまうタイプじゃなくて、本人の最適な肉体年齢までは普通に成長していくタイプなので永遠に幼女、というわけではないので悪しからず。
もっとも、この由紀子はとても幼女というメンタルじゃないんですけどね。確かにまだ子供っぽいところはあるけれど、常に冷めていてどこか達観したような大人びた目線で周りを見ているお子様である。表紙絵のあのクールな表情は伊達ではないんですよね。
なので、目の前で18禁なスプラッターな光景が巻き起こっても動じない。いや感情がないわけじゃなく、結構慌てたりもするのだけれど、それでもその辺の大人なんかよりもよっぽど冷静で頼もしい少女なのである。小学校6年生なのに将来を鑑みて中学受験にも真剣に向き合ってるし。
そんな彼女が色々あって不死者の仲間入りをしてしまった現状を、すんなりと受け入れてしまっているのは面白いというべきか。いや、これはまだ実感がないというべきか。
不死者となった弊害で、やたらとお腹が空いて不死男と二人バキュームみたいにご飯を食べるのに忙しい日々ですし。
そう、色々あって成り行きか自分を助けてくれた不死男の面倒というか介護、お世話をするはめになった由紀子。故あって頭の中がお花畑になっている不死男は、それこそ幼児が転ぶような頻度で簡単に死んでしまうし、トラブルを引き起こすのでどうしても誰かがつきっきりで面倒を見ておかないと、わりと酷いことになってしまうのだ。まあ由紀子が見ていてもたいてい酷いことになるのだけれど、それでも不死男の兄姉に土下座で頼まれたからといって、何だかんだと世話を焼く由紀子はクール系だけど情の厚い面倒見の良いタイプなんですよね。怪物に襲われて死ぬはめになった際も、アホなクラスメイトをとっさに助けてしまったからですし。

この世界は、人外の怪物たちが普通に人権を持ち戸籍を持ち、人の世界の中で暮らしている世界。不死王と呼ばれた偉大なる不死者の王も、今は一般家庭の主として田舎の一軒家、由紀子の隣の家(といっても田舎なので広い田んぼを隔てた向こう)に越してきた身。その子供たちも、今は社会人やニートとして人の社会の中に馴染んでいる。でも、結構兄姉は立場ある身ですし、人外社会の中でも企業人や研究者として一定以上の身分なんですがね。それでも、父や母、そして不死男が巻き起こす惨事のために土下座して回る日々である。世が世なら王族なのに、土下座姿に美しさすら感じるほどしまくっている、というのはご苦労さまとしか言いようがない。まあ実際、苦労性ですよね、兄アヒムと姉オリガは相当の苦労人である。めっちゃイイ人なんですけどねえ。
この二人がいなかったら、いくら不死男が捨て犬みたいな目でまとわりついてきても、由紀子ももうちょっとは邪険にしてたかもしれない。
と、人外と人間が平和な社会を築いている、ように見える世界だけれど、由紀子が死ぬ羽目になったようにその平和から逸脱してしまった人外も存在する。人食いと呼ばれる化け物たち。
由紀子は、不死者となってしまった以上、不死王の眷属となってしまった以上、人を食らうもの……そして不死王の肉を食い本物の不死者になろうとするモノたちとのトラブルに必然的に巻き込まれることになる。
それ以上に、不死男と当たり前に学校に通いながら今まで通り家族と過ごし、友達と遊び、中学受験のために勉強する由紀子は、徐々に自分が人間ではなくなってしまった事実と本当の意味で向き合うことになっていく。
いずれ、母や兄と、同い年の友達たちと、流れていく時間がすれ違っていく現実との対面。その時、彼女を支えるものが何になるか。既に、お母さんは娘の命が助かった代償を察していて、覚悟を決めてるんですよねえ。それでいて、表向きには何も変わらず娘を慈しみ、不死王の一家と家族ぐるみで心からお隣さんとして付き合うあのお母さんの肝っ玉というか、冷静さと面倒見の良さはさすが由紀子の母親だなあ、と思わせてくれる人柄なんですよね。

ある理由から頭がお花畑になってしまって、年齢よりも幼い無邪気な顔を晒しながら小動物のように懐く不死男を、仕方無しに世話しながらも何だかんだと絆されていく由紀子。無邪気で頭がパッパラしているけれど無神経ではなく、常に由紀子を気遣い、どこか大きな視座から人という種を慈しむかのような瞬間を垣間見せる謎多き少年を、少女はとても近くから見守ることになる。
それが、長い永い終わりのない日々の始まりであったと、知らないままに。いや、聡明な彼女は薄っすらと承知していたのかもしれないけれど。
でも、彼が自分にとってどういう存在になっていくのかは、察するにはまだ彼女は幾ら大人びていたとしても12歳の少女に過ぎないのだ。
これはそんな少女が、永く生きている大人を横目に見ながら、不死の少年の手を引っ張りながら、或いは引かれながら、自身も大人になっていく物語でもあるのだろう。

時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 3 ★★★☆   



【時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 3】  燦々SUN/ももこ 角川スニーカー文庫

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アーリャさんとお家デート!?ロシアンJKとの青春ラブコメ、第3弾!

討論会で勝利したことで一躍、クラスメート達からの称賛を浴びるアーリャ&政近ペア。
沙也加の思いを背負い、二人は会長選に向け決意を新たにする!
まずは目の前の期末試験に向け勉強に励む政近であったが、消し去れぬ周防家との因縁が思わぬ形で現れ、政近は体調を崩してしまって――
「有希さんに頼まれたの。あなたを看病してあげて欲しいって」「……」【嘘だけど】(うぐふっ!)
心配でいてもたってもいられなくなったアーリャさんが政近の自宅に押しかけてきて!?
不器用で献身的な"孤高のお姫様"の介抱はニヤニヤ必至!
大人気ロシアンJKとの青春ラブコメディ第3弾。
あれ? これってもしかして有希の方で爆弾の導火線に火がついてません?
冒頭で祖父から家を出た兄に負けないようにと叱咤される有希の様子が描かれていたのだけれど、うーむ。そりゃ、有希だって周防家の次期後継としての責任を一身に負わせられてしんどくないわけがないんですよね。いや、彼女の性格からして責任を負うだけなら動じずにむしろやる気見せてやってやらい、と奮起するくらいなんでしょうけれど、そこに兄を罵倒しながら負けることは許さん、とかメンツだかプライドだから余計でつまらないこと言われたら鬱々とした気分にもなるでしょう。
有希としては、敬愛する兄と真っ向から勝負することそのものは楽しいくらいの事だと思うんですけどね、正々堂々の勝負なら胸張って戦えるのにあんな事言われたんじゃあ、生ゴミぶちまけられるような感じじゃないですか。
そんでもって、母の微妙な態度。
政近ってあれ祖父よりもむしろ母親の方に負の感情を抱いてるんですね。怒り、失望、憎しみ、ちょっと意外なほど激しいネガティブな感情を母親に向けている姿は、むしろ政近の母親への執着が伺える。何の期待もしていない相手にそんな強い感情を抱くタイプには見えないんですよね、この主人公。母親の方はなにやら政近に対して、えらく罪悪感と言うか物言いたげな様子なのが余計にこの親子が拗れきっている様子が窺えてしまう。
そんでもって、有希の方もこの母親に全然心許している様子がないんですよね。祖父に対するのと同じ外面の仮面を被って接している。母親の方は兄と今も仲良く一緒に過ごしていることを知っているのに、だ。
有希にとって心許せる相手は兄と幼馴染にして側近である綾乃だけなのだろう。兄に関しては一応今は生徒会長選挙での敵陣営だ。祖父のお達しがどれほど馬鹿らしいと思っていようと、それに逆らうことが出来ない以上、兄とはどこかで線を引かなくてはならない。まあプライベートでは今も一緒に遊んでるんだけれど、やっぱり弱みは見せられないんですよね、今の関係だと。
どれほど勝負が楽しくても、兄が絶対的な味方じゃないというのはどこかでしんどさはあるものさ。
有希のメンタルはとてつもなく強い、それこそ兄よりもよっぽど強靭だろう。耐えて我慢する耐久型じゃなくて、物事を楽しみ難局にワクワクできるしなやかなタイプの強靭さだ。
そんな彼女でも、今の実家と親と兄との板挟みの状況が全然辛くともなんともないってわけじゃない、しんどいと感じているのは冒頭のシーンで明かされてしまったんですよねえ。
これ、いつかは限界が来るぞ。
政近からすると、有希への信頼は絶大なんですよね。妹の優秀さ柔軟さタフネスさを誰よりも理解し評価し認めている。だからこそ、実家の後継を彼女に投げたし、その判断は間違っていないのでしょう。有希はまず完璧に兄から継いだ役割を果たすに違いない。
それはほぼ真実であり事実であり、だからこそ兄は妹には限界なんてないと思ってるんじゃないだろうか。その信頼がいつか致命的な破綻をもたらしそうで、なんだかちょっと怖い。
今はアーニャに掛かりっきりで、ロシア語でポロポロと本心を暴露して政近のハートにクリティカルを与え続けてるアーニャに夢中になるのは、彼女には真に手助けが必要であると同時に助けたくなる少女であるから、当然でしょう。彼女に味方して妹と相対するのは妹の望みでもある。妹は兄と戦いたがっているし、兄の本気を味わいたいとも思っている。アーニャの事も応援しているし、二人のイチャイチャを妹としても楽しんでも居る。
それでも、どこかで兄は妹の事をもう少し、ほんのもう少しでも気にかけておいた方がいいんじゃないだろうか。
今回のアーニャへの有希の仕掛けは、ちょっと有希にしては強引だった気がする。ダーティーに攻めるにしても、若干その手法やら詰めに雑さが見えたのは気にせいだろうか。ちょっとずつ、妹から余裕が削り取られているように見えるのは、気のせいだろうか。

今回は一人暮らしのところに風邪引いて寝込んでしまった政近を、アーニャが看護するというアーニャに助けられる展開があるけれど、でも概ねまだアーニャは政近に支えられる側なんですよね。アーニャは忸怩たる思いを抱いているけれど、アーニャの側から政近を支えることはまだまだ出来かねている現状だ。今はそれでいいと思う。でも、いずれ政近の側が崩れた場合、アーニャが支えられるのか。周防家の内部で起こっている軋みは徐々にその大きさを増しているようにも見える中、いざその時が来たときこそアーニャの真価が問われるのだろう。それまでに、もっとイチャイチャしてラブラブ度をあげておくべきなんでしょう。つまり、もっと遠慮なくイチャイチャするのよ?
なんか生徒会長と副会長の方が積極的にイチャイチャしてますが、二人もアテられるがいいのさ。
しかし、あれだけロシア語では甘えきったセリフ吐きまくってるんだから、アーニャの方はちゃんと自覚して政近意識してるんですよねえ。これで自覚ないのにあれだけ甘えまくった本国語つぶやいてたとしたら驚きますよ?

しかし、有希は妹だから本当の意味で恋敵にはならないですけれど、綾乃はどうなんだ? こっちは本物の幼馴染なんだが、このプロの従者はそのあたり本音ではどう思ってるんでしょうね。気になる所ではある。







転生令嬢カテナは異世界で憧れの刀匠を目指します! 〜私の日本刀、女神に祝福されて大変なことになってませんか!?〜 ★★★☆   



【転生令嬢カテナは異世界で憧れの刀匠を目指します! 〜私の日本刀、女神に祝福されて大変なことになってませんか!?〜】  鴉ぴえろ/JUNA オーバーラップノベルス

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日本人だった前世の記憶を取り戻した男爵令嬢カテナ・アイアンウィル。
彼女は自分が「大好きな日本刀を作りたい」という未練を残して命を落としたことを思い出す。
そこで、アイアンウィル家が代々鍛冶師を育んできたと知ったカテナは、悲願だった日本刀づくりができる! と刀匠になる道へ進むことに。
さっそく工房に弟子入りして鍛冶を学び、地道に刀づくりに励むこと数年――ついに日本刀が完成。
その瞬間カテナの前に“女神様”が降臨して!?
異世界に存在しない日本刀が女神様に気に入られまさかの神器に認定。
さらに、神子として膨大な魔力を授かり、この世界を脅かす“魔神”に対抗するお役目も受けてしまい……?
「私、ただ日本刀が作りたかっただけなのに!」
平穏な刀匠ライフを守るため――邪魔する敵や降りかかる理不尽は、最強の魔力&日本刀で斬り伏せます!!
  刀匠令嬢のチートな異世界ファンタジー、開幕!
人間、やりたい事だけをやっていられる、なんてなかなか出来ないんですよねえ。
念願の日本刀を作り上げたカテナは、でもその日本刀が現代の地上では誕生しないはずだった神器となってしまったために女神によって神子に選ばれてしまう羽目に。
これ女神様が面倒を運んできたようにも見えるんだけれど、実際は戦略武器を創り出せるウーマンになってしまったカテナを庇護するためだったんですよね。国家権力に対しては神の権威による庇護を、そして自分たちを脅かす武器を作る存在として命を狙ってくるだろう魔族に対しては、自己防衛のための武力を備えさせるために。女神様によって神子に任じられていなかったら、国の管理下に置かれるか、魔族によって家族ともども命を脅かされるか、いずれにしても自由に刀を打つなんてどころじゃなかったのでしょう。
尤も、その思うがままに刀を打つための「自由」を手に入れるために、カテナは相当の努力を求められることになるのですが。王家相手の政治的な立ち回りに、身を守るための鍛錬、刀を工芸品としてではなく武器として広めるため、つまり商材として認知させるための経営や商売方面のアプローチ、量産品作成のための研究、開発、工場や人員の確保などなど。
自由を掴むために、とてつもない不自由を得ることになってしまう。でも、それらを全部クリアしないと自由に刀を打つための環境を得られないというジレンマ。
「私、ただ日本刀が作りたかっただけなのに!」
というのは、カテナの魂の叫びと言えるでしょう。
めちゃめちゃ努力家なんですけどね、カテナ。日本刀の製作だって魔法を補助に使っての錬鉄など手探りで何年も掛けて成し遂げたように一足飛びには出来ていない。実際に刀を使う方の修練だって女神様の端末にそれこそ地獄の鍛錬を年単位で受け続けて、それこそ叩き上げで鍛え上げてきたが故の腕前ですからね。でも、その分刀作りに打ち込める時間は削られているわけですから、もどかしいでしょうなあ。他の煩わしいことは別にやりたくてやっているわけじゃないんですから。でもやりたくないことをやらないとやりたいことが出来ない、というのは現実の世界でも常に付き纏う世知辛さなんですよねえ。
尤も、カテナの場合全部彼女がやる羽目になっているから大変な労力が必要となってしまっているわけで、やりたい事以外は全部他人に投げてしまう、というやり方もあるんでしょうけどね。丸投げしてしまうのとは違って、自分のやりたい事だけをひたすらやれる環境を整える能力を持っている人ってのが稀に居るんだよなあ。
そういう意味ではカテナは決して器用な方ではないのでしょう。女神様に与えられた神子としての権威、というのは使いようによったらもっと絶大な効果を発揮したと思うんですよね。この辺、お母さんが穏便ながら結構上手いこと娘が得た権威を利用して彼女の自由を確保するためにあれこれやってくれていたのですけれど、まああまりどこにも角が立たないような立ち回りでしたから穏便穏当であったのは間違いなく。
やろうと思えば、あの王子……社会的に潰す事すら女神様の物言いからして出来る権威があったっぽいような言い方でしたし。関わらない、という方向性は穏当な方でありましょう。でも、国に留まる以上は関わらないなんて事は出来ないんだよなあ、カテナの持つ有用性からしたら。絶対に、王家は彼女を無視出来ない。統治者である以上、それは絶対に。
でも、カテナが得た権威を一番威として感じていないのはカテナ自身なんだろうなあ。彼女にとって神というのは決して崇め奉るものではないんですよね。それは自分の刀に宿った女神様の端末ミニリル様との気安い関係からも明らかで、凄い存在としての敬意はあっても信仰はなく、端末とは言え顔を見ながら話せて意思の疎通が出来る。だから、上に見るのではなくカテナは女神であろうとどこか対等の友人のように接する部分があるんですよね。手の届かない距離の在る関係ではなく、側にいて笑いあえてしまう存在だからこそ、カテナは女神のために刀を打ち、刀を振るう理由ができた。
ただ好きだから、夢だったからという理由だけじゃない、刀を打つための強い動機が。

それにしても、別の作品の主人公の弟もそうでしたけれど、主人公の女の子に反発敵対する側の男の子、ただの我儘だったり傲慢、無知無能というわけじゃなく、ちゃんと彼らなりの理由があり信念あっての態度でもあるんですよね。ただ何も考えていないアホの類、頭空っぽのボンボンではなく。
もっとも、理由や信念があったからといって態度が褒められるわけじゃないのだけれど。彼なりの必要性があったとしても、頭の悪いやり方だなあとは思ってしまいますよね。あるいは考え違いをしているとも、浅慮だったり思考の硬直化だったり視野狭窄だったり。救いようがないわけじゃない分、余計にたちが悪い、とも言えなくもないんじゃないでしょうか。
まあこの王子はバカであっても聞く耳持たないほど愚かではないんだけれど、聞くための耳が遠いんだよなあw まあ一度届けば物分りは悪くないとは思うのだけれど、やっぱり相手するのは面倒ですよね。ただでさえ他でリソース喰われているのにw







百花宮のお掃除係 3 転生した新米宮女、後宮のお悩み解決します。 ★★★☆   



【百花宮のお掃除係 3 転生した新米宮女、後宮のお悩み解決します。】  黒辺 あゆみ/しのとうこ カドカワBOOKS

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お忍び旅行で後宮脱出! 食の大切さを説き回る!

明賢のお忍び旅行の供に任命された雨妹。容体の悪い妹の見舞いということで向かうのは、海辺の街! 今世初めての海に期待を募らせ出立するも、道中見過ごせない事態に次々と遭遇し……雨妹の回診劇が始まる!?

表紙絵の雨妹の格好、てっきりノースリーブで中華風の世界では珍しいなあ、しかも脇が甘くて随分とセクシーな衣装になっているけれど大丈夫なのか、と思ったら単に肌の色に見えただけでちゃんと長袖の服でした。まあオシャレはするにしても、そんな大胆な格好はお兄ちゃんが許しませんか。
明賢太子のご指名で、お忍びの旅行のお供に付き従うことになった雨妹であるけれど、その旅路というとお付きの女官じゃなくてむしろ主賓か、というくらい雨妹メインで観光なんですよね。彼女が興味持ったところに連れて行ってあげて、食べ物もあれこれと片っ端から露店などで買って食べさせてあげて、と。
いやこれ、太子さま、かわいい妹ちゃんを遊びに連れて行ってあげたかっただけじゃないの?
いいんだろうかこれ、と思いながら食の魅力にあっさり負けて餌付けされてまわっている雨妹も雨妹だけど。この娘、美味しいもの甘いものを食べさせていたら実にいい顔になるから、太子さまってそれを楽しみにしてる節もあるんだよなあ。
こうして見ていると二人は兄妹ではあっても年の近いそれじゃなくて、大人の兄と子供の妹という年の離れた兄妹感が凄くあるんですよねえ。それも兄の方は社会人で奥さんもいるような年嵩って感じで。実際に妃も幾人もいるのだから、奥さん居るというのも間違っていないのですけど。
しかし太子さまはいつまで雨妹にもう妹だと知っていると告げずにいるつもりなんだろう。雨妹の方もこれもう気づかれてるよなあ、と薄々察しているけれど太子側が何も言わないから触れないようにしているくらいですからねえ。
まあ、雨妹が実は公主だと公式に明言すると皇太后含めて面倒なことになるので真実を伏せているのは良くわかるんですが、もう本人にはお兄ちゃんだよー、と言ってもいいんじゃないかなと思うくらいなんですけどねえ。とはいえ、雨妹も太子にお兄ちゃんだよー、とか告白されても困るっちゃ困るのか。だとしたら、今みたいに暗黙の了解にしておくのが一番いいのかもしれないけれど。

さても、一応太子様も雨妹とただただ遊びに連れてきたわけではなく、一応その医療への知識を頼りにして、別家に嫁いだ妹へのお見舞いに連れてきたんですね。
これまで雨妹が関わってきた医療案件は、難病や大病など本物の医者でないと取り組めないものではなく、元看護師として関わるには基礎的でもあるだろう生活に根ざした健康障害が多かったんですよね。今回は熱中症に、件の嫁いだ妹の播玉さまが罹っていたのは過度のダイエットに端を発した味覚障害。
というわけで、雨妹は現地に居残って一ヶ月くらいを目処に播玉に無理のないダイエット方法を指導することに。勿論、お付きは宦官の立彬改め、武官の立勇が務めることに。
いや、結構あっさりと立彬が実は宦官じゃないってバラしちゃうんですね。もう最近は太子の側近というよりも雨妹のお目付け役になっちゃってる立くんですが、もうあんまり不満とかはなさそうなんですよね。今回なんぞ宮廷に戻る太子と離れて雨妹を守ることになったのですけれど、当たり前みたいに付き添ってくれてますし。ほんと最近、いいコンビになっちゃってますし。いちゃもんつけてきた黄家の副料理長を口八町で追い詰めるときの二人のコンビネーションと来たら、息ピッタリじゃないですか。
玉さまのダイエット指導でも、運動面では色々と助言もくれてますし。無くてはならない人になっちゃってるなあ。
しかし、後宮ウォッチャーなのについに後宮出たまんまになっちゃったなあ、雨妹ってば。
そして、玉さまが過度のダイエットに走る原因となってしまったプレッシャーの要因、黄家の内部の問題は未だ解決せずそのまま話は次巻へ。おお、初めての上下巻構成だ。






軍人少女、皇立魔法学園に潜入することになりました。2 〜乙女ゲーム? そんなの聞いてませんけど?〜 ★★★★   



【軍人少女、皇立魔法学園に潜入することになりました。2 〜乙女ゲーム? そんなの聞いてませんけど?〜】  冬瀬/タムラ ヨウ 一迅社ノベルス

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エリート軍人ラゼがセントリオール皇立魔法学園に潜入してから4ヵ月。全生徒の能力を披露するトーナメント戦『バトルフェスタ』の開催が近づく中、乙女ゲームのメインキャラである1年生は害獣を観察する特別授業を受けていた。
この友人カーナの破滅イベントを回避するために、ラゼは暴走する彼女のフォローや、暴れ出す予定の害獣を密かに無力化してきた。対策は完璧だった! でも、より危険な魔物が現れて、攻略対象のアディス目掛けて襲いかかる!
しかも、シナリオの強制力に苦戦するラゼのもとに、帝国から刺客が送られて――!?

