わたしの友達に、手を出すなーーー!!


どぎゃあああああああああん!! と胸の鼓動が爆発する、素晴らしき哉最終回!!
くわああ、最高でした。これぞクライマックス、これぞ最終回と言うテンション上がりっぱなしのAパートに、涙腺決壊ボロ泣き感涙のBパート。
いやあ、凄かった。これまでDVD買ってなかった人でも、この最終回だけ買ってもいいんじゃにゃいの? と思うくらいに。

Aパートのアクションからして、もうテンション鰻登り。ハイウェイで車をかっ飛ばしながらの、どこのハリウッドかアクションゲームかという迫力満点のスピード感。
正直、敵さんがパワードスーツのお姉さんという時点で、アクション面はそこまでど派手になるとは予想していなかっただけに、これには度肝を抜かれた。言っちゃあ悪いが、とある魔術のアニメ版と比べても、演出やスピード感が段違いに凄かったんじゃないか。見ながら、スピンオフのコッチの方がアクションこんなに凄くていいのか? と思っちゃったくらいだし。
うん、畳み掛けるようなテンポの良さも、テンションをあげるのに一役買っていた。木山先生危機一髪から、美琴たちが間一髪駆けつけて、木山先生を有無を言わさずせっついて疾走を開始するところから、もうオラオラでしたし。
固法先輩、ホントの昔はぶいぶい言わせてたんだなあ。あの皮のジャケット、伊達ではなくてまさかの単車乗り設定。もしかして昔は無免で乗り回してたのか、それとも黒妻の後ろに載せてもらってたのが忘れられずに、離れ離れになったあとに免許取ったのか。なんにせよ、格好良すぎる。
見せ場といえば、いきなり魅せてくれたのが婚后さん。ついに、前々からのお噂のレベル4の能力 空力使い(エアロハンド)を大公開。
トラック吹き飛ばして、攻撃ヘリまとめて2機撃墜したシーンには、意表を突かれたこともあって鳥肌たったわ。まさか婚后さんがこんな本気に活躍してくれるとは。最後らへんまで、妙に存在感のある空気な存在だったのに(なんだそれはw
どうやら、直接手で触れないと能力が発現しないようなので、けっこう使い方は難しそうな能力ではあるんだが。ああ見えて、身のこなしも一流だったということか。

そんでもって、美琴たちの方は、これはもうあれだな。
VSトランスフォーマー!!(笑
巨大パワードスーツが、ハイウェイの下から道路を突き破って現れて、そのまま背後から迫ってくるってどんだけよ!!(笑
もうあれ、パワードスーツというよりも人型巨大ロボットだよね。木山先生の車はトロいワゴン車などではなくスポーツカータイプなので軽く100キロ後半は出そうなものなのに、振り切るどころかパワードスーツの方が速いってどんだけだよ!
何故か武装はワイヤーアンカーだけで、重火器の類は装備してなかったみたいだけどそんなの後付でなんとでもできるし、あの美琴の電撃を弾く防御性といい、メチャクチャオーヴァーテクノロジーなんですけど、このロボット。
原作小説に出てきたパワードスーツでも、フランスに送り込まれた軍事用と比べても遜色ないどころか、コッチの方が凄いように見えるんだが。あっちはまだ試作機で欠陥だらけだったし。

学園都市って、外の世界より科学技術が2、30年進んでいるっていうけれど、前から思ってたんだがとても2、30年レベルの技術格差じゃないよなあ。

木山先生の車の屋根に美琴が張り付いてのカーアクションに、レベル5の能力全開は初公開じゃないのかという、美琴の初めての全力全開のガチバトル。
そうなんだよなあ、コインを弾体にしての超電磁砲は、ある意味手加減してるんだよなあ。美琴のレールガンが凄いのは、流体であるプラズマを完全に制御しきって砲身を必要とせず弾体に電磁加速をかけれるところで、弾体の形状サイズは問題としないんですよね。発電機に関しても殆ど気にしなくていいし。改めて考えてみると、とんでもない能力だよなあ。

