しろくまベルスターズ♪ Xmas Box
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PULLTOP 2009-12-11
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star登場人物が出揃う前に挫折
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私の知るトナカイは死んだ! 死んだのだ!!
だれだこの脳内お花畑中学生は(笑

空に魅せられ、トナカイの仕事に誇りを抱くプロフェッショナル。表は冷静、心は熱く、大人びたその立ち振る舞いは、歴代のプルトップの主人公の中でも屈指のクールガイ。
そう思っていた時期が私にもありました。少なくとも、ななみ、りりか、硯のルートでは悩み苦しみ若きサンタたちを影に日向に支える若くも頼もしい大人の男性としてのカッコ良さに痺れ憧れる、そんな主人公だったのです、冬馬くん。

なんだ、このはじめてカノジョが出来た中学生はwww

た、たしかきら姉こときららも、ヒロインの中では一番年上にあたるはずだったのですが、二人が恋仲になった途端に、頭になんか湧いたかのようなバカップルに。
そりゃあ、他のルートでもヒロインと恋仲になったときは冬馬くんも浮かれに浮かれていたものですけど……ほんと、誰こいつ? 別人じゃね?(w


てっきり、きららがルミナを関知できることから彼女のルートは彼女がサンタになる話なのかと思っていたら、現地妻の話だったw
ななみ、りりか、硯のサンタ三人娘のお話が、極論すればサンタとしての動機、サンタとしての夢を突き詰めたお話であることを思えば、きららの話はサンタとは違う夢のために突き進む女と、空を往く男の愛と夢のすれ違いを描いたお話になるわけだ。
この街を愛し、両親や兄弟と別れてすらこの街に残り、この街のために働く事を夢見る女と、空に焦がれ空に飛び立ち、一時の仮宿として此の街に降りたった異邦人である男との逢瀬。それはいずれ離れ離れになる事を約束されてしまった愛であり、二人が一緒に居続けると言うことは、すなわちどちらかが夢を諦める事になってしまう。それは、夢に生きる者にとっては死も同じ。
どちらの道を選ぶにしても、二人にとっては苦しい選択を余儀なくされる、これはそんな関係であるわけだ。
この愛と夢のジレンマは、切ないながらも潤いのある話だった。最後までバカップルやられてたら参ってたよw

たとえ離れていてもつながる想い。結論だけ見れば簡単な話なのかもしれないけれど、それを実感を持って感じることのできるのはとても難しい。だから、確かな想いを持って繋がれたのは、聖夜の奇跡そのものであり、先人たちが遺し老人たちが願った祈りの結実でもあるのだろう。
良いお話でした。

でも、きら姉は市役所の職員に固執するよりも、この子の在り方や街の人からの好かれ方からして、もうちょっと年齢が行くのを待ってから、いきなり市長とは言わないから、市議会議員にでもなった方が良かったんじゃないだろうか、なんてことを思ったり。