8章 無名都市
9章 逃走
10章 逢瀬

クリア。

どうやらレイン=空のラインはまず消えた、と思っていい状況になってきた。
過去回想、学園時代にレインと思われる女性が度々出てくるようになったこと。そして、現在でレインの素性が明らかになった以上、レインと空に何らかの共通性が感じられる構成になっていたのは、ミスリードだった、ということか。
とはいえ、学生時代に空とレインには繋がりがあり、レインにとって空がとても大きな存在だったことがうかがえる。
以前、灰色のクリスマスでレインが喪ったという掛け替えのない親友というのは、やはり彼女のことだったのだろう。

しかし、学生時代のレインの姿には正直驚かされた。現代でも親密さを増すにつれて分かってきたことだけど、ゲーム冒頭に感じた彼女の性格。クールで理知的、いわゆる氷の女、という印象はまったくの間違いだったことが分かってくる。女は化けるというけれど、彼女の場合はこれは努力の賜物だったんだなあ。好みとしては冒頭の印象のままの方が好きと言えば好きなのだけれど、弱く臆病な自分を叩き直して今のキャリアを作り上げたというのなら、それは尊敬に値するものだと思う。
特に、彼女の場合はおそらく、その一途さからくるものなんだからだろうし。
でも、レインが学生時代にまともに甲たちと接触がなかった、というのも不思議な話。空との親密さ、レインの気持ち、空回りしつつも幾度か続くアプローチ、としばらくすればしっかりと接触してきそうな感じだったのに。
まだ、このあとなにかあった、ということなんだろうか。