結界師のフーガ 2.龍骸の楽園  


結界師のフーガ 2 (2)

【結界師のフーガ 2.龍骸の楽園】 水瀬葉月/鳴瀬ひろふみ  電撃文庫

 だぁぁ、これも勿体無いなあ、おい!
 読了後、面白かったという感想を抱きながらも何か物足りなさを感じてました。この物足りなさは前作でも感じていた。作品としての出来、魅せ方や心情描写の書き込み具合など、私は前作にまだまだ地に足がついてない薄っぺらさを感じたのに比べてだいぶ向上してると思った。一歩一歩しっかりとした作り手へと階段を昇ってると思った。なのにこの物足りなさ。美味しいタイヤキを上機嫌に食べてたらシッポの先に餡子が詰まってなかったかのような哀しさ。これはなんだろうと考えてるうちに、一つ思いついた。
 主人公の隻腕姉ちゃんと倫太郎少年が悪い!!
 いや、彼女らが悪いんじゃなくて、彼女らをちゃんと書いてない作者氏が悪い。ちゃんと書いてないっていうのは、彼女らの背景。行動原理のバックグラウンド。彼女らがどういう人物なのかと言う書き込み具合。お陰で彼らがなんでその場面でそういう言葉を吐くのか、どうしてそういう意志を持つのかの基盤。読者からすると表層的なキャラクターは理解していても、深い部分を知らされていないから、どうしても置いてけぼりの感を否めないのだ。
 今作では、土蜘蛛の連中やメイド姉ちゃん、仙人娘の内面描写の方をかなり丁寧にやっていたから、余計にメインの二人の内面がいまいち把握しきれず、読み終えたあともポッカリとした空白が浮かんでしまっている。
 出来ないというわけではないはず。見事に上手く、という形容詞はさすがに付け難いものの、メイド姉ちゃんや今回登場のキャラクターに関しては標準以上に内面描写に説得力を持たせていたんだから。
 お陰で、絵馬さんが発する彼女の支柱ともいうべき言葉の数々、その重みが実感できず。逆に、今回の登場人物たちはじっくり書かれているから彼らなりの重みを感じ取っているので、彼らの重さが絵馬の言葉で動かされる事にどうも説得力を感じられなかった。いや、説得力が感じられないというのは少し違うか。彼らが何かを感じ取ったのは非常に伝わってきたのに対して、伝わったものがどういう感触なのか読んでるこっちはまるで実感できなかったと言うべきか。

 主人公の背景をボカすというやり方は別段おかしいものではないと思う。そういうやり方も一般的に存在する。でも、この作品、水瀬氏の物語の綴り方からすると、このやり方は致命的に合っていないんでないだろうか。もったいぶっていないで早急に絵馬さんたちの過去編を要求する。まだ、絵馬にしても倫太郎にしても書割なのだ。彼女らに厚みが加わったとき、この結界師のフーガという作品は、劇的に読み応えのある作品へと化学変化を起こすのではないだろうか、とそんな風に期待する。
 面白い、面白くなるべき要素は既に装填済みなのだ。あとは忘れているものを取り付ければそれでいい。それだけでいい。

底の底の底辺  

あーあーあーあーあー

もう壊滅的にテンションが底。
コミケ行って有り金全部ムダ遣いしてしまいたいくらいの気分。

劇場版AIRのCM見てさらに追い討ち。
未だにあの曲聴くと泣けてくるよ。ほんとに。
なんなんだろねー。
AIRのあの音楽はもう異常に近いんでなかろうか。ClannaDも悪くはなかったけど、やはり鳥の歌や青空ほどの総毛立つような感覚は得られない。

WEB配信

自衛隊装備品占い  

自衛隊装備品占い

 装備品占い!? ほうほうほう。さあ自衛隊の装備品と来れば、90式戦車か金剛かF15イーグルか、と期待してやってみたらば、

八岐さんは えんぴ です!

orz

● 自衛隊員の訓練には欠くことのできない存在のえんぴさん。オールマイティで掩体構築や土嚢づくりに大活躍するのはもちろんのこと、隊員のトイレにも同行するきめ細かさはあなたならではといっていいでしょう。
あなたはかわいらしくて憎めない甘えん坊さんでもあり、どちらかというと他力本願で、困ったことがあるとすぐに誰かに泣きついてしまうのですが、周囲はあなたを放っておくことができないので、いつも素早く援助の手が差し伸べられます。ただし、甘え上手なうちはいいのですが、ワガママが度を過ぎると思わぬトラブルを招いてしまうかも。持ち前の素直さやかわいらしさはそのままに、粘り強く頑張る力を養いましょう。それがさらなる好感度アップにつながるはずです。恋愛面でも甘え上手なところが売りですから、包容力のある人と縁があるでしょう。相手はあなたを心から大事にしてくれるはず。あなたも相手に惚れこみ、楽しい恋愛ができそうです。

● 八岐さんの本当の父親は、いかりや長介です!


