弁天丸に仕事を依頼してきたのは、意外にもヨット部部長のリンだった。
中央航路の客船アルティメット・フェアリー。そこから前部長のジェニーを連れ出してほしいと。
ジェニーもそのことは了承しているという。その理由は望まぬ政略結婚。
ジェニーの実家は大手運輸会社のヒュー&ドリトル星間運輸。
家業のために政治家と結婚することを命じられたジェニーをそこから救いだし、
本人が進学を希望する宇宙大学にまで送り届けてほしいという。
ヨット部員の志気はあがるが、チアキはシナリオのないアドリブ仕事なんて危険すぎると主張する。
場合によっては私掠奪船免状もとりあげられる可能性がある。それを理解した上で、茉莉香は仕事を引き受ける。
ジェニーを誘拐してほしい、という依頼だったのに、そのジェニーさんが自分で結婚式会場から脱出して弁天丸に逃げ出してきた件について。
ってか、脱出に使った船って、そんな凄い最新鋭なんか!!

というわけで、ウルトラキマシタワー、完成。ジェニーとリン部長がわりとガチのカップルだというのはヨット部時代の視聴時にコメなどから知ったのですけれど、わりとどころかガチのレズカップルだった!! リン部長が宝塚の男役みたいな格好をしているのも相まって、色々とえらいことに。というか、人前で自重してください。

ともあれ、依頼は更新され、ジェニーを宇宙大学まで送り届けることに。この宇宙大学は治外法権という設定は、【天地無用!魎皇鬼】を思い出して、ちょっと懐かしい想いに駆られてしまった。天地のアカデミーは、あれマジで治外法権の独立領域だったもんなあ。こちらの場合は帝国が絡んでの事のようだけれど。
でも、仕事が飛び入りの上に危険度大。各所に迷惑がかかる上に私掠船免状も剥奪されかねない、ということもあってチアキは強硬に反対を表明。ただこれ、反対の仕方は感情的なものじゃなくて、明らかに「意見具申」なんですよね。艦船における副長の重要な役割の中に、船長・艦長の判断に対して反対意見を示すというのがあるんですが、チアキの行為はそれですね。勿論、自身の判断として依頼を受諾するのは危険というものがあったんでしょうけれど、それ以上に副長役として反対意見を出し、船長に改めてその判断の根拠を示してもらう、という役割に徹していたように見えます。
チアキ、バルバローサを継ぐのもいいけど、やっぱり茉莉香の副長の方が似合ってると思うんだがなあ。
そんな茉莉香の判断は、というと……いいわー、この子。根っからの海賊。それも、官製海賊なんかじゃない、夢と浪漫と冒険を嗜む野生の海賊の血が流れてる。お仕着せの型通り、脚本通りの仕事ばかりじゃ海賊として面白くないって、最高ジャン。それでいて、無茶苦茶してあっちこっちに被害をまき散らすことはせず、きちんと筋は通し、収支はプラスになる見積を示して、きっちり保険会社の方にも承諾を得るあたりは、したたかというかちゃんとしているというか。保険会社のアフロさんが、またバイタリティあるイカした兄さんだったというのも大きいんだろうけど。
その上で、逃げるんじゃなくて、敵はヤッちゃおうよ、という超攻撃的な発想w 流石は海賊w もう、茉莉香船長、かっこ良すぎるんですけどw

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