処女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー ボーカルミニアルバム
処女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー ボーカルミニアルバムYURIA ゲーム・ミュージック 榊原ゆい 美郷あき

ランティス 2010-05-26
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一度プレイしたあと、一旦戻ってもう一度同じ場面を繰り返し見ながら感想を書いている。そりゃあ時間がかかるさ。

試験最終日。勉強を教えてもらったお礼に、と茉清にお弁当を作ってきた聖。せっかくなので、薫子と四人で食堂でお昼を取ることに。
先日から茉清は、聖には打ち解けてきた様子を見せてたけど、確かにこの日の茉清はいつにもまして聖に心ひらいている節があるんですよね。
この時点では二人の接近にニヤニヤとほくそ笑むばかりだったのですが、まさかこれがあんな事件に繋がるとは。

試験も終わり、開放感に満たされた薫子。調子にのって、千早に一緒にパーッと駅前にでも行こうぜー、と遊びに誘うのでしたが……
あー……薫子、千早が男だって完全に忘れてたのか。いや大丈夫だ、プレイしているこっちも忘れていた!(w
忘れるって、絶対(苦笑 当事者である薫子が忘れちゃいかんだろう、とは思うけど。あれだけショックウケてたくせにw

そんなこんなで薫子と別れたところで、教室に雅楽乃が訪れる……って、いきなり飛びついてきたよ!? あんた、人目気にせずかい! ちょっ、御前、幾ら何でも極端すぎ!(笑

茶室に連れていかれると、そこには淡雪がいましたよ。千早に甘えまくる雅楽乃の姿に面食らう淡雪。あれ? うたちゃん、雪ちゃんなんて愛称で呼びあってるから、淡雪とはもっと幼い頃からの親友、みたいな間柄だと思ってたんだけど、そこまで身近じゃないのか。淡雪からすると、御前と呼ぶ方が自然でうたちゃんというのは彼女から頼まれて、だそうだし。本当の親友になる一歩手前、みたいな感じ?
ここで淡雪が、雅楽乃の御前らしさを奪われた、じゃなくて、雅楽乃の一番を取られた! という嫉妬が出るようになれば、二人の関係ももうちょっと進展したってことになるんだろうけど。
まあ、二人セットであったのはまだこれが初めてだから、何にしてもこれからか。

んでもって、千早も雪ちゃんと呼ぶのか。雅楽乃は呼び捨てで、淡雪は雪ちゃん、という違いも興味深い。
そして、ここで雅楽乃の評定で淡雪と生け花をすることに。へぇ、生け花って具体的にどういうものか知らなかったんだけれど、なるほど、こういうものなのか。思っていた以上に凝っている、というか複雑に定義かされた技法や概念があるんだなあ。「へうげもの」で茶道の考え方の面白さを散々見せられたけど、同根なだけあってかあれに通じるものがある。

しかし、千早って淡雪や薫子みたいに分かりやすい子、めちゃくちゃ好きだよなあ……こいつ、Sっ気あるよね。


寮に帰ると、陽向に本を勧められる。あれ? 緋紗子先生の書いた本なのか! そういえば、小説家になってたんだよな、先生。
懐かしいなあ、先生のエピソード。あったあった。
陽向って物書きを目指してるのかー。史と同じくこれは意外。

登校時に、千早が初音の様子に元気がないことに気づく。優雨とうまくいってないのか。最初から大事件あって姉妹になりました、って関係じゃないしなあ。少しずつ関係を積み重ねていかないといけないところなんだけど、初音は生徒会長というのもあって時間も取れないし……うむむ、大変だなあ。


教室についたところで、事件発生。聖が、机に仕掛けられていた画鋲によって怪我をしてしまう。
これ、自分てっきり薫子と千早の二人と仲良くしてるから、聖が嫌がらせうけたんだ、と思っちゃったんですよね。
なんでそう思ったんだろう。ちょうど、この三話でエルダー選出に話が進むのが予告されていたのと、第一期で奏が同じ理由で他の女生徒にイジメられる、という展開があったから、それが頭のどこかにあったんかなあ。

