原作者伏見つかさ脚本による、それぞれの優雅な昼下がり。
伏見さん、アニメの脚本は初めてのはずなんだけど、これは巧かった。特に何が起こるでもない日常編って難しいはずなんだけど、小説でもむしろそういう何気ない時間の描写が巧い人だったもんなあ。
ただ、雰囲気については原作の俺妹よりも、別作である【ねこシス】を連想させられた。これは、平屋建ての慎ましやかな家でジャージに身を包み、幼い妹に甲斐甲斐しく世話をする黒猫の様子に強く引っ張られたんだろうけど。というか、あの妹二人はきっと【ねこシス】がモデルですよね。あれ、逆か。あっちが黒猫のモデルだったという話だし。
この黒猫の家での描写はインパクトたっぷりであった。原作でも妹がいるという話しかしてなかったんじゃないだろうか。まさか、部屋着がジャージだったとは。なんという昭和臭(笑

桐乃は桐乃で、まじでエロゲ三昧である。このゲーム、攻略キャラが妹ふたりだけかよ!?
ツンデレ妹キャラの台詞が、まんま桐乃と同じという凄まじいゲームである。選択肢が出たときに、意味深に兄貴の居る部屋の方をじっと見つめる桐乃であった。一応、選択肢では兄貴が選びそうなのを選ぶんだな。そして、兄貴ならそう選ぶとちゃんとわかっているわけだ。
そして、兄貴と同じ答えを返したあとの、そんなキツい可愛くない口汚い妹への桐乃の反応たるや、おまえが言うなコメントの弾幕(爆笑
いやいや、やっぱり桐乃は京介と血の繋がった妹だわ。反応が兄貴と寸分違わんじゃないかww
すげえな、ものすごい勢いで自分の存在を否定しまくってるぞ。ピンポイントで否定しまくってる。

うわっ、変態モード入った!! 同じ音声繰り返し聞いて、ベッドで悶えるとか、どんだけだよ!!
た、楽しそうだなーー。萌え死にモードだ、ヤバいこれ。

沙織、この段階では顔出さないのか。お嬢様だというのはもう明らかになってたけど、使用人がいるレベルとは聞いてなかったぞ!? ええいっ、顔が出なくても美しい。

兄貴、暇だからって黒猫に電話掛けるのか!(笑
あれ? 真奈美には電話しなかったのに。いつもの邪気眼台詞で返しながらも、嬉しそうな黒猫が可愛いなあ、もう。膝の上で寝ている妹を気遣いながら、というのがポイント高いよ。

ちょっ、エロシーンを前にして自分もシャワー浴びるって、どんだけ本気なんだよっ!! これか、これが上級者ってやつか。桐乃がアホすぎるww
こ、これは兄貴にとって妹ルートが無い、というのも仕方なよな。これが妹じゃあなあ(苦笑
これがその言動の意図を冷静かつ穿って想像できる第三者視点から見れる立場だと、その可愛さたるや素晴らしいんですけどね。もう、行動や言葉の一つ一つに込められた裏が可愛いのなんの。

妹だから結ばれないENDを見ている桐乃に浮かぶのは、どこか空虚な表情。うわーっ、これ自分を重ね合わせてしまっているのか。終わってから、兄貴と遭遇したときの桐乃の様子がまた、意味深だ。
原作最新刊では、おおよそ桐乃の京介への感情が露呈してしまっているのだが、そういや原作でも桐乃の態度が京介の主観からしても明らかにおかしくなってきたのは此頃からなんだよなあ……。

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