………えんぴ、えんぴってあーた orz

ガンパレード・マーチ 5121小隊 九州撤退戦(上)  


ガンパレード・マーチ5121小隊九州撤退戦 上 (1)

【ガンパレード・マーチ 5121小隊 九州撤退戦(上)】 榊涼介/きむらじゅんこ  電撃ゲーム文庫

 うわあ、末期戦だ。隅から隅まで末期戦だ! 前からそうだったけど、これ戦争小説としてもかなりの良作なんじゃないだろうか。すごいすごい。
 ガンパレードマーチを知らなくてAGEの『マブラブ』を知っている方に説明すると、ほぼ『マブラブ・アンリミテッド』みたいな世界情勢です(いや、説明になってないって(笑)

 第二次世界大戦中に突如現れた黒い月。1945年、東京に核が落とされ日本の敗戦が決定した直後、欧州に出現した幻獣と呼ばれる謎の怪物たち。以後、人類は五十年近くに渡り幻獣との戦争を続け、21世紀を目前にしてユーラシア・アフリカ大陸のほぼ全土を喪失する。
 1998年、幻獣軍は遂に中国を飲み込み、九州上陸。自衛軍48万が迎え撃つも、幻獣軍は1400万の大軍を以って九州を蹂躙、自衛軍は30万以上の犠牲を出して大敗した。この破滅的危機に政府は徴兵年齢に達しない14〜17歳の少年兵を掻き集め、未訓練のまま熊本要塞へと送り込んだ。およそ十万の少年少女。本土決戦までの準備を整えるための捨て駒として。
 そして1999年、学兵によって編成された人型戦車『士魂号』を擁する新編5121小隊。この地獄の大釜に放り込まれた捨て駒に過ぎないはずだった少年少女たちの戦いが始まる…………。


 このあらすじ見ると、もう始まった当初から末期も末期、末期戦って感じですね(苦笑)
 本人たちはワイワイガヤガヤ学校と同じノリでやってるんで、暗い雰囲気がないからどうも忘れがちになってたんだけど。
 それでも熊本決戦編なんて整備の連中まで銃を持ち出して戦わなきゃならないような凄まじい戦闘描写を如何なく描いてたんで、戦場と日常の境が希薄な世界観を見事に描いてるって言っていいんでしょう、こういうのは。
 なんにしてもEGコンバットといい、こういう世界情勢って燃えるんだわ。
 熊本城決戦を経て幻獣軍の攻勢を凌ぎ切ったように見えたんで、展開をどう持っていくのかと思ったら、ここまで一気に情勢が悪化するとは。九州放棄ですか。
 指揮系統の大混乱、状況もわからないまま連発される死守命令、士気喪失による戦線崩壊、モラルの低下。押し寄せる敵を背後に、同士撃ちも含めた撤退手段の奪い合い。
 どれほど精強な兵士でも士気を喪失すれば有象無象と化してしまい、抵抗もろくに出来ずに敵に蹂躙されていくという悲惨な状況がこれでもかと描かれてる。まさに末期戦、戦争末期の様相。
 5121小隊も中央の権力闘争の余波で隊長の善行と整備班長原素子が本土に半ば誘拐同然に召還され、支柱のいない状態で不安と恐怖に皆情緒不安定になりながら、破滅的な状況の中を泳いでいきます。終盤の森さんの叫びなんか、恥も外聞もないけど本音以外のなにものでもない訴えで、これが響くんだ。誰だって英雄になるより生き残りたい。それでも、どこかのだれかのために戦わないといけないときがある。まさにガンパレードマーチ――突撃行進歌にある「どこかのだれかの未来のために」舞と厚志の会話はキました。

無人惑星サヴァイブ  

 サヴァイブって、無人惑星でサバイバルするからサヴァイブってタイトルじゃなかったのかーっ!!
 驚いた、これは驚いた。

よしっ、そのまま一気にいけ! と意気込んでしまった私は堕人  

夕方のアニメでそんな展開あるわけないじゃん! と、思いつつ、エロゲーか何年か前までのハリウッド映画だったらまず間違いなくラブシーン突入! って展開ですよ、あれは。だれもいない沈没船の中で剣振り回して追い回しながら怒鳴って怒って恨みつらみをぶちまけて、ってどう聞いても告白にしか聞こえない思いをぶちまけてながら、最後に押し倒してキス。わはーーーっ!

『絢爛舞踏祭ザ・マーズ・デイブレイク』

「なんでそんなに追いかけてくるんだよ!」というグラムに対してのベスの返答が最高
「あんたが逃げるからでしょ!!」

 まさに逃げる男に追う女、って逆か。
 グラムもエノラに「あの女、どう思ってるのよ、お兄ちゃん!」と言われて「大好きだよ」とキッパリと言うんだ。こうはっきりしてると気持ちいいね、ほんと。
 久々にアニメでいいもん拝ませてもらいました。
 ガンパレのアニメの方は散々期待した挙句に散々なものになっちゃったんで、こっちは当初全然期待してなかったんだけど、本当にコメディとしても冒険ものとしてもラブストーリーとしてもええものになって、えがったなあ。

占いなんて信じない  


コスプレ占い

八岐さんは【 チャイナ 】です!

● チャイナさんのあなたは、いつも冷静でマイペース。クールな態度が周囲から誤解されることもありがち。普段はあまり目立ちませんが、補佐的な立場に立つと、とたんに大活躍。責任感が強く、途中で投げ出すことはありません。いわゆる縁の下の力持ちなのです。とても真面目なので、仲間からも一目置かれていますが、束縛嫌いな面もあります。


チャイナというと家族計画の劉さんを思い出してしまう私。バイですか!!

鳥占い

 あなたは九官鳥です

■自分のカラーをハッキリとは表に出さず、
周りの空気を読んで、それに合わせるのが得意です。
■何事も様子を伺い、形から入る方で、自ら先陣を切って、新しい事を始めたりはしません。好きな言葉は「ローリスク・ハイリターン」
■また、周囲の評価や目線が気になって、
場から浮いてしまうことを極度に嫌う傾向があります。
【相性】 … 「みんなと一緒」が落ち着くハトとは(○)
【あさっての運勢】 … 恋愛:○ 仕事:○ 健康:△ 金運:△
【昨日のラッキーアイテム】 … 香ばしいスペースシャトル


 これはそれなり?

