終了した作品から随時。


【中二病でも恋がしたい！戀】　★★★

勇太がもう完全に「嫁に趣味に理解のある出来た旦那」で、もう恋人とか通り越しちゃってた。お陰で、モリサマとか七宮という周辺からの突っつきに対しても、さほどブレることなかったものだから、むしろ六花が勇太に甘えて好きに振舞っていたのと、七宮が文字通りの一人相撲になってて、ちょっと七宮が可哀想だった。
まあ、全体的に第一期よりも悪い意味で安定しちゃってて、盛り上がりには欠けた気がする。

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【ストライク・ザ・ブラッド】　★★★★　　

三雲岳斗さんの作品のアニメ化の中では出色の出来栄えとなったんじゃないだろうか。いや、面白かったですよ、ほんと。結構原作端折ってる部分多かったと思うんだけれど、とにかく女の子はきちんと可愛く魅力的に描く、という点については一切手を抜いていなくて、雪菜や浅葱、チョロいさんや那月ちゃん、その他もろもろのヒロイン衆の特徴、可愛さを見事に描き切っていたので、大満足。
ただ、顔の見分けがつかない、というのは私も思った。揶揄じゃなく、本気で一瞬誰が誰かわからない時があったもんなあ。特に黒髪同士、雪菜と妹ちゃんなんぞ、髪型似た風になった時なんぞ、原作読んでても一瞬混乱した事が、一度ならずもありましたし。
あと、締めの決め文句「こっから先は俺の喧嘩だ」「いいえ先輩、私達の喧嘩です！」って、原作だと毎回言ってたっけ？　最新刊では確認したけれど、記憶にあったのって第一巻だけなんだよなあ。
ともあれ、まだ内容的にはシリーズ途中ですし、古城くんがアブローラから第四真祖を引き継いだ話をはじめとして、ネタはまだ十分にあるので、第二期も期待したいのう。

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【生徒会役員共※】　★★★★
ウオミーの可愛さに震撼させられた。特に、親族同士のケッコンで親戚同士になってからの、「タカくん♪」というおねーちゃんモードは、胸ズキュン。
相変わらず、ツッコミとはかくあるべし、という切れ味タップリのツッコミが冴え渡るギャグアニメでした。ノリといいテンポといい、衰え知らずだ。これはさらに新期もありそうだなあ。

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【世界征服　謀略のズヴィズダー】　★★
一応最後まで見たけれど、何をやりたかったのかがさっぱり伝わってこない、コメディとしてもあんまり笑いどころのない、非常に困惑させられる中途半端にも至らない作品でした。キャラ押しでもなかったしなあ。
黒星紅白さんのデザインのキャラが動いているのを見れた、というだけでも貴重だったのかもしれないけれど。


【キルラキル】　★★★★★
一話見た時は、こんなん勢い任せ「だけ！」で、それこそ勢いが落ちたらそこまでじゃないのか、と危惧したもので、実際二話でいきなり空回りした時は大丈夫かおい！　と冷や汗かいたものですが、ぶっちゃけ勢い落ちかけたのってその第二話だけで、あとは一切落ちなかったですよね。それどころか、中盤超えたところらへんから加速し続け、皐月様の本能寺の変あたりで多段加速。最終二話に至ってはもう完全にぶっちぎってました。あれだけ勢いマックスの作品にもかかわらず、中身は非常に練られまくってたのも後半行くほどため息つかされて、いやもうほんとに凄い作品だった。前評判を完全にまくったよね、これ。
あの皐月様がちゃんと可愛くなったのには、感嘆を通り越して五体投地である。EDのショート皐月さまの可愛らしさといったら……。
個人的にこの作品、キタコレ、と思ったのは15話で乃音さんがまだ飛翔出来なかった頃の皐月様を背中に乗せて流子と戦ったシーンでしたね。あの乃音さんの「バカね」で惚れた。

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【いなり、こんこん、恋いろは】　★★★
見たのは終盤だけちょろっと、だけれど、主人公のいろははちと苦手でしたね、あの性格。逆にうか様の可愛さは極上でした。ってか、兄貴とうか様の甘酸っぱいラブコメを期待してはいけなかったんだろうか。

