SC終了から半年後。帝国東部上空、飛行客船ルシタニア号
ケビン君登場。変装してて、オールバックに仮面装備。標準語は似合わない。方言が出るとホッとした。
世界最大の飛行船。表の世界では。グロリアスの巨大さには到底及ばない。結局、紅の方舟は沈んでないものね。
コンラート。アーティファクトを使用してのしあがった小悪党。星杯騎士団の出番。
雇っているのは北の猟兵。有名な猟兵団らしい。困窮に喘ぐ故郷を復興させるために、きばっているらしい。意気やよし。
汚れ仕事をやっているせいか、ドスの利かせ方が……。

星杯騎士でも守護騎士と呼ばれる上級騎士は、個人に最新鋭の飛行艇が支給されている。高速飛行艇メルカバ。フォルムは、旧来のものと違って非常に先鋭的。見た目にも高性能さが予測される。名前は、イスラエル軍の戦車から? メルカバの語源はヘブライ語の古代戦車だそうだけど、デザインから鑑みるに、イスラエルの戦車を意識していそうな気がする。

星杯騎士団の総長登場。かなりキツい性格の姉御のようだ。なんと、あの小説カーネリアのモデルらしい。小説ではカーネリアは亡くなっているのだけど、あの結末に切ない物悲しさを感じていた身としては、彼女のモデルとなった人物が元気(?)に威勢を揮っているのは嬉しい限りだ。
ところで、小説の主人公である元運び屋とのロマンスがあったのかは気になるところ。

総長からの指令により、ケビンはリベール王国王都グランセルに向かうことになる。グランセル大聖堂に、環関連と予想される遺物が保管されているのを回収せよ、とのことらしい。
その際、新人の従騎士と合流することに。ケビンは基本、単独行動を好むようなので、迷惑そうだ。
メルカバに、カルバート共和国付近の自治州に降ろしてもらい、そこから国際線でリベール王国に向かうケビン。その船上で、ドロシーと遭遇。
飛行船の俯瞰画面から、パチパチパチパチ、カメラのシャッター音が聞こえまくるもんだから、絶対ドロシーいるなと思ったらいたよ(笑
なんでも、ボースマーケットに一人で取材に向かったら、飛行船を乗り間違えてカルバート共和国にまで行ってしまっていたらしい……この子は。
なぜかドロシーって、運や人徳だけはあるらしく、パスポートもミラも持ってなかったくせに、行く先々でいろんな人に助けられ、特に災禍もなく帰国の途につけたらしい。一度、痛い目見た方がいいんじゃないだろうか、この子。でないと、いつまでたっても反省しないぞ。
ナイアル先輩の胃に穴があくのも時間の問題のようだ。

船内にはふた組ほど見知った顔が。毎度、行く先々で出会うミラノさんとシモンくん。この二人は、本当に行動範囲が広いです。エステルたちもずい分いろんなところを歩き回ったけど、単純に動いた距離ならこの二人も負けてないんじゃないだろうか。今回は共和国まで商談に赴いていた模様。半年前は帝国相手に気炎をあげていたのに、既に共和国にまで手を広げていらっしゃるか。リベール随一の商人と謳われる日も遠からじ、だな。
もう一組は、あのロレントで結婚式をあげた新婚さん。なんと、大陸諸国を半年もかけて新婚旅行で回っていたらしい……何気にブルジョワかよ。

国際線は無事グランセルに到着。ちょうど、空港にはアルセイユの白い機体が停泊している様子も垣間見えた。粋な演出だ。
空港では、ナイアルがお出迎え。もっと怒るかと思ってたけど……既に諦観してはるなあ。ドロシーが相手だと誰でも突っ込みになる、というか切れ味あがってる。ケビン君も芸の完成度があがってるとか言ってるけど、あんたもずい分突っ込みのキレあがってたぞww

ナイアルとドロシーと入れ替わりに、ケビンを出迎えたのはシード中佐。どうやら例の物とやらは、王国軍から教会に報告がいったものだったらしい。現在は大聖堂地下に保管中。シード中佐、そろそろ大佐に昇進らしいけど、この人もずんずか昇進しなさるねえ。
大聖堂でケビンたちを待っていたのは、カラント大司教と……もう一人は? 白衣を着た女性。医者か、博士か。
って、ラッセル!? エリカ・ラッセル博士。ティータの母ちゃんかよ。しかも、なんかヤンチャそうだ。我ままそうだ。傍若無人そうだ。
そうか。あの真面目なティータの母親とは思えない。そうか、ティータはパパ似だったのね。
しかも、なんかアガットを目の敵にしてるっぽいし。チンピラって(笑
いやまあ、ティータってまだ13歳なんですよね。そりゃ、そんな子供を浮遊都市の最前線に連れて行ったとなりゃ母親としては怒るのも当然だし、13歳の娘に、25にもなるような男が近寄ってたら、そらねえ(苦笑
しかし、改めて二人の年齢みると、かなり年の差あるんですよね。うらやましいww

