聖連側と武蔵側による相対戦の3戦目は正純とトーリの討論対決。その先攻を取ったトーリが発した言葉は、武蔵側の意見とは逆の「ホライゾンを救いに行くのはやめよう」というものだった。聖連側として主張すべき意見を言われ、困惑する正純。そんな正純にトーリは言う。「ホライゾンを助けることで、武蔵に何がもたらされるのか教えて欲しい」と。自分では出せない答えを聞くために、トーリは敢えて逆の立場をとったのだった。やむを得ず正純は持論を述べ始めるが……
おおおおっ、なんだこれすっげえ面白かったー^ー!
殆ど全編が動かずの討論にも関わらず、熱のこもったやり取りに思わず夢中になって見入ってた。
先週のともすれば支離滅裂だった話に比べて、今回はトーリやイノケン教皇総長の台詞など端折っている部分は変わらず多かったにも関わらず、見ていても全然飛ばされたという印象はわかず、非常にわかりやすかった。これは、それだけ今回の話で重要な部分をきちんと抑えて要点をまとめていたからだろう。さり気なく前回では意味不明だった部分、シロジロの語った金融凍結問題やトーリとの対論の際の罰則なども無理なくフォローして、今回の話を聞いておけばだいたい理解できるように話してるんですよね、これにはホントに感心した。
何気にこれ、作っている人の国語力、みたいなものが毎回如実に現れている気がするぞw
確かに情報量が桁外れに多い原作だけれど、ちゃんと内容を読解して要点を取り出し、分かりやすくまとめさえすれば、これだけ明快明瞭に話を見せられる、ということが明らかになってしまったわけで。
それでも、まだまだイノケン総長教皇と正純の迫真の論戦はイイ所削られまくっているのですが、これだけバッチリやってくれたらもう満足ですわ。出来うる限りの最高だと思う、アニメ化では。

ある意味本作のもう一人の主人公である正純の面目躍如だ。戦闘力こそないけれど、ビリビリとしびれるような気迫みなぎる姿には、痺れたぁ。
そして、そんな彼女を全肯定し、絶対の支持を示してみせた葵・トーリ。彼の役割はまさにそれなんですよね。彼の王の器こそ、それなんだ。

驚くべきことに、今回殆ど正純もトーリもその場から動いていないんですよね。放映時間中、ラストにガリレオが現れるまで同じ場所につっ立ったまま。イノケンや立花夫婦も座ったまま動いていないし、アニメとしてはあり得ないほどの固定位置。
ところが、動きがなくてツマラナイどころか、めちゃくちゃ面白かったんだからたまらんよなあ、これ。

と、見せかけて最後のガリレオ強襲。正純の宣言によって武蔵の立場の苦境に大どんでん返しが起こり、閉塞感から一気に解き放たれたところで浴びせられる冷水。それまでとは緊迫感の色が塗り替えられ、戦争勃発の号砲がかき鳴らされる直前の一線の熱気が盛り上がる。
さあ、さあ、さあ!
盛り上がってきたーー!!

って、来週休みかよーー!!
賢姉と麻呂の見せ場、お預けかよーー!!

まあいい、まあいい、再来週に二回放送連続と来た。となれば、一気にあそこまで、原作の四頁見開きイラストが差し込まれた、あの最高潮のシーンまで届くはず。
やばい、今から盛り上がりすぎて干上がっちまいそうだ。

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