ロレントへ
ロレントの前で、バーゼル農園に立ち寄ってみると、農園の前で王国軍の警備艇が不時着してる!?
やはり、導力停止現象に巻き込まれたらしい。しかし、いきなりエンジン停止しながら大したけが人なく不時着するとは、腕利きが揃ってるな。
救援が来るまで動けないらしく、乗組員たちはバーゼル農園にお世話になってるみたい。その代わりに、農園の警備もしてくれてるのでここは安心だ。
まだ帰ってきたヨシュアと顔を合わせてなかったティオたちに挨拶して、ロレントへ。

ヨシュアにとっては久々のロレント。みんな、こんな時にも関わらずヨシュアの帰還を喜んでくれている。
やべ、ちょっと泣けてきた。ここの街の人は、本当にいいなあ。
リノン商店に立ち寄ると、キディさんがまだいらっしゃいました。
キディさん、居候も長引いていまではすっかり家族同然みたいで。その家族同然というのが曲者なんだな。お店は順調だけど、なんか人生的に追い詰められてるリノンさん(笑
結婚したら負けだ、とでも思ってるんだろうかこの人は。でもまあ、キディさんのことを好きになっちゃってるのは間違いなさそう。ただ、肝心のキディさんはどうなんだろう。リノンさんへの印象、全然彼女の口から聞こえてこないし。

以前、カラスに盗られた婚約指輪を取り返すという依頼を受けた、アデルとエアリーのカップルが、結婚式をあげるらしい。こんなときに、とも思うけれど、こんなときだからこそ、とも言えるわけで。
いい結婚式になればいいんだけど。
教会ではみなが集まって式の準備中。二次会が開かれる予定の居酒屋アーベントも、パーティーの準備で忙しそう。導力式のオーブンなど調理器具が使えなくなってるみたいで大変そうだ。
しかし、ボースと違ってロレントは全般的に街の人が落ち着いている感じ。市長の話だともともと他の都市と違って導力機構の普及は遅い方で、街の人の気風ものんびりしているからだろう、とのこと。
…田舎ってことか。

アイナさんが心配していたマルガ鉱山へ足を向ける。以前、魔獣が湧いた穴を本格的にふさぐ作業に入っていたところで、導力停止現象が始まったらしく、ちょっとどうやってるか様子を見に行くと。
…案の定、新しく甲殻系の魔獣が出現していた。
停止現象でエレベーターが止まってしまって、下の坑道に居た人たちが閉じ込められてしまったらしい。
零力場発生器を使って下に降りると、魔獣に襲われている鉱員を救出。彼の話によると、警護についていたリッジ君が時間稼ぎをしてくれて、その間にみな散り散りになって逃げたらしい。
親方をはじめとして、なんとか全員を救出するも、リッジ君の姿は見えず。
だ、大丈夫か、本気で大丈夫かリッジ君!? 今回はかなりピンチの様子。
魔獣の巣と思しき場所に踏み込むと、無数の蟹魔獣と一人で戦うリッジ君の姿が。
しかも、その背後には巨大な蟹型魔獣が。
こんなのと一人で戦ってたのか。ボロボロのリッジ君。今まさに力尽きようとしているところを割って入る。
なんとか、これらを倒して気絶したリッジ君を担いで上層まで脱出。
危ないところだった。
親方のセリフじゃないけど、親方たちとは事故とか事件とか関係ないときに会いたいものだ。鉱山にくるたびに、なんかトラブルに遭遇してるもんな。

ホテルで休養しているリッジ君をお見舞い。今回のお手柄はリッジ君ということで、皆も納得。シェラ姉も、彼の実力は認めてるんだよね。ただ、ちょっと自分に自信が持てないタイプなのか。
それでも、今回の一件を機に実力をいかんなく発揮できるブレイザーになってほしいところである。

事件を片付けて帰ってきたら、ちょうど結婚式のさなか。街の人の多くも教会に行っているみたいで、エステルたちもお邪魔する。
式も終わり、恒例のウェディングブーケ投擲。
他の女性客と喧嘩しながら場所の取り合いをしてるシェラ姉と、計算式を暗算で組み立てて、落下予測位置を算出しているティータ。
二人とも本気だ。二人の剣幕に、ちょっと引き気味のエステル(笑
だけど、エミリーの投げたブーケはとんでもない画面外にまで飛んで行ってしまう。って、あれ? あっちは確か市長邸。今、あそこには配達で立ち寄ったあの人が庭で花壇を見学していたはず……。
案の定、いきなり空から飛んできたブーケをわけもわからず携えて、皆の前に現れるキディさん。
自分がキャッチしたものが何か新婦のエアリーから説明されて、ようやく理解して慌てるキディさん。ま、まだ心の準備が、って、おやおや、貴女も満更じゃなかったのですか。
式後のキディさん、ずいぶんご機嫌みたいで。
わははは、なんかリノンさん、リーチ掛かりましたよ、リーチ♪

いやはや、はじまってからずっと重苦しい雰囲気だった8章ですけど、おかげさまでなんか和みましたよ。よい結婚式でした。