前世知識と軍人としての技能をフル活用しても、このミッションは難しすぎませんか?
軍人ラゼの異世界転生ラブコメティ第二弾♪
大事件や甚大なトラブルとなりそうな出来事を、見事に未然に防いでいくラゼ。もうプロのお仕事としかいいようがない。
平和な生活から程遠い非日常の中に居た軍人が、学生生活なんて送れば慣れない環境にむしろトラブルの発端になる、トラブルメーカーとなっていくのが当たり前だし、こういう非日常に生きる人間が学生に、という作品では概ね騒ぎを起こすものなんだけれど、ラゼは本当に優秀。
生きた害獣が学内に持ち込まれた件といい、カーナの作ったお菓子に毒が仕込まれていた件といい、表に出たら大騒ぎじゃ済まないところを、ラゼは周囲の一般学生達に殆ど知られないうちに処理してしまっていますからねえ。潜入しての護衛官としてはほぼパーフェクトな働きなんじゃないだろうか。
これ、理事長たちが頼りにしてしまうのも仕方ないですよ。
幼少の頃から軍の一員として戦っていたラゼは、本来なら戦場しか知らない少年兵のたぐいと言っても過言ではありませんし、その戦いようは自らが傷つくのも厭わない激しいもので、大人たちがその将来を危惧したのも当然なんですよね。それこそ、戦闘マシーンとなっていてもおかしくない、精神の均衡を崩しても不思議ではない、そんな環境でずっと過ごしてきた彼女に平和な世界を体験させることで、同世代の少年少女たちと過ごさせることで、在る種のリハビリ効果を勘案したにも関わらず、ラゼと来たら平和に戸惑うどころか誰から見ても優等生で学習意欲も高く素直に学生生活を楽しんでいて、同世代の友人たちもキチンと作っている。一方で、軍人としての任務も忘れておらずいくつものトラブルを未然に防ぎ、防諜任務も見事にこなして国家の将来を担う子供達の安全を守ってくれている。公私の切り替えもしっかりしていて暴走もせず痒い所に手が届く仕事っぷりで精神的に危ういどころか非常に高いバランスを誇っているのである。そりゃ、便利にも思いますよ。道具ではないと戒めようとも、彼女がとてつもなく使い勝手が良いことは事実ですし、彼女自身がそう心がけてもいるわけですから。
しかし、ラゼは軍人であるけれど今は生徒でもある。理事長や先生方からすると悩みどころでもあるんでしょうね。大人と変わらない頼もしさだけれど、事実として彼女はまだ子供。本来なら大人たちが庇護する側の一人なのですから。少なくとも、ラゼをこの学校に通わせることを命じた大人たちは彼女に真っ当な子供であって欲しいと願ってそうしたわけですしねえ。
なまじ、ラゼはちゃんと子供として生徒としても振る舞えているから、いざというとき先生たちはラゼをどちらで扱うか、迷ってしまうんじゃないだろうか。まあ宰相閣下や王弟陛下はそのへん本当にいざとなったら迷わないだろう傑物なんだろうけれど。それに、ラゼ自身がそのへんの切り替え一番ちゃんとしてそうでもあるんですよね。
長期休暇で本当に休むわけなく、原隊復帰……元いた部隊に戻って一時的ではあるけれど隊長として復帰した際の、ラゼの切り替わりっぷりはまた見事でありました。スイッチが入る、みたいな明確な変化じゃなくて、自然にスッと少女としての柔さが抜けて軍人としてのキリッとした背筋から指先まで芯の入った振る舞いになってるんですよね。自分よりも年上の兵士たち、それも歴戦の魔獣殺したちを率いる隊長としての凛々しい姿に戻るのである。これがまた格好良いんだ。宰相閣下に毒物混入事件の詳細と調査、対処対策について報告するラゼはまさに出来る仕事人という感じで、軍服姿の彼女はもう眼福でありました。
結局、どうしたってラゼはもう大人として生きている、とも言えるんですよね。そんな彼女と比べると学園の子供達は優秀なんだけれどその優秀さを糧として実際の社会で生きた経験をまだ持っていない。アディスくんもその生まれから非常に過酷な人生を送ってきたといえるんだけれど、その過酷な人生は誰かに常に守られ続けた人生であって、自分の力で生き抜いてこれたわけじゃない。だからこそ、彼は強さを求めているんだろうけれどいまだ育っている最中、手に入れようとしている強さをどう振るうべきなのか、どう使えば良いのか、本当にわかっているとは言えないのだろう。それを知るのはやはり学生という身分を卒業してからに事になるのだろう。
その立ち位置の差が、アディスをしてラゼの正体を知らないまま彼女への……なんていうんだろう、劣等感敗北感、とはまた違う、相手を絶対上位と認めた上で負けたくないという意識を抱いているように見える。それはライバル意識なのか、それとも彼女を無意識に目標に見立てているのか。
若干空回りしている、というかまだまだラゼにライバル的存在として眼中にない状態なのが可哀想というか、かわいいというか。ラゼからすると学生相手に対抗意識を燃やすのは無いわーって話だろうし、彼女がそういう対象として見るのは正規の騎士からでしょうし。いずれにしても、学生であるうちはなかなか難しいだろうなあ、頑張れ男の子。いや、壁ドンはなかなか良かったぞw ああいう状況になると、色々差っ引いてただの男と女になってしまいますからね。まあ口説くためにやったわけじゃないし、ラゼの好感度があがるシチュエーションでもなかったわけですけれど。
印象は残りますからねえw
どうにも謀略を仕掛けてきている相手側にも転生者がいるような状況が垣間見え、他の生徒たちが気づかない陰で暗闘が繰り広げられる。結構苛烈な攻撃をラゼは防いではいるけれど予想以上に怪我を負うことが多くて、心配ですよね。戦場でも結構負傷前提で戦ってるスタイルみたいだけれど、それでいつまでバレずにやれるのか。いずれバレるにしても友人たちをあまり心配させないでほしいなあ。


転生したらスライムだった件 19 ★★★★   



【転生したらスライムだった件 19】  伏瀬/みっつばー GCノベルズ

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勇者、胎動――

ミカエルの野望を阻止するため、
各所で激闘を繰り広げるリムルたちだったが、
フェルドウェイの策略により魔王レオンを奪われてしまう。
ミカエルの次の狙いは、宿主であったルドラの魂を持つ転移者の勇者マサユキ。
迎え撃つは、その場に居合わせた聖騎士ヒナタと原初のブラン、そして灼熱竜のヴェルグリンド。
そしてミカエルも自ら動き出し、状況はさらに混迷を深めていく……。
久々のヒナタ登場。面白いことに、リムルってヒナタ相手だけ妙に助平根性丸出しにするんですよね。助平根性とまで言ってしまうのは可哀想か。でも、スライムになって中性となり前世の男としての欲望なんかかなり削られてしまって、まあキャバクラで女の人達に囲まれてウハウハしてるくらいのアレはあるんだけれど、特定の個人に対しては殆どそういった男性的な側面を見せなくなっているのに、ヒナタに関してだけは妙に男っ気出すんですよね。
わりと真面目にリムルってヒナタのこと好きなんだろうか。シオンとシュナ相手だと大切にはしているんだけれど、ヒナタ相手みたいな態度は見せないんですよね。ヒナタも最近はけっこう満更じゃない様子も見せているのだけれど、生憎と仲が進展するようなゆっくりと話をするような余裕もないのが残念です。今回も、ミカエル陣営との戦いで折角のチャンスが不意になっちゃいましたからねえ。
しかしそれでも、ヒナタとあとクロエの二人は魔国の外の人間では段違いにヒロイン度高いですなあ。
とか思ってたら、ヒナタさんがマサユキのラッキースケベの餌食に。リムル居なくてよかったんじゃないだろうか。リムル居たらこれ結構マジにご立腹しそう。

これまで魔王に覚醒して以降、おおよそ危なげなく勝ってきたリムルだけれど、このミカエル陣営との戦いではついに今のリムルでは太刀打ち出来ない相手がミカエルとフェルドウェイと二人も登場して緊迫感が募ることに。
フェルドウェイってそんなに強かったんだ。相手がどんなスキルを持っていようと即座に解析してくれるシエルさんがいつも付いていてくれたので、リムルの戦いには危なげというものが殆どなかったのだけれど、フェルドウェイ戦ではそのシエルさんがすぐに答えを出せなくて一体フェルドウェイが何をシているのか分からなかったんですよね。相手の強さの要因が未知、というのはなるほど怖い。それだけ、シエルさんが今までどれだけ頼りになっていたか、という証左でもあるのでしょうけれど。
リムルの強さというのはイコール、シエルさん、とも言えるんですよね。これは誰よりもリムルが自認している所だとも思うのだけれど。それこそ大賢者の時代からずっと一緒に一心同体でやってきたわけですからねえ。シエルさんがどうにもならないなら、リムルだってどうにもならない、と。

でも、そういう絶体絶命のピンチ、リムルの力が及ばなかった、届かなかった、ステージが違った、という立ち位置だからこそ映える展開もあるわけで。
ミカエル戦ではまさにそれが見られたんですよね。クロエに助けて貰いつつも完全にミカエルに圧倒されていたリムルが、シエルさんの解析によっていつの間にか、それこそスライムみたいに音もなくぬるっと、ミカエルが気が付かないうちに相手の立っているステージにまで這い上がっていた。ずっと格下と見積もっていたリムルが、気がつけばあっという間に自分と同等のステージに立っていたと気づいたときのミカエルの愕然とした姿は、なかなかのカタルシスでありました。
さすシエルさん、である。
そう、それこそスキル「大賢者」のときからリムルと二人三脚でやってきたんですよ。スキル単体のミカエルに負けるわけにはいかないじゃないですか。
当然ラスボスだと思っていたミカエルがこの段階で脱落するとは思っていなかったので流石に予想外ではあったのですけれど、リムルとシエルさんのコンビ相手にミカエル一体という組み合わせなら、それこそ勝って然るべきだったのかもしれません。
でもそうするとラスボスは誰になるんだろう、順当に行くとフェルドウェイなんだけれどそれはそれで順当すぎる気もするし。

リムルがミカエルと戦う一方で、フェルドウェイたちに狙われたマサユキがこちらはこちらで輝く輝く。と言っても、これ見せ場は全部ルドラが持っていきましたよね。ルドラに関しては転生による摩耗とミカエルに喰われてしまった状態しか今まで見せていなかったので、勇者ルドラの真のかっこよさを見せてやるぜ、とばかりの見せ場でしたからねえ。これマサユキくん、ヴェルグリンドはこのルドラに惚れているのだからハードル高いよなあ。ただ、自己評価は高くないと言うか客観的なんだけれど、かといって劣等感抱いたりしないあたりがマサユキのいいところなんでしょうね。相当にご都合主義のスキルの所有者にも関わらず、それに振り回されず、効果を発揮しない状態でも身体張れるんだから、十分格好良いです。

しかし、カガリとティアが生き残っていたのはびっくりした。ユウキとラプラス、頑張ったのかー。



ナイツ&マジック 11 ★★★★   



【ナイツ&マジック 11】 天酒之瓢/黒銀 ヒーロー文庫

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空飛ぶ大地の覇者を決める戦いは、ハルピュイアたちの王である『竜の王』と西方最強の飛空船(レビテートシップ)『飛竜戦艦』(リンドヴルム)が互いに致命傷を与えあう痛み分けに終わった。
戦いの余波が漂う空飛ぶ大地に強欲なる商人が暗躍する。その魔の手が大地の中心へと伸びた時、
破滅の光が柱となって天へと伸びた。空飛ぶ大地を襲う未曽有の激震。西方人であれハルピュイアであれ、大地の支えなくして生きることはできない。あらゆる勢力が否応なく光の柱をめぐる流れの中に巻き込まれてゆく。
その頃、修復を条件に飛竜戦艦を乗っ取ったエルネスティはご機嫌で飛竜をぶん回しついでに事態の調査へと向かっていた。そうして光の柱へと接近したエルたちは知ることになる。噴き出したエーテルだと思われていたその正体を。
傷を癒すべく安息の地を求める魔王軍はとあるハルピュイアの巣に目を付けていた。
いかなる運命のいたずらか、魔王は捨て去ったはずの過去の因縁と再開する。大団長の後を追う銀の鳳と魔王が出会うとき、空飛ぶ大地を襲う恐るべき脅威が明らかとなり。それは西方諸国(オクシデンツ)の全てを巻き込む、終焉の始まりを告げる鐘となった。天が姿を変え、起こりえない嵐が西方世界を飲み込んでゆく。絶望が全てを覆い尽くすかに思えた――しかし。
如何なる困難窮地にあろうとも、そこにはエルネスティ・エチェバルリアがいる。人の身では抗い得ない絶望を蹴り飛ばし、猛り狂う暴風にすら怯むことなく、大団長の笑い声が木霊する。
世界の破滅を前にして怯える者たちは目撃することになるだろう、人類史上最強最大の力を結集した決戦騎の姿を。
彼らに向かって銀鳳騎士団大団長は力強く宣言する。
「それでは、僕たち皆で世界を救ってしまいましょうか!!」
世界の命運を背負い、決戦騎が真の空へと挑む――!
表紙でもうこれは酷い!というのが伝わってくる酷い表紙になってるんですがw
ってか、なんで顔芸やってるんですかオベロンさま!? よりにもよって表紙で変顔を晒すことになってしまったオベロンさまの不憫さよ。そしてエルくんの楽しそうなこと。
シリーズ通しても飛竜戦艦の設計者であるオラシオ・コジャーソ卿とボキューズ大森海で激戦を繰り広げた「魔王」の登場者である小王オベロン。この二人はエルくんのシリーズ通しての仇敵でありライバルとなる存在だと思っていたし、多分それは間違っていないのだけれど……ああ、仇敵というフレーズは向こうからはそう見られていても、エルくんからすると仇敵とか天敵とかいう眼中にはオベロンですらそうではないのか。
オラシオも飛空船普及の立役者であり、はじめてエルくんの技術に追いついてきた技術者として一目置いているし、メカ至上主義者としては思う所あったのかもしれないけれど、エルくんの感性ではそこから敵愾心には繋がらないんだなあ。
それはそれとして、エーテルの海のさらに上、宇宙を目指すオラシオの夢と野望を聞いて、ロボットで先乗りしてやろう、とか考えているあたり敵対はするつもりなくても、十分敵愾心煽る意地悪ですよね。ロボ至上主義者すぎる。

ともあれ、浮遊する大地が墜落をはじめ、エーテルから産まれた魔法生物が暴れ狂うという、果ては大戦乱の果ての滅亡の危機を迎えた世界のために、ここに集った勢力がエルくんの号令のもとに一致団結することに。それこそ、ハルピュリアの過激派をまとめた小王オベロンをも巻き込んで。
ここに、エルネスティ、オラシオ、小王の最悪の協力体制が生まれることになったのである。いや、最悪だーとのたうち回っているのは小王さまとオラシオばかりで、エルくんはいつも通り世界の危機にもかつての敵との協力にも楽しそう、どころか率先していて、相変わらず引きずり回しているのですが。
本当に楽しそうだな、この人。ライトノベル界隈見渡してもエルくんに比肩するレベルのエンジョイ勢ってちょっと思いつかないですよ。エンジェイ勢って一定数は存在すると思うんだけれど、その殆どが常識的な範疇に落ち着いてますからね。ここまで盛大にやらかしつつ、やりっぱなしじゃなくて政治的な根回しで自分のやりたい放題にちゃんとした説得力を付加した上でやりたい放題する人もまずいないでしょうし。おかげで相手がどれだけ偉い人でもむしろ偉くて責任を持っているからこそ、エルくんのやりようを止められなくなるんですよね。
オベロンはあれで群れの長としての責任感は王として立派以上に持ち合わせている人だからこそ、ハルピュリアの将来を考えて協力せざるを得なくなったんだよなあ。あの人、本気でエルくんの事嫌いなのに。
一致団結、というにはギスギスしすぎている関係のはずなんだけれど、エルくんはそもそもそういうギスギスは眼中になく、問答無用で引っ張り回すので小王もオラシオもパーヴェルツィーク王国のグスタフ将軍もギャーギャーと文句を叫びながら、足を引っ張り合うなんて余裕はなく、問答無用でエルくんの言うとおりにあれこれやるはめに。これだけ仲悪い集団なのに、これだけスムーズに事が運んでいくって本来ならおかしいことこの上ないはずなんだけれど、エルくんの牽引力がほんととんでもなさすぎるw
こうなるともう開き直って一緒に楽しくなるのが正解で、嫁のアディを含めてやっとこ合流した銀鳳騎士団の面々はまさにこれで、エドガーもディートリヒも完全にこっちなんだよなあ。いやエドガーは染まってると言ってしまうと悪い気がするけれど、完全に慣れきっちゃってるし、ディーたちはエルくんの同類になっちゃってるし、こいつらはほんとにもう。
パーヴェルツィーク王国のフリーデクント王女は常識的な人なので、もうついていけなくて置いてけぼりになってたじゃないですか。グスタフみたいに頭沸騰させるほど感情的になれず、聡明であるが故にエルくんの主張の正しさを認めざるを得ず、受け入れるんだけれど彼のむちゃくちゃ具合を受け止めきれずに、ほぼキャパオーバーのままで、今回はお疲れさまでした。
エルくんの国の王族みたいに、一緒にはしゃいで楽しくなれる種族なら良かったのにね。いや、エルムス王子や先王陛下と違って今の国王陛下は、お疲れ様勢なんですが。

というわけで、これ主人公連合じゃなくて逆にラスボス連合だろう、というエルくん、オベロン、オラシオらの協力で作り上げた決戦騎。いや、よくまあこんな頭の悪いものを実際に作り上げちゃうこの頭の悪さ!! 
ほんとにもう、よくまあこんなの作っちゃいましたよね。レギュラー機にならなくてよかったと言うべきか、こんなのレギュラー機にしてもいったい何と戦おうというのだ、という事になってしまいますしねえ。
そして一緒になって汗を流して喧々諤々角突き合わせて議論して、とやっていたら例え仇敵同士でも心がつながって同志になっていく……なんてことはこの三人には結局なくて、でもオベロンは嫌いだ嫌いだと叫びながらも憎いとは言わなかったんですよね。和解も同心もしないけれど、いつか絶対に殺すという怒りは消えないけれど、それでも決着をつけることなく、エルピュリアを救うことになったエルくんの偉業に王として感謝して、浮遊大地からの追放という形で、不倶戴天の関係に決着をつけるというオベロン閣下の決断は、和睦というくらいには落ち着くことになったんだろうか。
にしても最後まで、自分はアナタのこと嫌いじゃないのにー、と言っちゃうエルくんってばほんとに煽り体質である。




2021年11月読了ライトノベル系書籍からのお勧め  

読んだ本の数:33冊 うち漫画:7冊


元々べらぼうにおもしろかった【転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件】だけれど、巻が進むにつれてさらにドライブ感が出てきて、ちょっと凄いことになってきた。今一番注目のラブコメかもしれません。
そして、特に猫好きという訳でもない自分ですらメロメロにしてくれた【ここでは猫の言葉で話せ】。ありのままの猫の姿と、そんな猫に人生を揺さぶられる事になる少女達の日常譚が感動モノでありました。
今月は、新作もベテラン強しという感じで、【霊能探偵・藤咲藤花は人の惨劇を嗤わない】と【僕らのセカイはフィクションで】など、流石の手練手管だなあ、と堪能させていただきました。


★★★★★(五ツ星) 2冊

転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件 3】  雲雀湯/シソ 角川スニーカー文庫(2021/10/29)
ここでは猫の言葉で話せ】  昏式 龍也/塩かずのこ ガガガ文庫(2021/11/18)

【転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件 3】  雲雀湯/シソ 角川スニーカー文庫

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今一番甘酸っぱいと言ってもいいんじゃないかしら、このラブコメ。幼馴染に恋をするその過程と関係の変化が丁寧に描かれていく、誰よりも大切な人、の大切さの意味が変わっていく。その甘酸っぱい変化を堪能して欲しい。



【ここでは猫の言葉で話せ】  昏式 龍也/塩かずのこ ガガガ文庫


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猫とはすなわち人生である。
猫に癒やされるのも、猫に救われるのも、猫を愛するのも愛されるのも、人の勝手な思い込みだ。勝手に猫に投影しているだけだ。
猫は、ただただ猫である。
だからこそ、人は猫に救われる。猫こそが人を浮き彫りにする。猫を通して人を感じる。
人だからこそ、猫を感じられる。そうして彼女は人たる自分を取り戻す。これはハードボイルドな救いのない世界から、一人の殺人マシーンが猫を通じて人の愛を感じ、ただの少女に戻っていく物語である。


★★★★☆彡(四ツ星Dash) 0冊



★★★★(四ツ星) 8冊

僕らのセカイはフィクションで】 夏海 公司/Enji 電撃文庫(2021/11/10)
ドラキュラやきん! 4】  和ヶ原 聡司/ 有坂 あこ 電撃文庫(2021/11/10)
我が驍勇にふるえよ天地 11 ~アレクシス帝国興隆記】  あわむら赤光/ニリツ GA文庫(2021/11/12)
メイデーア転生物語 5.扉の向こうの魔法使い(下)】  友麻碧/雨壱 絵穹 富士見L文庫(2021/11/15)
霊能探偵・藤咲藤花は人の惨劇を嗤わない】  綾里 けいし/生川 ガガガ文庫(2021/11/18)
ただ制服を着てるだけ 2】  神田暁一郎/40原 GA文庫(2021/11/12)
オーク英雄物語 3 忖度列伝】  理不尽な孫の手/朝凪 富士見ファンタジア文庫(2021/11/20)
Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 05】  之 貫紀/ttl エンターブレイン(2021/11/26)

【僕らのセカイはフィクションで】 夏海 公司/Enji 電撃文庫

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【ドラキュラやきん! 4】  和ヶ原 聡司/ 有坂 あこ 電撃文庫

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【我が驍勇にふるえよ天地 11 ~アレクシス帝国興隆記】  あわむら赤光/ニリツ GA文庫

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【メイデーア転生物語 5.扉の向こうの魔法使い(下)】  友麻碧/雨壱 絵穹 富士見L文庫

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【霊能探偵・藤咲藤花は人の惨劇を嗤わない】  綾里 けいし/生川 ガガガ文庫

