来月12月にGA文庫から原作シナリオライター嵩夜あや執筆による【処女はお姉さまに恋してる 〜2人のエルダー〜】が発売。
チェックですよ、チェック。

クリスマスの御門家ご招待は、薫子さん。ここは史と薫子の組み合わせなんですね。
千早の実家にお邪魔することになり緊張しまくりの薫子。なぜ緊張する(笑
さながら初めてカノジョの家に挨拶に訪れるカレシの図である、とは言い過ぎか。

ここで妙子の娘は一人だけだったから発言に反応するのは、千歳と接してきた薫子の役割になるのか。他所様の家の事情にも関わらず、愛する母親から忘れ去られてしまっている千歳を想い、矢も盾もたまらず千歳を思い出せと訴える薫子は、やっぱり真っ直ぐで優しい人だ。ここは薫子というキャラクターの特質がとても強く出ている場面じゃないだろうか。
パーティーからの帰り道、なんかいい雰囲気になるのを史が割って入ってきましたよ。ここだけ見ると、完全に薫子ルートなのかと思っちゃうよ。

でも、ルートは史なのであった。
あれ? 史ルートの第9話は香織理と話に乗っかってるのか。ああ、そういえば香織理のルートで史が妙な反応見せてるシーンがあったなあ。他のルートではそんな事なく、まるで史が香織理と千早がいい雰囲気になっているのを目の当たりにして衝撃をうけているかのような様子だったので、印象に残ってたんだ。
そうか、史ルートが同期していたとなると理解できる。ここで香織理と千早が告白しあわずに進むと史ルートに進んでいくわけですね。
侍女としての今までの自分と、恋する少女である自分、相いれぬ二人の自分の相克に苦悩する史が無性に愛い話だった。他の今までのヒロインだと、千早への恋心の是非に悩む事はなかったもんなあ。好きだと気づいたら、その想いを誤魔化すことなく真正面から千早にぶつかってきましたからね。
その点、自分の恋心に気づきそうになりながら、必死に繕い見ないふりをして懊悩するのは史が初めてで、思い悩む少女はやっぱりいいなあと思うよね。
史が何に悩んでいるか、みんなのアドバイスからとりあえずデートに誘って史の気持ちをほぐしてみよう、とデートに誘いどこか好きな場所に、と水を向けてみると、電器屋へと連れていかれる。ここで千早は、史の思考は自分の為のものじゃなく千早の為に特化されてるんだな、と解釈してるけど、電器屋に行った時点で十分史の好みが反映されていると思うぞw
だいぶ楽しんでくれてた史だけど、やっぱり幼い頃から侍女とご主人としての関係でこれまでずっと来た以上、そう簡単に意識が変わらない。結局、外部からショックがないといけないんですよね。香織理と千早の密会の様子に、史が揺さぶられたように。
ここで一番頼りになるのが、恋愛マスター、香織理である。さすが海千山千。頑なな史のココロを揺さぶる揺さぶる。揺さぶって出来た隙にえぐり込むえぐり込む。否応なく、史が自分の想いを直視せざるを得ないように。散々揺さぶられていっぱいいっぱいになったところで千早に目の前に来られたら、そりゃ容量も限界だわ。
迫る千早に思わず一発ビンタを食らわせてしまい、感情がオーヴァーヒートを起こして気絶してしまう史。
……この二人のエルダーで一番乙女だったのって史だったのか、もしかして。
意外だけれど、可愛らしい。
エピローグで薫子が言ってるんだけど、この二人は見てて恋人らしいというよりも、微笑ましいんですよね。兄と妹というのとも違うし、主人と侍女なんだけどそれも少し感じが違う、二人で1セットみたいな睦まじさが感じられる。史は千早に誠心誠意尽くし、そんな史を千早は宝物のように大切にしている。恋人というよりも、可愛さ余って自分の懐に仕舞ってしまった、という方が正しいみたいな。
まさか、恋人になって速攻で噂の史の曾祖母で度會家の総帥、妃宮
のお目付け役の大婆さまに、史を嫁に( ゚д゚)クレと言いに行くとは思わなかったが。千早は肝心なときにこそ果断極まる!
まあ、長年主従として連れ添った家が、主家が他家に嫁入りして消え去ったその先で、従家を家族に迎えて両者幸せに消えていく、というのもいい話なのかもしれないなあ。大婆さまの感慨や如何なるものか。

しかし、みんなが下で夕食食ってる時に、上で合体してるって、かなり際どい。誰か呼びに来たらどうするんだろう。さすがに、香織理が阻止してくれてたんだろうが。
さらに、お風呂でいちゃついてたら、初音が間違って入ってきて目撃していきましたよ!!(笑
慌てて逃げていった初音に動じず、平然と続きを続行する千早と史が、大物すぎる(笑

エピローグでは千早は父親と同じ外交官に。大使夫人の大人になった史がなかなか可憐で、これは少女時代よりも魅力的だったなあ。子供はまだいないのか。


さて、次は最後の薫子さんだ。