部長、絶対背景になにかあるとは思ってたけど、これは予想外というか予想以上の正体だった。
まさかの一話丸々文化祭の演劇で費やすとは。しかもこれ、実話? 明らかに、以前サカナちゃんがヘッドに話していた千夜一夜物語ならぬイカ刺しサムの物語と共通の世界観だし、その上でサカナちゃんの話では意味のわからなかった部分が、サイバディやザメク、王たる者と繋がっていることがよくわかる解釈になっていた。
アインゴッドってあれですよね。マリノが乗っていたサイバディ。最初から壊れていたというそれ。何でも見通す目を持っていたという。

結局これは、タクトに何かを伝えるために作った脚本だったんだろうか。劇というカヴァーで覆いながら、キスシーン直前の語りを聞かせるための。
タクトに、というよりも分かる人には伝わるように、なのか。スガタもこの話を聞いて何か思うところがあったみたいだし。翻って、まったく伝わってなかったおじさんが一人居ましたけど!!
部長があきれ返ってますよw

しかし、まさか部長がなあ。というよりも、驚きは副部長でございますよ。あのひと、本気で副部長だったのか。伊達に肩書きだけじゃなかったのか。喋りだした最初は気づかなかったぐらいだもの、驚いた驚いた。


と、その内容にも引っ張られっぱなしだったけれど、劇そのものも非常に面白かった。役者の演技の高校生離れしたウマさはまあ置いておくとしても、適度にメタな台詞をつけたり、ハプニングやNGっぽいのを挟んだり、と飽きさせない。アイーンは明らかに滑ってたけどな! 思いっきり客席の空気が白んでたじゃないか(笑
ワコとタクトのキスシーンが眼を引くのだけれど、これって話自体の主役はスガタの方だよなあ。全編に渡って描かれていたのは王となり船となった男の変節なわけだし。それにしてもスガタ、ノリノリである。何気にタクトよりも演技うまかったんじゃね。タクトはキャラ的にもタクトから逸脱していなかったのに比べて、スガタは本来の自分のキャラと違う役をこれでもかってくらいに演じてましたからねえ。おもしろし。
ワコはほとんどつっ立ってただけじゃあないか! 冗談です。最初の、演劇で涙を流すとか大したもんです。
しかし、これ劇としてみてもよく出来てる。文化祭での公演である以上、上演時間にはかなり制限があるはずなんだけど、ちゃんとそれに合わせたっぽいザクザクと話が進行していくつくりになってて、凝るところは凝り、シンプルにすべきところはとことんシンプルって感じで。ぶつ切りではあるんだけどダイジェストとは感じさせないスピーディーで分かりやすい話の流れでしたしね。さすが、学内でも勇名を馳せてるだけあって、演技力だけじゃなく構成自体上手く作るんだなあ、演劇部。さすがは部長、トイッタところか。

さて、ここで明らかになったのは。タウバーンは宇宙人の遺産ではなく、最初から地球人の為に造られたサイバディであること。
そして、ケイトが巫女であることが、スガタにバレたということか。これは、スガタ・ケイトルートが開きましたか?

ところで、今になって考えてみると、部長が今回の劇の元になった話を知っているのは当然として、同じく知っていたっぽいサカナちゃんは、いったい何者なんだろう。彼女については巫女であるという事以外、逆に何も分かってないんだよなあ。

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