とある古びた一軒家で一人暮らしをしている高校生・夜知春亮。
ある夜、台所からの怪しい気配に目を覚ましてみると、そこにいたのは全裸の煎餅泥棒女で!?
フィアと名乗るその少女曰く、自分は「呪われた道具」であり、
その呪いを解くために夜知家を訪れたという。
呪いを受けつけない体質の春亮は押しかけ気味なその少女と同居することになるが・・・。


C3 -シーキューブ- 第一章「布団に移るものを知らない」

あのラストで流れたの、OPなの? フィアとこのはと錐霞の三人が桜の木の下で踊るという三人娘の魅力をこれでもかと表現した素晴らしい映像なのだけれど、OPだとすると別のキャラは一瞬だけ一コマずつ三人ほど出しただけで、それこそヒロイン三人しか出さない構成は随分と思い切ったものだなあ、と感心する。逆にこれがEDだと納得なんだけれど。それに、内容の方完全に迷彩かけてますしね。
一話ではフィアの素性に関しては一切語られず、自分は呪われた道具なのだ、という発言と春亮の彼女のような存在に慣れているかのような発言からのみ、薄っすらと何らかの事情があるのが窺えるだけで、話の内容は突然謎の少女が居候になってしまう、という落ち物系ヒロインものの典型的第一話を装っている。
多少違和感を感じるのは、春亮の反応と幼馴染だというこのはの存在くらいか。
ここから、フィアの本当の正体や、呪われた道具と呼ばれるものの真相、怒涛のグロ展開は想像できんよなあw
ニコ動でのコメント見てたら、このはについてもどうやら誤解されている節があるし。
このはについては、何というか、第一印象からまるで予想もつかないストロングポイントが存在しているので、未見の人は油断せずに彼女には注目しておいて欲しい。私も単なる眼鏡巨乳の幼馴染キャラだと思ってたんで、アレには完全に死角を突かれたから。

フィアとこのはの罵り合いが、声つくと予想外にポンポンとリズム良くて、聞いてて楽しかったなあ。二人の口喧嘩は、この作品の日常編の彩りみたいなものなので、これが映えるとなると平穏な日常編もかなり楽しく見れそうで期待も高まる。

とはいえ、一話でこれだけ上げたとなると、二話では急転直下落としてくるのかな? まだいいんちょさんが出てないので、少なくともAパートでは学校の話になりそうなものだけれど、後半はグロきそうだなあ。

グロいけれど、すごくイイ話なんですよ?

でも、グロいんですけどね。原作者の水瀬葉月という人は過去の作品から人間の狂気、異常性癖を偏執的に描くグロい展開には定評があって、この作品でもえげつない人格破綻者が山ほど出てきます。それでもなお、心温まるハートフルなストーリーに仕立て上げてくる作者の腕前は凄いですよ。

しかし、今月で原作はもう12巻が発売になるわけだけれど……考えてみるとメインヒロインは最初から今に至るまでフィアとこのはと錐霞いいんちょさんの三人で固定されたまま揺らいでないんですよね。新キャラやレギュラー化しているキャラクターもあり、それなりに増えているはずなのですが、このブレのなさは大したものだなあ。黒絵はラブコメから距離置いてますしねえ。
あっ、アニメ化ということはいいんちょが絵的にドエライことになってしまうんじゃないのか!? エロとは別の意味で、いいんちょさん、もしかしてホライゾンの全裸に次ぐくらいにゴッドモザイク率高くなってしまうんじゃないか?w

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