第七章スタート

翡翠、紅蓮、紺碧、琥珀。四輪の塔それぞれに執行者たちが展開。屋上の古代機械にゴスペルβを設置。
四者からの設置完了の報を受け、飛行艇のワイズマン教授が、福音計画の第三段階を発動する。

彼らの会話からするに、輝く環はまもられているのではなく封印されているものらしい。四つの塔は、輝く環を封じるための楔。ならば、彼らが行っている作業は、封印解除のためのものということか。執行者たちも、杭の解錠と言ってるし。
封印が解け始めた証なのだろうか。空に、一瞬黄金の光が瞬く。
まさしく、それは輝く環。

一方、王都グランセル城では、アリシア女王とモルガン将軍に謁見しているヨシュアとエステルが。
まず真っ先に、単独行動中に入手した情報を、女王陛下に報告したのか。
結局、福音計画の全貌はヨシュアも掴めなかったらしい。後々の執行者たちの発言からするに、計画の遂行に重要な役目を果たしている彼らですら、その計画の詳細は聞いていないみたいだから、外から調べていたヨシュアが全貌を掴めなかったのも無理からぬことなんだろう。
ここで、軍部から女王に報告。
グロリアスの出現に伴い、カシウス准将の指示で王国軍全軍に第一種警戒態勢が発令されたことが伝えられる。デフコン・レッドだ。
飛行艦隊が出撃し、リベール王国領空内を隙間なく哨戒。ステルス機能があるからといって、肉眼での探査は防げないですしね。
ここで興味深かったのが、第一種警戒態勢の発令が女王の権限ではなかったこと。まだ立憲君主制ではないとはいえ、組織の命令系統の在りようは封建制からは明らかに脱し、また絶対王権制から近代化に移行するその過渡期にあるようだ。

結局、空賊艇強奪を含めたヨシュアの犯罪は不問にされる。法治国家として見るならば遺憾な判断だけど、ヨシュアの利用価値などどちらが有益かを考えるなら柔軟に対応するべきだしねえ。司法取引の一種と考えれば、なおよし。
それ以上に、まだ女王陛下の温情によるものというところが大きいようだけど。
ハーメルの遺児たるヨシュアへの償い。

やはり帝国は宣戦布告の理由として、ハーメル村の虐殺事件をあげつらっていたらしい。が、終戦間際に突如としてそれを撤回。沈黙と引き換えに、停戦を申し入れたのだという。
反攻作戦は成功したものの、国力の規模を見るならばリベール王国のそれは帝国とは比べるべくもない。
帝国本土から増援が送られれば、一度取り戻した戦況のイニシアティブも、簡単に取り戻される。
講和するなら最適の、そして最後のタイミングだとアリシア女王は判断し、帝国側の提案を飲んだわけか。

帰ってきたヨシュアを、みんなが出迎えてくれる。
難しいことは言わずに素直に帰還を祝福してくれるみんな。
そんな中で、初対面のケビン神父とヨシュア。エステルが一番つらかった時期を支えたケビン神父。彼女が苦しんだのを間近で見てたわけだし、エステルに仕事以上の意味で入れ込んでいるという側面もある。
こりゃあ殴るか?と思ったんだけど、ケビンはそういうキャラじゃないか。冗談まじりに、彼女ほおっておいたらあかんで、自分みたいな悪い虫がつくからなあ、とヨシュアに囁いてるあたり、大人というか、もうちょっと頑張ろうよと思わなくもない。

そこに、カシウス登場。
ああ、殴る役の人はこっちだったか。一発、ガツンとやって叱る人がいないと、とは思ってたけど、見渡してもそれにふさわしい人といったら、やっぱりカシウスだもんねえ。

縁が生まれ、絆が宿る。一度結ばれた絆は、どれほど遠く離れようと絶たれることはない。
そのきずなの強さを、ヨシュアは思い知り、そのありがたみも理解したわけだな。カシウスパパ、いい仕事してます。
バカ息子め、と言いながらそっとヨシュアを抱きしめるカシウス。娘を抱きしめるならともかく、男の子供を男親がギュッと抱きしめてやるという場面は、珍しいんじゃないだろうか。でも、それゆえになんか感動させられる。
拳で殴り飛ばすとかいう行為以上に、カシウスがヨシュアを本気で自分の子供だと思ってることが伝わってきて。

そこに、水を差すように、謁見室に飛び込んできたのはユリア大尉。
今日の謁見室は千客万来だな。
だが、ユリアがもたらした報告は、まさに緊急事態を知らせるものだった。

