毎回毎回見るたんびに「天使ちゃん、マジ天使」のフレーズが乱舞する。誰だこのフレーズ考えたやつ、天才じゃないのか?

分身体を吸収したものの、天使・奏は昏睡状態に陥ったまま目覚めない。彼女を看病しながら眠り込んでしまった音無は、思い出した記憶の、まだ思い出していなかった先を思い出す。
列車事故の、まだ先があったのか。どうやら、あれは地下鉄の事故。しかもトンネルの前後が落盤しているということは、何か地上で大災害でもあったんだろうか。考えられる一番の原因は地震だが、地下鉄のトンネルが落盤する地震なんか聞いたことがないぞ。それとも、爆破テロとかそういう類のものなのか。
なんにせよ、落盤に巻き込まれた地下鉄は、乗客もほとんど死に絶え、辛うじて生き残った十人弱を、音無は無け無しの医療知識で応急処置し、僅かな食料と水で救助を待つ事になる。
ここで、事故の時に既に大怪我を負っていた音無は救出を待つことなく亡くなってしまうわけだが、既にここで彼は自分のやれることをやりきった上で、ドナー登録の意思表示を残すことで妹と同じ境遇にある人の為に尽くす、という願いも果たすことになったわけだ。
つまり、彼の未練は既に晴れていた、と。
そして、音無が目を覚ましたところには、コチラも既に起きていた奏の姿が。それは、凶暴化した天使ではなく、音無たちとともに釣りをした奏の方。
音無の頭を撫でながら「壮絶な戦いだった。あなたと約束した私が目覚めたのは奇跡って事」と述べる奏。100人近い自分との戦いを、淡々と壮絶な戦いだったと述懐されて思わず吹いてしまったけれど、改めてセリフを吟味すると、貴方のために頑張った、というのが透けてきて、思わずキュンとなるね。なんて健気なコなんだ。

「結弦、ならもう思い残すことはない?」

この子に名前で呼ばれるって、それだけで成仏出来そうだ。
未練が晴れた以上、音無も成仏しておかしくなかったはずなのだが、戦線の連中が気がかり、つまり未練となって残ることが出来たのか。人の事なんか気にしないでいいのに、お人好しめ。
そんな音無に、奏の口から語られたのは、この世界に来る子どもたちの悲惨な過去。彼女はそれを、青春を謳歌させることで払拭し、新たな生へと生まれ変わって欲しいと不器用に頑張っていたこと。それが何故か、現状武力衝突にまで発展してしまっていたこと……いやいや。
皆で笑って生まれ変わること、それは悪くない。そう想い定め、奏の味方として彼女に協力することを誓う音無。その為には奏にもう一度敵に回ってもらい、その隙をついて皆の過去を知り、救う手立てを考える。つまり、音無くんは二重スパイとして暗躍することになるんですね!
翻って、ここで一番の障害になるのはゆりっぺになるのか。
しかし、永遠の楽園から旅立ち、新たな生へと旅立つ。それをハッピーエンドと位置づけるのは、だーまえらしい思想だなあ。


Angel Beats! 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]
Angel Beats! 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]
アニプレックス 2010-06-23
売り上げランキング : 17

おすすめ平均 star
starかなでの魂に祝福を
starいつの間に・・・
star段々と

Amazonで詳しく見る
by G-Tools