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【ただ制服を着てるだけ 2】  神田暁一郎/40原 GA文庫

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【オーク英雄物語 3 忖度列伝】  理不尽な孫の手/朝凪 富士見ファンタジア文庫

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【Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 05】  之 貫紀/ttl エンターブレイン

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以下に、読書メーター読録と一言感想

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佐々木とピーちゃん 異世界でスローライフを楽しもうとしたら、現代で異能バトルに巻き込まれた件 ~魔法少女がアップを始めたようです~ ★★★☆   



【佐々木とピーちゃん 異世界でスローライフを楽しもうとしたら、現代で異能バトルに巻き込まれた件 ~魔法少女がアップを始めたようです~】  ぶんころり/カントク KADOKAWA

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ペットショップで購入した可愛い文鳥は異世界から転生してきた賢者様だった

ペットショップで購入した可愛らしい文鳥は、異世界から転生した高名な賢者様だった。
世界を超える機会と強力な魔法の力を与えられ、佐々木は異世界へと現代の物品を持ち込み商売を開始する。
世界間を行き来しつつ――お金を稼ぎ、魔法の訓練をして、美味しい物を食べる――悠々自適なスローライフを目指すが、ある日の会社からの帰り道で異能力者と遭遇してしまう。
賢者印の魔法で異能バトルを切り抜けるも、実力を見込まれて内閣府超常現象対策局にスカウトされ、晴れて国家公務員に転職が決まり……?
異世界ファンタジー×異能バトル×年の差ラブコメ(?)。
さらには魔法少女、ご近所JC、同僚JK、貴族、ロリババア、王子etc...
属性ジャンル全部乗せでお贈りする、異世界と現代日本行ったり来たり物語。
MF文庫Jが放つ新文芸として、遂に登場!
この作者さんの作品は以前に【西野】を読んだのですけれど、これがどうも合わなかったものでこの【佐々木とピーちゃん】も話題にはなっていたのですが自然と手を出さずにいたのでした。ですが先日【このライトノベルがすごい!】の単行本部門で取り上げられたのをきっかけに、一度読んでみようかと思い手にとったのですが、これがうん、大丈夫だった。面白かった。
一番の要因はやはり佐々木さんでしょう。彼の温厚篤実な人柄は非常に好感が持てるもので、取っつきやすかったです。穏やかで自己主張は激しくなく積極的にガツガツいく性格ではないのですが、決して内向的とか引っ込み思案とか内向きの性格はしていなくて、行動スべき時はわりとフットワーク軽いですし、相手が誰でも言葉は尽くします。決して多弁ではなくむしろ静かな人という印象のわりに喋らないといけない時は雄弁に淀みなく言葉が出てくるのは営業職長かったおかげなのでしょうか。それでいて、この人けっこう聞き上手でもあるんですよね。上からものを語らないし、じっくり人の話を聞いて意見もそっと添えてくれる。
自己評価は高くないけれど、彼を慕う人は多かったんじゃないだろうか。同じ会社の後輩くん、独立しようとしていて佐々木さんを一緒に来てくれませんか、と誘っていたけれどあれってかなり本気だったんじゃないだろうか。
いや、マジであの異能課の上司とのタフなネゴを見ているとそれまでの仕事でも無能とか昼行灯ではなかったと思うんだがなあ。上昇志向や野心がなくガツガツ仕事するタイプじゃなかったから、窓際に追いやられていただけで実際は仕事だいぶ出来てたんじゃないだろうか。あまり実力が出世に反映しないブラック会社だったとか。
実際に、超常現象対策局では人員が大幅にいなくなっちゃったという要因はあったとはいえ、佐々木さんは異能力……というか魔法だけど、その魔法の能力の高さではなくて(そっちは極力力を見せないように隠しているわけで)人品の方を見てと思しき出世を果たしていますし、異世界の方では並々ならぬ有能さを示している商会のマルク副店長と対等に渡り合いビジネスパートナーとなっていったわけですし。あれも、単に珍しいものを輸入してくるってだけじゃあの副店長、そうそう胸襟をひらくたまじゃなかったですよ。
ピーちゃんという賢者がバックにいて、いつも判断を助けてくれるとはいえ、人の話をちゃんと聞き、咀嚼して自分で判断し続けていたのは佐々木さんだったもんなあ。
そもそも、ぴーちゃんからしてあれ、簡単に聞き分けるタイプじゃないんですよね、多分。かなり難しい人だったんじゃないだろうか。優秀な人特有の。でも、佐々木さんとは衝突もなくうまくやれてるんですよね。佐々木さん、はいはいと言うことを聞いているだけじゃなくて、ダメなものはちゃんと理由をいい含めてこれは出来ません、と言うべきは言ってくれるのでうまいこと回るんだろうなあ。
かくして、ピーちゃんと出会った佐々木さんは異世界と日本を行き来するようになり、異世界で戦争に巻き込まれ、日本の方では異能バトルに巻き込まれ、と平凡なサラリーマンから一転、騒がしいではすまない動乱のごとき日々を過ごすことになるのですけれど、それでも佐々木さん、慌てるし驚くしどうしようと困りはするんだけれど、常に穏やかで感情的にはならず訥々と目の前で起こることに誠実に対処していくのである。ピーちゃんと落ち着いてゆっくり出来る生活をしたいなあ、と思いながら。
まあ、佐々木さん穏やかと言いつつ、あれどんな場面でもその落ち着きが崩れないというのは「おかしい」人間であるのかもしれませんねえ。平凡なサラリーマンだった人が、人の生死、それも結構見た目にはひどい有様となっている横で焦りビビリはしていてもパニックにもならず錯乱もせず根本的に落ち着き続けることが出来ているって、なかなか普通ではないですし、修羅場くぐったあともPTSDになるどころか、普通の生活を普通に穏やかにそれまでと変わらぬペースで続けていられる、というのはメンタルちょっとおかしいですよ、うん。
とはいえ、彼が温厚篤実で誠実で善良で、親しい人の無事を喜び、不幸を悲しみ、幸せを望むことが当たり前の人格者であることは間違いなく、見ていて癒やし系なおじさんであることは間違いないんですよねえ。
しかし、ピーちゃん絶対元は女の子だと思っていたのに、違うんかっ!
そして、これだけ異世界でも日本の方でもやばい修羅場をくぐりながら、佐々木さんの一番の死亡フラグに成りかねない危険要因は、ただのサラリーマンだった頃の最初から一番近くにあって、既に導火線に火が付いていた、というのは結構怖いぞ、ホラーだぞ!

海鳥東月の『でたらめ』な事情  



【海鳥東月の『でたらめ』な事情】  両生類 かえる/甘城 なつき MF文庫J

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史上最高の応募総数2332作、その頂点! 第17回MF文庫J新人賞最優秀賞作品登場!

「財布? 携帯? ぜんぜん違うよ。私が盗まれたのは――鉛筆さ」仲良しのクラスの女子・奈良芳乃から突如、謎の相談を受けた海鳥東月。だがそれは奇妙奇天烈な事象の始まりに過ぎなかった。海鳥の自宅に現れた謎のネコミミパーカー『でたらめちゃん』。彼女によって引き起こされるトイレの貸し借り、裏切り、脅迫、掴み合いからの一転攻勢、そして全力の命乞い……全てを終えた後、でたらめちゃんは海鳥に告げてくる。「海鳥さん。私と一緒に、嘘を殺してくれませんか?」海鳥は訳も分からぬまま『嘘殺し』に協力することになり!? 
第17回MF文庫Jライトノベル新人賞〈最優秀賞〉作は奇妙奇天烈! だけど青春ストーリー?
それは、絶対に嘘を吐けない海鳥東月と嘘しか吐けないと主張する『でたらめちゃん』によるドタバタ劇。うん、ドタバタ劇としか言いようがないよね、これ。ドタバタというかバタバタというか。非常に忙しない息継ぎしようよと言いたくなるような、息もつかせぬどんでん返しの連続でありました……連続すぎて、つまるところどんでん返し、ちゃぶ台返ししかないお話だった、とも言えるのかもしれませんが。
だいたい、物語におけるどんでん返し、或いはそれまでの前提をひっくり返すちゃぶ台返しが行われるのは、ここぞという時なんですよね。まさに一撃必殺。もちろん、中には一撃必殺を幾度も繰り出すような「ここぞ」という展開、山場、盛り上がりどころを一冊の中に幾度も用意できるツワモノたる作家さんもいるのですけれど。
本作においては、一歩話が進むごとにこのどんでん返しが起こるんですよね。この物語の主人公である海鳥東月のそれまでの様子とは一転する本性が暴かれ、そうかと思えば「でたらめちゃん」の登場によって彼女の秘められた性癖が全然秘められなかった事が暴かれ、と話が一歩進むごとに「な、なんだってー!?」と言わんばかりの暴露が繰り広げられていくのである。前提となる設定がひっくり返され、それまで描かれていたキャラクター像がひっくり返され、さらにそこからもう一回ひっくり返され、とどんどんひっくり返されていくのである。
伏線とかあったかな? なかったよね。いきなりそれまで何の前触れもなかったのに唐突な展開、唐突な出現、唐突な性癖バラシ。バタバタと忙しいことこの上ない。
まあここまで連続で繰り返されると、そういう芸風なんですね、と言いたくなってくるものなのですが。そもそも、話の内容いかんより、この勢い任せの唐突な急展開の連続そのものが主体、メインという風に見えてきて、どういう話だったのかがいまいち頭の中に入ってこないところがありました。
一時期流行った、大声でまくしたてながらドンドン掛け合いそのものを加速させていく漫才みたいな感じで。あれ、漫才の内容云々よりも勢いで笑わそうとしてるみたいな感じだったんですよね。
本作はなにやら途中から異能バトルみたいなことになっていくのですが、肝心の嘘憑きに関する情報が出揃わないまま、なんか勢いで敵キャラがどんどん登場してきて勢いのまま退場していったので、なにやらよくわからないまま通り過ぎていってしまいました。これ、設定どうなってるんだろう。
でたらめちゃんも色々とぶれ過ぎでどういうキャラなのかよくわからなかったんですよね。そもそも、最初この娘、自分は嘘しか吐けない、吐けません! とか自信満々に主張していたのですけれど、以降まったく嘘つかないんですよね。嘘しか吐けないという設定忘れたんじゃないか、というくらい普通の発言しかしないんですよ。途中まで真剣にこの娘のセリフが全部嘘だとするとどういう事になるのだろう、と考え込んでいたのですが、ほんと言葉づらの意味しかなかったんですよね。全然嘘つかないじゃん! 普通にホントのことばかり喋ってるじゃん!
奈良芳乃という娘の思想も、いやもうちょっと奥深いなにかがあるのかと思ったら、特に深く何も考えてないみたいで、いいのかそれ。それに話の展開上、海鳥ちゃんの顔変わっちゃってるのだけれど、以降特に触れられてないの、あれどうなったんだろう。顔変わったまま? 奈良顔のまま? 元に戻った描写あったっけ。絵面的にはメインキャラの殆どが同じ顔というなかなかシュールな事になっていると思うんだが。漫画になったらコピペで済ませられるからちょっと楽になるんだろうか。
舞台的にも殆ど海鳥の部屋で次々と畳み掛けるように事が起こっていくというコントみたいな事になってましたね。さいごちょろっと外に出ましたけれど。それも忙しなさを感じさせる要素だったかしら。
まあ何にせよ、自分にとってはあまりにも乱雑にバタバタしすぎていて、あんまり頭に内容が入ってこない作品でありました。この勢い、息継ぎしてなさそうな畳み掛けの連続は大したものだと思いますけれど。





第41回ジャパンカップ 回顧   


無敗での三冠達成後、昨年のジャパンカップでアーモンドアイに初めて敗北を喫してから一年。
この一年はコントレイルにとって苦杯をなめつづけた一年でありました。
といっても大阪杯で3着、天皇賞秋は2着と馬券圏内を外していた大負けをしたわけじゃないんですけどね。それでも三冠レース以降勝てなかったこと、下の世代であるエフフォーリアに負けてしまったこと。何より、今年に入って僅か2戦しか走れなかったこと。これらが要因となって、コントレイルが獲った三冠の格についても疑問符を浮かべる空気が漂っていたのも事実です。
これには、クラシックで競い合った同世代のライバルたちが、その後ろくに勝てていないというのも大きいのでしょうけれど。
個人的にコントレイルへの失望感を煽ってしまっていたのは勝ち負けよりも、レースにほとんど出走してこなかった事の方が大きいように思っています。そして止めに4歳での引退という最近では怪我以外では殆ど見たことのない早々の現役からの撤退。
コントレイルにとっては、ここは絶対に負けられない戦い、であったのは間違いないことだと思います。
ライバルは今年のダービー馬シャフリヤール。令和3年を席巻し続けた現3歳世代にてダービー馬として頂点に立った馬であります。最後の相手にとって不足なし。
他にも衰えたとはいえ、ワグネリアン、マカヒキという過去のダービー馬も参戦し、都合4世代のダービー馬が相まみえる、というレースになりました。
外国からも久々に3頭もの参戦がかない、フランスのサンクルー大賞(G1)を今年勝ちBCターフでも2着に入ったブルーム、日本という名前を背負った外国馬ジャパン、デムーロ弟を背にジャンロマネ賞(G1)を勝ったグランドグローリーというG1勝ち馬が揃って出走。
惜しむらくはカレンブーケドールが天皇賞秋の際に負った怪我がもとで出走を回避したことでしょう。残念ながら、思いの外怪我は深刻であったようで彼女はそのまま現役を引退。繁殖に回ることになりました。重賞未勝利ながら、オークス・秋華賞・ジャパンカップと同じ年にG1連続2着に入り、その後も重賞で2着。牝馬ながら天皇賞春で3着などG1戦線で最後の怪我した天皇賞秋を除いて掲示板を外すことのなかったカレンブーケドール。
いつかはG1を、と望まれながらついに重賞も勝つこと無くリステッド競争のスイートピーSを主な勝ち鞍として引退することになってしまいました。でもG1戦線を賑わせ続けた彼女の人気は凄かったですし、実力は決して引けを取るものではありませんでした。ほんと、なんとか一つG1を獲っていって欲しかった。最強の重賞未勝利馬でした。

さてレースの方は、出遅れながらも一気に加速して再びあの大逃げを打って見せたキセキによってレースは引っ張られることになります。
好位置につけたコントレイルは直線に入り、満を持してゴーサインでの一気の加速。前を行くシャフリヤールを競る間もなく蹴り落とし、追いすがるアルゼンチン共和国杯を連覇したルメールが乗るオーソリティを突き放し、堂々の王者の走りで2馬身きっちり差をつけての完勝。
万感の思いに涙する福永ジョッキーを背に、有終の美を飾ったのでありました。
まあ、文句なしの勝ち方でありました。だからこそ、もう一年彼の走る姿を見たかった。せめて、もう半年くらいは頑張ってほしかったなあ。



2021年12月上半期 新刊ライトノベル注目作品ピックアップ  



もう発売前じゃない作品もありますけれど、遅ればせながら師走の前半に発売の作品からピックアップです。
しかしここにはあげてませんけれど、新刊のラインナップ見ているとラブコメはラブコメでも背徳系とでも言えるタイプの作品が徐々に散見されだしたなあ。


【時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 3】 燦々SUN(角川スニーカー文庫)

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アーリャさんとお家デート!?ロシアンJKとの青春ラブコメ、第3弾!

討論会で勝利したことで一躍、クラスメート達からの称賛を浴びるアーリャ&政近ペア。
沙也加の思いを背負い、二人は会長選に向け決意を新たにする!
まずは目の前の期末試験に向け勉強に励む政近であったが、消し去れぬ周防家との因縁が思わぬ形で現れ、政近は体調を崩してしまって――
「有希さんに頼まれたの。あなたを看病してあげて欲しいって」「……」【嘘だけど】(うぐふっ!)
心配でいてもたってもいられなくなったアーリャさんが政近の自宅に押しかけてきて!?
不器用で献身的な"孤高のお姫様"の介抱はニヤニヤ必至!
大人気ロシアンJKとの青春ラブコメディ第3弾。
【このライトノベルがすごい!】のランキングで9位にあがった今ノリのノッてるラブコメ作品の一作。だいたいシリーズ続き出したラブコメって1,2巻でキャラが出揃い舞台背景も明らかになってきて三巻くらいから大きく動き出す、つまりさらにブーストが掛かる、物語としてもよりドライブがかかってくるのがこのくらいからなんですよね。今後を占うためにも注目の第3巻であります。


【軍人少女、皇立魔法学園に潜入することになりました。 2 〜乙女ゲーム? そんなの聞いてませんけど?〜】 冬瀬(一迅社ノベルス)

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エリート軍人ラゼがセントリオール皇立魔法学園に潜入してから4ヵ月。全生徒の能力を披露するトーナメント戦『バトルフェスタ』の開催が近づく中、乙女ゲームのメインキャラである1年生は害獣を観察する特別授業を受けていた。
この友人カーナの破滅イベントを回避するために、ラゼは暴走する彼女のフォローや、暴れ出す予定の害獣を密かに無力化してきた。対策は完璧だった! でも、より危険な魔物が現れて、攻略対象のアディス目掛けて襲いかかる!
しかも、シナリオの強制力に苦戦するラゼのもとに、帝国から刺客が送られて――!?

前世知識と軍人としての技能をフル活用しても、このミッションは難しすぎませんか?
軍人ラゼの異世界転生ラブコメティ第二弾♪
一巻が思いの外面白くて続きを楽しみにしていたら、思っていたよりも早く出てくれました。エリート軍人、それも諜報関係にも強いおかげで周りに違和感を抱かせずに見事に生徒として潜入したラゼ。でも、周囲の大人たちはまだ子供の彼女を年相応の学生として普通の生活を送らせてあげたい、という好意から任務という体裁を整えて送り込んだんですよね。でも真面目なラゼは気を抜かずに任務を忘れず、大人たちの期待通りにただの女の子として友達を作り、学生生活を楽しみだす。軍人の少女が普通の生活に戸惑う、なんてギャップがないのがむしろラゼの優秀さを感じさせてくれるのですが、そんな彼女が素直に楽しそうに過ごしているのを見るのが微笑ましく、一方でいざという時特務隊の隊長という肩書に偽り無い頼もしさを見せてくれる痛快さが合わさった、良作の続編。期待しております。


【虚ろなるレガリア 2.龍と蒼く深い海の間で】 三雲岳斗(電撃文庫)

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亡命政府の艦が帰還する。龍の巫女の祈りと謀略を乗せて――

武器商人ギャルリー・ベリトと龍を殺す契約を結んだヤヒロは、民間軍事会社ギルドが統治する街、横浜要塞を訪れる。そこでヤヒロを待ち受けていたのは“沼の龍の巫女”姫川丹奈と、三人目の“不死者”湊久樹だった。
そのころ彩葉の元には、欧州の大企業ギベアー社から企業コラボのオファーが届いていた。初めての企業案件に舞い上がる彩葉。だがギベアー社は日本人生存者による亡命政府“日本独立評議会”の支援者であり、彼らの目的は彩葉を日本再独立の象徴として担ぎ上げることだった。そして日本独立評議会の背後には、新たな龍の巫女と不死者の影が――!
廃墟の街で出会った少年と少女が紡ぐ、新たなる龍と龍殺しの物語、待望の第二巻!
日本人が絶滅し、滅びた日本の地で各国の暗闘と龍、そして不死者たちの戦いが繰り広げられる、という衝撃的な展開ではじまった【ストライク・ザ・ブラッド】の三雲岳斗先生の新シリーズ、その第二弾。
わりと日本人生き残ってるじゃない、と言いたくなるけれど、残ってるといってもこれ多分国として成り立つ人数じゃないんだろうなあ。せめて街一つ分くらいと言いたいけれど、村レベルだったらキツいなあ。


【ルーン帝国中興記〜平民の商人が皇帝になり、皇帝は将軍に、将軍は商人に入れ替わりて天下を回す〜】 あわむら赤光(GA文庫)

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それは、奇跡の一夜の物語。
商人、皇帝、将軍が一つの酒席で議論を交え、互いの立場を批難し、最後に声を揃えてこう言った。
――だったら、おまえが代わってみろ!
売り言葉に買い言葉で、立場を入れ替える三人。
帝室に伝わる秘伝の魔法を使い、その夢物語を現実のものとしたのだ。
そしてその夜をきっかけに、滅びかけの帝国で終わらない復活劇が始まった!
「じゃあ俺、今日から皇帝やりまーす! 」
商人セイは皇帝となり民が富む善政を敷き。
皇帝ユーリは帝室魔術を戦場に持ち込み。
将軍グレンはその剣で市井の平和を守る。
そう。彼らは今、ここでこそ輝けるのだ!
己の真価を発揮させ、適材適所に響き合う三英雄共鳴のシャッフル戦記、開幕!!
身分が違う二人が入れ替わって、という話は度々見るけれど、まさかの三人シャッフル、しかも戦記物である。先日、【我が驍勇にふるえよ天地】という魔法抜きの戦記シリーズを無事完結させたあわむら先生が新たに挑むファンタジー戦記。発想からして面白そう、でも将軍様って商人になると言いながらあらすじでは剣ぶん回す気満々に見えるんだけれどw ちゃんと商人として勝負するんだろうな、この将軍様w


Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 05 ★★★★   



【Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 05】  之 貫紀/ttl エンターブレイン

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ダンジョンの怪人・ファントム参上!!

記者会見にブートキャンプと、ますます注目を集めてしまった芳村と三好のDパワーズ。
遠ざかるスローライフに嘆く芳村、そんな彼を世間の目から遠ざけるため三好が提案したのは
怪人コスチュームに変装した探索者のお助けマン「ファントム」として活動をすることだった!

