処女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー 通常版
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二話のイベント以降、薫子さんが可愛くて仕方がない。それまで千早に対してあった遠慮、幻想が解けたからか、以前よりも屈託の無い態度で接してくれるからなのだろう。品の良いお嬢様が揃っている学園の中で、ひとりだけどこか子供っぽくすらある薫子は、もう可愛いのなんの。
思わず千早が甘やかしまくるのもよくわかるなあ。

しかし、普通はヒロインが主人公を尻に敷くのが常道のはずなのだけれど、この二人の場合明らかに現時点で千早の方が薫子を尻に敷いてしまっているし、薫子は千早に頭があがらないというこの逆転現象。さすがはおとボクw



おとボク2で度々驚かされるのは、立ち絵が用意してあるキャラが意外なほど多いということ。千早たちのクラスメイトもそうだけれど、まさか史のクラスメイトにも用意されているとは。
園芸部の部長にもあったし。それで、肝心のフェンシング部の部長はいつ登場なさるのですか?

帰り道で立ち寄った礼拝堂にて、熱心に祈りを捧げるケイリと遭遇。ああ、懐かしい礼拝堂。ここで一子と瑞穂ちゃんは別れたんだよなあ。
やはりケイリの存在感は一種独特のものがある。一気に場を染め上げるとでも言うのだろうか。あの史が、どことなく圧倒されていたのも興味深い。これでまだ二年生なんだから驚くよなあ。
微妙な違和感があったのだけれど、女言葉だったからか。普段はそっちなのか。

その晩、千早は学校を抜けだして喫茶店にて順一と件の女生徒の事後報告。何気に美男美女の組み合わせでこのシーン、見目麗しいんですがw これって、学園の生徒に見られたら立派な密会シーンだよなあ(笑
順一曰く、薫子は随分と変わったらしい。やはり小説版での薫子の様子はそのまま過去の彼女の姿だったわけか。今の千早が過去の薫子の姿を想像できないのも無理はない。あの薫子は、今の薫子しか知らない人にはちょっと思い浮かべることのできない人物だろうしね。
一方その頃、寮では一夜漬けで試験勉強に挑もうと奮闘する薫子と、お茶と夜食を用意してきた史が雑談中。千早、出かける前に薫子のために夜食用意していったのねw ただのサンドイッチのくせに、えらい凝ってるし。食べ過ぎると眠くなるから注意するように、というお言葉まで添えて。なんという甲斐甲斐しさと行き届いた気配り上手。千早ちゃん、嫁レベルが高すぎるw
雑談は香織理の趣味である調香に話が及ぶのだけれど、その扱っている調香の香水の値段が実は高いというお話に。小指の先ほどの香料で、高いものでは一万円以上するそうだ。高くつく趣味である。いくら実家が金持ちでも、早々趣味でそんなもの扱えんよなあ。香織理も実家と何か問題を抱えているんだろうか。
それはそれとして、その辺を史に詳しく教えてくれたのは千早らしい。こいつ、だから男のくせになんでそんな事まで知ってるんだw

さらに時間経過。深夜、試験勉強をしていて喉が乾いた千早が、水を飲みにキッチンに降りてきたところ、そこで山のように積んだビスケットアイスを頬張る史と遭遇。大口をあけたまま固まる史が可愛いw この子、クールなんだけど意表を突かれたときとか、びっくりした小動物みたいになるので、やたら愛でたくなるんだよなあ。しかし、アイスをそんな山積みにしてたら食べてる間に溶けるぞ。

そして試験当日。教室にはぐったりとへたばる薫子の姿が。そして、試験に余裕な千早や茉清に対してスネるスネる。やっぱり、ここに来て薫子が子どもっぽくて愛いのう。図書館で千早が数学を見てあげることになるものの、薫子悪戦苦闘。ぶーぶー言わない。もう、甘えまくりだなあ、薫子はw
と、ここで先日の部活勧誘の折に出会った華道部の金髪さんと遭遇。おっ、ここで初めて選択肢出現! ちょっと迷ったものの、ここは知遇を得ておくべき、と声をかけることにする。
彼女の名前は冷泉淡雪。うむ、やっぱり話していてなかなか面白い娘だ。喋り方や振る舞いはとても丁寧で礼儀正しいんだけど、そこはかとなく「元気がはみ出してる」んですよね(笑 ああ、この子、気が強いんだろうな、とかわりと熱血っぽくて頭に血がのぼりやすいんだろうな、というのがなんとなく伝わってくる。あからさまじゃないのがまたいいんですよね。あくまでそこはかとなく。このへんは、寮の陽向とは同じ元気者っぽくても違うところなんだよなあ。もしかしたら、陽向も二年生になったらそんな風になるのかもしれないけど。

帰り道に、薫子さんが淡雪のことを教えてくれる。彼女、隔世遺伝だったのか。冷泉家なんて、名前からして由緒正しい家柄っぽいから、家系図なんてどこまでも遡れそうなものだけど、どっかに外国人が入っていること分かっているんだろうか。
彼女の話から、見た目が違うと苦労するという話になって、思わず千早が自分が不登校だったことを薫子に教えてしまう。ここで、この話を薫子が知ることになるのか。とはいえ、千早が自嘲気味に吐露した、見た目の違いだけではなく、むしろ自分の性格の悪さが招いたことだ、という告白は、薫子はよく理解していなかったみたいだな。まあ、この学園に来てからの千早しか知らなければ、千早が抱えている鬱積や自己嫌悪はわからないだろうなあ。過去の薫子を、千早が想像できないように。
千早のそれは、まだ隠然とその奥底にこびりついているのは、未だ千早が自身に対して自嘲的な態度を変えていない事からも察することが出来る。いつか、それが表に噴きでてくることがあるのだろうか。

そしてその夜、再び千早にねだって夜食のサンドイッチ(前夜とは違うレパートリー)を作ってもらう薫子さん。
香織理に呆れられてたけど、言われてみると確かに薫子、千早にマンツーマンで勉強を見てもらい、授業のノートを写させてもらい、挙句に毎夜夜食まで作ってもらい、と至れり尽くせりじゃないか(笑
千早はほんと、薫子に甘いなあ(苦笑