描きかけのラブレター  


描きかけのラブレター

【描きかけのラブレター】  ヤマグチノボル/松本規之  富士見ミステリー

 もはやミステリーなんて欠片どころか微塵も存在しないんだけど、ああもういいなあこんちくしょう!!
 ヤマグチノボルはまだ『グリーングリーン』のノベルズとMF文庫Jの『ゼロの使い魔』しか読んだことがなくて、ゲームの方もプレイしてないんだけど、こういうの書ける人とは思わなかった。すっごく真っ当な恋愛小説。恋愛小説というと砂糖の入れすぎたコーヒーみたいに甘ったるいという印象がどうしてもあるんだけど、これはむしろ淡々とした語り口。ここらへん、新井輝と共通してる気がする。本当にこのレーベル、独自の色を出し始めたんじゃないか。本家ファンタジアはもちろん、電撃やスニーカーでもこういう一連の恋愛ものって見かけないし。だからもうミステリー文庫じゃなくてLOVE文庫でいいじゃん! 
 なんにしても、読んでる間ニヤニヤしっぱなし。それでいて二人の手を繋いでるくせにお互いそっぽ向いて不貞腐れてるみたいな関係がもどかしくて眉顰めっぱなし。お陰でニヤニヤしながら眉を顰めるという器用な真似をしてしまった。素直になれとか、そういうんじゃないんですよね。素直になっちゃったら円は円じゃないわけで、頑固じゃなくなったらユキオはユキオじゃなくなってしまう。お互いが自分らしさを譲らないまま、だからすれ違ったり互いの気持ちが良くわからなかったりしてしまうんだけど、それでも二人が二人のままで理解しあっていく姿がなんとも心地よかったです。
 ああ、女心と秋の空(笑)
 視点がユキオなんで、円に対するあの「なんだこの女、なに考えてるのかさっぱりわかんねー」って気持ちは良くわかるんだなあ。でも、他人事なのでユキオが頭抱えて悩む姿をニヤニヤと見れる。楽しい。加えて他人事なので、ユキオの頑固で察しの悪い部分がちゃんと見えているので、円の「なんであいつ、わかってくれないのよ、ばかやろう」って気持ちもこれまた良くわかるんで、ムッツリして枕でも壁に投げつけてそうな姿が想像できる。もはや面白いを通り越して愉快。
 でも、全然甘い雰囲気になるどころか、恋人らしい会話もなく殆ど不機嫌の応酬ばかりしているものだから、最後らへんの「あたし、寒い」の威力は凄まじかった。あれは凄まじかった。もうどうしようかと思った。まさに殺し文句。
 「グリーングリーン」の小説が全然面白いと思わなかったんで、しばらく買い控えてたんですけど、これほどのものを書けるんなら、ちょっと見損なっていたことになるか。「ツッパレ有栖川」など評価の高い作品には手を出してみようかしら。

EDGE 4.檻のない虜囚  

EDGE〈4〉―檻のない虜囚

【EDGE 4.檻のない虜囚】  とみなが貴和/緋乃鹿六  講談社ホワイトハートX文庫

 EDGEだよ。完全に打ち切りなんだと思ってましたよ。3年4ヶ月ぶりの新作。3年4ヶ月ぶり……がんばれ、ろくごまるに!(/TДT)/
 いや、ろくご氏はいいんだ、EDGEです。私がまだ少女系レーベルでは『楽園の魔女たち』しか買っていなかった頃に手を出した作品です。三巻まとめて買ったんですが、その後ぷっつりと出なくなってしまったんですよね。それが今になって新作が出るとは。嬉しいなあ、もう。
 女性心理捜査官が主人公の、これはミステリーというよりサスペンスなんでしょうね。主に事件と犯人の背景や心理の解体に文章を費やしていますし。
 それこそ三年半近くという久しぶりにEDGEを読んだんですが、当時自分が抱いた印象より遥かにこの作品の完成度が高かったことに衝撃を受けました。真っ先に思い浮かんだのが、つい先日読んだ宮部みゆきの『模倣犯』。似た印象として宮部みゆきの一連の事件ものが浮かんでしまうほど、構成力といい心理描写といい余分なものがなく確固としている。少なくとも、最近たくさん出だした、いわゆる富士見ミステリーなどのライトノベル系ミステリーとは完全に一線を画した出来、隔絶してると言ってもいいかも。
 この三年半の間、講談社系ミステリーや宮部みゆき、富士見やスニーカーの軽いミステリーという経験を経て、ようやくこの作品の凄みが理解できた気がします。ほんと、この作品ってこんなにレベル高かったんだ、と今更のように愕然としてる次第。
 惜しむべきは、物理的な器の小ささ。このサイズの文庫での分量ではあまりにも物足りない。この人、講談社ノベルズなどの新書、もしくはいっそ単行本クラスのサイズで書くべきなんじゃなかろうか。とはいえ、キッチリとこのサイズに収めているのも確かなので、一概にはいえないのかもしれないけど。
 でも、間違いなく講談社ノベルズに進出しても遜色の無い実力を持ってるミステリ作家のは確か。って、私、いまいちミステリーという括りの出来不出来はわからないんで、自信ないんですけど(^^;

