やっぱり、前回ラストの昏倒で、朱浬さんの記憶は戻ってしまっていたらしい。とりあえず、瑤との対決過程では、朱浬と紫浬の姉妹の情報については出さないつもりか。
原作では、朱浬さんが昏倒していたのは短時間で、スタビライザーを狙う真日和のドウターと奏の戦闘中に早々に乱入してくるのだけど、こちらでは風邪でぶっ倒れた智春を看病してくれる普段の朱浬さんというまず見れない構図が見れた。おっとりした紫浬さんに看病されるのもいいけど、朱浬さんの方もいいなあ。とはいえ、この朱浬さんは相当テンパってるわけですけど。
原作中通じても、ここまで冷静さを失ってる朱浬さんって、ここの場面だけなんですよね。

スタビライザを狙う瑤から逃げ回りながら、速効性特製解熱剤を調合できるという律都さんの家に向かう智春たち。
ちょっと瑤が余裕持ち過ぎ、というか完璧に朱浬さんのミサイル攻撃を封じているにも関わらず、何度も逃走を見逃しているのがちょっとワンパターンに見えてしまった。追いつかれる→ミサイル弾幕→逃走のパターンが何度も繰り返されちゃったからなあ。
瑤のアスラマキーナ【白銀】の空間切断能力<白の剣撃>を多用した戦闘シーンは、なかなか迫力ある見応えタップリの戦闘シーンになっていただけに、ちょっと勿体なかった。
とはいえ、潮渦家での朱浬さんとの激闘シーンは、朱浬さんのあたり一面焦土にしかねない大火力攻勢を、逆に圧倒する激強ぶりを見せつけて、大変満足できる戦闘シーンでありましたよ。
今まで防御に使っていた白の剣撃を、攻撃に使った瞬間の速度、射程、破壊力。後背の山ごと吹き飛ばすあのシーンは、思わず「おおっ」と声をあげてしまうほどのイイシーンでした。
何気に戦闘シーン、ずっと頑張ってるんだよな、このアニメ。

そういえば、真日和は前回でお役御免かー。原作だと瑤に首にされたあと、逆に朱浬さんに雇われることで、味方の手ごまで動いてくれるんだけど、アニメでは仕事に失敗したままフェイドアウト。ヴィヴィアンの餌代稼げてねー。これじゃあ、まったく赤字じゃないか。第二生徒会会長に殺されるぞw

この戦闘で、ついに朱浬さん、切り札中の切り札を使用。原作ではヴィヴィアン相手だったんですけどね。ただ、切り札の魔力弾も白銀にまったく通用せず。これはどうなんだろう。あの切り札は、一発で右手がお釈迦になるのと引き換えに、アスラマキーナと同等の力を引き出す代物で、朱浬さんの戦力としての立場を重要な位置におかせるものだったはずだったんだけど。
ちなみに、朱浬さんの身体にはアスラマキーナと同じ魔術機構が組み込まれてて、自らを副葬処女として稼働させることで、アスラマキーナに匹敵する力を顕現させるものなのです。智春が操緒を失った飛行機事故で、瀕死の大怪我を負った彼女に、この機構を組み込み、機巧化人間(フェミナ・エクス・マキーナ)として蘇らせたのが、アニメでは第一話で触れられただけの、智春の兄貴である直貴なわけですけど、直貴の存在、アニメではほとんど強調されてないんだよなあ。原作では、この機構を組み上げた人は天才だな、と瑤も言ってるわけですけど。
何度も繰り返され強調される夏目直貴という男の超人的な能力、天才性、多彩な人脈。どこか凡庸な弟とはまるで出来の違う兄貴の存在は、のちのちドえらい展開を伴って、智春に降りかかってくるわけですけど。もうちょっと彼の存在を意識させておかないと、後々の展開でのインパクトが薄れちゃうんじゃないかなあ、と心配。

結局、白銀の射影体もお目見えなかったし。
ほんと説明不足だよなあ。これだと、なんで朱浬さんが瑤に「あたしとあの子の区別もつかなかったくせに!」と叫んだ言葉の意味もわかりにくいんじゃないかなあ。

座薬シーンはやるんだ(笑
次回予告で奏がゴム手袋してるシーンがあったので、間違いないとは思ってたけど。
そして出た、名セリフ「保健委員ですから!」(笑


んで、真打ち登場。復活した操緒とともに、鈿捗亳宗
鈿弔特殊能力使ったの、アニメでは何気に初めてじゃないのか?
とはいえ、地味でわかりにくいって、あれ。七重魔方陣による加速を加えた重力球を纏った拳撃、のはずなんだけど、もっとブラックホールの演出を派手にしてくれりゃいいのに。
とはいえ、裁断された空間に飲み込まれかけたスタビライザを、空間を引きちぎって取り戻したり、口から無数のコードが飛び出して、スタビライザを取り込むシーンとか、迫力あってよかったよー。

というわけで、鈿弔飲み込んでしまったスタビライザ(安定装置)のおかげで、操緒が可視化してしまうという結果に。あれ、わかりにくいけど実体化じゃないのよね。あくまで可視化であって。

んで、操緒が編入してくるシーンで、智春が知らん顔してるのに対して、奏の方が「あうあう」ってなってるのが面白かったり。この子は天然のくせに変なところで苦労性なんだよなあ。

結局、朱浬と紫浬の情報は、最後に樋口が持って来た雑誌に載っていた天才双子子役、という見出し記事だけかー。
明るくて器用で面倒見のいい姉の朱浬。引っ込み思案で気弱で、だが神がかった演技力と美しいソプラノボイスを持つ妹の紫浬。
この二人の性格の違いってのは、けっこう重要な要素だと思うのだけど。

と、次回予告見ると、まだ雪原瑤と、昔の朱浬さんっぽい人の姿が映っていたので、もしかしたら姉妹と瑤の昔の話、やるんだろうか。オリジナルで。だとしたら、楽しみなんだけど。



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