サブタイトルがまた不穏だなあ(苦笑
思えば、原作一通り振り返っても、ここのエピソードがホロとロレンス二人の関係の危機という意味では頭一つ抜けてたんだよなあ。
これ以降では完全に二人の仲は安定飛行に突入してしまったわけだし。
まあロレンスがホロとの関係を見つめなおし、彼がホロのことをどんな風に捉えているかはっきりしたエピソードでもあり、ジリジリしながらも究極的に悶えさせられるんだけどね。

お祭りの日、用事があるからと一人で祭りに遊びに行ってくれというロレンスに最初銀貨をせしめて喜んでいたものの、一人で行くのはつまらないからそっちについていきたい、と甘えるホロが可愛い。
……基本的にこの作品の感想ってホロ可愛いしか云ってないよなw
一話でも多少言及したけど、第一期の出会ったころの段階だとこういうベッタリな甘え方はまだしてなかったんですよね。のちのち描かれる、ホロ視点での短編、特別編で映像化されてる【狼と琥珀色の憂鬱】で明らかにされてるように、すでにこの時点でホロはもうロレンスにべた惚れ状態。ロレンス視点の原作だとロレンスの思い込みとホロの振る舞いに幻惑されてわかりにくいんだけど、こうしてアニメ化されると明らかにホロのロレンスへの甘えっぷり、惚れっぷりがわかりますなあ。
ところが、ロレンスの野郎はそこんところ、ちゃんとわかってないんだよな(苦笑
今回の用事だって、商売のことではなくホロの故郷ヨイツの情報を仕入れるための事だったのに、それをホロに伏せて動こうとするから妙なすれ違いが生じてしまうわけです。
これ、ホロにイイカッコしようと思ったんだろうなあ。
なるほどなあ、一話の地雷踏みからこのすれ違い。徐々に二人の間の亀裂が広がっていくのを丁寧に段階踏んで描いているのがよくわかる。一つ一つのエピソードならロレンスも動じなかっただろうに、この段階を踏んだ積み重ねがあって、ロレンスがどんどん惑乱していくわけか。


そして、OPでも存在感を示している年代記作家の美女ディアン・ルーベンスが登場。なるほど、丹念に伏線は敷いてるなあ。
ここではじめて、月を狩る熊の話が出るんですねえ。彼女の口から語られる賢狼ホロの伝承は、この話だけ聞いていると神秘的で、なるほどホロとは確かに神の一柱と謳われるだけの存在なのだなあ、と妙に感慨ぶかくなってしまう。でも、その正体はアレだとも知ってるので、妙におかしくもあり。この話を聞いてたときのロレンスの心境としては、どんなもんなんだろうね。

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