ケビンの案内で、秘されし大聖堂の地下に。始まりの地と呼ばれるそこは、教会とリベール王家の盟約により作られた古代遺物の力が外に広がらないように管理するための保管庫。
そこに収められているのは、三日前にリベル=アーク水没地点からサルベージされた謎の古代遺物。どうやら、エリカ博士が導力反応を感知してその存在を発見、王国軍とツァイス工房の協力で引き揚げさせたものらしい。
ただ、その導力反応は引き上げた後に消失してしまっている。教会が各国と結んでいる協定では、導力反応の無い古代遺物は教会に引き渡す義務がないとされている。エリカ博士は、リベール側でこれを管理し、古代遺物を調べたい意向。結社というオーヴァーテクノロジーを駆使する組織、そして教会が千年にわたって覆い隠してきた事実。リベル=アークの事件によって一部とはいえ表に曝け出されはじめた闇は、既に表に住まう人間にとっても無視できないものとなっている。それだけではなく、娘が深く事件にかかわったこともあるんだろう。エリカ博士としては、ここで古代遺物を手放すことは、広がっていく闇に対して漫然と手をこまねくこととイコールなのだろう。
ケビンに対して、古代遺物を渡すのか渡さないのかと迫るエリカ博士。怖いお姉さんやww

その時、聖書の一節を読み語りながら現れるシスター服の少女。
彼女が、総長の言ってた新人の従騎士か。
エリカ博士……可愛いものフェチ。マニア? 偏執者?
現れたリースと名乗ったシスターの可愛さにメロメロになりながらも、対抗してティータの写真を繰り出して、自分にはこれがあるから免疫あるのさー……おいおい。
親バカとかじゃなくて、変態だ、この人。

と、突然完全停止していたはずの古代遺跡が再び発動し、中から正方形の物体が出現する。ケビンは仮にそれを方石と名付ける。
導力反応が復活した以上、盟約に基づきこの方石は教会に管理されることになる。と、ケビン君、決然と格好良く宣言したけど、直前まで引き渡しを求めるリースとエリカの間に挟まれ、オロオロしていたせいで、あんまり格好良くないぞww

あのあと、結構エリカ博士はごねたみたい。まあ、半分手に入りかけてたのを目の前でかっさらわれてはねえ。頭では分かってても納得しかねる、というのも理解できる。この人、一目でわかるほど我儘っぽいし。ラッセル家で一番子供じゃないのか、この人w
あげく、最後にはそれを持っていくなら代わりにその娘を置いて行きなさい。と要求したらしい。
エリカ博士、あんたは何がしたいんだ……

さて、肝心の本作のヒロイン、リースだけど。初登場の印象は強引で生真面目な教条的四角四面な性格の典型的シスターか。
ケビンとは五年ぶりの再会。幼馴染らしい。
と、おろ? お腹の音がキュルキュルと。この娘、腹ぺこキャラか。
ケビンのお願いで、丁寧語から元の口調に。わりと紋切り口調だ。とりあえず、国際便に乗って法国に戻る前に船で食べられるように百貨店でパンを買うことに。
いきなり名言が登場。

「私ほどタイムセールスを愛してる女はいない」

……リースって、堅物かと思ったけど、案外砕けてる? しかも、百貨店で残り物のパンを買占め。ただの腹ぺこキャラじゃないな、こやつ。遠慮のない人だ。
で、百貨店を出て雑談してたところで尾行に気づく。パンを食べるのを邪魔をされて殺気立つリース。
さらに続けて名言。

「許せない、半殺しにしてもいい?」

って、この娘、かなりヤバ愉快ww
尾行してたのは……ギルバート!!(出てきただけで脊髄反射的に大笑い
リース、かなり毒舌家だ。初対面なのに、酷いこと言ってる(笑
のわっ、のっけからリースにドつかれた(爆笑
そして、いきなり土下座して謝りだすギルバート。こいつ、いつの間にか完全に得意技が【土下座】になってるな(笑
それで隙をついたつもりなのか知らないけど、とりあえず海から回転翼式人形兵器を呼び出し、戦闘。
うわっ、ギルバート、声突きになってる。しかも、そのせいで間抜け度がUPしてるぞ!!(笑
けっこう、土下座攻撃が厳しかった。ステータス異常起こしますしね。初っ端二人が氷結喰らったところに、人形兵器の必殺技を決められて、けっこう苦戦しましたがな。

でもまあ、まともに対峙すれば敵ではなし。リースの武器はガリアンソード。アーツ使いじゃなく前衛型なのね。ケビンが支援型なのを考えると、リースまで後方支援型じゃあ苦しいモノなあ。
ギルバートは、単純にミスって不時着してどうしたものかとウロウロしてたらケビンを見つけて、なんとなく尾行してたら見つかってしまった、という経緯らしい。
なんてこいつらしい情けない展開(汗
とりあえず捕まえて王国軍に引き渡そうとしたところ、突然ケビンの持つ方石が反応。そして、いつの間にか倉庫の上から見下ろしていた仮面の白髪の男。久し振り? 知り合いか? 何か意味深な言葉をケビンに投げかけた瞬間、光が視界を埋め尽くし……。
二人が意識を取り戻すと、あたりはグランセルの港ではなく、どこか地下の図書室のようなところ。
リースは周りを気にするより先に、お腹の減りすぎで気持ち悪いからパン食べるーー、と言い出す。ボケキャラだ。大ボケマイペースキャラがいる。
この娘、初登場時の印象、数分で粉々に消し飛んだなww
あれ? なんじゃここ。地下遺跡とかじゃないぞ? あの四輪の塔のときみたいな異空間じゃないのか、これは。
これは、異空間に飛ばされたのか、それとも……方石の中、とかいうんじゃないだろうな?

というところで、零話終了。
リースというキャラにはほとんど期待していなかったので、予想以上に愉快そうなキャラみたいで、いい意味で期待を裏切られました。
さて、ここからが本番ですか。