 今回の事件はこれまでの巨大な犯罪と違い、身近ともいえる動物虐待事件。この作品は、主人公たちとは別に事件前後の犯人の心理描写を丁寧に紡いでいくタイプなのですが、今回もその内面描写の精緻さに唸りながらも良く見る珍しくない型の犯人だな、と思って読み進めていたのですが、途中から思わぬ方向に転舵され、あっと言わされました。まさかさらにもう一歩、奥に本人も気づいていなかった心が隠されていたとは。なまじ心理が秩序正しく詳細に描かれていただけに、それが唯一の真実なのだと思い込まされてしまっていたようです。うむむ、こういうタイプなんだからこうなんだ、という決め付けは危険と指摘された気分。

 帯によると、今度マガジンZで漫画になるらしい。でも漫画だしなあ。と、著者ご本人のBlogを発見したので見てみると、篠田真由美氏の建築探偵の新作「失楽の街」は「EDGE」からインスパイアされたお話なのだとか。建築探偵は何冊かしか読んでないんだけど、ちょっと手にとってみようかしら。

書いてナンボの人生さ  

 書いたり読んだりするたびに思い知らされるんですが、文章における表現と言うものはとてつもなく深淵なものです。奥深い。
 というわけで、私もこの表現の奥深さというものに取り組んでみることにしました。何事も勉強です。修練です。試してみるのが一番です。
 そんなわけで、今回のHD第9幕にて一連のテーマとしてみることにしました。
 なにを、ですって? そりゃもちろんアレです。話の舞台は夏ですし、幕題なんてサマーバケーションですし。
 ちょいとエロチックな雰囲気という表現をば…………。

 そろそろカップルも増えてきたことですし、ねえ。一度全般的にそういう雰囲気というのもやってみてもいいかな、と思ったので、そんな感じで進めたいと思います。
 最近富士見ミステリーで多いんですよ。直接的な描写はないのに、妙に雰囲気はエロチックな恋愛ものが。影響されて、無性にこんなの書きたくなってしまった(w

 元々、このSS業界で見かけるラブ〜な話って自分、どうしても書けないんですよね。なので自分は河岸を変えてこういう路線で行こうかなんて考えてる次第。
 まあ挑戦です、チャレンジ。ラブが書けないってのもなんなので。  

ダビデの心臓  


ダビデの心臓

【ダビデの心臓】  スズキヒサシ/尾崎弘宜  電撃文庫

 それは、どことなく不気味な色を帯びた現実味のない物語だった。
 ──ソロモンの血を引く<ダビデの心臓>を持つ者は、一週間以内に同じ<ダビデの心臓>を持つ者の心臓を喰わなければならない──
 西洋人形のようなミラという女の子はそう告げると、日本刀と鋭い爪が付いた鉄の手袋を僕に渡したのだった。この時から世界は僕の敵になった──。現代に甦る異端の神話、登場!



 てっきり新人の作品かと思ってたら『正しい怪異の祓い方』の人だった。それでも、あらすじやネタが魅力的だったので、期待半分不安半分で読み出したのですが…………。
 うーん。
 このネタ、物凄く面白いんですよ。上のあらすじ以上に本編での凄惨な展開、少数間での争いかと思えば、老若男女問わずの殆ど世界規模のバトルロイヤルだし、容赦なく無慈悲に人は死ぬし。人間の心臓を喰らうという禁忌と自分が悪魔となってしまうかの究極の二択を突きつけられたり、と。一つ一つの要素はとても面白い。これはダークな生存闘争物語として良作となる要素をこれでもかと持っている。なのに、なんかもう台無しだ。なんでこんなに希薄な作品になっちゃってるんだろう。全然登場人物の悲痛な叫びが伝わってこない。悪夢のような悲惨さが伝わってこない。絶望も苦悩も恐怖も諦めも悲しみも、ちゃんと描いてあるのに伝わってこない。何よりも生々しい感情の発露をぶつけてこないといけないはずのこんな作品で、ここまで情感を感じられなかったらどうしようもないんじゃないのか? それともこっちの受け手の問題?
 繰り返して言いますけど、これ絶対面白くなれるはずなんですよ。舞台設定だってストーリー展開だって、上手く仕立ててる。それなのに、なんでこんな希薄になっちゃうのかなあ。勿体無くて身もだえしそうです。ああ、もったいない!!

斬魔大聖デモンベイン 機神胎動  


斬魔大聖デモンベイン―機神胎動

【斬魔大聖デモンベイン 機神胎動】  古橋秀之/Niθ 角川スニーカー文庫

 うーん、覇道鋼造って姫さんルートのなれの果てなのだとすると、あのアルへの態度はアレぐらいで妥当なんだろうか。アル派の私としてはもうちょっとリアクション欲しかったなあ、と物足りなく思ったり。でも、最後のアルへの訴えは胸に来た。
 デモンベインの外伝としては、丁寧なつくりだったと思う。ゲーム中では語られなかった鋼造やアル、マスターオブネクロノミコンといった過去の空白を埋める話の筋は補完ものとして痒い所に手が届く作りだし、デモンベインの世界観の中でのまた別の物語としてもとても上手く纏めていると思う。
 ゲームではアルは過去の自分は非情で冷たかったと述懐してるけど、確かに九朗相手のようにマスターにのめり込んではいないものの、マスターに対して気を使ってるし、彼女が自分が使い捨てていく者たちの末路に傷ついている姿など、ああ昔からアルはアルのままだったのだなあ、と感慨深い。うー、でもやっぱりアル分が足りんなあ(苦笑)
 他にも、個人的にはもっとフルハシフルハシしたギラギラギトギトグチャグチャしたものを前面に出しても良かったような気がする。デモンベインという作品には古橋氏の尖った部分を受け入れるに足るキャパシティがあったはずだから。それでもぬるい感じをさせないのはさすがというべきか。
 ともあれなにあれ、デモンベインをやった人には十分以上に満足できる出来だったのは間違いない。やった事の無い人がどう受け取るかはちょっとわかんないです。こればっかりは未プレイでないと分からない部分があるし。多分、大丈夫だと思うんだけど。