王都以外の五大都市近郊に正体不明の魔獣の群れが出現。報告を分析した結果、それらは結社が運用する人形兵器。
さらに各地の関所に、装甲をまとった猛獣と強化猟兵が襲撃。
加えて、四輪の塔頂上部が、闇に覆われる。接近した飛行艇は機能を停止。ゴスペルが稼働中?
地上から接近した斥候部隊がすべて、一人の人間に蹴散らされてしまう。明らかに、執行者の仕業だ。

これまで闇に身を潜めていた結社が、まさに牙を剥いたのだ。まさしく、王国全土が沸騰したような騒ぎに。

王国軍は、全力をあげて結社の襲撃に応戦。だが、四輪の塔の異変を調べる余裕まではない。そこで、カシウスからエステルたちに緊急依頼。四輪の塔の異変の調査と探索を頼まれる。
もちろん、望むところだ。
とはいえ、事態には一刻の猶予もない。クローゼが、アリシア女王にアルセイユの貸与を願い出る。定期船の三倍の速度を出せるアルセイユなら、リベール王国内なら国土のどこでもさほどの時間も関わらず急行できる。
だが、アルセイユは国有財産。その運用に対して口出ししたということの意味を、アリシア女王もクローゼ本人もよくわかっている。
この事件を乗り越えた時、クローゼは以前からの王位継承に関する問題に答えを出すつもりのようだ。

カシウスとモルガン将軍は、それぞれレイストン要塞とハーケン門に帰還。カシウスは全軍の統制、モルガン将軍は前線の指揮に取りかかる。
エステルたちはアルセイユで四輪の塔に向かうことに。
ここでオリビエが帝国に帰還することに。元々、もっと前に帰国する予定だったのを、エステルが結社にさらわれたことで無理やり伸ばしていたらしい。しかしこれは、驚いた。まさか、ここでオリビエが抜けるとは。
主力だっただけに正直痛いな。
ヨシュア、うすうすオリビエの正体には気づいてるみたい。オリビエの素性を察しているのは、これでヨシュアとシェラ姉の二人か。

アルセイユにはラッセル博士が同乗。調査に同行してくれるらしい。この人、FCのラストステージでも一緒についてきてくれたし、元気な爺さんだ。
まずは、待ち構えている執行者の正体が割れているヒスイの塔に。敵は、怪盗紳士ブルブラン

飛び立つアルセイユを見送るオリビエ。置いて行かれ地団太を踏んでいるナイアルたちに背を向けて、降り立った空港のロビーで彼を待っていたのは、ミュラー少佐。
なんだか、怪しい会話を交わす二人。なんかたくらんでるなあ。しかし、今度会った時は敵同士? どういうことだ?
結社ごときに後れは取らないでくれとは、なんかラスボスみたいな物言いだな。

アルセイユは翡翠の塔の上空に到達するものの、塔屋上部は、何か球体型の魔方陣のようなものに包まれている。直接乗りつけることは不可能みたいだ。

まずアルセイユで装備を整える。
中央工房からにがトマトの開発者のレイさんが乗り込んでる。この人、農作物関係の研究者じゃなかったの?
ラッセル博士と共同である機械に持ち上がった問題点に取り組むそうだけど、だから農作物関係の研究者じゃなかったの?

船倉で待ってたのは、フェイさんだぁー♪(フェイさん大好き
なんでもラッセル博士の手伝いだってさ。リフトで地上に。翡翠の塔の入口では、斥候の兵士が。塔の入口に不可思議なエネルギーの障壁が。調べようとした斥候部隊は、ブルブランにやられてしまったらしい。
内部には出入りできるようなのだが。

壁を越えると、異空間に飛ばされる。
一応、ブルブランはここを通って屋上に行き来しているようなので、進んでいけば最上階には到達できるはずなんだが。
異空間内部でデータクリスタルと呼ばれる古代導力文明時代の情報媒体を入手。記述者はリベール王家の先祖? データが欠損していて何が書いてあるか読めないものの、ティータによると以前ラッセル博士とこれに似た機構のチップを修復したことがあるそうなので、持って帰ることに。

屋上にてブルブランと決闘。
これを撃破すると、ブルブランと話しているうちにゴスベルが停止し、屋上を覆っていた結界が消える。ブルブランは、役目は終わったと言い残して撤退。一応元に戻ったということで、エステルたちもブルブランが残したゴスペルβを手にアルセイユに戻る。

トラット平原にて、王国軍と侵攻してくる人形兵器群が交戦状態に。
王国軍による榴弾砲の先制砲撃後、近接戦闘に。ツァイス市街を守るための戦いが繰り広げられる。
そんな中、ギルドのキリカさんにジンから無線。これから紅蓮の塔に向かう旨を伝えられる。
ジンの言葉の調子から、そこに待ち受けている相手がヴァルターだと察するキリカ。何か意を決したように、支度を始める。


