うぉっ、これ、期待していた以上のクオリティじゃないのか!?
えらくアグレッシブで特徴的なPVを見た時から、ある程度はこりゃあやってくれるんじゃないかとは思ってたんだけれど、いやはやこれはこれは、面白かったーー。

第一話、原作(ラノベの方ね)の内容からは大幅に改変してきているんですけど、こういうアニメという媒体で魅せるための改変なら、私は大歓迎なんですよね。監督とかのオリジナリティを出したいがためとか、アニメの尺に合わせるため、のなら勘弁してくれとガッカリなんですけど、こういう原作の基本理念や色を崩さず踏まえて、のものならば。

とにかく、動く動く。作画的にもそうなんだけれど、それ以上に演出的に動く動く。ヒロインたちの動的に動き回り走り回り飛び跳ね、口喧嘩をしてコロコロと変わる表情もそうならば、静的な場面でもひょいひょいと挟まれる面白い演出。アグレッシブに様々なパターンで攻めて来るカメラワーク。とかく、見ているだけで楽しいの何の。
全体的に勢い良く進んでいく中で、主人公や大吾郎の場面になるとふっと落ち着いた描写になるように、ちゃんと緩急も仕込んで合ってほっと息も抜けるし。
うんうん、これは好みにさえ外れなければ、特に話の内容がなくてさえ、見ていてただただ楽しくなれるようなタイプのアニメだわなあ。

ちょっと見ていて面白いと言うか興味深かったのが、この第一話では主人公であるはずの巧はどちらかというと脇に添えられていて、名実ともに主体となっていたのがヒロインである文乃と千世。特に、文乃が主人公として描かれてたんですよね。
原作にも少なからずヒロインたちが主人公的な描かれ方をする部分があるのですが、もしかしたらアニメの方は、ここに希を加えてヒロイン三人娘を主人公にして全面に押し出していくつもりなのかな。
文乃なんか、原作よりえらい行動的になってたもんなあ。千世は、あの小さくて生意気な空回り気味のキャラクターがよく出てて素晴らしかった。いや、彼女の場合は脇を固める佐藤・鈴木のメイドコンビの存在感が際立っていたからこそ、相乗的にキャラが飛び跳ねてたというのもあるとみたが。佐藤・鈴木のご両人が最初っから出ずっぱりな挙句に目立ちすぎてたのには笑ったけど、微妙に嬉しかったり。此の二人、中の人がとあるシリーズのビリビリと黒子というのがまた面白いw
乙女姉さんは、動いているのを見ると確かにどうしようもなくアイマスのあずささんだよなあ、これ(笑
そして真打・希のラスト一発で全部持ってく凶悪な可愛らしさ。

正直、今までスーパーダッシュ文庫が原作のアニメて、物悲しい出来栄えのものばかりだったんですが(昨期の司書は見てないのでなんとも)、ようやくイイのキタかなあ、という予感。
楽しみ楽しみ。