このタイトルって第一印象、インパクトあるんですよね。原作者の作品ってこの手の擬音系のタイトルのものが多いんですが、その中でもこれは抜群だと思う。
OPから怒涛の畳み掛けで、掴みはOK。これ、原作者の別シリーズ【バッカーノ!】のアニメ化した際の傑作OPとおんなじタイプじゃないですか。調べたら、バッカーノと制作会社同じだった。監督・シリーズ構成も同じ人みたいだし、これはものすごく期待出来るんじゃないだろうか。バッカーノはなんで地上波放送しなかったんだ、と思うくらい素晴らしい出来の傑作だったんだよなあ。あの複雑怪奇極まる構成のバッカーノを、さらに時系列しっちゃかめっちゃかにして複数にわたる巻の物語をゴチャマゼにつっこんだ挙句、むしろ原作より明快にわかりやすく仕上げてしまう、しかも原作の疾走感、痛快さをいささかさも失わないで、というあっけにとられるような離れ業をやってのけた怪作だったんですよね。
この制作陣なら、【デュラララ!】の裏表入り組みまくった物語も、ちょちょいと再編成してくれるに違いないと言うものすごい安心感と期待感がある。

最初の第一話はメインとなる登場人物の一角の顔見せと、この物語の舞台となる池袋という街の猥雑さと活気を感じさせる回となる。既にかなり登場人物多いようにも見えるが、まだこの一話で出てきたのって半分くらいなんですよね。これからまだまだ増える。しかも、今回登場した連中からして、まだまだ出てきただけ、なんですよね。
紀田くんって、こういうイメージの子だったのか。チャラくてヘラヘラと軽薄なものの、人当たりも柔らかくて懐っこい。もっと、あたりのキツいような印象があったんだけど、そういえば最初はこんな感じだったんかなあ。
この作品で描くの一番難しそうなのがセルティなんだけど、おおー、雰囲気あるなあ。むしろバトってるシーンより、最後の通行人が見ている中、幹線道路をすっ飛ばして行くシーンがかなりイイ感じ。あとは「喋る」シーンをどう演出するのか、興味深いところ。
あの「チャット」のシーンの処理も見事だったし、なんの心配もせず安心して楽しめそうだなあ。これは名作の予感がビシビシ伝わってきますの。

デュラララ!! 1 【完全生産限定版】 [DVD]
デュラララ!! 1 【完全生産限定版】 [DVD]
アニプレックス 2010-02-24
売り上げランキング : 60


Amazonで詳しく見る
by G-Tools