麻奈実の小姑スルースキルはとてつもないな!!
温厚というレベルじゃなく、悪意を悪意として受け取ってくれない人なんだな。実のところ、決して桐乃の悪意に気づいていないって事はないと思うんですよ。麻奈実はぼんやりしているけど、頭が悪かったり察しが悪かったりするわけじゃないし。感情の機微について聡くなければ、どうしても無神経になってしまいますもんね。その点、麻奈実は刺に対して柔らかく包むような対応に終始している。これは麻奈実のメイン回でもチラチラと垣間見えた傾向で、無神経どころかとても気遣い上手な娘さんなのである。
嫁として最強だわなあ、これは。
でも、嫁さんとして最強にして最適だとしても、それで安牌なのかというとそうでもないんだよなあ。何しろ、京介も麻奈実もまだ高校生なのですよ。これが二人とも三十代に差し掛かろうという年代に入っていたなら迷う余地もないのでしょうが、まだ学生身分でお父さんお母さんとして一家を支える立場になるのはまだまだ先という年代にとって、落ち着いた関係というのはアドバンテージではあってもそれ以上ではないんですよね。港になる前に、まず拘束しておかないと。
麻奈実の失敗は、嫁として最強過ぎて、がっつきが足りなかった所なんだろうなあ。

さて、長年目の敵にしていた、お兄ちゃんを奪おうとする敵を我が家に連れこみやがった京介に対し、怒り心頭の挙句にやってはいけないいたずらをしてしまった桐乃。
それはアウト!!
何だかんだと妹に甘い兄貴でも、これは怒る。怒らないと兄として、人として道を曲げることになってしまう。だから怒るっ。

でも、怒る場とタイミングを弁える京介は、ほんとに大人なんですよね。そこは感情任せに投げ出していいだろうに、桐乃の本の出版記念(だったっけか?)という祝賀のパーティーということ、黒猫や沙織の事を考えて、グッと怒りを押し殺し、妹を祝ってやろうとする兄貴は大したもんだよ。
その辺、桐乃は分かってるつもりなんだろうけど、まだわかってないよなあ。わかってないというよりも、分かってて甘えているのか。
まあ甘えすぎ、という自覚があったからこそ、黒猫たちに頼んでこういう機会を、兄貴にこれまでのことを感謝する機会を用意したんだろうけど。沙織と黒猫はいい友だちだよなあ、わざわざ付き合って場のセッティングまでしてくれるんだから。
黒猫のメイド服姿は、メイド服属性のない自分もグワッと来た! これはちょっと似合い過ぎだろうww

ということで、ついに桐乃のデレる瞬間到来。思わず感激して泣いちゃう兄ちゃんが可愛いなあ、おい♪ うんうん、わかるわかる、嬉しかったんだよなあ。報われるつもりなんかこれっぽっちもなかったからこそ、子憎たらしい妹が心開いて面と向かって感謝してくれた日には、泣いちゃうよなあ。
良かったなあ、兄ちゃん。

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