しかし、あの規模のレールガンの直撃を受けたら、普通は死ぬ(w
宇宙戦艦でも轟沈させられる威力だぞ、多分アレ。


そしてBパートは佐天さんのターン。ようやく子供たちを収容した施設に辿りついたものの、生きていたテレスティーナの作動させた能力無効化システムキャパシティー・ダウンによって、再び全員が動けなくなってしまう。無能力者だった佐天さん以外は。
ここで、無能力者である佐天さんをこう使うかー。能力者でないことにずっとコンプレックスを抱き続け、それを乗り越えた彼女に与えられた最後の役割こそが、無能力者であったからこそ友達を助けられる機会。
冒頭にも書いたあのセリフには、思わず泣けてしまった。このアニメ、佐天さんこそが主人公だったよなあ、うん。

テレスティーナの言ってることは概ね事実であり、殆ど錯乱しているように喚いている、一言一言が後々のシスターズ事件で美琴に真実と現実を思い知らせる結果になることを思うと、色々と感慨深い。彼女の語る学園都市の在り方、この街の子供たちはすべてが実験動物であり、レベル6という存在を生み出すためなら何を犠牲にしても構わないという姿勢というものは、狂ってはいるが恐ろしいことに本当にそのとおりなんだよなあ。
ラストのレールガン同士の激突は、あれもうレールガンじゃないよなw レールガンはあくまで実体弾の射出機で、弾体同士が激突して押し合いの拮抗とかあり得ない。まあ、テレスティーナの方は弾体を射出しているように見えなかったし、荷電粒子砲の類なんじゃないのか、あれ。


子供たちがついに目を覚ますシーンでは、こちらもついに涙腺決壊。木山先生の流す涙にもらい泣き。子供たち、回想の頃よりみんなちゃんと大きくなってるなあ。
エピローグの目の隈がなくなった木山先生は、おおっ、普通に美人じゃないか。やっぱり、此の人好きだわー。
テレスティーナは捕縛されたものの、事件については黙秘。この一件の裏については秘されたまま。この辺は、第二期へ持込されることになるんだろうけど。彼女の背後が、一方通行のレベル6到達実験や、体晶を使用する滝壺理后が所属する<アイテム>につながっているだろうことは確かだし。

レベルアッパー編が終わった後のオリジナル展開に入ってから、どうなるかと構えてみていたのですが、大変素晴らしい幕引きでございました。美琴を主人公に据えながらも、対比じゃないんだけれど無能力者である佐天さんを影の主人公に据え置き、ややもその強さから視野が限定されガチな美琴を、レベルアッパー事件を経て人間として成長した佐天さんが、無力な一般人の立場から時に賢人として、時に健気な女子中学生として物語を引き締めてくれました。
このアニメ化で一番株上げたのは、モブキャラにすぎなかった佐天さんだよなあ、うん。超能力が無いという以外は性格的にも人間的にも素晴らしく、しかもやたらと多種多様な技能持ちという、影の万能キャラというのも発覚しましたし。あんた、学園都市以外なら完全に勝ち組だよw

第二期のアナウンスはとある科学も魔術も無し。エピローグでいろんなキャラが順繰りに顔を見せてくれるシーンでも、残念ながらシスターズや一方通行、アイテムの面々の姿は見えませんでしたし。上条さんとインデックス、姫神はちらっと出てましたけど。姫神、小萌先生といるということは三巻よりはあとってことか、時系列的に。ということは、もう直後からシスターズ事件がはじまる時期には入っているということになる。
考えてみるとあの事件、美琴一人が走り回り、黒子たちはあんまり介入出来ないんですよね。その点がアニメ化するについて若干ひねらないといけないところなのかも。黒子と初春、佐天さんと四人揃って、さらに固法先輩や婚后さんといったサブキャラが脇を固め、とみんなで一緒に事件に立ち向かうのがアニメでのスタイルでしたしねえ。

まあ、いつになるかはわかりませんが、このクオリティが保たれるなら二期は期待を裏切らないでしょう。とある魔術も、このレベルで行って欲しいなあ。いや、こっちも二期あるかまだアナウンス出てないですけど。


とある科学の超電磁砲 第3巻 <初回限定版> [Blu-ray]
とある科学の超電磁砲 第3巻 <初回限定版> [Blu-ray]
ジェネオン・ユニバーサル 2010-03-26
売り上げランキング : 21


Amazonで詳しく見る
by G-Tools