紅蓮の塔屋上にてヴァルターと対戦。クローゼのケンプファーがあったので、こちらはかなり楽勝。
戦闘後、ヴァルターとジンの一騎打ち。
なぜか一人の方が強いジンさん(笑
戦いながら、ヴァルターが出奔の理由を口にする。師父との死合には、単純にヴァルターが武術の闇に飲まれたのではない、理由があったようだ。それにはジンさんの存在が絡んでる?
自分を倒せば教えてやる、との言葉に命をかける覚悟を決めるジンさん。互いに気を高め合い、必殺の一撃を繰り出し合おうとした瞬間。
二人の間に飛び込むエンゲツ輪。現れたのはキリカ。一人で裏の塔を登ってきた? なんという手錬れ。
このゲーム、怖いお姉さんがたくさんいて困る(苦笑

昔、ヴァルターとキリカさんは恋人だったのか? ヴァルターが師父と闘ったのは、彼女とのこともあったのか。なにかを師父に強制されそうになったから?
キリカさんは父を殺したヴァルターを正式な死合の結果と恨んではいない。ただ、自分に何も言わず出て行った彼のことは怒っていたようだ。結局、私を私として見てくれなかった。
今では既に想いは過去のもの。
二人の関係はもう終わっており、サバサバしたものだ。むしろ、ジンさんの方がこだわっているように見える。
自分がなぜ師父を殺すことになったのか、その理由を知りたければ自分を倒せ。そう言い残して、塔から飛び降りて去るヴァルター。
装置は、翡翠の塔の時と同じく自然と稼働を停止した。

場面変わって、海道沿い。孤児院からマノリア村に避難する子供たちと、それを護衛する王国軍。だが、装甲獣に挟撃され大ピンチ。そこにさっそうと現れるは、アネラスさんたち。相変わらず、この人たちは美味しいところ持ってくなあ(笑
役目の割り振りでは明らかに脇役なんだけど、FCでもやたらカッコイイ役なんですよね。

紺碧の塔では、ルシオラと対決。
ルシオラは、自分の闇を見極めるため、結社に入信したのだという。そこから、驚くべき告白が。
8年前、ハーヴェイ座長が崖から転落して死亡したのは事故死ではなく、ルシオラの犯行だったというのだ。親子のように仲のよかった座長をなぜ殺したのか。
許せなかった。仲がよかったからこそ自分たちの元を去っていこうとする彼が、と一聞では理解できない理由を語るルシオラ。
結界が解け時間切れ。次に会う時に、真相を話しましょうと言い残し、去っていくルシオラ。

場面変わって、王国軍。将軍率いる飛行艦隊は、結社の飛行艇を次々と拿捕。王都周辺もシード中佐率いる王国軍によって結社の人形部隊は掃討。各地の方面部隊も、相次いで結社の攻撃を撥ね返す。
状況は王国軍の勝利に傾いているが、カシウスはまだ油断することなく最悪に備えて次手を打つ。

琥珀の塔で待ち受けていたのは、殲滅天使レン。
ティータ連れてったんだけど、特別な会話はなかったなあ。残念。
即死と石化を防ぐ装備で挑んだので、わりと楽勝で勝利。
エステルの説教まじりの説得に、激高するレン。
レンが結社に入った理由は、かなりエグい過去にまつわるものだった。もともと人身売買の被害者だったのか。
ヨシュアもそうなんだけど、結果として結社に救われた人って少なからずいるのかもしれない。かといって、いつまでもそこにいていいということじゃないんだろうけど。
以前、レーヴェがエステルに告げた言葉が身にしみる。教授を含め、執行者たちには闇を持っている、と。
でも、教授以外の人たちは、己の闇を決して心の底から受け入れているようには見えないんだよなあ。闇に身を任せているようで、どこか抗っているようにも見える。

レンの残した言葉から、四輪の塔でのゴスペルの停止と結界の解放は、もともと結社の計画のうちにあったものだと知れる。
アルセイユに戻り、一旦レイストン要塞に戻ろうとしたエステルたちに、持ち帰ったデータの一つの解析を終えたラッセル博士が血相を終えて飛び込んでくる。
同時に、アルセイユの通信がハッキングされ、教授の顔が画面に。
あんた、けっこう目立ちたがり屋だな。

教授の残した言葉に従って、甲板に出る一同。その目の前に広がる光景。

うおおおっ、これはすごい。
なんつースペクタクル。

第二の結界、デバイスタワーの封杭が解除され、異空間の底に沈んでいた輝く環が、とうとう現行次元に降臨する。
闇夜に輝く楽園のように、現出する巨大空中都市。
そして、発動するゴスペルの数千倍になろうかという導力停止現象。
眩い輝きの出現と反比例するように、リベール王国全土が導力の停止によって暗黒に包まれていく。