よし、一気呵成に七話もクリア。この時期、積み本も少なくなるので、この調子で一気に最後まで突き進みたいところだ。


処女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー ビジュアルファンブック (TECHGIAN STYLE)
処女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー ビジュアルファンブック (TECHGIAN STYLE)テックジャイアン編集部

エンターブレイン 2010-10-29
売り上げランキング :


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

このへんから、恐らくルートによって多少起こるイベントが違ってきていると思うんだが。ちなみに、自分は美味しいものはあとに取っておく主義なので、最初は御前ルートでやっております。
ぶっちゃけ、薫子ルートを先にやってしまうと満足してしまって、もしくは薫子以外のヒロインなんか受け入れられない! となってプレイ出来なくなってしまう恐れがあるので。
実際、今だから言うけど「ONE」は長森ルートを一番最初に攻略してしまったために、他のヒロインルートはほんとに長いこと手をつけなかったんですよね。ぶっちゃけ、年単位で(笑
他のヒロインが魅力的ではない、なんて事は絶対にないんだけれど、たまに一人が好きすぎて、というパターンがあるので油断できないのだ。

さて、生徒会争議のあとは恒例の文化祭での生徒会主催の演劇である。1のときも、争議で対立した生徒会長の貴子さんとの仲が急速に進展するきっかけとなったイベントなのだけれど……まてまて、それだとなんか沙世子さんにフラグが立っちゃうんですけど!?(笑
実際、千早ちゃんってば沙世子の首筋にキスマークなんてつけちゃってるし。この野郎w

しかし、いつのまにか文化祭での生徒会主催イベントは、エルダー参加の演劇が伝統になっちゃってるんですねえ。瑞穂ちゃんの時はまだ伝統、にはなっていなかったような。前年エルダーであった紫苑は病気で参加してなかったですし。
そういえば、瑞穂ちゃんの次のエルダーの君枝さんも、この演劇で「かぐやの君」の二つ名で呼ばれるようになったんでしたっけ。
ダブルエルダーの本年も、当たり前のようにアンケートはエルダーによる演劇が一番人気。それで劇の内容が「カーミラ」というのはなかなか渋いチョイスですよね。まさか、脚本書くのが陽向だとは思わなかったですけど。この一年生、ノリノリだよ! おまけに、6話で登場した香織里の恋人だった玲香嬢が、改めて演劇部副部長として大暴れしてますし。やっぱり、この「2」はメイン・サブヒロインだけじゃなく、脇の人材層が非常に厚いのが印象的なんですよね。「櫻の園のエトワール」でも、大量のキャラクターが出てきて話を彩っていたけれど、その延長線上で完全に世界観が固まって群像が生まれてるよなあ。

さて、肝心の演劇の方ですが、千早ちゃんの中の人の演技がやっぱり凄い。男の千早が普段から演技をしている女性の千早、その演技している千早がさらにカーミラとなって妖しい美貌の吸血鬼を演じる、というややこしい事になっているのですが、まさに女性の千早声とも違う、カーミラとしての演技がキチンと演じ分けられてて、感心させられます。ほんっとに、この人声の使い分けが巧いわー。これで全然別人だというのなら、ここまで驚かないんですけど。同一人物としか思えない声質でありながら、男性・女性・他細々としたその時の感情の違いよる声の調子の変化、というのがはっきり変わっているのがわかるんですよね。だから、その時千早がどういう立場、意識で喋っているんか、いちいち地の文やセリフから推察、考察しなくてもすぐ声でわかる。
自分、基本的にエロゲがアニメ化されたとき、中の人が変わることにはそれほど忌避感はなくて、1の時も中の人変わったんだったか、あの時も貴子さんのツンデレ演技が聞けないのは残念だなあ、と思ったものの別に変わったならそれはそれで、という気分だったんですけど、もしこの「2」がアニメ化されたとき、声優さんが変わったらちょっと平静では居られないかもしれない。

驚いたと言えば、むしろこの劇の演技については千早よりも薫子の方にびっくりしたかもしれない。こっちは千早とベクトル違ってて、え? 誰? と思ってしまうような別人の演技。千早を含めて皆があっけに取られたように、普段の薫子と全然違うし、なにより上手いんですよ。この上手さにはびっくりした。薫子って、自分の女らしさには自虐思考だけれど、やろうと思ったら本気で凄い女性らしさを醸し出せるんじゃないだろうか、彼女。それこそ、千早が可愛いと思っている部分とはまったく別次元の所で。
劇では、案の定アクシデント発生(笑
少女漫画か、というアクシンデント(笑

まあ、ある意味それはきっかけに過ぎず、恐らくそのシーンを目撃してしまったが故に、こっそり観覧していた千早ママのトラウマが発動してしまい、次の千歳の話に進展していくんだろう。

一方で、御前の方もこの文化祭での華道部の出し物を通じて、彼女が感じていた閉塞感を打ち破る、自分の中の可能性に気がついたみたいだし、何気にこっちでも重要なイベントだったのかもしれない。