ついにメンマが存在証明してみせたか。それが出来るならもっと早くにやっていれば色々と拗れずに済んだのに、という愚痴めいた想いはやはり滲み出てしまう。じんたんが、自分自身めんまの存在を信じきれていなかったのと同時に、ある種の独占欲がこびり付いていて積極的にめんまが居ることを教えはしても共有はしたがらなかった、という理由が明かされているので、理解は出来るのだが。それでも、居ると伝えながらはっきりさせようとしなかったのは他のメンバーの気持ちを考えると、最低と言われても仕方ない部分は多い。つるこはそういう意味で言ったんじゃないとしても、根底では一緒ですしね。
みんな、それだけめんまの死という事実に傷つき、今あらためて追い詰められていた訳ですし。ゆきあつの激高が懇願に変わっていくさまを見てしまうと、ねえ。

前回の最後に恐ろしい迫力で恐ろしい事をつぶやいていためんまのお母さんは、結局愛する我が子を失った事から未だに立ち直れていない、ある意味ごく普通のお母さんでした。
それ以上にちょっとショックだったのが、めんまの弟の方だよなあ。この子もこんなに傷ついてたなんて。最初の頃に描写された母親への突き放した態度。何事かと思ってたんだけれど、そうか、めんまママは普段外に出歩かずに家に篭りがちになるほどの様子だったのか。失ったわが子ばかりに心を囚われ、生きている息子には関心が乏しく、息子は自分に見向きもしない母親に傷つき、憎み、しかし焦がれて苦しんでいる。これは辛いわ。
じんたんたちも未だに傷ついてるのかもしれないけど、当然のように一番辛いのはめんまの家族だったんだよなあ、当たり前か。

あなるも、ついに感情に任せてじんたんに告白。こんな勢い任せで関心や同情をひくような無様な告白じゃなく、あなるもちゃんと真っ当に気持ちを伝えたかっただろうに、こんな告白をさせてしまったのは痛恨だぜ、じんたん。じんたんの方もあれじゃあちゃんと向き合えなかっただろうし。

正直にっちもさっちもいかないところまで落ち込んでしまった感のある状況を打破するには、もうめんまの実在を証明するという最後のカードを切るしかなかった訳だ。それでも、果たしてここからどう巻き返せるのだろう……。


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