「始めてみたのはいいけれど……どうするんだよ、これ?!」

書き下ろしの追加エピソードも多数!!
理系チート探索者の攻略は止まらない!!
ちょっ、これ仮装にしても大惨事じゃないですか!? 見た目的にはオペラ座の怪人のファントムモチーフなんだろうけれど、絶体絶命のピンチに現れて相手の手元にビシっと何かを投げて獲物を取り落とさせながら颯爽と登場って、ほとんどタキシード仮面さま(セーラームーン)じゃないですか。
そしていざやるとなったら、わりとノリノリで台詞回しする芳村さん。いったいどんなキャラを志向してるんだろう。いやこれ一発キャラじゃなくて、今後もなんかあればこの格好して人前に出ないといけないんですぜ。キャラに凝れば凝るほど恥ずかしいのは自分である。
これを考案してやらせているのが、世界的にはワイズマンとして一世を風靡している三好ちゃんなのだから、世も末である。この娘がワイズマンと呼ばれる賢者なのは、まあ否定できないのですけれど賢いってなんだろうね、と色々と考えさせられる享楽っぷりである。毎日が楽しそうでいいですねえ。
それにしても、芳村も三好も二人共理系人間のくせに、感性任せに動きまくってますよねえ。ダンジョン探索ド素人の六条さんを本腰入れて育てる事にしたのも、なんかインスピレーションが働いたみたいな感じですし、今までも神相手に準備もなく勢いで戦ったり、突如出現した館に勢いで突撃したり……勢いで行動しすぎなんじゃないだろうか。立ち止まって熟慮熟考していたら、今みたいな事になっていなかったかもしれないですけれど、それにしても理屈じゃなく感性に従っている所が多々見受けられるのが面白いところでも在る。
これは三好ちゃんの方も似たようなもので、新たに召喚するニューアルスルズを好みだけで子犬形態にしてみたり、完全にピーキーなステータスのフリ方、ロマン系極振りにしてみたりと……これがワイズマンですよ、世間の皆様w
ただ、その勢いまがいですけれど、二人の方針がより具体的な探索者の育成、全体の底上げに向かったのは面白いことになりそう。六条さんみたいなド素人ですら、短期間で中堅以上の探索者でも難しい領域まで達する目論見が既に立っていたり、世界ランキングトップ層に対してもサイモンのチームに施しているブートキャンプで目に見えたステのアップが実現しているわけですしねえ。
今の所Dパワーズが有名なのはスキルオーブの扱いであって、各国の注目はそっち方面にまだ終始しているのだけれど、芳村と三好の二人を中心に巻き起こっているトレンドは既に次の段階に入っている感じで、直接関わりのあるサイモンや涼子さんたち、そして斎賀さんや鳴瀬さんあたり以外は周回遅れになりつつある気がする。
しかし、あのラーテルと吉田の二人はいっぺん痛い目見て欲しいなあ。二人共方向性は違うにしても、ダンジョンというものを見縊っているフシがありますし。はからずもこの両者から大迷惑を被るはめになったテンコー氏が色々と不憫である。吉田に対しては雇われている以上文句言い難い立場かもしれないけれど、あれだけ勝手されるとそろそろ契約違反で蹴っ飛ばしてもよさそうなものだけれど、テンコーさんも商売人だからなあ。でも、プロの傭兵相手に見事な動きを見せて、結構テンコーさん見直したというか、これでも名うての探索者というのは伊達じゃなかったのか。見縊ってました。

さて、この作品ではあんまり起きると予想していなかった、ダンジョンスタンピードの危機。いや、スタンピードというよりオーバーフローじゃないのこれは、むしろシステムの不備に見えるんだが。
いずれにしても、芳村も三好も今回の大事件にはがっつりと現場で働かざるを得なくなりそう。それとも再びファントムの出番なんだろうか。あれ、やればやるほど恥ずかしさが累積していくばかりの代物の気がするんだが大丈夫か?w





2021年 11月 漫画新刊カレンダー  

★マーク付は要注目作品
刊行物全部は網羅していません。気になるもの目に止まったもの優先で。



11月1日
 【悪役令嬢レベル99 〜私は裏ボスですが魔王ではありません〜 2】 のこみ/七夕さとり(B’s-LOG COMICS) Amazon Kindle B☆W


 【地球さんはレベルアップしました!@COMIC 1】 まいたけ/生咲日月(コロナ・コミックス) Amazon Kindle B☆W
 【引っ込み思案な神鳥獣使い―プラネット イントルーダー・オンライン―@COMIC 1】 藤屋いずこ/古波萩子(コロナ・コミックス) Amazon Kindle B☆W


 【きららファンタジア 3】 鴻巣覚(芳文社コミックス/FUZコミックス) Amazon Kindle B☆W


 【コミックライド 2021年11月号】 Kindle B☆W



11月4日
 【逃げ上手の若君 3】 松井優征(ジャンプコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【歯医者さん、あタってます! 4】 山崎将 (ジャンプコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【SAKAMOTO DAYS 4】 鈴木祐斗(ジャンプコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【Dr.STONE 23】 稲垣理一郎/Boichi(ジャンプコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【藤本タツキ短編集「22-26」】 藤本タツキ(ジャンプコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【AURORA NODE 1】 箱いっせ(ジャンプコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【神食の料理人 1】 鈴木小波(ジャンプコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【双星の陰陽師 26】 助野嘉昭(ジャンプコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王 3】 三条陸/芝田優作(ジャンプコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【鴨乃橋ロンの禁断推理 4】 天野明(ジャンプコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【からっぽのアイネ 1】 折山漠(ジャンプコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【ウィッチウォッチ 3】 篠原健太(ジャンプコミックス) Amazon Kindle B☆W
【SPY×FAMILY 8】 遠藤達哉(ジャンプコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【レッドフード 1】 川口勇貴(ジャンプコミックス) Amazon Kindle B☆W


 【ヤングエース 2021年12月号】  Amazon Kindle B☆W
 【ジャンプSQ. 2021年12月号】 Amazon Kindle B☆W



11月5日
 【エノク第二部隊のはらぺこ遠征ごはん 3】 武シノブ/江本マシメサ(PASH!コミックス) Amazon Kindle B☆W
 【くま クマ 熊 ベアー 7】 せるげい/くまなの(PASH!コミックス) Amazon Kindle B☆W


 【悪役令嬢は嫌われ貴族に恋をする 3】 伊吹有/葉山湊月(フロース コミック) Amazon Kindle B☆W
 【悪役令嬢が恐怖の覇王と政略結婚する罰は甘すぎませんか!? 1】 せきはら/柚原テイル(フロース コミック) Amazon Kindle B☆W


 【CLAMP PREMIUM COLLECTION ×××HOLiC 7】 CLAMP(KCデラックス) Amazon
 【CLAMP PREMIUM COLLECTION ×××HOLiC 8】 CLAMP(KCデラックス) Amazon
 【おとなりに銀河 3】 雨隠ギド(アフタヌーンKC) Amazon Kindle B☆W
 【サタノファニ 19】 山田恵庸(ヤンマガKCスペシャル) Amazon Kindle B☆W
 【ゲシュタルト 3】 陽藤凛吾(ヤンマガKCスペシャル) Amazon Kindle B☆W
 【つむじまがり×すぷりんぐ 4】 夢乃狸(ヤンマガKCスペシャル) Amazon Kindle B☆W
 【つむじまがり×すぷりんぐ 5】 夢乃狸(ヤンマガKCスペシャル) Amazon Kindle B☆W
 【何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!? 4】 藤本ケンシ/井出圭亮(ヤンマガKCスペシャル) Amazon Kindle B☆W
 【謎解きよりも大変だ 2】 遠藤準(ヤンマガKCスペシャル) Amazon Kindle B☆W


 【B's-LOG COMIC 2021 Nov. Vol.106】 Kindle B☆W



11月6日
 【16bitセンセーション 2 私とみんなが作った美少女ゲーム】 みつみ美里(アクアプラス)/甘露樹(アクアプラス)(角川書店単行本) Amazon Kindle B☆W


 【good!アフタヌーン 2021年12月号】 Amazon Kindle B☆W
 【ヤングキングアワーズ 2021年11月号】 Amazon Kindle B☆W



11月9日
 【今日から使える薬学的お世話 1】 最上工路(ドラゴンコミックスエイジ) Amazon Kindle B☆W
 【異世界でスキルを解体したらチートな嫁が増殖しました 概念交差のストラクチャー 8】 カタセミナミ/千月さかき(ドラゴンコミックスエイジ) Amazon Kindle B☆W
 【年上エリート女騎士が僕の前でだけ可愛い 1】 たかた/吉野宗助(角川コミックス・エース) Amazon Kindle B☆W
 【ユア・フォルマ 1】 如月芳規/菊石まれほ(角川コミックス・エース) Amazon Kindle B☆W
 【蜘蛛ですが、なにか? 11】 かかし朝浩/馬場翁(角川コミックス・エース) Amazon Kindle B☆W
 【蜘蛛ですが、なにか? 蜘蛛子四姉妹の日常 5】 馬場翁/グラタン鳥(角川コミックス・エース) Amazon Kindle B☆W
 【THIS IS IT! 制作進行東雲次郎 3】 百瀬祐一郎/犬威赤彦(角川コミックス・エース) Amazon Kindle B☆W


 【目黒さんは初めてじゃない 7】 9℃(KCデラックス) Amazon Kindle B☆W
【姫騎士は蛮族の嫁 2】 コトバノリアキ(KCデラックス) Amazon Kindle B☆W
 【転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます 5】 石沢庸介/謙虚なサークルほか(KCデラックス) Amazon Kindle B☆W
 【フェチップル 9】 るり原ズラチー(KCデラックス) Amazon Kindle B☆W
【ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話 8】 横田卓馬(シリウスKC) Amazon Kindle B☆W
 【蒼穹のファフナー 9】 松下朋未/XEBEC(シリウスKC) Amazon Kindle B☆W
 【無号のシュネルギア 5】 高田裕三(シリウスKC) Amazon Kindle B☆W
 【異世界マンチキン ーHP1のままで最強最速ダンジョン攻略ー 5】 志瑞祐/青桐良(シリウスKC) Amazon Kindle B☆W
 【時間停止勇者 7】 光永康則(シリウスKC) Amazon Kindle B☆W
 【Cocoon 2】 見延案山子/夏原エヰジ(シリウスKC) Amazon Kindle B☆W
 【六姫は神護衛に恋をする 〜最強の守護騎士、転生して魔法学園に行く〜5】 加古山寿/朱月十話(シリウスKC) Amazon Kindle B☆W
 【外れスキル《木の実マスター》 〜スキルの実(食べたら死ぬ)を無限に食べられるようになった件について〜1】 松琴エア/はにゅう(シリウスKC) Amazon Kindle B☆W
 【UQ HOLDER! 27】 赤松健(講談社コミックス) Amazon Kindle B☆W
 【花園さんちのふたごちゃん 6】 北島 音奈(講談社コミックス) Amazon Kindle B☆W


 【最後のレストラン 18】 藤栄道彦(バンチコミックス) Amazon Kindle B☆W


 【ドラゴンエイジ 2021年12月号】 Amazon Kindle B☆W
 【別冊少年マガジン 2021年12月号】 Amazon Kindle B☆W
 【まんがタイムきらら 2021年11月号】 Amazon Kindle B☆W
 【コミックフラッパー 2021年12月号】 Amazon Kindle B☆W



11月10日
 【ドラキュラやきん! 1】 浅草九十九/和ヶ原聡司(MFコミックス アライブシリーズ) Amazon Kindle B☆W


【あまんちゅ! 17】 天野こずえ(BLADEコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【ままんちゅ! お子さま編】 天野こずえ(BLADEコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【迷宮ブラックカンパニー 8】 安村洋平(BLADEコミックス) Amazon Kindle B☆W



11月11日
 【悪役令嬢、94回目の転生はヒロインらしい。2】 高内藤花/柊一葉(裏少年サンデーコミックス) Amazon Kindle B☆W


 【魔界帰りの劣等能力者 2】 たすろう/鳥飼やすゆき(ガンガンコミックスONLINE) Amazon Kindle B☆W


 【ピーター・グリルと賢者の時間 9】 檜山大輔(アクションコミックス(月刊アクション)) Amazon Kindle B☆W



11月12日
 【Fate/Grand Order アンソロジーコミック STAR RELIGHT 8】 アンソロジー (星海社COMICS) Amazon Kindle B☆W


 【からかい上手の(元)高木さん 13】 稲葉光史/山本崇一朗(ゲッサン少年サンデーコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【くノ一ツバキの胸の内 6】 山本崇一朗(ゲッサン少年サンデーコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【死神坊ちゃんと黒メイド 14】 イノウエ(サンデーうぇぶりSSC) Amazon Kindle B☆W
 【結婚するって、本当ですか 5】 若木民喜(ビッグコミックス) Amazon Kindle B☆W


 【俺は全てを【パリイ】する ~逆勘違いの世界最強は冒険者の夢をみる~2】 KRSG/鍋敷(アース・スター コミックス) Amazon Kindle B☆W


 【でこぼこ魔女の親子事情 3】 ピロヤ(メテオCOMICS) Amazon Kindle B☆W


 【月刊少年ガンガン 2021年12月号】 Amazon Kindle B☆W
 【ゲッサン 2021年12月号】 Amazon Kindle B☆W
 【まんがタイムきららフォワード 2021年12月号】 Amazon Kindle B☆W



11月15日
 【メイデーア転生物語 この世界で一番悪い魔女 4】 友麻碧/夏西七(Gファンタジーコミックス) Amazon Kindle B☆W



11月17日
 【犬になったら好きな人に拾われた。4】 古川五勢(KCデラックス) Amazon Kindle B☆W
 【新本格魔法少女りすか 2】 絵本奈央/西尾維新(KCデラックス) Amazon Kindle B☆W
【化物語 15】 西尾維新/大暮維人(KCデラックス) Amazon Kindle B☆W
 【化物語 15 特装版】 西尾維新/大暮維人(KCデラックス) Amazon Kindle B☆W
 【シャングリラ・フロンティア 6〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜】 硬梨菜/不二涼介(KCデラックス) Amazon Kindle B☆W
 【てんぷる 6】 吉岡公威(アフタヌーンKC) Amazon Kindle B☆W
 【左手のための二重奏 5】 松岡健太(マガジンエッジKC) Amazon Kindle B☆W
 【江戸前エルフ 5】 樋口彰彦(マガジンエッジKC) Amazon Kindle B☆W
 【らぶキョ 〜家庭教師が××すぎて勉強どころじゃない〜2】 多喜れい(マガジンエッジKC) Amazon Kindle B☆W
 【賢者が仲間になった! 2】 アズ(講談社コミックス) Amazon Kindle B☆W
 【カッコウの許嫁 9】 吉河美希(講談社コミックス) Amazon Kindle B☆W


 【女王陛下と呼ばないで 3】 轟斗ソラ/柏てん(フロース コミック) Amazon Kindle B☆W


 【少年マガジンエッジ 2021年12月号】 Amazon Kindle B☆W



11月18日
 【葬送のフリーレン 6】 山田鐘人/アベツカサ(少年サンデーコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【かけあうつきひ 2】 福井セイ(少年サンデーコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【魔王城でおやすみ 20】 熊之股鍵次(少年サンデーコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【トニカクカワイイ 18】 畑健二郎(少年サンデーコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【よふかしのうた 9】 コトヤマ(少年サンデーコミックス) Amazon Kindle B☆W


 【アダマスの魔女たち 7】 今井ユウ(ヤンマガKCスペシャル) Amazon Kindle B☆W
【亜人ちゃんは語りたい 10】 ペトス(ヤンマガKCスペシャル) Amazon Kindle B☆W
 【オカルトちゃんは語れない 7】 ペトス/橋本カヱ(ヤンマガKCスペシャル) Amazon Kindle B☆W
 【マルジナルテイラ 2】 limlim(ヤンマガKCスペシャル) Amazon Kindle B☆W
 【パリピ孔明 7】 四葉夕卜/小川亮(ヤンマガKCスペシャル) Amazon Kindle B☆W


 【放課後ていぼう日誌 8】 小坂泰之(ヤングチャンピオン烈コミックス) Amazon Kindle B☆W



11月19日
 【ふたりぼっちのオタサーの姫 3】 クール教信者(ヤングジャンプコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【キングダム 63】 原泰久(ヤングジャンプコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【BUNGO ―ブンゴ― 29】 二宮裕次(ヤングジャンプコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【【推しの子】 6】 赤坂アカ/横槍メンゴ(ヤングジャンプコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【岩元先輩ノ推薦 2】 椎橋寛(ヤングジャンプコミックス) Amazon Kindle B☆W


 【サバゲっぱなし 9】 坂崎ふれでぃ(サンデーGXコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【ガンバレッド×シスターズ 4】 ミトガワワタル(サンデーGXコミックス) Amazon Kindle B☆W


 【月刊ヤングキングアワーズGH 2022年1月号】 Amazon Kindle B☆W
 【まんがタイムきららMAX 2021年11月号】 Amazon Kindle B☆W
 【月刊サンデーGX 2021年12月号】 Amazon Kindle B☆W
 【ウルトラジャンプ 2021年12月号】 Amazon Kindle B☆W



11月20日
 【少年マガジンR 2021年12月号】 Kindle B☆W


11月22日
 【見える子ちゃん 公式アンソロジーコミック】 泉朝樹(MFC) Amazon Kindle B☆W
 【豊田さんは悩まない。2】 津々巳あや(MFC) Amazon Kindle B☆W
 【自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ? 06】 sorani/三河 ごーすと(MFコミックス アライブシリーズ) Amazon Kindle B☆W
 【幼なじみが絶対に負けないラブコメ 4】 神楽武志/両角潤香(MFコミックス アライブシリーズ) Amazon Kindle B☆W
 【無職転生~異世界行ったら本気だす~ 16】 フジカワユカ/理不尽な孫の手(MFコミックス フラッパーシリーズ) Amazon Kindle B☆W


【ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 19】 泰三子(モーニング KC) Amazon Kindle B☆W
 【この会社に好きな人がいます 9】 榎本あかまる(モーニング KC) Amazon Kindle B☆W
 【刷ったもんだ! 5】 染谷みのる(モーニング KC) Amazon Kindle B☆W


 【履いてください、鷹峰さん 5】 柊裕一(ガンガンコミックスJOKER) Amazon Kindle B☆W
 【はじめての諏訪さん 2】 真沼靖佳(ガンガンコミックスJOKER) Amazon Kindle B☆W
 【氷属性男子とクールな同僚女子 5】 殿ヶ谷美由記(ガンガンコミックスpixiv) Amazon Kindle B☆W


 【まんが4コマぱれっと2022年1月号】 Amazon Kindle B☆W
 【月刊モーニング・ツー2022年1月号】 Amazon Kindle B☆W
 【月刊ガンガンJOKER 2021年12月号】 Amazon Kindle B☆W



11月25日
 【咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 8】 小林立/五十嵐あぐり(ガンガンコミックス) Amazon Kindle B☆W
【薬屋のひとりごと 9】 日向夏/ねこクラゲ(ビッグガンガンコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【Deep Insanity NIRVANA 3】 深見真/海法紀光ほか(ビッグガンガンコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【現実でラブコメできないとだれが決めた? 1】 初鹿野創/カタケイ(ビッグガンガンコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【シノハユ the dawn of age 14】 小林立/五十嵐あぐり(ビッグガンガンコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【怜-Toki- 8】 小林立/めきめき(ビッグガンガンコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【咲-Saki- 22】 小林立(ヤングガンガンコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【染谷まこの雀荘メシ 2】 小林立/めきめき(ヤングガンガンコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【ナイツ&マジック 16】 天酒之瓢/加藤拓弐(ヤングガンガンコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【デッドマウント・デスプレイ 8】 成田良悟/藤本新太(ヤングガンガンコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【コンビニで君との5分間。6】 一永のぞみ(ヤングガンガンコミックス) Amazon Kindle B☆W


 【ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する 2】 木乃ひのき/雨川透子(ガルドコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【壊れスキルで始める現代ダンジョン攻略 2】 すたーきー/君川優樹(ガルドコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【フシノカミ 2〜辺境から始める文明再生記〜】 黒杞よるの/雨川水海(ガルドコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【騎士譚は城壁の中に花ひらく 3】 ゆづか正成(ガルドコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで 6】 七六/鬼影スパナ(ガルドコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【とんでもスキルで異世界放浪メシ スイの大冒険 6双葉もも/江口連 (ガルドコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【とんでもスキルで異世界放浪メシ 8】 赤岸K/江口連(ガルドコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【望まぬ不死の冒険者 8】 中曽根ハイジ/丘野優 (ガルドコミックス) Amazon Kindle B☆W
 【亡霊魔道士の拾い上げ花嫁 1】 藤谷一帆/瀬尾優梨(ガルドコミックス) Amazon Kindle B☆W


 【本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜 第四部 貴族院の図書館を救いたい!3】 勝木光/香月美夜(コロナ・コミックス) Amazon Kindle B☆W


 【月刊ビッグガンガン 2021 Vol.11】 Amazon Kindle B☆W
 【月刊アクション 2022年1月号】 Amazon Kindle B☆W
 【アフタヌーン 2022年1月号】 Amazon Kindle B☆W


11月26日
 【転生ごときで逃げられるとでも、兄さん? 2】 ユリシロ/紙城境介(角川コミックス・エース) Amazon Kindle B☆W
 【治癒魔法の間違った使い方 〜戦場を駆ける回復要員〜9】 九我山レキ/くろかた(角川コミックス・エース) Amazon Kindle B☆W
 【Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 2】 平未夜/之貫紀(角川コミックス・エース) Amazon Kindle B☆W
 【機動戦士ガンダム ヴァルプルギス 8】 葛木ヒヨン/海冬レイジ(角川コミックス・エース) Amazon Kindle B☆W
 【機動戦士ガンダムF91プリクエル 3】 おおのじゅんじ(角川コミックス・エース) Amazon Kindle B☆W
 【フェイト/エクストラ CCC FoxTail 10】 たけのこ星人(角川コミックス・エース) Amazon Kindle B☆W


 【ゆゆ式 12】 三上小又 (まんがタイムKRコミックス) Amazon Kindle B☆W
【城下町のダンデライオン 6】 春日歩(まんがタイムKRコミックス) Amazon Kindle B☆W


 【少年エース 2022年1月号】 Amazon Kindle B☆W
 【コンプエース 2022年1月号】 Amazon Kindle B☆W
 【月刊少年シリウス 2022年1月号】 Amazon Kindle B☆W