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【東京レイヴンズ】　★★☆　　

これはなあ……。これは一方的な印象なんですけれど、最初の頃は制作側からもすごくやったるぜ、という意欲を感じてたんですけれど、中盤辺りでぽっきりと折れて、ラスト近辺ではかなりやる気なくなって作業的になってしまってた気がする。熱量が前半と後半じゃあ全然違ったぞ。
初期から、演出面や脚本面で拙さが目立ってたんだけれど、それでも意欲は感じてたから期待してたんですよね。その熱量すら失ってしまった後半は、本当に目も当てられないくらいグダグダだった。辛うじて見れたのは、天海部長回だけだったろうか。個人的にはあの大友先生回ですらかなり物足りなかった。
元々、原作は地の文での表現力にこそ痺れる要因が根ざしていたため、文章でこそ魅せられる作品だったんですよね。これを、そのまま映像化しても全然足りなくなってくるのは当然のことで、それをアニメスタッフのセンスがどれだけ補えるか、カバーできるか、上積みできるかが問われる所だったんだけれど、積み上げるどころか取り崩してしまう状況では、この顛末も仕方なかったか。それにしても、ここまでボロボロになるとはなあ。見るべきところも多々あっただけに、もうちょっと何とかならなかったのかと悔しい思いに駆られるのでした。

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【とある飛行士の恋歌】　☆
これに比べれば、東京レイブンズはむしろよくやってたんじゃ、と思えてくる不思議。少なくとも、あっちは頑張ろう、面白くしようという意思を随所に感じた。それに対して、これは本当にひどかった。もう一度言う、ひどかった。
原作の面白さを、限界突破してスポイルしてカサカサのミイラ状態にして、遺体の身元がさっぱり判別できないくらいに無残な状態になったような有り様でありました。恐るべきことに、別にストーリーをオリジナルに改変した、とかじゃなく基本的に原作通りにやってたにもかかわらず、ここまで意味不明かつセンス皆無のシロモノになりはててしまったのだから、むしろ凄い。凄いよ。

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【ノラガミ】　★★★
ひよりが中学生というのは納得できん。あの体つきといい心ばえといい、もう一端の女の子ですじゃん。
ちょっと、雪音グレる編が長すぎた気がするなあ。コメディタッチの軽快なテンポの話も、シリアスでガンガンバトルする回も良かっただけに、雪音メイン回が長かったせいでちょいと見るのしんどくなったのが強い印象として残ってしまった。まあこの話があったからこそ、ひよりの女っぷりもあがったんですが。雪音もイライラさせられたんだけど、夜トパパの言葉足らずの放置っぷりにもイライラさせられたからなあ。

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【そにアニ】　★★★★
まさかまさかのダークホースがこれでした。何気に一話から最終話まで、一度もハズレなかったし！　特に大事件があるわけでもない、基本的に一話完結のモデル兼ガールズバンドのギターボーカルをやってる大学生のそに子のほのぼのした日常を描く作品でしたが、コメディあり、ほんわかアットホームな話あり、人情モノあり、ちょっとシリアス風味の仕事モノの話あり、旅情編あり、とあれやこれや手を変え品を変え、様々なタイプの話があって、面白かったし癒やされた。そに子のおばあちゃんがまた良いキャラだったんだよなあ。

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【ログ・ホライズン】　★★★★
スタッフが楽しんで作っているのが伝わってくる、いやそれ以上にこの作品は面白いんだよ、こんなに色鮮やかなんだよ、というのを伝えたくて仕方ないというのが目に見える、みなに愛された良い作品でした。こういうスタッフの遊び心が随所に見える作品って、やっぱり面白くなるよね。
ただ、注文をつけるとしたら、どうもガーーッとテンションあがるような盛り上がりを見せる場面での演出が弱かった気がする。そこはもっと、体の芯から震えが来るような、背筋に電撃走る、みたいな戦慄や燃えがほとばしるシーンだったはずなのに、というところで肩透かしを食らったことが度々あったので。そういうの、苦手な分野だったのかな。
なんか、もうすでに第二期が決定しているようなので、次こそは見せ場での見得きりをキレキレでやって欲しいものです、期待期待。

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【のうりん】　★★★
最初の方、やたらとシリアスを排除してギャグ方面に特化して突き進んでたんだけれど、これがまた自分からするとものすごい勢いで空回りしていて、目を覆わんばかりだったんですよね。こりゃあかんかなあ、と思ってたんだけれど、原作１巻のラストあたりのシリアス展開を放り出さずに盛り込んだあたりから、シリアスとギャグのバランスが徐々に整ってきて、四天農が出てきたあたりからだいぶ持ち直してきたんですよね。
主人公の妙に独特な語り口も、中盤くらいから上手くハマりだしたし。
思想の偏らないバランスのとれた現代農業の光と闇の描き方に、原作小説はかなり特色があるんだけれど、さすがにアニメ見ていて、これは勉強になるなあ、と唸らされることは殆どなかった。仕方ないけどね。ただ、バカやってるだけの中身の無い作品にならなかっただけ、頑張っていたといえるのかもしれない。

