第7話「内緒のアポストロフィ」

いやー、和むわー。なんだろうね、このほほえましい気分は。すっごい癒される。
迎えに来た直哉に対して、ロッテがごねまくるんですけれど、結局これって男と女のそれじゃなくて、大人と子供のやり取りなんだよなあ。でも、二人が主と臣であること。直哉が非常にできた大人で、子供なりにちゃんとある矜持を立ててあげることが出来ること。そんでもって、ロッテは表向きは意地っ張りな言動に終始しているけれど、実は凄く素直でちゃんと自分に都合の悪かったり意に沿わないことでもすぐに向き合える子であること。故にか、この二人の悶着って見てても全然イライラしないんですよね。むしろ、微笑ましくって仕方ない。
あの、仲直りのデコちゅーがしたくって、私たち喧嘩してただろ、と小声でささやいて念押しするロッテのカワイイことカワイイこと。一見典型的な釘宮キャラにみえるけど、演じてる方もこれ既存のそれとは相当意識して変えて演じてますよね、これ。釘宮キャラでここまでうわっ、かわいいなっ、と思ったキャラちょっと無いわー。

うーん、それにしても話自体はほんとに特別でも何でもないものだけに、これだけ見入られるのは不思議でしょうがない。演出だって別に派手だったり個性的だったりするわけじゃないのにねえ。とにかく丁寧なんだよなあ。話のテンポやリズムも素晴らしいし。
おもらしとかなかったら、普通に健全なほのぼのコメディで押せるのに。とはいえ、それもこの作品の味なので、抜けるとこれまた味気ない。

エリカってちょっとした意地悪キャラなのかと思ったら、めちゃくちゃイイ子じゃないですか。お化け屋敷でお漏らししてしまったロッテに動転して、咄嗟に自分の下着を脱いでこれをっ、と渡そうとしたときシーンには癒されてしまった。やってることはハチャメチャなんだが、癒されてしまうんだよぅ。
とにかく、直哉がいると安心してみてられる。何が起こってもこの人だと卒なく微笑ましい形で収めてくれるもんなあ。

ラストは賢者イニがロッテの屋敷に象牙の塔ごと引っ越してくるの巻。直哉にちゅーして愛人宣言するのだけれど、どう見ても小さな娘がお父さんにちゅーしてるようにしか見えなくて、またも癒されてしまった。

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