空ノ鐘の響く惑星で 4  


空ノ鐘の響く惑星で 4 (4)

【空ノ鐘の響く惑星で 4】  渡瀬草一郎/岩崎美奈子  電撃文庫

 うーん、ちょっとこれ新書くらいの厚みで読んでみたかったなーとふと思った。
 想像していたより戦場における戦況推移がかなり見事だったんで、それだけにあっさり内乱が片付いてしまったのが勿体無いような気分になってしまった。

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彩雲国物語 花は紫宮に咲く  


彩雲国物語―花は紫宮に咲く

【彩雲国物語 花は紫宮に咲く】  雪乃紗衣/由羅カイリ  角川ビーンズ文庫

 蝶よ花よと可愛がるだけが愛しむというものにあらず。
 後宮の主という立場を捨てて、自分の力で初の女性官吏になった以上、秀麗が自身に降りかかる困難は自力でなんとかするのが筋とは言え、女性蔑視と嫉妬による理不尽な仕打ちに対して1,2巻で彼女と親しんでいる高官たちが手を出さずにいるのにはヤキモキしました。
 でも、確かに甘やかしてはいないんですが、秀麗、愛され捲くってます。上で権勢振るってる曲者揃いの連中がみんな秀麗を見守ってるわけですから、後ろ盾という意味ではもはや完璧に近いんだよなあ。実際は、秀麗は自分の能力と人柄を示す事で周囲に自分を認めさせるわけですけど、本当に宮廷の上層となんの繋がりも無い女性が試験に合格して官吏になっていたら、果たしてどうなっていただろうと思わないでもない。恵まれてるのは確かなんだよなあ。
 でも泣くの我慢して歯ぁ食いしばってがむしゃらに頑張る秀麗の姿は実に格好良かったので、よし。

 話自体は確実に面白い。第一巻から見ても話の作りがちゃんとしっかりとしてきている。コメディとしても上質でキャラ同士の掛け合いも楽しいし、宮廷劇としてもそれなりに捻りを効かして面白く見せるようにしていると思う。うん、お見事。
 しかし、少女小説だけあって、主人公の秀麗以外は見事に男ばっかり(笑)
 明確に秀麗が好きだというのは王さまだけなんだけど、登場人物の少なからぬ人数が彼女に好意抱いてるもんなあ。まあ、それが女性に対するものかは微妙に濁してあるんだけど。
 その秀麗、絵師さん本当に十人前に描いてるし(汗
 今まで他の女性が出てくる挿絵が一枚だけで、それもちゃんと顔が見れるように描いていなかったので、てっきりこの絵師さんは女性を秀麗みたいにしか描けないのかと思ってたら、この巻で違う美人の女性の人が描かれてたんだけど、明らかに秀麗とは顔の造作が違うし(笑)
 けっこう作中の表現と挿絵が食い違ってることって多いので、こうもしっかりと作中の通りだと感心してしまいました。超絶綺麗には描けるけど、それ以外は描けないって人は意外と多いので、なかなかに好印象だったり(笑)
 いや、秀麗以外はみんな美形なんですけどね。お陰で余計に秀麗がぶさ(中略

ないってばさ  

1.英雄伝説がない
 まるで見あたらなし! この間見かけたとき、9000円弱という値段に怖気づいてしまったのが悔やまれる。前作までのシリーズもまるで見当たらないし……

