大連寺鈴鹿、リターンズ。原作でもものすご勢いでニューヒロイン爆誕! て感じだったので期待していたのですが、やっぱりアニメ版鈴鹿もえーわー。

というわけで、原作四巻分に突入開始。と言っても、四巻と五巻は中身は半分近く短編を挟み込んでいるので、果たしてどういう構成になるのか。短編を挟むとなると、ついに夏目さんの残念三昧がこれでもかと味わえる羽目になってしまうのですがはてさて。

しかし、ほんと鈴鹿が出てくると一気に画面が華やかになりましたね。あれだけ表情クルクル変わられると目を奪われてしまいますよ。感情表現の描き方が実に素晴らしい。もぐ押しには笑ったけど。あれは原作なかったからなあ。
ほんと、日常コメディ回はなかなかの切れ味です。テンポもいいですしね。

他にも、何気に結構重要なシーンがチラホラと。特に、幼女先輩の登場は要注目。この人、アニメで見るとめっちゃ危ない人だなw 小説で読んでるともうちょっとミステリアスな雰囲気があったんだけれど、思いっきり危険人物である。いや、実のところアニメの印象のほうが合ってると言えば合ってるんだけれど。
でも、ホントにちっちゃいな。リアル幼女先輩だったのか。

大友先生と禅次朗は好きだなあ。青春って、十代の青少年の特権みたいに思われているけれど、大人だって全然青春してると思うんですよね。大人なりの青春ってやつをさあ。まあ、ふたりともまだまだ若いんだから、全然青春してても遅くないと思うけれど。
あざのさんは、子供たちだけじゃなく大人の方にもきちんと光を当てて描く作家さんなんですけれど、その「大人」って子供が成長した、若者が幹を太くした、というような過去から現在が連綿と続いているのを感じさせる、みずみずしい大人なんですよね。こいつは、壮年や老境に達した人たちも一緒で、倉橋のお婆ちゃんやおっさん連中もおんなじなのです。今後、大人サイドの描写は益々増えるだろうけれど、そういうのを見るのも楽しみなんだなあ。

ラスト、よくわからなかったかもしれませんが、鈴鹿は夏目が女だと知った時、同時に彼女こそが「北斗」だ、というのも察しています。
あと、北斗が簡易式だった、と春虎が喋ったのは、地雷に見えましたけれど、この段階ではまだぶっちゃけそこまで致命的ではなかったんですよね。少なくとも、冬児の助言に従ってここまで喋った事は、鈴鹿にとっては痛かったでしょうし、ちょいと内罰的に迷走しかねなかったかもしれませんけれど、率直に本心を語ったという点では悪くなかったんですよ。
やらかしたのは、このタイミングで隠形を甘くしてしまって、正体をバラしてしまった夏目さんです。これ、もうホントに神がかってるんじゃないか、という悪魔的な間なんですよね。これよりもう少し早くても遅くても、鈴鹿の対応はもうちょっとマシになってたはずなのです。ところが、一番鈴鹿が凹んだ瞬間に、その原因がホイホイと頭からツッコんできやがったわけで。
内に向かおうとしていたものが、一気に反転して吹き出してしまったのも仕方ないんですよ、これ。
これから酷い目に遭うのは春虎と夏目なわけですけれど、誰に同情するべきかというともう春虎と鈴鹿なんですよね。

この物語、状況が酷いことになってしまったとき、悪いのは大概夏目ですw

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