11月27日
 【愚かな天使は悪魔と踊る 12】 アズマサワヨシ(電撃コミックスNEXT) Amazon Kindle B☆W
 【クビコリ様が飽いている 2】 大出リコ(電撃コミックスNEXT) Amazon Kindle B☆W
 【小山内夫妻はいとなみたい 2】 リーフィ(電撃コミックスNEXT) Amazon Kindle B☆W
 【波原さんはぶちまけたい! 1】 にられば(電撃コミックスNEXT) Amazon Kindle B☆W
 【私を喰べたい、ひとでなし 3】 苗川采(電撃コミックスNEXT) Amazon Kindle B☆W
 【押して駄目なら押してみろ!5】 廣瀬アユム (電撃コミックスNEXT) Amazon Kindle B☆W
 【真の実力はギリギリまで隠していようと思う 2】 猫夜叉/亀小屋サト(電撃コミックスNEXT) Amazon Kindle B☆W
 【社畜が異世界に飛ばされたと思ったらホワイト企業だった 6】 結城鹿介/髭乃慎士(電撃コミックスNEXT) Amazon Kindle B☆W


 【桐谷さん ちょっそれ食うんすか! ? 12】 ぽんとごたんだ (アクションコミックス) Amazon Kindle B☆W


 【コミックアライブ 2022年1月号】 Amazon Kindle B☆W
 【電撃マオウ 2022年1月号】 Amazon Kindle B☆W
 【月刊コミック 電撃大王 2022年1月号】 Amazon Kindle B☆W
 【コミック電撃だいおうじ VOL.99】 Amazon Kindle B☆W
 【Comic REX 2022年1月号】 Amazon Kindle B☆W



11月28日
 【まんがタイムきららキャラット 2021年12月号】 Amazon Kindle B☆W




王女殿下はお怒りのようです 7.星に導かれし者   



【王女殿下はお怒りのようです 7.星に導かれし者】  八ツ橋 皓/凪白みと オーバーラップ文庫

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絡まる運命の糸は転生王女(レティシエル)に収束する――――

プラティナ王国とイーリス帝国の戦争は続く。
帝国内の急進派であったディオルグを討ってなお、帝国の攻勢が勢いを増す中、レティシエルが命じられたのは帝国本陣への潜入調査だった。
そこでレティシエルが目にしたのは、無辜の民の魔力を奪い、兵器の動力とする非道な行いだった。
かつて王女であったレティシエルは静かに怒りを燃やす。
必ずこの戦争を止めなければならない、と。
しかし帝国の企みすらも、レティシエルに忍び寄る悪意の序曲に過ぎなかった。
行方を眩ませたはずのサリーニャ。
千年前のレティシエルを知るサラと白の結社。
絡まり合う運命の糸は、すべてレティシエルへと繋がっている――
いや、やっぱり替えのきかない技術者、それも兵器の開発研究を担える人材をまとめて戦地に送って、至近でドンパチやっている所で働かせるって、相当頭おかしいんじゃないだろうか。
ちょっと聞いたことないですよ、そんなの。後方の安全な所でやるもんでしょうに。
タイムラグなしに兵器の改良が出来る、というのはそりゃ大きいかもしれませんけれど、大量に生産改良できるわけじゃないですし、落ち着いて作業とか出来ないでしょう。
実際、敵兵の浸透を許した挙げ句に被害を出しているわけですから。これ、なにげに取り返しがつかない被害受けてないですか? 
ジークが働いていたここだけではなく、なんだか戦場全体がなにやってるのかよくわからないんですよね。レティシエルがあっちこっち飛び回って火消しして回っているのはわかるんですけれど、どういう形で兵士たちって戦っているんだろう。槍を構えて戦列を形成して、というのではないのはわかるんですけれど、じゃあ散兵して散らばった兵士たちがどういう指揮の元に動いてるのか。指揮できてるの、これ? 小隊ごとに散らばった兵士たちを統制って出来るんだろうか。こんなに兵士たちバラバラに動いているのに、司令部の方で戦局把握しているみたいなんだけど、どうやってるんだろう。無線みたいなのないですよね。なんか全然戦場の様子がイメージできなくて、よくわかりませんでした。
ライオネル王子も冷酷な切れ者っぽく振る舞っているんですけれど、この人もやたらとリスク高い謀略ばっかり仕掛けておきながら、わりにリターン少ないような。開発部を前線に引っ張り出すのも、学園の生徒たちを囮にするのも、不必要なリスクにしか見えないんですよね。レティと価値基準が違うというよりも、単にリスク評価に失敗してるだけのようにも見えるのですけれど。
今後の王国内の不穏分子というか、レティに対するカウンターみたいな形で動いていくキャラになるんでしょうけれど、あんまり有能そうには見えないなあ。
レティはというと、ライオネルの指揮下に入っているせいか、お使いみたいにあっちこっちに派遣されるばかりで、主体的に動く余地がないというか。彼女自身は動き回っているにも関わらず、話の方は全然進んでない感じだったんですよね。
ジークが他国の王子だった、という話もあれ何の進展もないまま、ジークの心のうちに留められているままですし。
学園の学友たちとは、護衛という形で久々に再会叶いましたけれど、疎開という形で安全な場所に下がったわりにはなんかずっとバタバタしていて、落ち着いて話す暇もあんまりなかったですしね。ってか、疎開した先で襲撃って、ライオネル王子の目論見だったにしてもそれ命令したライオネルの責任問題とかならないんだろうか。
とかまあ、話進まないなあ、と思っていたら今戦地でドンパチ起こっている最中にレティシエルらが敵国の都市に潜入って、バタバタしすぎなような。いや、レティシエルもなんでこんな時にこんな事させられてるんだろう、と疑問に思ってるくらいだからやっぱりおかしいですよね。同行したルーカスとジークと共に潜入捜査、の際に諜報活動ということでジークに名前で呼んでもらうようになる、というラブコメとしては重要なイベントが起こっているはずなのですが、あんまり盛り上がらないというか、もっと盛り上がりなさいよ二人共w
そしてラストには急展開。ちょっと展開が強引と言うか唐突な気もするのですが、白の結社にしろサラという謎の人物にしろ、情報が少なすぎて謎ばかりなので何をシたいのか何をやっているのか、派手に動いているわりにさっぱりわからないんですけど。急展開は急展開なんだろうけれど、何が起こっているのかわからないと置いてけぼり感が半端ないのですが。
ちょっと今回は色々とわからないことがわからないまま置いてけぼりで進んでいった感が強くて、終始「??」が浮かんでいた気がします。
それにしても、サリーニャはあれで退場なんですか? いや、幾らなんでもサリーニャ本人はそれで良いのか、と言いたくなるあんまりな退場の仕方だったのですが。本人にとっては自分の罪が暴かれることが、自分の生死や名誉よりも大事だった、という事なんでしょうか。人間、追い詰められると手段と目的が入れ替わったり、価値基準がひっくり返ったり、となってしまう事がありますけれど、サリーニャのそれは視野狭窄の極みだったんじゃないでしょうか。
いや、正直ここまで引っ張っておきながら、こんな形で終わってしまうとは思わなかったんで、ちょっと呆気にとられてしまいました。


百花宮のお掃除係 2 転生した新米宮女、後宮のお悩み解決します。 ★★★☆   



【百花宮のお掃除係 2 転生した新米宮女、後宮のお悩み解決します。】  黒辺 あゆみ/しのとうこ カドカワBOOKS

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子どもの病いは呪いじゃありません! 新米宮女、後宮でまたまた大暴れ!
中華風の異世界に転生し、後宮でのお掃除生活を満喫していた雨妹は、庭でやせ細った子どもと出会う。皇帝の息子にもかかわらず酷い扱いを受ける子に違和感を持ち、その原因を探ることにしたが……

ああ、食物アレルギーはやばいですよね。この症例が世間的に周知されるまでに一体どれだけの人たちが犠牲になっていったのか。ぶっちゃけ、私が子供の頃なんてアレルギーなんて全然一般的に知られていなかったもんなあ。
前世の華流ドラマファンを拗らせて、この新しい人生でも後宮ウォッチャーとして掃除係生活をエンジョイしている雨妹。あくまでウォッチャーであって自分から面倒事に首を突っ込むつもりはないし、派閥争いにも興味なし。出世して忙しい仕事に追い立てられる人生は前世でもう十分堪能したし、この人生ではのんびり楽しく過ごしたい、と仕事の合間、ご飯の後の甘味を楽しみに過ごしている雨妹だけれど、いざ目の前に病気で苦しんでいる人や虐待されている子供を目の当たりにしたら、この娘は放っておけずに突っ込んでいくんですよね。
彼女の悠々自適には、見て見ぬ振りは存在しないんだよなあ。そんな事をすれば、それこそ楽しく過ごせない。
それは命を救う現場で人生を全うした人間の、魂に刻まれた胸を張るべき為すべき事なのでしょう。甘いものを上げていたらホイホイと嘴を開いてピーピー鳴いて喜ぶ小鳥のような、小動物のような愛らしさとはまた別の、それが雨妹の魅力なのでしょう。そういう毅然とした側面はほんと好きだわー。
そんな彼女の見守り人と半ばなってしまっている立彬くん。最初、立ち位置的に明賢太子が物語上の雨妹の相手役なのかと思いましたけれど、この人血統的には雨妹の実の兄にあたるんですよね。そうこうしているうちに、太子という立場上早々簡単にうろつけない太子に変わって、立彬が頻繁に雨妹に会いに来るようになって、なるほどこっちか、と理解した次第。
最初は胡乱な態度だったのに、そのうち餌付けするみたいに雨妹に食べさせるために甘味持参してくるようになりましたしねえ。さらに、何か雨妹が困っていたらすぐさま現れて助けてくれたり求めているものを調達してきてくれたり、と完全にお助けマンになってるぞこの人。
……暇なのか? と、雨妹にも思われていそう。一応太子の命令もあって雨妹の動向を観察しているはずなのですが、段々と個人的にも目を離していると何をしでかすかわからない小動物、という感じで見守っている節があるんだよなあ。にしても彼も雨妹が本来なら公主であり主である太子の妹だと知っているはずなのだけど結構扱いがぞんざいであるw
さても相変わらず、目の前で苦しんでいる人は見捨てられない雨妹は、呪いだなんだと騒ぐ皇太后の命令を踏みにじる形で、それは病気だ症状だと看破して治療の助言をしてまわっているだけに、いい加減目をつけられそう。既に注目は集めちゃってますしね。
一方で太子や幾人かの妃のお気に入り、という立場は周知されつつありますし、太子の側近や幾人かの聡明な人は雨妹の素性についても察知しはじめているし、さていつまで後宮ウォッチャーなんて悠長なことを言っていられるか。
派閥争いなどとは関係なかったものの、病気などに詳しいというのはすでに知れ渡っているために今回は拉致までされる展開になってますしね。段々と、派閥争いの核心になっていきそうな予感である。
それに、どうやら皇帝陛下も雨妹の存在に気づいた節もあるからなあ。これまで勝手に自殺していなくなった母親にもあまり情が感じられず、会ったこともなかった父親である皇帝陛下については自分が皇族なんて実感もなく育ったこともあり、実際父帝を見かけても何の情動も湧かなかった雨妹。
自分には関係ない世界だ、と割り切る以前に無関心だったはずなのに。
それでも、父親の口から確かに母とその生まれるはずだった娘への愛情が語られたら、この雨妹という名前に込められていた目いっぱいの想いを知ってしまったら。
思わず無意識に涙が溢れてきてしまった雨妹の姿には、何か胸を打つものがありました。愛情を求めてなんていなかった。でも、それは確かに嬉しく温かいものだった。
そのあと、さっぱり切り替えて引きずらず、空元気じゃなく本気で元気いっぱいに振る舞う雨妹の様子は何とも微笑ましく愛らしく。強くていい子である。
そんな表に出来ぬ妹に、何くれとなく目をかけて、助けの手を伸ばす明賢太子。彼女に妃を助けてもらった恩もあるけれど、それ以上に名乗れぬ妹を目一杯気に入って可愛がっている節があって、なんともお兄ちゃんしてるんですよね、太子さま。美味しそうに甘味パクパク食べてる雨妹を見ている太子のニコニコとした表情が浮かんでくるようである。
一方で同じ親族でも、雨妹の母譲りの髪を通じて厄介な執着をみせる皇子が登場し、派閥争いとは別に雨妹の周囲に不穏な影も見えてきているし、これまで以上に立彬が見守り人として見守っていないと大変なことになりそう。それはそれとして、立彬、軽々に女の髪に触れるのはどうかと思うぞ。まあ、簪の件も含めて雨妹は立彬に触れられることには全然嫌な想いをしていないようだけれど。
むしろ、皇子の件もあって立彬に触れられる事に安心を覚えているくらいだから、……ふむふむ。
立彬の母が太子の側仕えとして雨妹にも接触していて、なんか娘みたいに可愛がっているのを見ると、段々と堀が埋められていっているようなw


オーク英雄物語 3 忖度列伝 ★★★★   



【オーク英雄物語 3 忖度列伝】  理不尽な孫の手/朝凪 富士見ファンタジア文庫

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オークの英雄はドワーフの国で花嫁を手に入れるため、闘士となる――

「あたしの闘士になってくれ!」

オークの英雄バッシュは訪れたドワーフの国で、ドワーフの少女プリメラからプロポーズ(?)を受ける。勘違いであることがわかり、一度は話を断るも彼女が参加しようとしていた『武神具祭』で優勝すれば、あらゆる望みが叶うことを知り――
「女を手っ取り早く手に入れたいってワケか……」
鍛冶師プリメラの闘士となることを決意する。
「あんたは馬鹿力で、剣の腕も大したことない」
「……間違ってはいない」
バッシュのことを知らないプリメラの心配をよそに、英雄は武を示し、当然の如く大会を勝ち上がっていく!
前回のエルフの国編、あとになって振り返ってみるとバッシュはオークらしくエルフ好きでもあったから終始テンション高かった気がする。勿論、顔には出さないにしても。
それに比べるとこのドワーフの国では、ドワーフちょっと無理めです、になっているせいかわりとテンション低めだったように見えるなあ。人間とのハーフであるプリメラはバッシュの好みからしても可愛かったので彼女にプロポーズするために頑張ることになったものの、それでもサンダーソニアなどと比べると……となってましたもんね。
サンダーソニアさん、マジでドストライクだったんだよなあ。今からでもサンダーソニアさんてばいくらでも挽回出来そうなんだが。
それはそれとして、テンション上がりきらなくても手を抜かずにきっちりと与えられた役割を文句も言わずやり遂げようとするバッシュさん、マジ生真面目である。いや実際プリメラにかなり理不尽な物言いされているにも関わらず、バッシュさんてば謙虚ですし誠実に対応し続けてるんですよね。
彼の目的が女目的、嫁取りのためだとしても、下心があったとしても、彼の女性への誠実な対応はなんらくすむものじゃないんだよなあ。
バッシュがオーク英雄として各種族に畏怖されるのはその強さ故なんだろうけれど、ただ強いだけの粗暴で無軌道な輩なら決して英雄とは呼ばれないのである。種族問わず、このドワーフ編では皆から尊敬の目で見られ、闘士たちは彼と試合でも戦えることを歓喜し、職人たちは彼に武器を使って貰えるだけでも咽ぶほど、憧れ讃えられるのはバッシュの強さが威徳を伴っているからなのでしょう。
そしてバッシュは、嫁取りが目的とは言えその振る舞いも内心も、周りがオーク英雄として見ているバッシュとズレがあるわけじゃないんですよね。見てくれも中身もバッシュは見事なほど英雄なのである。お嫁さん欲しい、で頑張ってることすら愛嬌である。
だから、周囲の評価は決して勘違いや誤解じゃないんですよね。一周回って、正確な評価になっている。過剰に持ち上げられてるわけじゃないのである。
とはいえ、彼が童貞でそれを隠して嫁取りのために旅をしている、というのを英雄が世直しのために旅をしている、と勘違いされているのも確かで。でも、実際見てみると結果的に確かに世直しの旅になっているし、バッシュの行動は英雄のそれであり、内面の方もオークの戦士としての矜持があり謙虚があり勇猛さがあり、男としての女性に対する配慮があり優しさがあり、まあ一言で言って格好良いんですわ。つまり、誰もが想像するオーク英雄バッシュという姿は虚像ではなく実像そのものなのである。だから、勘違いされているにも関わらず、全然勘違いじゃない、という矛盾した結果になっているの、面白いなあと思うんですよね。

でもこうしてみると、各国ともに戦後の混乱が戦時中の闇を引きずったまま現在に禍根を残しかねない状況になっているんですよね。せっかく訪れた平和を脅かす闇が、各国にはわだかまっている。
それを戦時中の英雄であるバッシュが、種族の枠をこえて解決して回っているという姿は、平和の価値を示すと同時に未来への希望ともなり、過去の英雄が平和になっても英雄として平和を守ってくれるというのは、戦争しか知らない世代が、兵士や戦士たちが過去の産物となって置き去りになって燻っていくその閉塞感をぶち破ってくれる象徴にもなるんですよね。
この『武神具祭』でも戦争で名を馳せた幾人もの英雄たちが選手として登場しますけれど、戦争という舞台を失った過去の遺物として錆びついて打ち捨てられていく、という恐れみたいなものが垣間見えたんですよね。でも、オーク英雄バッシュと相対することで彼らの錆は落とされ、彼らは胸を張って過去の戦いを誇れるようになっていった。恐れは憧れとなり、憧れは希望となってくれた。
バッシュは何もしていないかもしれない。彼は彼としてやるべきことを、やりたいことをやっただけかもしれない。彼らを救ったのは、彼ら自身なのだろう。でも、彼らが自らを救うことが出来たのは、バッシュの存在があったから。
プリメラが自分の技量に分不相応な肥大化した自信を抱いて盲目になっていたことに対して、バッシュは何もしていない。ただ言われた通り、プリメラの指示通りに戦っただけ。誠実に真面目に、謙虚に彼女の理不尽で理の通っていない見当違いの叱責に怒りもせず応え続けたのみである。
でも、その物言わぬ誠実さが、プリメラに自分の未熟さを自然と理解させ、彼女に自分の非を、恥知らずさを受け入れさせたのなら、やっぱりバッシュは英雄なんですよね。
勘違いだけど勘違いじゃない。胸のすく痛快できもちのよい英雄譚でありました。
ほんとに彼には最終的にはちゃんと嫁貰えてほしいなあ。





ただ制服を着てるだけ 2 ★★★★   



【ただ制服を着てるだけ 2】  神田暁一郎/40原 GA文庫

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「私、あなたの『彼女』ですよ? ちゃんと『彼氏』らしく、優しくエスコートしてよね?」
同居生活を送る社畜・広巳とニセモノJK明莉。ヒミツの関係は広巳の店の従業員、舞香にバレてしまう。
「……え? マジに付き合ってないんですか? キモ〜い!」
バレても構わない明莉と職場の人間関係的に困る広巳、そんな中、明莉の職場の店長にもバレてしまう。
「あゆみ、直引きしてるだろ?」
店長の疑いを晴らすため二人は恋人関係を演じることに!? そんな日常の中、明莉の過去を知る人物が現れ、トラブルが起きてしまう――。
いびつな二人の心温まる同居ラブストーリー第2弾!

JKビジネスという夜の世界に生きる19歳のニセモノJK。その彼女を通して描かれる、その夜の世界から抜け出せずに藻掻く女性たちの姿を浮き彫りにする異色のライトノベル第二弾。
誰にも頼らずに独りで生きていくという強烈な自立心、誰かに依存して生きることへの拒否感にも似た反発心。そんな矜持を明莉が抱くに至った転落の人生がここでは語られている。
明莉の自分の半生を語ったエッセイの内容は決して軽はずみな事情ではなく、家庭家族の問題や環境によってどうしようもなく追い詰められ、JKビジネスの世界へと足を踏み入れ、そして昼の世界から足を踏み外して二度と這い上がれないまま、ズルズルと底へ底へと落ちていく、その悔しさに塗れた人生が赤裸々に描かれている。
母親が陥った精神的な病と依存症、それが明莉を追い詰めたのですから、彼女が誰かに頼り切りになって生きる依存という関係に忌避感を抱くのも当然だったのでしょう。
搾取されるのは絶対に許さず、だからといって無償の施しは受け入れられない。何も求めず、ただ与えてくれる広巳の存在に、彼によって助けられ今生活できている事実に一時は反発し彼のもとを飛び出した理由もよくわかります。
でも、広巳のそれはただ無償で与えるものではなく、哀れみや施しなんかじゃなかった事は、明莉にも何となく伝わっていたのでしょう。だから、彼女は戸惑いながらも彼にもとに戻ってきたのでした。
だからといって、広巳との関係が安定したわけでも定まったわけでもありません。周りに言い訳するために恋人という関係をでっち上げましたけれど、その関係を本物にしてしまって寄りかかるのは彼女の生き方に反してしまう。でも、本音を言うと彼の傍にいるのはただただ心地よい。
それでも広巳に住む所を提供してもらう以上は求めず、リフレを続けて彼に頼り切りにならずに生きていこうとした彼女ですけれど、広巳への頼り方というのはもう少し違った形もあったとは思うんですよね。でも、頼ること自体、彼女にとっては依存になってしまう忌避感に繋がっていたのでしょうか。
そんな彼女の自縄自縛に切れ目を入れてくれたのは、昔から明莉のことを見てくれていた
NPO法人の代表として夜の街を駆け回っている千秋というおばちゃんでした。なんていうんだろう、こういう人って本当にいるんですよね。上から目線の善意の人じゃなく胡散臭い鼻につく格好つけでもなく、自分は可哀想な人たちを助けてるんだという自負に鼻の穴を膨らませているのでもなく、幸せになるのが義務なんですと押し付けてくるでもなく、本当に同じ目線から寄り添う事を厭わず、想いを共有しようとしてくれる尊敬に値する人たちが。
千秋さんの言っていた、依存することは人が自立するためにむしろ必要な事なんだ、というセリフはちょっとした衝撃でありました。
誰かに頼れ、自分ひとりで背負い込むな。そんなたぐいの言葉は聞き飽きるくらい聞いた事があります。千秋の言葉はそれらと意味としては変わらないのかもしれません。でも、依存していいどころか依存することは必要なことなんだ、とまで強い言葉で言われるとハッとさせられるんですよね。普通なら届かない所まで言葉が届く。
勿論依存体質の人にそんな事を言えば逆効果ですし、千秋さんも正しい依存とは誰か独りに頼り切りになってしまうものではない、と。一つの依存を深めるのではなく、小さな依存を増やすのがいいんだ、とちゃんと言葉を尽くしてくれるのですが、依存という関係に過去の出来事から強烈な忌避感を抱いていた明莉にとって、むしろ依存は必要だという真逆の言葉は素直に受け入れられず納得いかないものだとしても、届きはしてるんですよね。しっかりと、明莉の心に刻まれることになる。
それは確かに、明莉の勇気に繋がったと思うんですよね。
誰かに頼る勇気。広巳という人に頼ってもいいんだ、と思える勇気。そして彼に頼り切りに寄りかかるのではなく、本当の自分を知ってもらうことで本物の自分を受け入れて貰うことで対等になる、そのためにすべてを打ち明ける勇気を。
どんな転落人生だろうと、それは明莉にとって必死に生き抜いてきた人生だった。ニセモノの制服を来て仮初の時間を与える仕事についている自分だけれど、後ろめたい間違いだらけの落ちぶれていくばかりだったこれまでだけれど、それこそが明莉にとっても本物だった。
それを彼は理解しようとしてくれた。彼女の、彼女たちの苦しさを辛い思いにお為ごかしじゃない優しさを投げかけてくれた。
それこそが、明莉に自分のこれまでの人生が「本物」だと、後悔はしても否定しない、それだけの勇気を与えてくれたのでしょう。
広巳との出会いは、そして今この夜の世界にいる自分に良くしてくれた人たちの出会えたことは幸せだった、と思える勇気を。
そうして積み重ねていけた勇気は、彼女に「本物の制服」を着る踏ん切りに繋がっていったのでした。
ああタイトルの【ただ制服を着てるだけ】ってここに繋がっていくのか、とエピローグを見て思わず感じ入ってしまいました。
そうして、広巳と明莉の関係は、こうしてお互いを「支え合う」関係に至ったんじゃないだろうか、と思いつつ、読後の余韻を噛みしめるのでした。