2.角川ティーンズルビー文庫がない
 完全に店頭から壊滅してるし(涙
 色々読みたいのあるのに、どうしてくれるよ。

3.ガソリンがない
 また値上がりしてるじゃん(涙
 レギュラーが一昔前のハイオク並じゃないか。

4.うわさの電撃目録がない
 配布してるらしいのだが、影も形もない。

5.巣作りドラゴンがない
 いや、なんか評判良さげなので。

カオスレギオン04 天路哀憧篇  


カオス レギオン04 天路哀憧篇

【カオスレギオン04 天路哀憧篇】 冲方丁/結賀さとる  富士見ファンタジア文庫

「……トール、何をしているんだい? 僕の影であるお前が……どういうつもりなの?」
「喧嘩ですよ、レオニス様」



 おろろ〜〜ん(泣
 うーぶーかーたーーーー!
 悔しいがやっぱり弱いんだ、こういう展開もろ弱点。今回は双方の対比がまた上手かった。
 これの主人公ってジークじゃなくてトールじゃないのか、と思うのは私だけでしょうか。ってかトールだろう。
 キリーキリーキリー、おろろ〜ん(泣
 雑誌掲載分に加筆修正しての発売らしいのですが、私雑誌読んでないんですよね。でも、この厚さ。全部リテイクしたんじゃないのかってくらい厚いんですけど。
 新刊が出るたびに思うんですけど、第一巻の出し方が悔やまれるばかり。でも良い方に考えるなら、あっちで既に決着を付けてしまっていたからこそ、後刊ではドラクロワという最終目標の動向を最低限しか露出せずに裏方に徹させ、ジークを支柱にして、ノヴィアやレオニス、トールの成長や煩悶を主軸にするという話の筋に出来たんだろうという見方も出来なくはない。
 特に、当初はあまり目立たない一話で出番が終わってもおかしくないようなゲストキャラのように見えたトールは化けた化けた。レオニスの忠実な側近として、影としての立場が強かったはじめの頃から比べて、ジークたちの旅を影から窺ううちに徐々に影響を受けてレオニスの唯一の親友としての自分を強く自覚していく。さり気ない変化ながらこの既刊の積み重ねがなかったなら、今回の思い切った行動はなかったでしょう。そして、彼が臣下ではなく親友として動かなければ、レオニスは堕ちてたでしょうね。しかも、なんかレティーシャまで微妙に心境が変化してるっぽいし(w
 この蝿使いの女の子、ウブカタさんと古橋氏の対談によると、妹萌え初挑戦のキャラらしい。腕に抱いた兄の頭蓋骨としか喋らなくて、服の下から蝿がウジャウジャという際物といえばキワモノなんだけど……私は好きですよ(w

タイプ別性格判断  

タイプ別性格判断

ISTP型:なんでも一度は試してみる

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控えめで、打ち解けず、対人関係に用心深いが、なんでも一度は試してみようとする。
内面を見つめるタイプで( I 型)、それが客観的な決断をくだす傾向とあいまって、会話がどう進むのかほかの人がどうするのか、ようすを見ていてから、手のうちを見せる。
ものの考え方が具体的で(S型)、なんでも自分のまわりのことに関連させてとらえるので(P型)、元来ひっこみ思案な性格からすれば行動的で自発的な役回りになってしまう。
突然、意表を突いたユーモアをいったり、柄にもなく任せてくれという態度をとったり、壊れたものを不意に直したくなったりして、ほかの人たちを困惑させる。

 ISTP型は手先が器用で、すぐに目に見える形で成果があがると満足感を覚える。
観察力が優れているので、気になることがあると、手順を踏んだり手引書を読まなければいけないなどとは思わずに、すぐに取りかかってしまう。
だから、仕事好きで、結果がうまくいくと、やり遂げた満足感が大きい。
やっている最中に、手引書を読まなければならなくなると、直接関連のある個所だけを読む。
時間や労力を無駄に使わないことが、ISTP型にとってはきわめて重要な問題なのだ。

 割り当てられた仕事がつまらない、退屈、実際的ではないと思うと、その仕事より自分の関心事を優先させる。
自分のやりたいことに熱中するあまり、ほかのやるべきことをー無視したり忘れるわけではないがー二の次にしてしまう。
気が乗ると、非常に正確かつ厳密に仕事をするので、ほかの人を驚かせたり、うらやましがらせたりする。
仕事のためとあれば危険もかえりみない。

 ISTP型の男性は、伝統的に男の活動とされているもの(一対一でやるスポーツ、重い装置を扱う作業、自動車レーサー、大工など)にやりがいをを感じ、満足感を覚える。
ISTP型の女性も、そういうものが得意で満足感も大きいが、実際にやると、おてんばと見られてしまう。

 ISTP型は往々にして、とくにE型やJ型の人には不可解に思われてしまう。
予測できない行動をとったり、人との付き合いに無関心に見えるところが、E型やJ型の気にさわり、文句をいわれる。
ISTP型はそうした押し付けがましさに反発を覚えるだけではなく、わざと期待はずれ振る舞い、内心ではほくそ笑んでいるので、結局は相変わらずよくわからない人だと思われてしまう。


親子関係

 ISTP型の親は、ものごとが計画どおりにいくとは思っていない。
ようすを見ていて、いざというときにやる。
どんなにきちんと立てた計画でもうまくいかないことがあると思っている。
興奮したり、感情的になったり、冷静さを失うまいとする。
そんなことをしたら、余分なエネルギーを使ってしまい、次に起こることに対処できないという、もっともな理由があるのだ。

 ISTP型の親は子どもに自分を押しつけない。
子どもの主体性、干渉されたくない場所、関心や発達の違いを大切にして、言葉でも行動でもその価値観を実行しようと努力する。
だが、意見が衝突すると、ISTP型の親でも声をあらげて感情的に応じてしまうことがあるが、いったん気をしずめると、いくつかの選択の余地を冷静に示す。

 ISTP型の子どもは、機械などがどういう仕組みになっているのか知りたくなると分解してしまったり、やりたいことがあると、承諾も得ずにさっさとやってみようとしたり、ほかのタイプの人からはいつも面倒を引き起こしているように見られてしまう。
オートバイに関心を持ち(乗るのも修理するのも好きである)、家族の心配の種になることが多い。
目下の関心事で実際に経験できるものを学ぶのがいちばん楽しい。
何かを学ぶには実際にやってみるしかないと思っている。
だから、抽象的なことや日常生活に直接関係のないことになるほど、関心がなく、やる気が起きない。

 ISTP型は子どももおとなも、歓迎会、記念日、親睦会といった家族の特別な行事を楽しみにするが、行事そのもの内容よりも、特別なケーキを焼いたり、贈り物を用意したりといったその下準備のほうに関心を向けることが多い。
本番をないがしろにするので、ほかのタイプの人はそうした行動を気配りがない、協カ的でない、つきあいが悪いと受けとる。だが、そうではない。
 ISTP型は社交的なつきあいをあまり必要としていないだけなのだ。
その行事が終わると、ニ、三のごく親しい友人には、まだ帰らなくてもいいではないかと勧める。
それからが「ほんとうの」パーティーで、気の合う友人と楽しいときを過ごすのである。


これはかなり当たってるかも。怖いなあ。
ただ
何かを学ぶには実際にやってみるしかないと思っている。

だから、抽象的なことや日常生活に直接関係のないことになるほど、関心がなく、やる気が起きない。


これはどうでしょう。このHP続けてるってことは、外れているか。いや、これも日常生活に直結してるとなるとあながち外れていないのかも。

【CLANNAD】藤林椋のトランプ占い  

【CLANNAD】藤林椋のトランプ占い

八岐さんは 藤林 杏 です!