原作小説感想　１巻　２巻　３巻　４巻

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【ディーふらぐ！】　★★
ことごとくギャグが滑ってた感がある。漫画本ではメチャクチャ笑ったネタが、アニメで見ると寒い寒い。あの変に真面目な空気入れようとするの、何なんだろう。テンポも間延びして悪いし。ツッコミは痛々しいし。
ギャグモノって、ものすごい勢いで作り手のセンス問われるのがよくわかった。



【ウィッチクラフトワークス】　★★★★★
もう、こういうのがあるから、アニメ化、というのに期待膨らましちゃうんですよね。単なるアニメ化、映像化にとどまらない、製作陣の遊び心満載の挑戦が見事に炸裂しまくってました。もう、トビっきりに面白かった。この有無を言わせぬテンポの良さは、センスだよなあ。全体的にギャグというか、いろんな突っ込みどころ満載なんだけれど、よしツッコメ、と言わんばかりに色んなネタが全力。それも、流れるように畳み掛けるように華麗に盛り込まれていく様子は、美しいくらい。間がとかく抜群なんですわ。ほんと、毎回文句なしに面白かったです。
なんといっても、クマのプロレスはキレキレで凄かったなあ。妹ちゃんの突き抜けっぷりも。そして、ほのかくんのヒロイン度の高さよ（笑

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【未確認で進行形】　★★★★☆
もう真白と小紅がかわいくてかわいくて。OPでまず撃墜され、本編でかき混ぜられ、EDでトドメをさされ、と落ち着く暇無し。オール紅緒さん状態。
本作が良かったのが、登場人物全員女の子、ではなく白夜という忠実わんこ系の男の子を放り込んで、小紅と甘酸っぱいラブコメさせたところですよね。もう、白夜との絡みで小紅の可愛らしさが目一杯引き出されたように思う。あの小紅のしゃべり方も良かったなあ。敬語キャラと思いきや、姉以外には男みたいな口調、というのも実はストライクでした。あくまで口調だけで男まさりとかじゃあないのがまたよろし。
これも二期期待したいなあ。

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【鬼灯の冷徹】　★★★★
最初、鬼灯さんのバリトンボイス聞いた時は想像の埒外からのインパクトでえらい驚いたんだけれど、今となってはこれ以外考えられんよなあ、というくらい馴染んでしまいました。原作の妙なノリは可笑しみがあって結構ハマってたのでアニメ化も楽しみにしてたんですが、初期こそ慣れてない感があったものの、中盤以降エエ感じで鬼灯の冷徹のノリになってたような気がします。何気に「へぇ、そうだったんだ」と感心する知識の小ネタの宝庫だったり、地獄に関するウンチクネタも面白い漫画だったのですが、その辺りも上手いこと引き出してきていましたし。二期があったら、もう慣れてることもあってさらにおもしろくなりそうな予感。十王の補佐官とか、今後新キャラとして出てくる人たちがすでに顔見せしてたりするので、二期ありそう、ってかあってほしい。
犬派としては、シロのあの可愛さは超反則ｗ

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【ノブナガン】　★★★
この偉人のチョイスがまた異様に渋いのが、なんとも擽ってくれるじゃないですか。ノブナガンの声の棒っぷりは、最初聞いた時は「おおぅ」と思ったものですが……最後になっても上手くはなってないよね（苦笑
手放しで面白かったかというと、微妙なんだけれど。キャラが良かったか、と言われると微妙なんだけれど、でもストーリーもキャラも妙にくせになるような感じではあったんですよね。ノブナガンが覚醒というか、開き直って作戦立ててからの最終決戦は間違いなく盛り上がりましたし。

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【ガンダムビルドファイターズ】　★★★★☆
ここにあったよ、理想郷。途中からの視聴となってしまったんですが、それでも面白かった。そして何より素晴らしかった。こうしてほしいという願望、こうなって欲しいという希望をすべて叶えてくれるような、行き届いた展開、対戦、ストーリー。これを理想郷と言わずしてなんというのか。それをガンダムでやってくれるんだから。色んなガンダムキャラが幸せそうに過ごしているシーンは感涙ものでした。そしてなにより、アイラの可愛さよ。彼女の扱いに関しては、もう素晴らしいの一言。呪縛から解き放たれる対アイラ回に最終回といい、文句のつけようもありませんでした.

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