娘のままじゃ、お嫁さんになれない! ★★★☆   



【娘のままじゃ、お嫁さんになれない!】  なかひろ/涼香 電撃文庫

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高校教師と女子高生。恋人未満<家族未満の二人が贈る、日常系ラブコメ。

高校教師の見取桜人、26歳、独身。銀髪碧眼女子高生の星咲藍良、15歳。
冒険家の祖父が亡くなったのをキッカケに桜人は藍良を引き取ることに――
「起きた? おはよ、ご飯できてるよ」
「お風呂上がったから、お次にどうぞ」
「私……あの頃よりも、成長したよ? 今の私の……見たい?」
だけど二人は、教師と教え子の間柄でもあって――
「一緒に学校行ってもいいんじゃない?」
「え? 誰かに見られたら、変な噂が立つかもしれない……私は気にしないのに」
「『学校ではちゃんと先生って呼ぶんだぞ』って……バカ」
親と娘、先生と生徒、近くて遠い関係が織りなす年の差ラブコメ!
タイトルのポップさを見るとすぐにでも仮の親子のラブコメが始まりそうな勢いだったのですが、果たして現実のこの日本という国で赤の他人である若い男女が結婚以外で家族になるには、様々なハードルがかせられている。
いや、それをハードルと言ってはいけないのだろうけれど、公に認められる正式な家族という関係になるには、それだけちゃんとした手続きをしないといけないということだ。
その点を本作では適当に流してしまわずにきちんと向き合う形で描いている。まあそれでも、現実からするとだいぶ簡略化され、書類や手続きなどが受理されるためのハードルも下げられているのだろう。
そもそも、藍良の身の上からして冒険家の祖父が赤ん坊の頃にどこからか引き取ってきたという日本人ではない外国人の娘であり、日本国籍を持っていない。それどころか、産まれた国すらも定かではないので無国籍者という国家による法的な庇護から多くハズレてしまっている存在になってしまっている。
一応、桜人の祖父の娘、という形で引き取っていたようなので桜人とは親族のはずなんだけれど、正式に里子の申請をしていなかったというので、制度的には赤の他人なんですよね。
さらに、桜人の職業は高校教師。社会的な立場からしても年頃の娘を引き取るには色々と問題があるはずなんだけれど、教育委員会の方はほぼ責任放棄して桜人に丸投げしてしまったというのはともかくとして、同僚や上司は全部知っている上で受け入れてくれているのは助かりますよね、これ実際。
尤も、桜人自身は教師という職に思い入れはなく、教育にも熱を持っていないので、藍良との同居が周知されて問題になったら辞めればいい、と考えているので社会的立場についてはそれほど構えている様子はないのですが。
世間体や対面ばかり気にして自分を含めて子供達の進路や将来なども型にはめることしか考えていなかった家族とは不仲であり、人生の師ともいえる冒険家という一族の中でも異端だった祖父にばかり心を残している桜人にとって、幼い頃以来久々に再会した藍良を引き取って祖父の家で同居するという選択肢を選んだのは、彼なりの踏ん切りでもあったのだろう。

いきなり家族として一緒に暮らすことになった若い男女、となると感情的な行き違いが生じそうなのだけれど、実際のところ二人の関係は再会時こそ恨み言を言われたものの、それ以降は衝突もすれ違いもなく、お互い距離感を測りかねているという感じでもなく、お互い生活にすいて相談摺合せしながらだけれど、共同生活を穏当にはじめるんですね。
むしろ、社会制度や無国籍者という問題、親族との感情的行き違いや祖父や藍良を取り巻く事情など、二人の周りの環境が桜人と藍良が家族になるために整えなければならないものだった、という感じなんですよね。
二人が納得していても、そう簡単に家族ってのはなれないんだよ、とでも言いたいように。
でも理不尽に家族になりたい二人を引き裂くものでもないんですよね、制度も環境も。だから、ちゃんと一つ一つ手続きを通していくことで、二人が家族として暮らすための環境が整えられていく様子は、だからこそ二人の生活がふわふわとした現実感のないものではなく、しっかりと地に足がついたちゃんとした関係として成立していくもの、として実感が得られていくんですよね。
こういうのちゃんと描いてくれたおかげで、二人の同居モノとしての体裁に芯がしっかり通っていった気がします。
そうして環境が整った上で、では家族として暮らし始めた桜人と藍良は果たして具体的にどんな「家族」になりたいのか。そういった点にスポットがあたっていくのである。未だ教師の延長線上として生徒として藍良と接してしまう桜人。本人はそんなつもりはないのだけれど、それまでこの年頃の女の子とは教師と生徒としてしか接したことがなかったから、意識せず似たような対応を取ってしまっていた、というのは無理からぬところではあるんですけどね。
でも自覚があるくらい、教師としての職業に熱がなく、生徒への対応もシステマチックにこなしていたのだから、藍良との接し方もちょっとでもそちら側に寄せてしまった、というのはまあ下手くそでしたよね。家族関係がそもそも最悪で、ちゃんとした家族というものを体感してこなかった、というのも大きいのかも知れませんが。妹とだけは仲いいんだから、そっちに寄せていけばいいのにとも思わないでもないですけど。
まあ桜人のあの生活環境や健康への無見識っぷりは、家族云々教師云々以前の問題だと思いますけど。不摂生とか睡眠、食生活を蔑ろにしてしまうのは、若いうちは仕方ないけど、少なくとも身体に良くない、という認識や罪悪感みたいなものはあって当然だと思うのですが、この男、あんな生活しておいて何の問題意識も感じていなかったのだから、かなりやばいです。悪い、と全然思ってる様子がないんだもの。教師として、社会人としてあれはやばいでしょう。アホな大学生かよ。
でも、こういう大人って少なくはないんだろうなあ。
桜人のそれはひどすぎるので、藍良の生活態度へのお小言、説教、酒量制限は全然厳しくないと思います。完全に適切です。これ、誰かが厳しく見ておかないと、この男早晩死ぬわ。
その意味では元カノさんは放任主義というか、自分の趣味趣向は主張して譲らないものの押し付けるタイプではないようですし、そもそもあっちもちゃんとした生活してるのか怪しいタイプなので、くっついたままだったら二人共ヤバかったのかもしれません。
その点、藍良はまず前提として嫁になる気満々なので、旦那の健康については強く意識しますよね。
まだまだラブコメとしては始まっていないか始まったばかりですけれど、土台作りに比重を掛けた分家族ものとしてしっかり読み込ませてくれる一作になっていたのではないでしょうか。
ここから、二人のとっての家族の形がどう変わってくるのか。続きが楽しみです。

このライトノベルがすごい! 2022  



【このライトノベルがすごい! 2022】  『このライトノベルがすごい!』編集部 宝島社

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今年も協力者枠で参加させていただきました。
去年から新たな協力者参加者が増えたこともあり、ラインナップの傾向もガラッと変わった感があったんですが、今年もちょっと予想外というかあんまり想像していなかった作品がたくさん上位に並んでいて驚かされました。
昨年に引き続き一位を飾った【千歳くんはラムネ瓶のなか】は堂々の連覇ですけれど、それ以外ではかなり新作が並んでるんですよねえ。
2位の【春夏秋冬代行者】って【ヴァイオレット・エヴァーガーデン】の作者の作品だったのか。いや、実はそのヴァイオレット・エヴァーガーデンも見てないんですが。
上位10作品の中でちゃんと新作まで読んでいるの、隣のアーニャさんだけ、というのはちょっと置いて行かれているかなあ。
現代の少年少女が織りなすラブコメ作品や青春恋愛ものが非常に強いのは、文庫ベスト40のうち半数近くがそっち系だという事からも明らかなのですが、なかなかこういうタイプの作品全部追いかけるのはしんどくなってきたかもしれません。おじさん化が進行してしまってる。
10位の【バレットコード:ファイアーウォール】は読もう読もうと思っていた作品なだけに、これをきっかけになんとか読み始めてみたい。


ちなみに、私の投票内容はこんなでした。リンク先は私の感想記事となっております。

1位【継母の連れ子が元カノだった】 紙城 境介/ たかやKi 角川スニーカー文庫(総合14位/文庫11位)
2位【TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す〜ヘンダーソン氏に福音を〜】 Schuld/ランサネ  オーバーラップ文庫(総合60位)
3位【現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変】  二日市とふろう/景 オーバーラップノベルス(総合46位/単行本8位)
4位【探偵くんと鋭い山田さん】 玩具堂/悠理 なゆた MF文庫J(ランク外)
5位【川上稔 短編集 パワーワードの尊い話が、ハッピーエンドで五本入り】  川上稔/さとやす(TENKY) 電撃文庫(ランク外)

確認できたところでは、【現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変】でコメントが採用されていました。ありがとうございます。【探偵くんと鋭い山田さん】も、協力者の選出作品紹介のページでピックアップとして取り上げていただいています。
探偵くんと鋭い山田さんはねえ、発売時期が投票範囲の一番最初の月に一冊だけ出た、という時期的なハンデもあったと思うのですが、ほんとにオススメですので、はい。
【現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変】は、感想でもいろいろと書きまくってますけれど、とにかくライトノベル界隈ではほぼ同系統のものを見たことがない他に類を見ないタイプのスリリングな作品なので、これも是非おすすめ。ってか、期間中に読んだ作品の中でとびっきりを5作選んだわけですから、それをオススメできなくてどうするんだ、という話なのですけれど。

男性キャラ投票
・ウェイン・サレマ・アルバレスト (天才王子の赤字国家再生術)
・エーリヒ (TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す)
・笹原直哉 (やたらと察しのいい俺は、毒舌クーデレ美少女の小さなデレも見逃さずにぐいぐいいく )

女性キャラ投票

・東頭いさな (継母の連れ子が元カノだった)
・桂華院瑠奈 (現代社会で乙女ゲーム)
・神宮寺那織 (恋は双子で割り切れない)

瑠奈お嬢様が女性キャラ29位に登場。自分、キャラ投票で投じたキャラがランキングに載ったのはじめてかもしれない。

上位作品の中では【ミモザの告白】【佐々木とピーちゃん】が完全にアンテナで捉えられていなくて、意識の外だったんですよね。これはなるべく早めに読んでおきたいです、非常に興味が湧いてます。


2021年 11月 ライトノベル新刊カレンダー  

★マーク付は要注目作品
刊行物全部は網羅していません。気になるもの目に止まったもの優先で。



10月29日
【転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件 3】 雲雀湯(角川スニーカー文庫) Amazon Kindle B☆W
 【恋人代行をはじめた俺、なぜか美少女の指名依頼が入ってくる 3】 夏乃実(角川スニーカー文庫) Amazon Kindle B☆W
 【絶対無敵の解錠士】 鈴木 竜一(角川スニーカー文庫) Amazon Kindle B☆W
 【落第賢者の学院無双 7 〜二度転生した最強賢者、400年後の世界を魔剣で無双〜】 白石 新(角川スニーカー文庫) Amazon Kindle B☆W
 【英雄の娘として生まれ変わった英雄は再び英雄を目指す 7】 鏑木 ハルカ(角川スニーカー文庫) Kindle B☆W


 【英雄と魔女の転生ラブコメ】 雨宮和希(講談社ラノベ文庫) Amazon Kindle B☆W
 【魔法使い黎明期 4.貪恋の悪魔】 虎走 かける(講談社ラノベ文庫) Amazon Kindle B☆W
 【初恋だった同級生が家族になってから、幼馴染がやけに甘えてくる】 弥生 志郎(講談社ラノベ文庫) Amazon Kindle B☆W



11月1日
【<Infinite Dendrogram>ーインフィニット・デンドログラムー 17.白猫クレイドル 】 海道左近(HJ文庫) Amazon Kindle B☆W
 【家事万能の俺が孤高(?)の美少女を朝から夜までお世話することになった話】 鼈甲飴雨(HJ文庫) Amazon Kindle B☆W
 【最凶の魔王に鍛えられた勇者、異世界帰還者たちの学園で無双する 1】 紺野千昭(HJ文庫) Amazon Kindle B☆W
 【魔帝教師と従属少女の背徳契約 2】 虹元喜多朗(HJ文庫) Amazon Kindle B☆W
 【常勝魔王のやりなおし 3 俺はまだ一割も本気を出していないんだが】 アカバコウヨウ(HJ文庫) Amazon Kindle B☆W
 【六畳間の侵略者!? 39】 健速(HJ文庫) Amazon Kindle B☆W



11月2日
 【不遇職【鑑定士】が実は最強だった 2 〜奈落で鍛えた最強の【神眼】で無双する〜】 茨木野(Kラノベブックス)
 【底辺冒険者だけど魔法を極めてみることにした 〜無能スキルから神スキルに進化した【魔法創造】と【アイテム作成】で無双する〜】 蒼乃白兎(Kラノベブックス) Amazon Kindle B☆W
 【追放魔術師のその後 新天地で始めるスローライフ】 砂糖多労(Kラノベブックス) Amazon Kindle B☆W
 【勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う 7】 深山鈴(Kラノベブックス) Amazon Kindle B☆W



11月4日
 【チェンソーマン バディ・ストーリーズ】 菱川 さかく/藤本 タツキ(JUMP j books) Amazon Kindle B☆W



11月5日
 【現代でモンスター駆除業者をやってたら社長が赤字をなんとかするために無理をしたせいで社員のほとんどが死んだからずっと一人で仕事をしてたら凄いことになりました 1】 gulu(エンターブレイン) Amazon Kindle B☆W
 【聖騎士になったけど団長のおっぱいが凄すぎて心が清められない 1】 木の芽(エンターブレイン) Amazon Kindle B☆W


 【厄災の申し子と聖女の迷宮 2】 ひるのあかり(ドラゴンノベルス) Amazon Kindle B☆W
 【商社マンの異世界サバイバル 〜絶対人とはつるまねえ〜 4】 餡乃雲(ドラゴンノベルス) Amazon Kindle B☆W
 【不遇職【人形遣い】の成り上がり 2 美少女人形と最強まで最高速で上りつめる】 八又 ナガト(ドラゴンノベルス) Amazon Kindle B☆W


 【スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 朝食フェスと決意のグヤーシュ】 友井 羊(宝島社文庫) Amazon Kindle B☆W
 【遺跡探偵・不結論馬の証明 世界七不思議は甦る】 蒼井 碧(宝島社文庫) Amazon Kindle B☆W
 【大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ステイホームは江戸で】 山本 巧次(宝島社文庫) Amazon Kindle B☆W



 【黒天の魔王 〜魔物の言葉がわかる俺、虐げられた魔物たちの救世主となり最強国家を作り上げる〜】 馬路まんじ(BKブックス) Amazon
 【全自動魔法【オート・マジック】のコスパ無双 「成長スピードが超遅い」と追放されたが、放置しても経験値が集まるみたいです】 アメカワ・リーチ/逢正和(BKブックス) Amazon
 【この宮廷付与術師、規格外につき 〜人類唯一のスキル「言霊使い」で、俺は世界に命令する〜 2】 日之影ソラ(BKブックス) Amazon


 【吸血鬼ハンター 39 D-鬼哭旅】 菊地秀行 (朝日文庫) Amazon Kindle



11月6日
 【万能「村づくり」チートでお手軽スローライフ 〜村ですが何か?〜 3】 九頭七尾(SQEXノベル) Amazon Kindle B☆W
 【転生したらドラゴンの卵だった 〜最強以外目指さねぇ〜 15】 猫子(SQEXノベル) Amazon Kindle B☆W
 【皇帝陛下のお世話係 〜女官暮らしが幸せすぎて後宮から出られません〜 1】 柊 一葉(SQEXノベル) Amazon Kindle B☆W



11月10日
 【続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー 3】 佐島 勤(電撃文庫) Amazon Kindle B☆W
【ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン XI ―フィフス・スクワッド・ジャム〈上〉―】 時雨沢恵一(電撃文庫) Amazon Kindle B☆W
 【ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います 3】 香坂マト(電撃文庫) Amazon Kindle B☆W
【ユア・フォルマ III 電索官エチカと群衆の見た夢】 菊石まれほ(電撃文庫) Amazon Kindle B☆W
 【娘じゃなくて私が好きなの!? 6】 望 公太(電撃文庫) Amazon Kindle B☆W
 【ドラキュラやきん! 4】 和ヶ原聡司(電撃文庫) Amazon Kindle B☆W
 【日和ちゃんのお願いは絶対 4】 岬 鷺宮(電撃文庫) Amazon Kindle B☆W
 【僕らのセカイはフィクションで】 夏海公司(電撃文庫) Amazon Kindle B☆W
 【サキュバスとニート ~やらないふたり~】 有象利路(電撃文庫) Amazon Kindle B☆W
 【護衛のメソッド ―最大標的の少女と頂点の暗殺者―】 小林湖底(電撃文庫) Amazon Kindle B☆W
 【こんな可愛い許嫁がいるのに、他の子が好きなの?】 ミサキナギ(電撃文庫) Amazon Kindle B☆W
 【娘のままじゃ、お嫁さんになれない!】 なかひろ(電撃文庫) Amazon Kindle B☆W


 【勇者の孫の旅先チート III 〜最強の船に乗って商売したら千の伝説ができました〜】 長野文三郎(カドカワBOOKS) Amazon Kindle B☆W
 【スキル『台所召喚』はすごい! 4 〜異世界でごはん作ってポイントためます〜】 しっぽタヌキ(カドカワBOOKS) Amazon Kindle B☆W
 【鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ 5】 たままる(カドカワBOOKS) Amazon Kindle B☆W
 【世界最強の後衛 〜迷宮国の新人探索者〜 8】 とーわ(カドカワBOOKS) Amazon Kindle B☆W
 【父は英雄、母は精霊、娘の私は転生者。8】 松浦(カドカワBOOKS) Amazon Kindle B☆W
 【魔王になったので、ダンジョン造って人外娘とほのぼのする 12】 流優(カドカワBOOKS) Amazon Kindle B☆W
 【最強の鑑定士って誰のこと? 14 〜満腹ごはんで異世界生活〜】 港瀬つかさ(カドカワBOOKS) Amazon Kindle B☆W
 【役立たずと言われたので、わたしの家は独立します! 3 ~伝説の竜を目覚めさせたら、なぜか最強の国になっていました~】 遠野 九重(カドカワBOOKS) Amazon Kindle B☆W
 【レジェンド 17】 神無月紅(カドカワBOOKS) Amazon Kindle B☆W


 【今日も絵に描いた餅が美味い】 もちもち物質(TOブックス) Amazon Kindle B☆W
 【恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。 2 ―妹と結婚した片思い相手がなぜ今さら私のもとに?と思ったら―】 永野水貴(TOブックス) Amazon Kindle B☆W
 【追放された俺が外れギフト『翻訳』で最強パーティー無双! 2 〜魔物や魔族と話せる能力を駆使して成り上がる〜】 高野ケイ(TOブックス) Amazon Kindle B☆W



11月11日
 【動機探偵 名村詩朗の洞察】 喜多喜久(双葉文庫) Amazon Kindle
 【後宮の男装妃、幽鬼を祓う】 佐々木禎子(双葉文庫) Amazon Kindle
 【道後温泉 湯築屋 8 神様のお宿で誓いの口づけをします】 田井ノエル(双葉文庫) Amazon Kindle


11月12日
【我が驍勇にふるえよ天地 11 〜アレクシス帝国興隆記〜】 あわむら赤光(GA文庫) Amazon Kindle B☆W
【ただ制服を着てるだけ 2】 神田暁一郎(GA文庫) Amazon Kindle B☆W
 【好きな子にフラれたが、後輩女子から「先輩、私じゃダメですか……?」と言われた件】 柚本悠斗(GA文庫) Amazon Kindle B☆W
 【どうか俺を放っておいてくれ 2 なぜかぼっちの終わった高校生活を彼女が変えようとしてくる】 相崎壁際(GA文庫) Amazon Kindle B☆W
 【恋人全員を幸せにする話】 天乃聖樹(GA文庫) Amazon Kindle B☆W
 【信長転生 〜どうやら最強らしいので、乱世を終わらせることにした】 三木なずな(GA文庫) Amazon Kindle B☆W
 【俺の姪は将来、どんな相手と結婚するんだろう? 2】 落合祐輔(GA文庫) Amazon Kindle B☆W
 【家で無能と言われ続けた俺ですが、世界的には超有能だったようです 3】 kimimaro(GA文庫) Amazon Kindle B☆W


 【治療師ギルドを不当解雇された"最弱"、超有能スキルで"最強"を目指す】 岡本剛也(GAノベル) Amazon Kindle B☆W
 【転生賢者の異世界ライフ10 〜第二の職業を得て、世界最強になりました〜】 進行諸島(GAノベル) Amazon Kindle B☆W


 【猫と竜 王子と竜と七英雄】 アマラ(宝島社) Amazon Kindle B☆W



11月13日
 【ファンタジー化した世界でテイマーやってます! 〜狸が優秀です〜】 酒森(モーニングスターブックス) Amazon
 【戦国時代に宇宙要塞でやって来ました。5】 横蛍(モーニングスターブックス) Amazon