● 藤林 杏さんは、感受性が鋭く、子供のように素直で純真な人です。人を疑うことをしないため、時には騙されて傷つくこともあるのですが、そんな経験があなたをより強く優しい人間にしていきます。また、子供のような心を持っているということは、既成概念にとらわれない、自由で自然体な生きかたができるということでもあります。どんな場所でも素直に周囲の意見を受け入れるので、無理なくその場に溶け込んでいけるでしょう。ただし、自然体という気質が悪い方向に出てしまうと、ワガママで気まぐれだというレッテルを貼られてしまうかも。自分勝手な部分を慎むことが、開運の大きな鍵になりそうです。恋愛面では、あなたの素直さを大事にしてみて。

● 八岐さんのラッキー楽器は、たて笛です!


 って、これ杏か?

お願いお星さま  

【お願いお星さま】 PULLTOP

 りょとさんがはじめなすったご様子で。せっかくなんで、書きそびれてた感想書きましょう。こういうのはきっかけが大事。
 プレイしてから結構経つんですが、筆がグングン進むし(苦笑)
 それだけ思い入れのある作品なのだと再認識しました。

 魔法の国から落っこちてきた願い星と呼ばれる魔法アイテムにマスターとして選ばれてしまった主人公陽介とその二人の幼馴染、真朋とひびき。願い星の製作者で落っことした張本人である魔法使い二人組ファムとシルヴィによると、願い星は落ちた拍子に機能不全を起こしたらしく、願い星に込められたお願いを彼らで叶えないと願い星は回収できず、それどころか強制お願い執行システム「お仕置き星」が起動して、この世界自体が大変な事になりかねないという羽目に。
 ところが、願い星に込められたお願いはエッチなものばかり(主にシルヴィの責任)、それでも仕方なくお願いを叶えていく三人だったが、願いが過激化するにつれて三人の関係に変化が……。というお話。

 とにかく話の盛り上げ方を素晴らしい。話を意図的にかき回す奴、無意識にかき回す奴、秩序を取り戻そうとして無闇に振り回される奴、冷静沈着にボケを受け流してくれる人、とサブにも一通り際立ったキャラを揃え、それが軽快かつ楽しい掛け合いで全体を良質のコメディに仕立て上げている。とにかくプレイしていて楽しいのだ。エッチなイベントを強制されるという内容でありながら、まったくと言っていいほどインモラルな暗い雰囲気は存在しない。これはコメディチックというだけでなく、登場人物が思いのほか軽薄とは程遠い人間で本当に真面目に互いの関係に向き合っているのも要因の一つだと思う。人間関係の変化を描くゲームとして、これはまったく素晴らしい良作に仕上がっていると思うのだ。
 それだけではなく、エロを目的としたゲームとしても、これはもやは最強に近い。

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噛ませ犬度チェック  

というわけでやってみました。
噛ませ犬度チェック

輝ける噛ませ犬噛ませ80%
 貴方は「輝ける噛ませ犬」です。貴方は敗れる事で確かに噛ませ犬となりましたが、その輝きは逆に美しさを増し、ファンの心理を掴んで「噛ませ犬」のイメージを払拭することになります。
 「噛ませ犬っぽくないけど噛ませ犬」或いは「噛ませ犬っぽいけど余り噛まれていない」のが貴方。
 噛ませ犬には違いないのですが、何故かそう言うイメージがついて回らないのが貴方の強みであると言えるでしょう。
 しかし、噛ませ犬としては少し寂しい。もう少し派手に噛まれてみては如何でしょう?

 ラッキーアクション
  パロ・スペシャル,南斗水鳥拳
 ラッキーアイテム
  ダブルベアークロー,しょうゆ


 なにごとも輝けばいいってもんです。

ネガティブハッピー・チェーンソーエッジ  

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ

【ネガティブハッピー・チェーンソーエッジ】 滝本竜彦 角川文庫

 ある日、謎のチェーンソー怪人と戦う美少女と遭遇してしまった主人公。無気力に過ぎる日々に飽き飽きとしていた彼は、退屈な日常から脱するために美少女を手助けしようと考えるんだけど、手助けというより邪魔? ありゃま。でもしつこく手助けのようなお邪魔のようなことをするうちに…………ってな感じで話は進んでいく。
 滝本竜彦って今まで未読だったんですけど、想像してたイメージと全然違いましたね。もっとギラギラして尖り捲くった他人を寄せ付けないような話を書くのかと勝手に思い込んでいました。舞城とか佐藤友哉とかみたいに。
 ところがどうしてどうして。近年稀に見るくらいに真っ直ぐな作風の人じゃありませんか。尤も、真っ直ぐとは言っても、ジャンパーのポケットに両手を突っ込んでヒョコヒョコと雑踏を潜り抜けるような肩に力の入っていない真っ直ぐサではありますが。それでも妙に捻くれたところもなく信念に凝り固まった所も無く皮肉めいた所も無く、思いのほか素直で自然体な内容。
 主人公の考え方とかは今となってはちょいと使い古された観もあるんですが、この本が書かれたのがそもそもそのちょいと昔になるわけですし、この手の考え方をする登場人物が出てくる作品がワラワラと現れる、その先駆的牽引的作品なわけですから使い古された、なんて言葉は筋違い。いや、それどころか嫌味がなくてすっきりと書かれてるこの「根がティハッピー・チェーンソーエッジ」は同傾向の作品に比べてスッと懐にまで入り込むような読みやすさがあるし、清涼感みたいなものさえ感じた。
 濁りがないんですよ、濁りが。爽やかですらある。うん、面白かった。