千早と薫子、それぞれに過去同じような辛い目にあった二人は、すぐさまこれが嫌がらせによるものだと気づく。怒りまくる薫子に対して、千早は冷静に彼女をなだめるんだけど……いやいや、先のシーンから、薫子よりも冷静なはずの千早の方が怖いんですけど(汗
冷静を通り越してどこか冷たい感じさえする冴え冴えとした鋭利な雰囲気。平静のまま、氷のナイフで心臓サクっと刺されそうw
いや、そんな直接的な攻撃じゃなくて、こう、社会的に抹殺されそうな、人間として生きていけない目にあわされそうな……。

一方、その頃保健室では、得体のしれないラブラブ時空が(笑
ただでさえ急接近していた聖と茉清。なんか、もう付き合っちゃえよ! みたな、中学生の初々しいカップルみたいな、だからなにこれw
それをのぞき見てる薫子と千早の反応がまた、爆笑モノで。というか、ここ薫子視点なんだけど、千早がもうすげえ(笑
ここ爆笑してしまいましたよ。あのラブラブ空間に平気で踏み込んでいく千早すげえw

ここでどうやら、事の真相に辿り着いた千早。茉清に確認を取り、屋上にて薫子と事件解決のための悪巧み……悪巧みだよなあ、これは。千早って、怖いww
そして、ここからエージェント史の活動開始(笑
ここで、じゃあ史に頼んでみましょう、なんて事になること自体が、どっかおかしい。なにかおかしい。

史の準備が整うまでの時間、陽向に頼まれていた、小説の作者が緋紗子先生なのかの確認を本人に取るために、先生を探したものの見つからず、かわりにケイリと遭遇。相変わらず、この娘との会話はミステリアスであると同時に軽妙洒脱で知識欲を程良く満たしてくれるので、読んでいて楽しい。

とりあえず、ここの選択肢ではケイリと別れることにする。一度クリアしたら、もう一度戻って違う選択肢を選んでみるつもりだけれど。
ここで概ね、攻略順を決定した。

と、ケイリと別れたところで、後輩にデートをすっぽかされてブラブラしていた香織理と遭遇。なるほど、ケイリを選ばないと香織理のポイントが貯まるのか。
緋紗子先生の女性同士の同性愛が主軸となる小説、そして茉清と聖の現在の妙な雰囲気。そもそも、恋愛ごとに関して経験の乏しい、本当に異性を愛したことのない千早には、まして同性同士の恋愛のキビというものがいまいち感触として把握できず、その道に通じている…先日、後輩を啼かせて楽しんでいた香織理に、そのへんを訪ねてみる。香織理と同席していささかも周りを気にしないところも含めて、千早、物怖じしない、というか、遠慮せずに聞いちゃうんだね、千早って。無頓着でもないのに、ストレートに遠慮しないところって、千早の怖いところだよなあ。
暇さえあれば、動揺と動転を繰り返していた瑞穂ちゃんとは大違いw
そこから話が何故か陽向のことに。そうかー、彼女大人なのか。あれで、実家じゃ苦労したみたいだしなあ。同じ元気者でも、淡雪や前作の由佳理とはちょっと質が違うっぽい。
なるほどなあ。学内では孤立気味で微妙な立場にいる香織理の妹になるって、何気に大変だったり何かマズイことに巻き込まれたりするんじゃないだろうか、と心配もしてたんだけれど、どうやら陽向は自分で何とかできる子みたいだな。しかも、事前に問題を起きないようにすることくらいまでしちゃいそう。
香織理も出来た人だけど、もしかしたら陽向が寮の人間、ひいては登場人物全員の中でも一番安定していざというとき頼りになるんじゃないだろうか……。エルダーってタイプじゃなさそうだけど、生徒会長とかやりそうだなあ、この子。
なんにせよ、思ってたより香織理との姉妹関係も良好そうで安心したよ。