11月15日
【メイデーア転生物語 5.扉の向こうの魔法使い(下)】 友麻碧(富士見L文庫) Amazon Kindle B☆W
【江戸の花魁と入れ替わったので、花街の頂点を目指してみる 二】 七沢 ゆきの(富士見L文庫) Amazon Kindle B☆W
 【龍に恋う 三 贄の乙女の幸福な身の上】 道草 家守(富士見L文庫) Amazon Kindle B☆W
 【止まり木ダイニング 誰かと食べる晩ご飯】 望月くらげ(富士見L文庫) Amazon Kindle B☆W
 【千駄木ねこ茶房の文豪ごはん 二 あったか牛鍋を囲む愛弟子との木曜会】 山本 風碧(富士見L文庫) Amazon Kindle B☆W
 【女王オフィーリアよ、己の死の謎を解け】 石田 リンネ(富士見L文庫) Amazon Kindle B☆W


 【恋愛レベル0の令嬢なのに、キスを求められて詰んでます】 高見 雛(ビーズログ文庫) Amazon Kindle B☆W
 【弱気MAX令嬢なのに、辣腕婚約者様の賭けに乗ってしまった 3】 小田 ヒロ(ビーズログ文庫) Amazon Kindle B☆W
 【茉莉花官吏伝 十一 其の才、花と共に発くを争うことなかれ】 石田 リンネ(ビーズログ文庫) Amazon Kindle B☆W
 【お飾り王妃になったので、こっそり働きに出ることにしました 〜呪いで動けない陛下に変わってうさぎと無双します!〜】 富樫聖夜(ビーズログ文庫) Amazon Kindle B☆W


 【悪役令嬢に転生したはずが、主人公よりも溺愛されてるみたいです 1】 菜々(サーガフォレスト) Amazon Kindle B☆W


11月16日
 【魔石屋アレキサンドライトへようこそ 〜規格外の特級宝石師とモフモフ宝石獣の異世界繁盛記〜 1】 虎戸リア(アース・スターノベル) Amazon Kindle B☆W
【冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた 11】 門司柿家(アース・スターノベル) Amazon Kindle B☆W
 【反逆のソウルイーター 〜弱者は不要といわれて剣聖(父)に追放されました〜 6】 玉兎(アース・スターノベル) Amazon Kindle B☆W
 【転生料理研究家は今日もマイペースに料理を作る あなたに興味はございません】 狭山ひびき(アース・スターノベル) Amazon Kindle B☆W
 【生贄第二皇女の困惑 敵国に人質として嫁いだら不思議と大歓迎されています 2】 真波潜(アース・スターノベル) Amazon Kindle B☆W
 【インチキ聖女と言われたので、国を出てのんびり暮らそうと思います 2】 日之影ソラ(アース・スターノベル) Amazon Kindle B☆W



11月17日
 【人脈チートで始める人任せ英雄譚 2】 坂石遊作(電撃の新文芸) Amazon Kindle B☆W
 【森に生きる者 〜貴族じゃなくなったので自由に生きます。莫大な魔力があるから森の中でも安全快適です〜】 ゆるり(電撃の新文芸) Amazon Kindle B☆W
 【神の庭付き楠木邸】 えんじゅ(電撃の新文芸) Amazon Kindle B☆W


【秘密結社デスクロイツ 2】 林 トモアキ(星海社FICTIONS) Amazon Kindle B☆W
 【乙女ゲームのハードモードで生きています 2】 赤野 用介(星海社FICTIONS) Amazon Kindle B☆W
 【盟約の少女騎士】 陸 秋槎/訳:稲村 文吾(星海社FICTIONS) Amazon Kindle B☆W
 【10文字ホラー 3】 氏田 雄介 (編集) (星海社FICTIONS) Amazon Kindle B☆W



11月18日
【霊能探偵・藤咲藤花は人の惨劇を嗤わない】 綾里けいし(ガガガ文庫) Amazon Kindle B☆W
 【結婚が前提のラブコメ 5】 栗ノ原草介(ガガガ文庫) Amazon Kindle B☆W
 【ここでは猫の言葉で話せ】 昏式龍也(ガガガ文庫) Amazon Kindle B☆W
 【負けヒロインが多すぎる!2】 雨森たきび(ガガガ文庫) Amazon Kindle B☆W
 【弥生ちゃんは秘密を隠せない】 ハマカズシ(ガガガ文庫) Amazon Kindle B☆W
 【迷宮殺しの後日譚 2〜追放された最強の探索者、引退してダンジョン教習所の教官になったら、教え子たちに崇拝される〜】 坂石遊作(ガガガブックス) Amazon Kindle B☆W



11月19日
 【林檎転生 2 〜禁断の果実は今日もコロコロと無双する〜】 ガトー(HJノベルス) Amazon Kindle B☆W
 【魔眼と弾丸を使って異世界をぶち抜く! 12】 かたなかじ(HJノベルス) Amazon Kindle B☆W
 【ウォルテニア戦記 XX】 保利亮太(HJノベルス) Amazon Kindle B☆W
 【異世界はスマートフォンとともに。25】 冬原パトラ(HJノベルス) Amazon Kindle B☆W



11月20日
【オーク英雄物語 3 忖度列伝】 理不尽な孫の手(富士見ファンタジア文庫) Amazon Kindle B☆W
 【妹の親友? もう俺の女友達? なら、その次は――?】 エパンテリアス(富士見ファンタジア文庫) Amazon Kindle B☆W
 【不登校の幼馴染が学校に行く条件は、毎日俺とキスすることだった】 倉敷紺(富士見ファンタジア文庫) Amazon Kindle B☆W
 【かまって新卒ちゃんが毎回誘ってくる ねえ先輩、仕事も恋も教育してもらっていいですか?】 凪木 エコ(富士見ファンタジア文庫) Amazon Kindle B☆W
 【じつは義妹でした。〜最近できた義理の弟の距離感がやたら近いわけ〜】 白井 ムク(富士見ファンタジア文庫) Amazon Kindle B☆W
 【サベージファングお嬢様 2 史上最強の傭兵は史上最凶の暴虐令嬢となって二度目の世界を無双する】 赤石 赫々(富士見ファンタジア文庫) Amazon Kindle B☆W
 【公女殿下の家庭教師 10.千年の都】 七野りく(富士見ファンタジア文庫) Amazon Kindle B☆W
 【一億年ボタンを連打した俺は、気付いたら最強になっていた 8 〜落第剣士の学院無双〜】 月島 秀一(富士見ファンタジア文庫) Amazon Kindle B☆W


 【悪役令嬢の兄に転生しました 3】 内河弘児(TOブックス) Amazon Kindle B☆W
 【Nostalgia world online 3〜首狩り姫の突撃!あなたを晩ご飯!〜】 naginagi(TOブックス) Amazon Kindle B☆W
 【水属性の魔法使い 第一部 中央諸国編 III】 久宝 忠(TOブックス) Amazon Kindle B☆W
 【欠けた月のメルセデス 2 〜吸血鬼の貴族に転生したけど捨てられそうなのでダンジョンを制覇する〜】 炎頭(TOブックス) Amazon Kindle B☆W


 【遺跡発掘師は笑わない 三体月の呪い】 桑原水菜(角川文庫) Amazon Kindle B☆W
 【麒麟児】 冲方丁(角川文庫) Amazon Kindle B☆W
 【大正幽霊アパート鳳銘館の新米管理人 2】 竹村優希(角川文庫) Amazon Kindle B☆W


 【放課後の迷宮冒険者 〜日本と異世界を行き来できるようになった僕はレベルアップに勤しみます〜】 樋辻臥命(GCN文庫) Amazon Kindle B☆W
 【反逆の勇者 〜テンプレクソ異世界召喚と日本逆転送〜】 川崎悠(GCN文庫) Amazon Kindle B☆W



11月25日
 【このライトノベルがすごい! 2022】 『このライトノベルがすごい!』編集部(宝島社) Amazon Kindle B☆W


 【海鳥東月の『でたらめ』な事情】 両生類かえる(MF文庫J) Amazon Kindle B☆W
 【問一、永遠の愛を証明せよ。 ヒロイン補正はないものとする。】 かつび圭尚(MF文庫J) Amazon Kindle B☆W
 【ベノム 2 求愛性少女症候群】 城崎/原作・監修:かいりきベア(MF文庫J) Amazon Kindle B☆W
 【探偵はもう、死んでいる。6】 二語十(MF文庫J) Amazon Kindle B☆W
 【ライアー・ライアー 9.嘘つき転校生は頼れる先輩の危機に駆けつけます。】 久追遥希(MF文庫J) Amazon Kindle B☆W
 【ノーゲーム・ノーライフ 11.ゲーマー兄妹達はカップルにならなきゃ出られないそうです】 榎宮祐(MF文庫J) Amazon Kindle B☆W
 【学戦都市アスタリスク 16. 金枝争濫】 三屋咲ゆう(MF文庫J) Amazon Kindle B☆W


 【絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで 16】 鬼影スパナ(オーバーラップ文庫) Amazon Kindle B☆W
 【王女殿下はお怒りのようです 7.星に導かれし者】 八ツ橋 皓(オーバーラップ文庫) Amazon Kindle B☆W
 【ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで 8】 篠崎芳(オーバーラップ文庫) Amazon Kindle B☆W
 【魔王と竜王に育てられた少年は学園生活を無双するようです 3】 熊乃げん骨(オーバーラップ文庫) Amazon Kindle B☆W
 【百合の間に挟まれたわたしが、勢いで二股してしまった話】 としぞう(オーバーラップ文庫) Amazon Kindle B☆W
 【王立魔術学院の《魔王》教官 1】 遠藤遼(オーバーラップ文庫) Amazon Kindle B☆W
 【陰キャラ教師、高宮先生は静かに過ごしたいだけなのにJKたちが許してくれない。2】 明乃鐘(オーバーラップ文庫) Amazon Kindle B☆W


 【とんでもスキルで異世界放浪メシ 11.すき焼き×戦いの摂理】 江口連(オーバーラップノベルス) Amazon Kindle B☆W
 【ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する 4】 雨川透子(オーバーラップノベルスf) Amazon Kindle B☆W
 【二度と家には帰りません! 4】 みりぐらむ(オーバーラップノベルスf) Amazon Kindle B☆W
 【悲劇のヒロインぶる妹のせいで婚約破棄したのですが、何故か正義感の強い王太子に絡まれるようになりました 1】 冬月光輝(オーバーラップノベルスf) Amazon Kindle B☆W


 【君は僕の後悔 2】 しめさば(ダッシュエックス文庫) Amazon Kindle B☆W
 【俺はまだ、本気を出していない 7】 三木なずな(ダッシュエックス文庫) Amazon Kindle B☆W
 【友達のお姉さんと陰キャが恋をするとどうなるのか?2】 おかゆまさき(ダッシュエックス文庫) Amazon Kindle B☆W
 【ログアウトしたのはVRMMOじゃなく本物の異世界でした 1 〜現実に戻ってもステータスが壊れている件〜】 とーわ(ダッシュエックス文庫) Amazon Kindle B☆W
 【史上最強の宮廷テイマー ~自分を追い出して崩壊する王国を尻目に、辺境を開拓して使い魔たちの究極の楽園を作る~】 すかいふぁーむ(ダッシュエックス文庫) Amazon Kindle B☆W
 【レベルリセット 2 〜ゴミスキルだと勘違いしたけれど実はとんでもないチートスキルだった〜】 雷舞蛇尾(ダッシュエックス文庫) Amazon Kindle B☆W


 【偽聖女!? ミラの冒険譚 〜追放されましたが、実は最強なのでセカンドライフを楽しみます!〜 1】 櫻井 みこと(MFブックス) Amazon Kindle B☆W
 【お茶屋さんは賢者見習い 2】 巴里の黒猫(MFブックス) Amazon Kindle B☆W
 【異世界帰りのパラディンは、最強の除霊師となる 3】 Y.A(MFブックス) Amazon Kindle B☆W
 【春菜ちゃん、がんばる? 6 フェアリーテイル・クロニクル】 埴輪星人(MFブックス) Amazon Kindle B☆W
 【佐々木とピーちゃん 4.異能力者と魔法少女がデスゲーム勢を巻き込んで喧嘩を始めました 〜並びに巨大怪獣が日本来訪のお知らせ〜】 ぶんころり(KADOKAWA) Amazon Kindle B☆W


 【幻国の菓子使い】 文月 あかり(メディアワークス文庫) Amazon Kindle B☆W
 【吸血鬼は目を閉じ、十字を切った】 酒場 御行(メディアワークス文庫) Amazon Kindle B☆W
 【座敷童子の代理人 9】 仁科 裕貴(メディアワークス文庫) Amazon Kindle B☆W


 【シャークロアシリーズ 炬島のパンドラシャーク〈上〉】 成田 良悟(IIV) Amazon



11月26日
【Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 05】 之 貫紀(エンターブレイン) Amazon Kindle B☆W



11月28日
 【災害で卵を失ったドラゴンが何故か俺を育てはじめた】 霧崎 雀(Mノベルス) Amazon Kindle B☆W
 【勇者パーティーを追放された白魔道師、Sランク冒険者に拾われる 〜この白魔道師が規格外過ぎる〜 3】 水月 穹(Mノベルス) Amazon Kindle B☆W
 【のんべんだらりな転生者 〜貧乏農家を満喫す〜 4】 咲く桜(Mノベルス) Amazon Kindle B☆W
 【剣聖の幼馴染がパワハラで俺につらく当たるので、絶縁して辺境で魔剣士として出直すことにした。4】 シンギョウ ガク(Mノベルス) Amazon Kindle B☆W
 【魔王様、リトライ!8】 神埼黒音(Mノベルス) Amazon Kindle B☆W



11月29日
【ナイツ&マジック 11】 天酒之瓢 (ヒーロー文庫) Amazon Kindle B☆W
【不死王の息子 1】 日向夏(ヒーロー文庫) Amazon Kindle B☆W


 【擬人化】スキルでチート美少女を生み出して超皇国を造ってみる】 朝凪シューヤ(ファミ通文庫) Amazon Kindle B☆W


 【未実装のラスボス達が仲間になりました。3】 ながワサビ64(エンターブレイン) Amazon Kindle B☆W


 【転生して田舎でスローライフをおくりたい 転移でカグラヘ日帰り旅行】 錬金王 (宝島社) Amazon Kindle B☆W



11月30日
【転生したらスライムだった件 19】 伏瀬(GCノベルズ) Amazon Kindle B☆W
 【乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 9】 三嶋与夢(GCノベルズ) Amazon Kindle B☆W
 【史上最強の大賢者、転生先がぬいぐるみでも最強でした 2】 ジャジャ丸(GCノベルズ) Amazon Kindle B☆W


 【レベル1の最強賢者 6 〜呪いで最下級魔法しか使えないけど、神の勘違いで無限の魔力を手に入れ最強に〜】 木塚麻弥(ブレイブ文庫) Amazon Kindle B☆W
 【どれだけ努力しても万年レベル0の俺は追放された 〜神の敵と呼ばれた少年は、社畜女神と出会って最強の力を手に入れる〜 1】 蓮池タロウ(ブレイブ文庫) Amazon Kindle B☆W



霊能探偵・藤咲藤花は人の惨劇を嗤わない ★★★★   



【霊能探偵・藤咲藤花は人の惨劇を嗤わない】  綾里 けいし/生川 ガガガ文庫

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その少女は「かみさま」のなりそこない――

藤咲藤花の元に訪れる奇妙な事件の捜査依頼。
それは「かみさま」になるはずだった少女にしか解けない、人の業が生み出す猟奇事件。

人の姿を持ちながら幽世のものに触れる異能をもつ彼女は、事件の解決に自分の居場所を求めて歩む。
そして、その隣には「かみさま」の従者として彼女を守る役目を負うはずだった青年・藤咲朔の姿が常にあった。

数奇な運命のもとに生まれ――そして本来の役割を失った二人は現世の狂気のなかで互いの存在意義を求め合う。
これは、夢現の狭間に揺れる一人の少女と、それを見守る従者の物語。

思えば、綾里けいしさんの描く物語の多くが、主人たる少女と従者たる青年の二人を中心として描かれる物語だ。そして、その主人たる少女たちの多くがまた超常の存在である。存在以上にその精神性が人並み外れた強靭さ、或いは異常さを有している特異な人物だった。
【B.A.D】の繭墨あざかも、【アリストクライシ】のエリーゼも、【異世界拷問姫】のエリザベートも、狂気であり誠実であり残酷であり異質であり優しくもある突き抜けた人物だった。従者たる青年たちは、彼女らに振り回されながら彼女らを追いかけ付き従い、支える者だった。【B.A.D】の小田桐くんについては異論多々あろうが。
「かみさまのなりそこない」藤咲藤花もまた、そんな人外たる女主人の列に連なるヒロインだと思っていた。なにしろ、かみさまのなりかけ、だ。この場合の神様というのは、人の身でありながら人でなくなる、生きたまま幽世の住人になるような、俗世から完全に隔離されてしまうような、超常の存在だ。人としての人格も、人としての人権も、人としての柵も、何もかもから解き放たれた、贄のようなカミのような、祭り上げられた祀り上げられた神秘。
そんなモノになりかけた、なるはずだった、そんな少女はやはりそもそもが超常の存在なのだろう、と。超然として達観して透徹として、ふと目を離すと消えてしまいそうな浮世離れした儚いカゲロウのような少女なのだと、勝手に考えていた。

まさか、こたつから出てこないただの引きこもりニートだとは思わなかったさ。
食べ物に関してだけはアグレッシブになる、食物を買いに行くのなら積極的に外に出る種類のニートだとは思わなかった。
ただの食っちゃ寝してゲームして遊んで、従者の朔くんに衣食住ぜんぶ依存しているダメニートだとは思わなかった。
そして朔くん、厳しいことを言っているようでこの男、藤花にだだ甘である。甘やかしまくっている。口を開けて餌をねだるヒナにせっせと餌を放り込む親鳥のごとくである。なんだかんだ辛辣な文句を言いながら、一生彼女が引きこもりでも嬉々として養いそうな、人をダメにするたぐいの男である。
「少女たるもの」
それが藤花の口癖、或いは決め台詞だ。
かみさまになれなかった彼女の能力は中途半端。霊能探偵を名乗って看板を立てているけれど、聡明ではあってもカミソリのように謎を事件をズバッと解決するような切れ味はなく、自称かみさまの劣化品である彼女の精神性は、自分で宣うように当たり前なほど少女だ。ただの15歳の少女なのである。そこに、かみに連なる神秘も超常性も、異常性も狂気すらも持ち得ていないかもしれない。
本当に、ただの女の子なのだ。
だからこそ、藤花は傷ついている。現代の残酷な御伽噺のような、この異能と超常の世界に生まれるにはあまりに普通の少女だったが故に。かみになれなかった、成り得なかった自分への意味を、存在意義を見失っている。
いや、すべての真相が明らかになったあとに振り返ってみれば、彼女が苦しんで自分に価値を見い出せずにいたのは、かみさまになれなかったからではないのだろう。かみさまにもなれなかったにも関わらず、かみの従者となるはずだった「彼」藤咲朔を自身に縛り付けてしまったから。彼を自由にしようともがきながら、結局誰よりも自分が彼を縛り付けてしまったから。そして今この瞬間も彼にすがりついているから。もうかみさまでもないというのに。
つまるところ、藤花の想いはただただ朔一人に向けられていたと言っていい。藤花の振る舞いは、そのたどった歩みは、徹頭徹尾ひとりの青年を想ってのことだった。
それはもう少女以外の何者でもない在り方である。到底かみさまになんてなれるはずがない、ただの女の子のありかただった。
好きな人のためならば、たとえ自分を殺しても。たとえかみすら殺しても。

だからきっと、そんな彼女を救うには、かみさまでもかみさまの劣化品でもなりそこないでもなく、ただの無意味な少女をこそ守るのだという青年の想いを伝えることが必要だったのだろう。
従者という役割だからじゃなく、ただ単に藤花だから傍にいるのだと、そんな当たり前を彼女に信じてもらうことが必要だったのだろう。
でも、この異常で残酷で半ば狂った異形の世界で、そんな当たり前こそが普遍的ではなくそう在る事は難しい。こんな歪んだことわりが罷り通っている世界の中で、ただの少女であったというのはいっそ惨劇ですらあったかもしれない。

霊能探偵・藤咲藤花は人の惨劇を嗤わない。
当然だ。人の惨劇を嗤えるような、そんな歪んだ存在では彼女はなかった。本当に、ただの少女だったのだ。
少女はただ恋をして、恋に殉じた。それこそが、彼女自身の惨劇だったのかもしれない。
それがただの惨劇で、悲劇で、末路として終わらなかったのは、朔もまた、かみの従者になりえなかったからなのだろう。
彼もまた、最初から役目など意味をなしていなかった。彼にとってかみさまなんてどうでもよかった。最初から、彼の目にはかみさまではなく少女しか映っていなかったのだから。
与えられた役目によって結ばれた二人は、最初からかみさま候補とその従者という役目など関係なかった。最初から、お互いしか眼中になかったのだから。
でも、それを二人共知らずわからず理解せず、そのまま拗れて固まり、どうしようもないまま藤咲の因果としがらみに囚われて、彼らもまた惨劇の道をたどるはずだったのかもしれない。

そう考えると、本物の「かみさま」になったあの名前も語られぬ少女は、役割としてのかみさまではなく、彼女自身の意思と力で「縁結び」の神様と成ったのかもしれない。ほんの些細で親切なおせっかい。意地悪で迂遠な依頼にして道しるべ。傷ついて向き合うことのできなくなっていた少女と青年に、真実をたどる道筋を示すことで、お互いの想いを伝え合えるきっかけを与えてくれた。
彼女は狂ったかみであり、正しいかみであり、だからこそ血を厭わずまともな倫理に縛られず、でも友人だったひとりの女の子の恋を、大切になるはずだった青年の想いを、そっと結ぶ機会をくれたかみさまだった。
それはかみというより、少女のようで。名前も語られぬ彼女もまた、かみさまとなった彼女もまた、少女たるもの、だったのだろう。

かくして、これは最初から最後まで徹頭徹尾、純粋な恋の物語でありました。幾多の惨劇の上を歩んでいくものだったとしても、穢れを感じさせない純愛の物語でもありました。
死がふたりを分かつまで、或いは死すらも分かてぬ、この世界にただ二人きりであるような恋人たちの物語。




ここでは猫の言葉で話せ ★★★★★   



【ここでは猫の言葉で話せ】  昏式 龍也/塩かずのこ ガガガ文庫

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命懸けの猫ミッションをクリアせよ!

