阪神ダート1800にコース変更なされてから二回目のジャパンカップダート。なので、過去のデータとかは殆ど参考にならないんですよね。
とりあえず、阪神ダートのデータからすると先行の有利さが目立つくらいか。ただこれは、ダート全般に言えることなので、特筆すべき特徴とも言えず。

G18勝という前人未到(前馬未到?)の偉業を達成したヴァーミリアンを筆頭に、マーチSを勝ったあと、地方G1を連勝して此処に挑む単騎独行エスポワールシチー。今年の春のダート王、フェブラリーS勝ち馬にしてダート戦線世代交代を高らかに謳ったサクセスブロッケン。
一躍条件戦からシリウスS、武蔵野Sというダート戦線の最激戦区を駆け上がってきたワンダーアキュート。
他にも地方戦線を戦ってきた強豪たちが集い、本年度ダート王決定戦と呼ぶにふさわしい陣容が揃った。
残念なのは、米国ダート三冠の一角を勝ったサマーバードが調教中に骨折してレースに出場できなくなった事である。出場していれば、間違いなく一番人気を争う馬だったのだが。

さて、展開はおそらく一枠一番を引き当てたエスポワールが、出遅れない限り抜け出して先頭で引っ張る展開になると思われる。
どうやら前日オッズではヴァーミリアンを抜いてエスポワールが一番人気を獲得した模様。世間は既にヴァーミリアンとガプリ四つで組み合える実力を持っていると見ているようだ。
二番人気にはヴァーミリアン。既に七歳という古豪だが、フェブラリー6着の敗戦の後も、帝王賞、JBCクラシックという地方でも最格上のG1を連勝しており、その力に衰えの影は見えない。
ただ、鞍上が最近パッとしない武さんという所が気になるところ。

とりあえず、予想は上の二頭に、サクセスブロッケンをもってくることにする。前走武蔵野Sでは10着に惨敗しているが、この馬の実力は疑いようのないところなので、一走くらいのへまは無視しても構わないだろう。
逆に、三連勝中のワンダーアキュートは、そろそろ一息ついてしまう頃じゃないかなー、と特に根拠無く外すことにする。
人気上位で連勝しているならともかく、どのレースも人気はパッとしてなかった中で勝ち上がってきた、という馬はその実力が本格化してきていたとしても、この辺でポンと一旦馬券に絡まない程度に負けるケースが多いんだよなあ。勘だけど。
というわけで、馬券は上三頭の三連単ボックス。正直、この三頭は一着から三着どこに入っても違和感は無い。
それに加えて、あと一頭。ワンダースピードと迷ったのだが、スーニを三着あたりに絡ませる。おそらく今回は早い時計になりそうな予感があるので、上位陣のほかに持ち時計を見比べてみて、早い時計を持ってる馬の中から今、調子よさそうなこの馬に、高額配当を託した。


結果

ぶわははは、すげえすげえ、エスポワールシチー、無茶苦茶つええ!! 事前の想定通り逃げたエスポワール、強かったのは直線入ってから。そっから、さらに加速してエスポワールをマークしつつ先行集団でついてこようとした一団をまとめて叩き潰しやがった!!
お陰で二着三着に入ったのは中団後方で差し脚勝負にシルクメビウス、ゴールデンチケットという結果に。前の方に居た馬は、なんとか粘ったサクセスブロッケンを除いて、軒並み総崩れですよ。
今回の阪神ダートコース、どうやら好位差しが決まる状態だったみたいですけど、それにしても今回はエスポワールの際立った強さにレース展開そのものが左右されたという感じ。
結局、三馬身以上ぶっちぎっての圧勝。まさに圧勝。驚くべきことに、逃げたにも関わらずあがり3F、2,3着の36.9に続く37.1という全体見ても三番目の早さという凄まじさ。決して際だたスローペースではなく、1000メートル通過時点では平均ペースだったんですよね。それでこれは、凄い。
これは本当に強かった。八冠馬ヴァーミリアンは結局中団で包まれたまま動けず8着惨敗。三番人気のワンダーアキュートも結局ついていけずに6着。その意味ではサクセスブロッケンはよく頑張った方だろう。
シルクメビウスの田中騎手は、この間のエリザベス女王杯の初G1獲得から間隔をあけずにG1二着を取れたというのは大きいなあ。これからますます頑張れ。

馬券の方はヴァーミリアン、サクセスブロッケンが脱落したのでどうにもならず。押さえ馬券のスーニは見せ場無く14着。がっくり。