遅れてきた最終兵器。なんでか放映日がいやに遅れていた上に、二話一挙放映である。放送上の編成の問題か。
だがしかし、これは最終兵器と呼ぶに相応しいインパクトだった。何の情報も無しに見ていたので、勇者部と言いつつ平穏にボランティア活動に勤しむ様子や、登場人物の一人であるトーゴーさんが車椅子少女というところから、健全な日常ものかと思ってたら、一話のBパートからあれである。
いきなり非日常に突入する展開はベタながらも、演出が素晴らしいからか思わずゾクゾクしてしまった。
いやあこれ、見せ方が全般的に上手いというか、グイグイ引きこむ妙があるというか、とにかく素晴らしい。二話まで見る限り、ストーリー進行についてはちょっとベタすぎて驚きも何もないのだけれど、それを補ってあまりある表情の動かし方やセリフ回し、雰囲気の持って行き方や戦闘・アクションシーンのメリハリが図抜けている。
特に、戦闘シーンのスケール感は抜群。ビルに匹敵するような巨大な存在と戦うにあたっての縮尺とか、構図なんか凄い大胆なんですよね。
当面、話をどこに持っていくのかの方向性が掴めないので、そのあたりは静観か。いきなりまどマギみたいに地獄送りにされる懸念は拭い去れない!!
なんか、さり気なくバーテックスを倒した子、変身フォームについてる花びらのマークの花弁に色がついていってるのですけれど、あれが単に撃墜マークならいいのですけれど、部長から何の説明もないどころか誰も色が付いていることに気がついていない様子なのが不穏極まる。
あと、微妙に変というか異様さを感じる部分があるんですよね、この世界観。思想教育の部分が、ちょっとやばい系? 福祉が行き届いている一方で、宗教国家か国粋主義系の非常に気持ち悪い部分がうっすらと裏側に敷かれている気配がある。これ、多分途中からゾロリと這いずりだしてくるんじゃなかろうか。
しかし、トーゴーさん、変身したら脚が動くようになるパターンかと思ったら、まさかの触腕による機動で下半身は動かないまま、というパターンと来た。これは珍しいというか、思い切ったなあ。

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ポニーキャニオン 2014-12-17

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