文研部の5人の間で、人格入れ替わりが次々と発生するようになった。
唯と入れ替わった太一は身を隠すために女子トイレに駆け込むが、やましい目的ではないかと唯から疑われてしまう。そんな困った事態の連続に、困り果てる5人。
そんなとき、彼らの前に<ふうせんかずら>と名乗る存在が現れる。彼は、人格入れ替わりは自分が仕組んだことであると5人に告げる。


事前にあんまり期待していなかったのをいい意味でひっくり返してくれた【ココロコネクト】。第二話に至っても、面白い! 凄く面白い!
担任の後藤が想像していた以上にダメ教師だ(苦笑 これで実はやり手の教師、だったらいいんだけれど、こいつは裏も表もなく純粋にぐーたら教師だからなあ。生徒にナメられてるのも仕方ない教師なのである。そもそも、文研部が作られ、この五人が集まったのもこの後藤のいい加減さが原因ですからね。それ自体は感謝するべきなのでしょうけれど、とてもじゃないけどごっさんありがとう、という気にはならんなあ。

人格入れ替わりが頻発するようになり、自然と五人の生活も慌ただしくなっていく。
太一が唯に入れ替わった時、ちゃんと歩き方が若干がに股になってる(笑

伊織が藤島さんの件で取り乱して、太一に食って掛かったシーン。まあ、実際これで伊織は藤島さんがトラウマになって後々まで引きずることになるんだが、ともかくこのシーン。一瞬誰か別の人間に入れ替わったんじゃないか、と思うくらい伊織のキャラが変わっている。ここは伊織がパニクっていたから、という捉え方をしても何ら問題ではないのだけれど、同時にこのキャラの不安定さは覚えておいていいと思う。
ここから、この第二話では各キャラクターの何気ない仕草や所作に、かなり重要な伏線や情報が盛り込まれてはじめるのである。

あかん、<ふうせんかずら>が期待以上に……キモいw 鬱陶しい。殴りたいww
ああーー、これは嫌だ。声がつくと余計に、アレになるんだ、この得体のしれない輩は。

<ふうせんかずら>によって、この人格入れ替わりにまつわる幾つかのルールと目的、方向性が明らかになる。
唯が<ふうせんかずら>に攻撃を仕掛けるシーン。あっさりいなされてしまう唯ですが、本来この子、無茶苦茶強いです。何しろ中学時代は全国チャンピオン。まともにさえやりあえば、大人だろうと無双でやっつけれます。まあ、後藤が太刀打ち出来るような相手ではないはずなんですよね。
少し巻き戻って、唯が<ふうせんかずら>に立ち向かおうとした瞬間、一瞬何かためらったような間合いが存在します。こういう所、細かく気を配って描写しているなあ、と非常に好印象。
五人が家に集まって稲葉に叱られる場面でも、青木が信頼関係大事じゃん、と宣った時の稲葉の態度とか、要注目。
確かに、ここまでみんなを取りまとめてるのって、稲葉なんですよね。必然的にリーダーシップは稲葉が取って、そんな彼女が頼りにされていく、という展開は無理がない。あの状況下ではまず稲葉を中心にまとまろうとするよなあ。

さて、ここで繰り返される人格入れ替わり。入れ替わって他に相手に成り代わる、という事は自然とその相手の事情に踏み込んでいかざるを得なくなるということだ。望むと望まざると、それぞれが抱えているものの内側に入り込み、それを目の当たりにすることになる。たとえそれが心の問題だとしても、心が入れ替わればそのまま問題も移って入れ替わる、というわけではない。その心の問題によって起こった影響は、その人の周辺に浮き出ているだろうし、その心の問題が起こった原因もまた、ともすれば近くに残っているかもしれない。
人格入れ替わりとは、言わば強制的に他人の事情に、その内面に踏み込ませるどころか突き飛ばして放り込む、そんな現象であることが、ここから徐々に浮き彫りになっていくのである。

しかし、一話から引き続き、このアニメのEDへの入り方はすっごくイイなあ。続々するよ。

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