徒然雑記 : 夢喰いメリー第8話「夢回廊」

ただの学校の休憩時間の雑談シーンなのに、動く動く。単純にキャラを動かしているんじゃなくて、キャラの小さな仕草やカメラワークに、明確なイメージが感じられるのだ。実のところ、普通の何気ない会話のシーンなんかだと、ただ漠然と喋らせてるだけに終わってしまっている作品が大半を占めると言っていい中で、こうした日常シーンでも事細かくキャラクターの様子を演出し続けるこの【夢喰いメリー】は、実に良いアニメ化、映像化を成していると思います。
まあこの【夢喰いメリー】は、一ツキャラをどれだけ魅力的に、可愛らしく魅せるか、についてとことん追求しているような所があるので、その点についても特殊な傾向のある作品かもしれない。キャラを魅せる事について特化していて、話を魅せる事についてはキャラについてのそれに比べるとわりと適当な気がするところもｗ
これは適当ではなくて、こういうセンスなのかもしれないけど。

海から帰ってきてから、何か良い雰囲気の秋柳くんと霧島ちゃんはそのまま幸せになれよー、と放っておくことにして（霧島ちゃんは胸でかいよなあ。脱いだらすごかった勇魚が制服だとあまり目立たないのに比べて、この娘は制服の上からでも明らかに大きいし。そして、胸を強調するようなカメラワークがまた素晴らしい）。
勇魚は素晴らしい嫁っぷりですねっ。この娘は気のきく甲斐甲斐しい世話女房って感じなのに、押し付けがましくなく、さりとて押しが弱い引っ込み思案とは裏腹の、自然と寄り添える距離感を掌握しまくってる幼馴染としては超上級の逸材である、と二十年来の幼馴染ストたる私が断言しようｗ
ちうか、演出の威力だよなあ。ほんとに女の子がベラボウに可愛いアニメだよなあ。勇魚にしてもメリーにしても、由衣にしても、これでもかってくらいに可愛い。上目遣いの多様は、そろそろ大量殺戮兵器の使用制限規定に違反していると認定されてもおかしくないぞ。

メリーなんか、最初の登場のアップが顔じゃなくておへそだもんな。ブレないなあｗ

えー、取り敢えず話の進展としては、勇魚の夢がピックアップされていることで、彼女が狙われている？　という気配が濃厚になってきた事か。それだと先生が一番怪しいんですけど、言ってることは今のところ教師として非常に真っ当な発言ばかりなので、この人が怪しいという感覚は神視点の視聴者が展開から推察した結果感じ取れるものであって、作中の人物が先生を怪しいと思う要素は今のところ皆無なんだよなあ。
それから、夢路の捻挫を観てもらうために訪れた接骨院で、そこの老医師の孫娘である由衣と再会。とりあえず、由衣と夢路が仲介役になってエンギと和解する方向にもってけたのは良かった。いつまでもくだくだと意見を対立させたまま反発させてても話進みませんもんね。
丁度よろしくエルクレス派の夢魔と遭遇したことで、メリーの夢魔を帰す力がエンギに認められる方向に話が進みそうだし。まだメリーが踏ん切れなくてグダグダ長引かせないよね？

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