無事初の半額弁当を手に入れた佐藤。そんな折、佐藤と白粉は剣道部に所属する山原から「ダンドーと猟犬群」に入らないかと誘われる。
「ダンドーと猟犬群」とは、剣道部顧問の壇堂とその部員たちによる半額弁当の奪取を目的とするチームであり、二人は一度そのチームに参加をすることになった。そして、山原たちと共に半額弁当の奪取に成功する。しかし、おいしいはずの半額弁当を食べて佐藤はある違和感をもつ。

山原ってこんなにイケメンだったのか！？　もっと山犬みたいな尖った危険さを感じる男をイメージしていたので、こんな爽やかで汗からもいい匂いがしてきそうなイケメンが出てきてびっくりした。
そして、猟犬群の思わぬかっこよさに興奮。豚や野良犬と違って、彼らは彼らなりにガンドック、猟犬としての誇りを持っているだけに、立ち振る舞いに迷いがなくそれがかっこ良さに繋がってるんだろうなあ。

とても、ダンドーが自分の食糧確保の為に編成した猟犬たちとは思えないｗ

って、アニメだとダンドーもなんかカッコよく描かれてたな。このオッサン、かなりのろくでなしなんだが（苦笑
しかし、あのラーメンセットは美味そうだった！！

今回は冒頭から傍から見てると無茶苦茶な展開に。白梅、あれで登場人物中屈指の嫁スキルの持ち主なんだよなあ……いや、そもそも女性キャラクターには事欠かないくせにちゃんとした女子力の持ち主が極めて少ないのが問題なんだろうけれど。
焼却炉に頭から全裸で飛び込んで、殆ど怪我も火傷もない佐藤の耐久性は、改めて見るとアホだな。

なぜ狼たちは全霊を尽くして闘争を以て半額弁当を奪い合うのか。それは、単に安くて美味い食料を手に入れる為だけでは留まらない深淵の理由があるんですね。
つまり、戦って勝ち取った弁当だからこそ味わえる勝利の味。空腹の果てに得られる達成感という絶妙のスパイス。半額弁当争奪戦を戦う狼たちには様々な参戦理由があるにせよ、根源はそこにあるわけです。彼ら狼たちの常軌を逸した原動力として度々描かれるものに「腹の虫」というものがあるのが証拠かと。
佐藤もあれで結構悩んでたんですよね。茶髪なんかに相談するシーンとか省かれちゃったな。まあでも、これで佐藤も立派に狼として独り立ちしたわけだ。

そして、Cパートでついに著莪あやめ登場！！　真ヒロインですよ、真ヒロイン！！
次回からは原作二巻に突入かー。【大帝（モナーク）】とガブリエル・ラチェットの二階堂がお目見えですよ。

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