ちょっちょっちょっ!!? ゆきあつのレベルが高すぎて、追従できないだと!?
幾ら何でもこれは至っちゃいけない所まで至っちゃってるんじゃないのか?
ただの女装趣味ならまだしも、明らかにめんまの影がチラついているからなあ。自分がめんまの格好をすることで、めんまが自分の側にいるように捉えている、ということなのか。あの夏の白いワンピース姿だけじゃなく、小物類も随時買い揃えてお洒落している事を考えると、めんまを懐かしがってというよりも、現在進行形で一緒にいる風にしているっぽい。今のじんたんの状況を実際に妄想でやっちゃってるのがゆきあつ、なのか。重症じゃないか。
果たしてゆきあつは自分が妄想を弄んでいる事を自覚しているのか、それとも完全に妄想世界の住人に成り果てているのか。ラストでじんたんに対抗しているみたいに、自分もめんまを見た、と言い出したのを見るとある程度自覚はあるのかしら。でも、自覚があろうと無かろうといい加減ヤバいよな、これ。
つるこはそんなゆきあつに気づいてるんだろうか。何かと一緒に行動しているみたいだし。今のところ一番何考えているのかわからないのがこのつるこなんだよなあ。旧友たちに対して本当に無関心なら、ぽっぽの招集に応じるはずもないし、ゆきあつとだって距離を置くだろうに。
まあ一番定まってなさそうなのがじんたん、よりもむしろあなるなのかもしれないが。子供時代、あなるとつるこの関係がどんなものかまだ描かれてないので想像するしか無いのだけれど、つるこに自分の主体性の無さを叱って欲しかった、と呟いているのを見ると、つるこは元々口煩いキャラだったのかなあ。

思いの外簡単にもう一度集まってしまった平和島バスターズ、平和島じゃないや、まあバスターズ。だけど、そりゃあ炭火というよりも不発弾やよ。結局現在と過去が乖離したまま、今の関係性を無視したまま昔の縁に頼って集ったとしても待っているのは破綻だけ。昔と向きあうのもまず大事だけれど、今の自分達と向きあわずして先には進めまい。いつ爆発するか、ハラハラしっぱなしになりそうだな、これ以降。

今のところじんたんはめんまを自分の幻想(妄想と言えよ)だと思い込んでて、彼女の存在を他人に証明しようとしていないけど……いや、それは賢明ではあるんですよね。どう考えても有り得ないものを他人に認めさせようというのは非常に難しいし、多くの物語ではそれに失敗して周囲との溝が生じてしまうのが常なのだ。だから、最初からそういう無駄をやるまいとするじんたんの考え方は、現代的とも言える。
が、実のところめんまの存在を証明するのって、彼女が物理的に干渉できることを考えるとわりと簡単なんだよなあ。それにじんたんは思い至っていない、気づいていないのは迂闊、注意力不足、考えが足りないと言われても仕方ないか。だいたい、自分が自宅に不在の間に蒸しパン作ってるような妄想が居ますかってんだ。
……じんたんのお母さんは美人でしたねえ。あのオヤジにあのお母さんはないよw

めんまの幽霊が、じんたんの母の仏壇で手を合わせるシュールさ。いや、シュールというよりも何だか切ない想いにかられてしまった。自分も死んでいるという自覚がありながら、今こうして亡くなった友人の母親に手を合わせる行為に、彼女は何を思っていたのだろう。
言葉に出して語らない心理描写の数々が秀逸なんだよなあ、この作品。

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