タックル無双(笑

確かにアスファルトの上でタックル決められたらキツいけど、そう簡単にそれで昏倒されると拍子抜けだよなあ。いや、一回だけなら何とも思わなかったんだろうけれど、天草式の部下の女の子だけじゃなく、肝心の建宮教皇代理まで同じようにやられてしまうと、ね。

建宮斎字との戦いは、わりとあっさりと終了。というか、かなりバタバタと忙しないバトルだったんじゃないだろうか。せっかく、インデックスが建宮の攻撃法を魔術じゃない、つまり上条さんの右手は通用しないよ、と忠告してくれているにも関わらず、さらに上条さんがやっぱり魔術じゃね? と、拘る、つまりフラグを立てているにも関わらず、それについては特に何も起こらず、ステイルとの連携攻撃により、あっさりタックルで倒してしまうことに。結局、建宮の不可解な歩法は何なのかわからずじまい。バトルとしてはいささか消化不良の気分。

上条さんの重大な欠点の一つ、情報の精査が出来ないことがここで大きく露呈してしまうんですよね。結局、背景を持たない個人であるが故に、先に出会う人の話を唯一の情報として取り扱わなければならず、その一方的な唯一の情報を判断材料として行動の是非を決めなければならないのである。基本、上条さんは聞いた話をそのまま信じてしまいやがるので、今回のように一度二度と戦闘を交えたあとになって、敵味方を取り違えてしまっている事が発覚するケースが度々起こっている。そもそも、インデックスと上条さんが出会った事件からして、誤解と勘違いが重なった挙句に酷い有様になってしまっているのだから、宜なる哉。
まあ、上条さんには情報の裏取りを出来るような力を持っていない以上、もっと慎重になれ、と思うところは多いけれど、仕方ないといえば仕方ないんですよね。だが、今回に関しては建宮さんに怒られてしまったように、上条さんが全面的に悪い。オルソラは、上条さんに頼ったのにそれを何の考えもなくローマ正教に身柄を渡してしまったのだから。個人として事態に首を突っ込んだ以上、個人として彼女の信頼の責任を負わなければならなかったはずなのにね。オルソラの言動からして、彼女がローマ正教に対して警戒した態度を取っていた、というのは気づいて然るべきだったのに。
まあ上条さんが考えなしなのは、今に始まったことではなく、後に至っても不変の在り方なんで、もうどうしようもないのですが。


どうでもいい事なんだが、上条さんのオルソラへの態度には何かイラッとくるんですよね。なんでこの子は、恐らく年上であろう(たとえ同世代であってもだ)初対面の女性に対して、「お前」呼ばわりなど失礼な態度取ってるんだろう、と。そりゃ、初めて会ったときにお馬鹿な反応されたけれど、いきなり人の事を「お前」って、その後も女性に対する敬意とか配慮とか全く皆無の偉そうな態度で。身近で親しい相手ならともかく、初めて会った人にその態度は幾ら何でも礼儀知らず過ぎるだろう、とね。オルソラが丁寧で礼儀正しい姿勢なだけにそれが余計際立って。敬語を使えんわけでもあるまいに……あれ? 使えないんだったっけ? 小桃先生にはちゃんと使ってたようなイメージあるけど。

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