ええええっ!? なにこれ、すっごい面白いんですけど!

ライトノベル原作モノはコケる傾向が多い、というのは単なる印象に過ぎないとは思ってるんですが、コレに関してはあんまり期待はしてなかったんですよね。
それがどうしてどうして、無茶苦茶面白い。
ストーリー展開については殆ど原作通りなんだけれど、見せ方、演出、コメディのドタバタなリズムが素晴らしくって、首根っこひっつかまれるみたいに問答無用で引き込まれた。
特に、アクトが将来の職業を魔王と予言されて以降の、誤解に誤解が重なって全校生徒に恐れられていく展開、それをアクトが何とか打開しようとして積極的にドツボにはまっていく流れの笑えること笑えること。アクトって清廉で生真面目で弁が立つ上に嫌味なくらいに善人なんだが、かなり自爆体質なんだよなあ。誤解されるのも自業自得な所が多々あり(笑
なんにせよ、あの畳み掛けるようなドタバタの応酬は素晴らしかった。

感心させられたのが、世界観の描写。この物語の世界観ってけっこう独特なんですよね。近未来風でありながら、発達した科学技術と魔法やらがカオスに混在しているような世界なんだが、それを見事に描き出していた。けっこう先々ではこの世界における社会風刺が重要になってくるんだけれど、これはそちらの方面でもかなり期待できそう。

いや、これは思わぬダークホースだった。ジャイキリと並んでこれは今期のエース候補だ。

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