ベン・トー 第1話

寮の近くにある閉店前のスーパーに入った主人公・佐藤 洋。
彼の目の前で半額シールを貼られた弁当に手を伸ばしたその直後、凄まじい戦いに巻き込まれて意識を失ってしまう。
しばらくして目が覚めたときには、なんと半額弁当は全て消えていた。そして偶然、その場で同じ学校の白粉花と出会う。
翌日も同じスーパーに向かってみるが、佐藤は再び気を失ってしまう。
その後店員から聞いた《氷結の魔女》の話。また次の日も佐藤はスーパーへ再び向かっていくが・・・。
どうも誤解が多いようだが、半額弁当争奪戦が繰り広げられているスーパーはこのスーパーだけではない。半額弁当が売り出される日本全国のありとあらゆるスーパーで繰り広げられている光景なのだ!

という訳で、集英社スーパーダッシュ文庫から発売されている、半額弁当を奪い合う狼たちの姿を描いた稀代の馬鹿小説にして屈指の燃え小説【ベン・トー】シリーズのアニメ化である。
あのライトノベルの中でも尋常ならざる作品を如何にアニメ化するのか、期待三分に不安七分くらいの割合だったのだけれど……うん、これなら期待できそうカナ?
あの主人公・佐藤の変人っぷりに、昔のクラスメイトネタに父親ネタを中心としたすべらない話をどう表現していくかはまだまだ分からないが、あれがないとベン・トーじゃないからなあ。
OPは思っていた以上にノリが良くていい感じだったが、出てくるメンツを見るかぎりはこの1クールは2巻までっぽいなあ。まあ本番は著莪が出てきてからだろうけど。
白粉花は最初から通常運行でした。ってか、この白粉がアニメで最初のクリーンヒットだよ(笑
これは酷い
白粉って、そりゃ最初からヘンタイだったけれど、本当にこんな冒頭からヘンタイだたっけ? と思ったがヘンタイだったな。未だクリーチャー化していない分ましなのか。そういえばまだこの頃はこの子がヒロインなのだという勘違いをしていたなあ。もしかしてメインヒロイン? と思っていた過去が懐かしくもおぞましいw
白梅の方はさらに新鮮だった。この人、もっとテンションが高いのかと思ってたら、あくまでクールに引っ叩く引っ叩く(笑 あの抑揚のない喋り方でひっぱたかれ続けたら、そりゃ内本くんが出現するわ。

スーパーの方では坊主に顎鬚、茶髪のメインの三人の姿を確認。ああ、なるほど。茶髪はあくまで顔は見せないのか。その演出には納得! そりゃそうだ。原作でも彼女だけは未だにイラストで顔見せてないもんなあ。
ちなみに茶髪は二つ名のない無名の狼ですが、その実力は西区でも最強クラス。今まで名うての二つ名持ちの狼たちがこぞって参戦した決戦級の争奪戦でもほぼもれなく弁当を奪取していった猛者であることは覚えておいていい。

さて、このベン・トーシリーズの最大の肝である、弁当争奪戦と、その後の戦って勝ち取った弁当は何よりも美味い、というあの描写がどこまで原作に届くか。特に弁当の美味しさの描写は重要ですぞ。これで美味しそうに見えなかったらなんにもならない。原作小説では、弁当描写は殆ど神がかってると言っていいほどで、読むだけでお腹が空きます。いや、あれホントにめちゃくちゃ美味そうなんですよ。読んでるだけでヨダレ垂れてきそうなくらい。
アニメでも弁当担当の作画監督がいるようなので力入っているのは疑うべくもありませんが、さて。

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