双子篇、終了。
原作でも有数の傑作エピソードだったけれど、お見事。満を持してセカンドシーズンの頭に持ってきただけはあった。
特にラストのシーンは、原作ではモノクロだった絵に、鮮やかなカラーの青がついて、ロックの言葉が余計に沁みた。
真っ青な空と海と、白い雲。明るい昼の世界を見上げながら、安らかに眠れ闇の子よ。
ロックの中の人も、短いながら熱演だった。グレーテルを抱きしめるシーン。怒りをぶちまけるシーン。無力に打ちひしがれるシーン。
最後に呟く言葉、あのシーン、ロックはこんなにも穏やかな口調であの言葉を言っていたんだなあ。むしろ、露骨に苦しさや哀しさが篭っているよりも
沁みる科白だった。

しかし、このエピソード。双子が暴れまわる前半は、本来はアクション全開なんだろうけど、私からしてみればホラーを見てる気分だったですよ。あの双子のクスクス笑いが耳にこびりついて離れない。正直、怖かった。
最初はこの双子の声には違和感あったんだけど……今ではこりゃこれしかないわ、と。

なんにせよ、このブラックラグーンもある種のパターンに入ってきたね。当初は原作を原作どおりに消化するのに一杯一杯だったのが、クルンと一皮向けるように原作を原作のままアニメという媒体にバージョンアップしたカタチで仕上がってきてる。
こりゃあ、今後も切れ味のあるエピソードが出てくるよ、きっと。嵌まってきた感があります、はい。

真っ青な空と海が鮮やかな