されど罪人は竜と踊る 5.そして楽園はあまりに永く  


そして、楽園はあまりに永く―されど罪人は竜と踊る5

【されど罪人は竜と踊る 5.そして楽園はあまりに永く】 浅井ラボ/宮城  スニーカー文庫

 ここまでやり切れる浅井ラボ氏がいっそ羨ましいです。
 間違いなくライトノベルと呼べるカテゴリーに属する作品でありながら、これほど『ライト』の名が似合わない作品、ありますか?
 これほど鬱々として凄惨で残酷でグロテスクで無慈悲極まりない吐き気のするような内容でありながら、恐るべきは疑う余地なくこの作品の隅々までが愛を語る物語であった事でしょう。その愛は決して捩れたものではなく捻くれたものでもなく狂気という陳腐なもので歪められたものでもなく、痛々しいくらいのまっすぐで切々とした愛の物語。
 第二巻である人物がこんな台詞を吐いています。

 この世に正義と悪の戦いなど存在しない。すべての戦いは愛と愛、正義と正義が戦うのだ

 どうしてこの人の描く愛はこんなにも誠実で真摯で清冽で、絶望的なんだろう。
 しばらくまともに恋愛ものを見れる気がしません。それほど今回は凄まじくキツかったです。
 浅井ラボという才気が気化爆発したかのようなされ竜第4巻でした。

 これ、絶対R指定。残酷描写が本当に苦手だという人は回避をオススメする。私自身、これでこの手の残酷描写が苦手なんだと初めて知った。

もえたん 萌える探偵小説  

もえたん=萌え探 

萌える探偵小説の略だそうです。
既に第6回、13作品が論じられています。

第6回は谷川流の『学校を出よう 2 I My Me』と葉山透の『金の瞳の女神 ルーク&レイリア』

しかし、当然と言えば当然のはずなのに、間抜けながら『学校を出よう 2』がSFミステリーなのだと認識していませんでした。そりゃこんがらがった謎を解くんだからミステリーだわな(汗

作品の紹介文が分かりやすいです。未読の人にもそれがどういう作品なのかが端的に理解できる。もちろん、ネタバレはちゃんと回避して。

個人的には『幽霊には微笑を、生者には花束を』がお気に入り。意外とコレ、知られてないんですよね。良作なのに。

あ、がが、が  

され竜新刊、もう死にそう。突っ伏して死後痙攣しながら拍手喝采。

涼宮ハルヒの消失  

涼宮ハルヒの消失

【涼宮ハルヒの消失】  谷川流/いとうのいぢ スニーカー文庫

 ハルヒシリーズ、もう完全に惰性のままダラダラ行くのかと思ってたら、きた、きたですよ、きたきたきた!!!
 殆ど期待していなかったので、すさまじくカウンターを喰らってしまいました。ガツン、てきた。ガツン、て。
『学校を出よう』の方で見せていた谷川流の実力を、ついにこっちでも見せてくれましたよ。
 何度も言っていますが、谷川流の真骨頂はSFを骨組みにした仕掛け・ギミック。ハルヒの方では二巻以降、どうしてもジャラクターのおかしな行動を楽しむだけの話になっていました。正直、ハルヒのドぎつい行動などを始め、そこらへん空回りしてる感がありました。はっきり言って谷川氏のキャラクター造形は良くあるパターン的なものから(意図的に?)逸脱しようとしていません。これでは、キャラの魅力だけで引っ張るタイプの作品は詰まらなくなるだけです。
 対して『学校を出よう』の方はストーリーの根幹にSF的ギミックを仕込む事で読者に飽きさせず物語を奔走させながら、その仕掛けに翻弄させる事でキャラクターにも魅力を引き出す事に成功していました。多分、今回のハルヒの消失にはこの『学校を出よう』式の物語構築法を持ってきたと見ました。そんで、大成功を収めてると思います。
 ぶっちゃけ、今回のような使い方をされたらば、長門に転ぶ人続出するんではないでしょうか。今回はまさに凶器に等しいです。朝比奈さんをすら押し退ける勢いではないでしょうか。口絵のあれはまさに凶刃。
 何気に今回、挿絵の方にあの鶴屋さんや妹が盛り込まれてるのはポイントかも。表紙の女性は想像通りの人物でしたが、表紙に持ってくるような役柄でしたかね(苦笑) いや、今回の仕掛けを考えると、無難な線かもしれませんが。ちなみに私にとっては眉毛の太いというのはそれだけで転びかねない大変なアピールポイントです。眉毛眉毛。

 露出が少なかった所為か、私的にはハルヒが異様に可愛い側面を見せまくってたと思います。今回はあの傍若無人な面見せるだけの出番なかったためでしょうか(w
 いやいやいや、なんにしろ、ここにきてハルヒを持ち直してくれるとは思いませんでした。

 

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