香織理と別れたあと、ようやく緋紗子先生を発見。
ここで歓談している間に、話題が……瑞穂ちゃんの話に!?
あれ!? ここで、瑞穂が以前ここに通ってたってばらしちゃうの!?
意外だ。いや、それよりも意外だったのは、瑞穂ちゃんへの千早の態度か。うわぁ、屈折してる。そうか、千早って瑞穂ちゃん、苦手どころか嫌いだったのか。ついつい忘れがちだったけど、そういえば千早って難しい子だったというのを久々に思い出した。
瑞穂がこの学院の伝説のエルダーだって事実は、案外と千早の心を引っ掻き回し、ある種の劣等感を呼び起こす危険性もあるのか。


緋紗子先生との用事を済まし、待ち合わせてた薫子と合流すると、緋紗子先生の小説を読み終えて号泣している薫子を発見。ああもう、この子はかわいいなあ!! どうしてくれようか、このかわいい少女!
そして、エージェント史の監視大作戦。いやいや、設置する監視カメラが本格的すぎるんですがww


夜の寮では、初音と優雨の上手く行っていない、という様子があわらに。ああ、初音は本来の気の弱さ、というか押しの弱さが悪い方に出ちゃってるなあ。心配性で世話好き、というのもあるんだろうけれど、優雨の儚さにまだ弱かった頃の自分を重ね合わせている部分もあるのかもしれない。自分で立ちたい人を勝手に支えようとしたら、そりゃあもにょもにょっとなっちゃうわな。優雨の気持ちもわからなくはない。きっと、彼女がそう思うようになったのは寮の人たちとの生活があり、姉である初音の影響だからなんだろうし。なのに、当の初音にそういうことされると、がっかりしてしまうといか、自分が頑張ろうとする気持ちの価値が認められないみたいな気分になるだろうしね。
でも、初音は初音で、みんなから支えられ助けられることで今の自分になれた、という自覚があるんだろうし、自分の経験則からすると優雨の反応はわからないんだろうかなあ。自分が悪いとわかっていても、何が悪いのかを理解できなかったら何の解決にも至らないですしね。


さて、その一件は当人たちの問題として据え置き、とりあえずは目先の問題。聖さんを攻撃する女生徒達を取り押さえるために、世知した監視カメラで早朝の教室を見守る千早と薫子。
ひょいひょいと現れた下級生。犯行現場を抑えて尋問を開始する。
だから、怒っている薫子よりも、淡々と冷静な千早の方が怖いんだってww
段々と声の調子が辛辣に、冷厳になっていくのに、胃の腑がキュッとなってしまう。そして止めの怒声。
でも千早が怖いのはここからで、緩急一転、飴と鞭の使い分け。相手が泣き出したのを見計らったように、今度は優しく相手を諭していくのです。
天然でやるならまだしも、千早の場合は全部計算ずくなんだよなあ。今回含めて基本、善意での行動なんだけど、その気になればいくらでも悪用できる手管である。それを完全にモノにしてるんだもんなあ。こわいこわい。

結局、何が起こっているかも知らない被害者の聖に、心を痛めさせないために、下級生たちがきちんと反省したのを見計らい、不問に付す千早。まあ、こういう問題は当事者に知らせないまま、未然に防ぐのが一番だからなあ。

と・こ・ろ・が。件の下級生たちが、突然昼休みに教室に現れる。いや、驚いた。ほんとにイイトコの学校なんだなあ、ここは。普通はとてもじゃないけど、不問にしてくれると言ってもらったのに、被害者当人のところに自発的に謝りにくるなんて出来ないよ。よほどの勇気と後悔がないと。
えらいよ、二人とも。これは許してあげないと、という気分になる。
でも一番えらいのは、そんな事情も知らなかったにも関わらず、笑顔で二人を許す聖なのであった。なにこの天使w
聖って、たまたま縁がなかったけれど、人間的にはエルダーに選ばれても不思議じゃない子だよなあ。同じ年代に千早たちがいなかったら、もしかしたら、と思っちゃうくらいに、このシーンの聖は人物が大きいや。

そんでもって、千早と薫子に怒られたことまでみんなの前で暴露しちゃう下級生。そりゃ、否応なく人気あがるよね。パンデミックである、パンデミック。ご愁傷さまであるww