星の扉【帝国への帰還】
これは、注目のエピソードだった!
次回の英雄伝説は、帝国を舞台にした話だ、なんて噂もチラホラと聞いたこともあるような気もしないでもないけど、このエピソードはその重要な前振り、ということにでもなるんだろうか。
なにより、鉄血宰相オズボーンの器のでかさに戦慄する。リベールから帝国に凱旋帰国する直前に、リベールを訪れるオズボーン。
その後治安的に非常に不安定なクロスベルに自ら足を運ぶ予定を組んでいることといい、このフットワークの軽さには目を見張る。
以前、この雑記でも疑問を抱いていた蒸気戦車なる存在についても、きっちり答えを提示してくれましたね。やはり、コストパフォーマンスや生産効率、戦場での稼働率など問題は山積みの兵器だったのか。OPムービーでは大量生産されてるようなイメージだったので、変だなと思ってたのだけど、実際は正式に実戦配備されるようなものではなく、リベール王国に進駐する軍勢に優先的に試験配備された、単純に導力停止現象下における帝国軍の戦闘力を誇示するための宣伝兵器という位置づけだったわけですな。それなら、なんであんなもの、という疑問も解消できる。
あの状況下で帝国がリベールに軍を進めて利益があがるのかとも思ってたんだが、今回ちゃんとその辺、実際に進める意志はなかっただろう、という意見を聞けて良かった。本気でリベールに進軍させるなら、ちゃんと宰相は自分のコントロール下にある軍団を遣っただろうし。そう考えると、わざわざミュラーの叔父であり、親オリビエ派であるヴァンダール将軍率いる軍を派遣した、というのは色々と裏を読めるな。
最初から、ああなる事を想定、いや根回ししていた、と考えてもおかしくはない。
どうやら、オズボーンは少なからずオリビエの台頭を望んでいる節すらある。
彼の人物の大物ぶり、辣腕ぶりは凄まじいな。リベールの女王陛下ですら、政治家としての凄味では一歩譲るかもしれない。言うなれば、手段を選ばないカシウス、と考えると沿うかな。
ありゃあ、後々小物化したりする玉じゃないな。結社と組んでいると言っても、そうそう利用されることもないだろう。最終的に自分の思惑通りにいかず、オリビエに敗北することになってすら、それも織り込み済みと泰然と舞台から退いてもおかしくない人物を感じる。
決して善人ではなく、恨みを買い人を人とも思わない冷酷な人物だろうが、国家単位で見たら最良の政治家なのは疑えないなあ。
これから起こるであろうオリビエと政争も、決して悪い方向にはいかんような気がする。

レクターの登場には、実はあんまり驚かなかった(w
ある程度、帝国の人間だろうな、とは想像してたから。ただ、歴とした貴族階級。もしかしたら皇族に連なる人物じゃないかと思ってたので、ああいう立場の人間だったとは。それは、さすがに吃驚した。
彼も色々と抱えてるっぽいけど、ヨシュアやケビンよりは自分の中で整理はつけてるタイプみたいだな。その上で、ちゃんとした目的を有し、それにそって決然と行動しているタイプとみた。クローゼには自分はフラフラしてる、みたいな言い方してたけど。
どう考えても、次回作以降で重要な役回りを演じそうなキャラでもある。
出来れば、ルーシーとの繋がりは有耶無耶にして欲しくないなあ。ルーシーは、明らかにレクターのこと好きそうだったし。
そういえば、ルーシーってどっかの公国の人間でしたよね。あの美貌は、絶対に貴族階級、もしかしたら公女という立場の人間なんじゃないですかね。そうしたら、帝国との国際問題をきっかけに、帝国での話に絡んできてくれたりしないものか。