久々にプレイ雑感。5話飛ばすけど勘弁してください。あまりにも途切れ途切れにやったので、上手くまとまらなかったw
6話は昨日、一気に出来たのでざらっとだけ

処女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー ビジュアルファンブック (TECHGIAN STYLE)
処女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー ビジュアルファンブック (TECHGIAN STYLE)テックジャイアン編集部

エンターブレイン 2010-10-29
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というわけで、香織理さんが沙世子に淫行を目撃され、停学になりそうになっている件について、薫子が苦悩し、千早が暗躍する話である。
先の瑞穂ちゃん伝説の一つ「十月革命」に因んで「ヴァンデミエールの反乱」と呼ばれることとなる生徒総会争議イベント。
まあ、瑞穂ちゃん主人公のゲームをプレイしていると、同じような出来事であるにもかかわらず、いやだからこそか、瑞穂ちゃんと千早ちゃんの違いが対比で良く分かるんじゃないだろうか。
千早ちゃん、黒い、怖い、凄みが違う(笑
案件自体、被告が奏と香織理とベクトルの全く違うキャラクターで、内容の方も風紀関連とはいえ、奏が校則違反のリボンをしていたのではないか、という問題と、香織理が放課後の教室で後輩相手に淫行を働いていたのではないか、という疑惑で、大きく異なっているんですけどね。
ここで、香織理のそもそもの素行の悪さと、周囲の評判が引っかかってくるのか。千早自体、以前に実際に教室でやらかしているのを目撃しているだけに、安易に弁護には回れなかったんですよね。だいたい、香織理が自分が悪いことをしていたんだ、と自供して処分を受け入れようとしている事がネックになってくる。
こっからの千早の動きは強かというか、黒いというか。周到にして強引、香織理の気持ちに対して慎重だったくせに、いざ彼女の考え方が間違っていると周りの人たちとの意見と照らし合わせて確信した途端、完全に香織理の意見を無視して彼女を救うための作戦を畳みかけていく。
そして、メインとなる争議の場面の圧倒的なまでに論理的で冷徹に問題を糾弾していく鋭利な物言い。もう、怖い怖い。
情熱と優しさ、真摯な想いが花咲くようだった瑞穂ちゃんの時とは全く違っていて、印象的だったなあ。
でも、その気持の部分については千早って、今回の一件では殆どまるっと薫子に預けちゃってるんですよね。薫子が悩み傷つき走りまわることで、千早は事態を打開するための暗躍に終始する事に徹したように見えました。
それは、千早の自分に対するコンプレックスであると同時に、薫子への信頼なんだろうなあ。

でも、今回の事件で一番活躍したのは、なにより陽向でしょう。具体的にあれしたこれした、という働きじゃなくて、香織理の妹として普段から彼女につきまとい、香織理の後ろ暗い噂や印象を払拭するような姿を引き出していたことの積み重ねが、香織理を救い、また今回の一件で暗くなりがちだった皆の間の雰囲気を、彼女はその持ち前の明るさで支え続けたんでしょう。ブレないし、揺れないし、全然動じないんですよね、陽向って。渦中にある香織理に学校内でも普段どおりに接して、いつものように漫才を繰り広げて、彼女への視線を和らげている。
香織理は皆が考えているような人じゃないんだよ、というのを自然にみんなに伝えているのですよ。これは、千早や薫子でも出来ないこと、出来なかったこと。
最初の頃は、教室で呼び出す時でさえ一瞬空気が固まるようだった、香織理のクラスの彼女への重たい雰囲気、それが今回の一件で彼女の教室を訪れたとき、取次の子の香織理への接し方、それにクラスメイトの雰囲気も一変していたのに随分驚かされたんですよね。なぜかって聞いたら、全部陽向のせいだっていうじゃないですか。飽きもせずしょっちゅう香織理の所に遊びにきて、クラスメイトからも可愛がられるようになって、そんな陽向と仲良く漫才を繰り広げる香織理への見方も変わってきて、と。いつの間にこの娘は、そんな大仕事をやってたんでしょうね。学内で評判の悪い香織理の妹なんて、陽向も肩身狭いだろうし大変だなあ、と思っていた自分が恥ずかしくなるくらい、この一年生は大物でした。
これまでの年少者って、例外なく年長者の娘たちに見守られ、導かれてきたように思うのですけれど、彼女だけは一年生のくせに、香織理みたいな曲者の年長者を逆に守り、彼女を取り巻いていた世界を一変させてしまったわけです。
この娘はすごいよ。そして、この娘が三年生になる頃が本当に楽しみだ。奏や由佳里がエルダーや生徒会長になるって彼女らが一年生の時には想像もつかなかったけど、彼女らとは別の意味で、陽向が三年生になったときにどうなってるか想像がつかないや。
このとんでもない太陽みたいな少女が最上級生になったとき、いったいどんなことになるのか。
もしかしたら、瑞穂ちゃんや千早たちすら及びもつかないような事になるかもしれないなあ。

それはそれとして、初音は大変だ(笑
友達の板挟みになって、この生徒会長、ほんとに毎回毎回苦労ばかり背負って。ちょっと可哀想になるくらい、キツい立場に立たされること多いですよね、初音は。こりゃあ、メインヒロインなってる暇ないわ。なんか納得してしまった(笑