C3 -シーキューブ- 第二章「どこに、なにを、なにか」

春亮とともに大秋高校へ通うことになったフィア。
変わり者の理事長や、賑やかなクラスメートたちに迎えられ、初めての学園生活を楽しむフィアだったが、
そこへそんな彼女を狙う組織からの追っ手が現れて・・・。
このはの手刀、どうやって表現するのかと思ったら、手刀から不可視の刃が伸びるイメージで描いてきたか。これがなかなか見栄えよくて、予想よりも良かった。

前半は学校に通い始めることで、初めて見る世界に浮かれはしゃぐフィアを中心に描いて、極力明るく気分が弾むような描写で。後半は一転ヤスリでズルズルと擦るかのような悪意を撒き散らす敵キャラ・ピーヴィーの登場でバトル展開に、と上手く展開のギャップ強弱をつけてたなー、と。

特に前半のフィアがやたらと浮かれてて可愛いのなんの。思わず見ていて微笑ましくなる純粋な喜びようで、ああ今この子は幸せなんだな、というのが伝わってきた。
彼女がこれだけはしゃぎ浮かれているのは、言わば枷が外れたから。フィアがこれまで囚われていた悪夢から解き放たれ、初めて日の当たる世界を目の当たりにしたからなのです。逆に言うと、彼女にはまだ罪が付き纏っているのです。ふと我に返ると、自分が血塗られたどうしようもないくらい救われない邪悪な存在だったという過去に首根っこを掴まれて引きずり倒されそうになる状態でもある。
あのピーヴィーという敵は、つまるところ彼女の追いかけてきた過去の罪そのもの。彼女を糾弾する弾劾者の化身とも言ってもイイ。だからこそ、フィアは正しくアレと向き合わなければならないのですが……その辺の事情、フィア個人の事情のみならず、ワースと呼ばれる呪われた道具とはいかなるものかについての説明もまだなので、ゆらゆら人形が出てきたことで改めて説明されるんですかね。このはも、ワースだというのが明らかになりましたし。
ちなみに、このはが鞘から刀身を抜かずに戦っていたのも、途中でおかしくなったのも、彼女が血を見るのを極端に苦手にしているからです。この段階では血液恐怖症っぽく視えるのですが……。
あと、春亮があれだけ動けているのは、このはのお陰で彼単体では普通の人間と同じ身体能力しかありません。
このシリーズって、主人公はどちらかとフィアであって、彼女の成長譚なんですよね。実は矢知春亮の成長譚ではなかったりする。とはいえ、何の戦う力もない春亮ですけれど、決して無力ではないのです。彼こそが、彼女たちの精神的支柱であり、指針であることは覚えておいていいんじゃないかと。


しかし、いんちょーさんの『可憐』は、アニメで見るととてつもなくエロいな。あれを着ている限り、いんちょーさんは幾らシャワーシーンになっても湯気が邪魔しないという幸いw
あと、彼女が研究室国に送るレポートで、このはの体重が増えていた件については見なかった事にしておいた方がよさそうだw 胸がデカくなった分と考えればいいのかもしれないが、体重増加分と胸囲増加分の比率を考えると……w

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