Landreaallの作者おがきちかさんのブログにて、ランドリの設定メモみたいなのが載せられてまして。
これが、また興味深い。
主にミュージアム・パルの話と言うのがらしいんですけどw
これ読んでると、あの作品世界って実に厳格な階級社会なんですよね。フィル関係の話ではたびたびこの身分の差というのはテーマとして触れられてますし、実際他の話でも様々な部分でこのことは顔を覗かせているんですけど、主役のDXとイオンが奔放なあれだから、窮屈な世界には見えない。
単なる読者視点の問題ではなく、実際としてDXの周囲の人間も彼と妹の影響で、そうした窮屈さから、主にメンタル面からではあるけれども、解放されつつあるんじゃないかなあ、とDXに出会う以前と以後のフィルやティ・ティたち、アカデミーの生徒たちの様子を見ていると、そう思ったりもするわけで。
R・ケリーがイオンの天敵なのは、そうしたシステムの象徴的な存在だからだろうか。かと言って、彼女、別に保守的な階級システムの権化というわけでもなく、ちゃんといざとなればシステムよりも生徒の事を第一に考えてくれる人なので、天敵ではあっても敵ではなく、イオンも苦手意識を持ちながらもちゃんと彼女には敬意を払ってその教授を受けている。
そのケリーに、イオンが敢然と反発したフィルの一件は、イオンという少女が確固として持っている彼女なりの規範と、現在の社会システムとの相克する部分が垣間見えて、やはり興味深い。
あの時、ケリーが怒るイオンに咄嗟に何も言えなかったというのは、彼女の在り様について、色々と想像が出来てまた、これも面白いなあ。