日本のひなびた地方都市の女子高校。
寒い国からやってきた小さな転校生アーニャことアンナ・グラツカヤには、誰も知らない二つの秘密があった。
一つは、ロシアの犯罪組織に属した殺人マシーンであったこと。
もう一つは、猫アレルギーの猫嫌いなのに、その猫をモフらなければ自分が死ぬ……という、他人から見れば謎だが本人だけは必死な使命を帯びていること。

猫好きの同級生・小花や謎多き年上の女・明良たちに囲まれた、平和で少し奇妙な毎日の中、ひたすら猫を追いかけるアーニャのインポッシブルなミッションは始まった!
猫が導く少女達の出会いと喧騒――コミカルでデンジャラスな新感覚ガールミーツガール開幕!

ううっ……か、感動した。感動したぞ。なんてこった、これは傑作だ。傑作だ。

猫とはすなわち人生である。

いや、別に猫礼賛の作品じゃないんだ、これは。猫を崇め奉る話ではない。ここに出てくる猫たちは、ただ猫に過ぎない。猫たちはただあるがままに猫であるだけで、それ以上でもそれ以下でもない。
だからこそ、素晴らしい。これ以上無い猫小説だ。

これ、コメディじゃないんですよね。むしろ、ハードボイルドだ。日の当たる世界に迷い出てきた殺人マシーンの物語だ。
彼女、アーニャが生きてきた、今も囚われているその世界は、仄暗く冷たい心に澱が積もる夜の世界だ。ただ機械のように与えられた任務をこなし、淡々と人を殺してきた殺し屋、それがアンナ・グラツカヤである。
それが何の因果か、日の当たる世界に迷い出てきた。いや、導き送り出されてきた。親友である、姉のような人の願いによって、彼女は機械から人になるべく日本という平和な国にたった一人、ただの女学生として生きることになった。アーニャ自身、そこに何の意義も見いだせないまま。
殺し屋の物語、その世界観というのはニトロプラスの傑作ゲーム【PHANTOM OF INFERNO】の頃から、哀愁と惜別という切々とした空気に彩られたものだと思ってる。絶望するほどの感情もなく、希望を抱くほどの未来もなく、淡々と寒さに身を震わせて、僅かな温もりを無意識に求めて人恋しさに身を寄せ合う。その僅かな温もりもすぐに遠ざかり、消え失せて、そうして胸の奥から産まれてくるのは虚無の空白。
そんな無常に囚われながら、硝煙の中を刹那的に駆け抜ける殺し屋たちの生き様に、どうしようもなく惹かれてしまう。
そんな世界観を、このアーニャもまた生きてるんですよね。いや、彼女はまだ生きてすらいなかった。ただ、囚われたまま義務的に存在しているだけだった。
それでも、彼女はユキという友と組織を抜けて行くことを選び、彼女が死んだあともその願いに従って、この日本まで逃げてきた。そこにはもう、萌芽はあったのだろう。

アーニャにとって、猫とは単なる生存を伸ばすための手段に過ぎなかった。彼女に投与されている毒薬は、定期的に解毒薬を摂取しないと宿主を殺す、裏切り防止の抹殺薬だ。ユキは研究の末に、どの毒を無効化する効果が、猫アレルギー物質にあることを発見し、彼女らが組織から逃げ出す大きな要因の一つとなった。
つまり、猫にむしゃぶりついてアレルギー症状になると、発症した毒薬が無毒化されるという仕組みである。
だから、別にアーニャは猫が好きではない。その気ままで何も束縛されない在り方を不愉快にすら感じている。それでも猫に触れなければならない彼女は、必然的に猫という生物の生態に近づくことになる。猫に触れ、猫を知り、猫を感じることになる。
「猫がきっと、君の失ったものを取り戻してくれるだろう」

マインドコントロールによって不要な感情を封印され、戦闘機械として完成されたアーニャにとって、平和な日本での学生生活は戸惑いの連続だ。猫を追いかけるアーニャを、猫好きと勘違いした学友達はすぐにアーニャと親しくなり、特に家で猫カフェを営む小花はアーニャに猫成分を提供してくれる欠かせない友人となり、アーニャに猫の知識を、猫との付き合い方を、猫と共に寄り添う生き方を教えてくれることになる。
他にも、猫を通じて、アーニャの他者との交流は増えてくる。また、ユキの協力者としてアーニャの逃亡を手助けしてくれた子が直接尋ねてきて、同じ部屋に暮らすようになる。いつしか、我が物顔で部屋に入り込むようになった野良猫も、一匹同居するようになった。二人と一匹の共同生活である。
アーニャにとって、猫との繋がりが、人との繋がりとなっていく。
疎んでいた猫の自由さが、彼女の心を解きほぐしていく。猫の姿に、いつしか安らぎを抱くようになってくる。なついてくる猫に動揺し、そっけない猫の一挙手一投足に身体をこわばらせ、それは解毒のためという必要性ゆえではない、猫と共にある日々がアーニャにとって当たり前になっていく。
それは同時に、誰かと一緒に過ごす日々、それを温かく心地よいと感じる日々のはじまりだった。

重ねていうが、これは猫を過剰に持て囃す物語ではない。猫たちは、それぞれ思うがままに振る舞っているだけだ。生きるも死ぬも、猫たちは何にも縛られず在るが儘にただ猫として在るのみ。
そこに自由だの不遜さだの、何かを見出し当てはめ感じ入るのはいつだって人間の勝手である。
猫に癒やされるのも、猫に救われるのも、猫を愛するのも愛されるのも、人の勝手な思い込みだ。勝手に猫に投影しているだけだ。
猫は、ただただ猫である。
でもその猫こそが、アーニャに他者と繋がるカスガイだった。猫を通じて、猫を介して、アーニャは人を感じることが出来た。人の感情に触れることが出来た。人の愛情に自分を重ねることが出来たのだ。
小花の友情も、明良の好意も、コーシカの親愛も、そしてユキの切なる想いも。
アーニャは猫を通して、実感することになる。それが、眠っていたアーニャの根源を目覚めさせることになる。
アーニャがあの日流せなかった涙を流せたとき、猫との別れが彼女を再び人間として生まれ変わらせたのである。
哀愁も惜別も、哀切も諦観も、猫と人の温もりが洗い流してくれたのだ。そうして、これは殺し屋の物語ではなく、猫を愛する人々の物語になっていく。
その仄暗い寒色の空気感が柔らかな暖色の世界へと移り変わっていくその行程が、アーニャの感情が目覚めていく様子が、猫とともにある姿が、美しいほどに自然で見惚れるほどに綺麗だったのでした。
ああ、猫こそが人生なる哉、人生哉。
【ここでは猫の言葉で話せ】、見事な一作でありました。




ちなみに、私は犬派である。悪しからず。
 

7月4日

松本直也
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稲垣理一郎/Boichi
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藤本タツキ
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阿賀沢紅茶
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マポロ3号
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yatoyato
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土田健太
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橋本悠
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辺天使/津田穂波
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伊藤砂務
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三条陸/芝田優作
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稲岡和佐
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有馬あるま/フカヤマますく
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田中靖規
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岩田雪花/青木裕
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堀越耕平
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古橋秀之/別天荒人
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神江ちず
(角川コミックス・エース)
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路生よる/藤堂流風
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蝉川夏哉/ヴァージニア二等兵
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三上康明/田中インサイダー
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7月1日

紙城 境介
(角川スニーカー文庫)
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メソポ・たみあ
(角川スニーカー文庫)
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ナナシまる
(角川スニーカー文庫)
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shiryu
(角川スニーカー文庫)
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あまさきみりと
(角川スニーカー文庫)
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ミヤ
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榊一郎
(HJ文庫)
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たすろう
(HJ文庫)
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シクラメン
(HJ文庫)
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かみや
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ぎんもく
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晩野
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明地雫/霜月緋色
(HJコミックス)
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森山ゆっこ/はむばね
(HJコミックス)
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黒野ユウ/遠野九重
(B’s-LOG COMICS)
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大和田秀樹
(近代麻雀コミックス)
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6月30日

之 貫紀
(エンターブレイン)
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kawa.kei
(エンターブレイン)
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槻影
(エンターブレイン)
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白水 廉
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丸山 くがね
(エンターブレイン)
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鹿角フェフ
(GCノベルズ)
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力水
(モンスター文庫)
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蒼井美紗
(Mノベルス)
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よねちょ
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あきさけ
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唐澤 和希
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中野 在太
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新城一/海月崎まつり
(KCx)
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キダニエル/四葉夕卜
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6月29日

榊 一郎
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弥生 志郎
(講談社ラノベ文庫)
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雨宮 和希
(講談社ラノベ文庫)
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虎走 かける
(講談社ラノベ文庫)
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謙虚なサークル
(講談社ラノベ文庫)
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深山 鈴
(Kラノベブックス)
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右薙 光介
(Kラノベブックス)
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火事屋/蛙田アメコ
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真鍋譲治/すかいふぁーむ
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伊吹 亜門
(星海社FICTIONS)
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柴田 勝家
(星海社FICTIONS)
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6月28日

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6月27日

浦上ユウ
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猫夜叉/亀小屋サト
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たくま朋正/伊藤暖彦
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綾村切人/ナフセ
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結城鹿介/髭乃慎士
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幌田
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6月25日

十文字青
(オーバーラップ文庫)
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鬼影スパナ
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迷井豆腐
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篠崎 芳
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寺王
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御鷹穂積
(オーバーラップ文庫)
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メグリくくる
(オーバーラップ文庫)
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雨川水海
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江口 連
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和島 逆
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KK
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雨川透子
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6月24日

芝村 裕吏
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志瑞祐
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長月 達平
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長月 達平
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月見 秋水
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三月みどり
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花間燈
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衣笠彰梧
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常世田健人
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ジルコ
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疎陀陽
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九十九弐式/すかいふぁーむ
(ダッシュエックス文庫)
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甘岸久弥
(MFブックス)
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yokuu
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天ノ瀬
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ラチム
(MFブックス)
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櫻井 みこと
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御手々 ぽんた
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支援BIS
(KADOKAWA)
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藤也卓巳
(あすかコミックスDX)
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ひろやまひろし
(角川コミックス・エース)
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ひろやまひろし
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横田卓馬/伊瀬勝良
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ぶんころり/プレジ和尚
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蛍幻飛鳥/志瑞祐
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水無月すう
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鈴見敦/八又ナガト
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御宮ゆう/香澤陽平
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人生負組
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ZUN/水炊き
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神地あたる/白米良
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黒杞よるの/雨川水海
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村光/ベニガシラ
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七六/鬼影スパナ
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天羽銀/迷井豆腐
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白砂/麻希くるみ
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木乃ひのき/雨川透子
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6月23日

日向夏/ねこクラゲ
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押切蓮介
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小林湖底/りいちゅ
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深見真/真じろう
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金田一蓮十郎
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佐藤真登/三ツ谷亮
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萱島雄太
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優風
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栗井茶
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栗井茶
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6月22日

浅草九十九/和ヶ原聡司
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安里アサト/シンジョウタクヤ
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中山幸
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三ツ矢だいふく
(MFコミックス アライブシリーズ)
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内藤隆/榎宮祐
(MFコミックス アライブシリーズ)
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花鶏ハルノ/相川有
(MFコミックス アライブシリーズ)
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久真やすひさ
(MFコミックス アライブシリーズ)
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衣笠彰/紗々音シア
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フジカワユカ/理不尽な孫の手
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藍屋球/アネコユサギ
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クマガエ/宮澤ひしを
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カルロ・ゼン/石田点
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泰三子
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ハナツカシオリ
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瀬下猛
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NICOMICHIHIRO
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鍵空とみやき
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鍵空とみやき
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藤近小梅
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田代哲也
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柊裕一
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村田真哉/速水時貞
(ガンガンコミックスJOKER)
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都月景/いふじシンセン
(ガンガンコミックスJOKER)
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殿ヶ谷美由記
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6月20日

風間レイ
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ほのぼのる500
(TOブックス)
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楢山幕府
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リッキー
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こりんさん
(GCN文庫)
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武田すん
(ヤンマガKCスペシャル)
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ペトス/橋本カヱ
(ヤンマガKCスペシャル)
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千田大輔
(ヤンマガKCスペシャル)
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Cuvie
(チャンピオンREDコミックス)
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小坂泰之
(ヤングチャンピオン烈コミックス)
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6月19日

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6月17日

上遠野浩平/カラスマタスク
(ジャンプコミックス)
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野田サトル
(ヤングジャンプコミックス)
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二宮裕次
(ヤングジャンプコミックス)
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原泰久
(ヤングジャンプコミックス)
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双龍
(ヤングジャンプコミックス)
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深川可純/広報広聴課ゾンビ係
(ヤングジャンプコミックス)
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赤坂アカ/横槍メンゴ
(ヤングジャンプコミックス)
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赤坂アカ
(ヤングジャンプコミックス)
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中山敦支
(ヤングジャンプコミックス)
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光永康則/入鹿良光
(ヤングジャンプコミックス)
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ソウマトウ
(ヤングジャンプコミックス)
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中村力斗/野澤ゆき子
(ヤングジャンプコミックス)
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峰浪りょう
(ヤングジャンプコミックス)
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畑健二郎
(少年サンデーコミックス)
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山田鐘人/アベツカサ
(少年サンデーコミックス)
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コトヤマ
(少年サンデーコミックス)
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松江名俊
(少年サンデーコミックス)
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熊之股鍵次
(少年サンデーコミックス)
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栗山ミヅキ
(少年サンデーコミックス)
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高橋留美子
(少年サンデーコミックス)
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草場道輝/高谷智裕
(少年サンデーコミックス)
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福井セイ
(少年サンデーコミックス)
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安西信行
(少年サンデーコミックス)
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新井隆広/青山剛昌
(少年サンデーコミックススペシャル)
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日向夏/倉田三ノ路
(サンデーGXコミックス)
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麻生羽呂/高田康太郎
(サンデーGXコミックス)
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池澤真/津留崎優
(裏少年サンデーコミックス)
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山田 リツ
(裏少年サンデーコミックス)
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寺嶋裕二
(講談社コミックス)
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三宮宏太/西田征史
(講談社コミックス)
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ヒロユキ
(講談社コミックス)
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福留しゅん/天城望
(フロースコミック)
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伊吹有/葉山湊月
(フロースコミック)
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羊太郎
(富士見ファンタジア文庫)
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三河 ごーすと
(富士見ファンタジア文庫)
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桜生 懐
(富士見ファンタジア文庫)
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陸奥 こはる
(富士見ファンタジア文庫)
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高橋 びすい
(富士見ファンタジア文庫)
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恵比須 清司
(富士見ファンタジア文庫)
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三原 みつき
(富士見ファンタジア文庫)
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あボーン
(富士見ファンタジア文庫)
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白井 ムク
(富士見ファンタジア文庫)
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綾里けいし
(ガガガ文庫)
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カミツキレイニー
(ガガガ文庫)
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伊崎喬助
(ガガガ文庫)
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平坂 読
(ガガガ文庫)
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猿渡かざみ
(ガガガ文庫)
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猿渡かざみ
(ガガガ文庫)
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緒二葉
(ガガガ文庫)
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川上 稔
(電撃の新文芸)
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美浜ヨシヒコ
(電撃の新文芸)
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草薙 刃
(電撃の新文芸)
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時田 唯
(電撃の新文芸)
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6月16日

樋口彰彦
(マガジンエッジKC)
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松岡健太
(マガジンエッジKC)
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さとうふみや/天樹征丸
(講談社コミックス)
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あだちとか
(講談社コミックス)
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和武はざの
(講談社コミックス月刊マガジン)
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6月15日

石田リンネ(富士見L文庫)
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猫田パナ(富士見L文庫)
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佐々木禎子(富士見L文庫)
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仲町鹿乃子(富士見L文庫)
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竹岡葉月(富士見L文庫)
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竹岡葉月(富士見L文庫)
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鍋敷(アース・スターノベル)
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LA軍(アース・スターノベル)
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天然水珈琲
(アース・スターノベル)
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西尾維新(講談社文庫)
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葛城阿高(ビーズログ文庫)
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ぷにちゃん(ビーズログ文庫)
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小田ヒロ(ビーズログ文庫)
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綾河ららら
(サーガフォレスト)
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バッド(サーガフォレスト)
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真安一(サーガフォレスト)
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カヤ(サーガフォレスト)
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コイシ/緑黄色野菜
(コロナ・コミックス)
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よこわけ/やしろ
(コロナ・コミックス)
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わかば/白露雪音
(コロナ・コミックス)
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小田山るすけ/たつきめいこ
(コロナ・コミックス)
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6月14日
ふか田さめたろう
(GA文庫)
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星奏なつめ(GA文庫)
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冬坂右折(GA文庫)
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白石定規(GAノベル)
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星崎崑(GAノベル)
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えぞぎんぎつね
(GAノベル)
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三木なずな
(GAノベル)
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カイシャイン36
(GAノベル)
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よっしゃあっ!
(GAノベル)
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6月13日


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6月12日

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6月10日

荒川弘
(ガンガンコミックス)
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天那光汰/梅津葉子
(ガンガンコミックス)
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おーしおゆたか
(角川コミックス・エース)
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猫田ゆかり
(角川コミックス・エース)
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リムコロ
(角川コミックス・エース)
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冥茶/萩鵜アキ
(角川コミックス・エース)
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浅野りん/ヤングエース編集部
(角川コミックス・エース)
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春花あや
(角川コミックス・エース)
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経験値/TYPE−MOON
(単行本コミックス)
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佐島勤/おだまさる
(電撃コミックスNEXT)
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古宮九時/越水ナオキ
(電撃コミックスNEXT)
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ベキオ/ていか小鳩
(ガンガンコミックスONLINE)
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森田季節/シバユウスケ
(ガンガンコミックスONLINE)
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顎木あくみ/みまわがお
(ガンガンコミックスONLINE)
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加藤衣緒
(ガンガンコミックスONLINE)
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竜騎士07/夏海ケイ
(ガンガンコミックスONLINE)
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竜騎士07/刻夜セイゴ
(ビッグガンガンコミックス)
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飯島浩介/汐里
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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イノウエ
(サンデーうぇぶりSSC)
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こじまたけし
(サンデーうぇぶりSSC)
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白井もも吉
(サンデーうぇぶりSSC)
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オジロマコト
(ビッグ コミックス)
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サンドロビッチ・ヤバ子/だろめおん
(裏少年サンデーコミックス)
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田村由美
(フラワーCアルファ)
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もこやま仁
(裏少年サンデーコミックス)
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影崎由那/川獺右端
(アース・スターコミックス)
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相模映/吉田杏
(アース・スターコミックス)
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となりける/shiryu
(アース・スターコミックス)
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ユンボ/風楼
(アース・スターコミックス)
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秋乃かかし/裂田
(アース・スターコミックス)
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東崎惟子(電撃文庫)
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三雲岳斗(電撃文庫)
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三雲岳斗(電撃文庫)
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和ヶ原聡司(電撃文庫)
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白金透(電撃文庫)
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鎌池和馬/冬川基
(電撃文庫)
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佐島勤(電撃文庫)
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二月公(電撃文庫)
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鏡遊(電撃文庫)
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真代屋秀晃(電撃文庫)
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周藤蓮(電撃文庫)
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瀧岡 くるじ
(カドカワBOOKS)
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小田 ヒロ
(カドカワBOOKS)
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壁首領大公
(カドカワBOOKS)
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七夕 さとり
(カドカワBOOKS)
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KK(カドカワBOOKS)
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うみ(カドカワBOOKS)
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ふか田 さめたろう
(宝島社)
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魔石の硬さ
(TOブックス)
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ニシキギ・カエデ
(TOブックス)
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地雷酒(TOブックス)
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サンボン
(TOブックス)
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蒼月海里(角川文庫)
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椹野道流(角川文庫)
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森見登美彦/原案:上田誠
(角川文庫)
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桑原水菜(角川文庫)
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仁木英之(角川文庫)
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6月9日

石塚千尋
(講談社コミックス)
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荒川弘/田中芳樹
(講談社コミックス)
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奈良一平
(講談社コミックス)
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小玉有起
(KCデラックス)
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横田卓馬
(シリウスKC)
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高田裕三
(シリウスKC)
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長谷川三時/七烏未奏
(シリウスKC)
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ヤスダスズヒト
(シリウスKC)
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村上よしゆき/茨木野
(シリウスKC)
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K9/小林裕和/支援BIS
(シリウスKC)
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冬葉つがる
(シリウスKC)
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樋野友行/瀬戸メグル
(シリウスKC)
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刀坂アキラ/加茂セイ
(シリウスKC)
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光永康則
(シリウスKC)
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西田拓矢/海空りく
(シリウスKC)
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松琴エア/はにゅう
(シリウスKC)
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原口鳳汰/カラユミ
(KCデラックス)
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山本やみー/門馬司
(KCデラックス)
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一二三
(KCデラックス)
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がしたに/MITA
(KCデラックス)
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うかみ
(KCデラックス)
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エターナル14歳/御子柴奈々
(KCデラックス)
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桜野みねね
(BLADEコミックス)
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森野きこり
(BLADEコミックス)
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6月8日

かみはら(早川書房)
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西尾維新(講談社)
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ちんねん/能一ニェ
(BRIDGE COMICS)
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佐藤二葉
(星海社COMICS)
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山本崇一朗
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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稲葉光史/山本崇一朗
(ゲッサン少年サンデーコミックス)
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6月7日

泉光
(アフタヌーンKC)
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TNSK
(アフタヌーンKC)
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水瀬るるう
(まんがタイムコミックス)
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琴子/TCB
(ガンガンコミックスONLINE)
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枢呂紅/優月祥
(ガンガンコミックスUP!)
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雨後一陽/とちぼり木
(ガンガンコミックスUP!)
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西島ふみかる/白縫餡
(ガンガンコミックスUP!)
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雨沢もっけ
(ガンガンコミックスUP!)
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ふか田さめたろう/松元こみかん
(ガンガンコミックスUP!)
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えぞぎんぎつね/春夏冬アタル
(ガンガンコミックスUP!)
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リキタケ/三木なずな
(ガンガンコミックスUP!)
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琴子
(SQEXノベル)
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猫子
(SQEXノベル)
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平成オワリ
(SQEXノベル)
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榛名丼
(SQEXノベル)
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蝉川夏哉
(宝島社文庫)
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貴戸湊太
(宝島社文庫)
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