今回はアキバサイド。

レイネシア姫とアカツキの二人きりだったところに、いつの間にか様々なギルドから女性陣がお茶会とかこつけて一緒に過ごすようになっているのですが、その意味、彼女たちの厚意についてなかなか察し切れないあたりが、アカツキと、そしてレイネシア姫の抱える問題なわけです。ベクトルこそ違えど、似たもの同士でもあるんですよね、この二人。乱暴な言い方をすると、ぼっち根性が定まっちゃってるというか、さらにそこから拗らせちゃってるというか。
D.D.Dのリーゼは、もうちょっと落ち着きが無い、というと語弊があるか。真面目な子だけれど、もっと感情豊かな演技でもいい感じがするんだけどなあ。
D.D.Dでは高山三佐と並んで、クラスティを支える【三羽烏(Drei-Klauen)】と呼ばれる側近の一人なのだけれど、なにげに彼女も女子高生だったりするんですよね。それで、D.D.Dという今では千人超える規模となったギルドを取り回しているのだから、みのりに勝るとも劣らずのスーパー女子高生だったりするのです。
彼女も、この後起きるアキバの事件では中心人物の一人となっていくので、要注目。

着実に、真っ直ぐ前を向き上を向いて成長していっているみのりに対して、俯き自分の足元ばかりを覗きこんでウロウロと彷徨っているようなのが、アカツキなのでありまして、まあ面倒くさいと言われても仕方ないかと。
でも、こういう面倒臭さは、それを克服した時に糧となり基礎となる土台そのものを大きく育てる事の出来る面倒臭さなんですよね。それを最初から最後までじっくり見守ることが出来たら、その時はきっとこのアカツキという弱くて強い少女のことを大好きになれるでしょう。そして、そんな彼女と鏡写しのように向き合うことになるレイネシアの事も。アカツキとレイネシアを囲むように集まり手を取り合って気持ちを通じ合わせることになる、このアキバを根城にする女性プレイヤーたちみんなの事も。

伝説と言われたシロエたちが名を連ねた〈放蕩者の茶会(デボーチェリ・ティーパーティー)〉。このギルドではない、ギルドの枠を超えたプレイヤーたちの集まり、という集団。ギルドと何が違うんだろう、とずっとよくわからずにいたのですが、私はこのアキバの事件を通じて、何となくギルドの枠に留まらない集まりでありつながり、という意味がわかったような気がするんですよね。〈放蕩者の茶会〉がどれだけ奇跡的で、素敵な存在だったのかも。
それが実感できてこそ、シロエたちの〈放蕩者の茶会〉に抱いている想い、そして今はミナミにいるかつての〈放蕩者の茶会〉に加わっていた面々の、今の屈折も何となくわかってくるのかもしれません。

さて、ラストで起こった<西風の旅団>の幹部の一人であるキョウコへの殺人事件。勿論、冒険者は殺されても復活するのですが、この事件が問題なのは、街中でゲームシステムを無視して殺人が行われてしまったこと。戦闘行為が発生したにも関わらず、駆けつけるはずの衛視ユニットが現れなかった事。これもまた、ゲームから現実へと世界が移行した事への歪みであり揺り返しであり、少女たちにつきつけられる大事件のはじまりとなるわけです。溜めの回でしたが、次回からの動きの乞うご期待。
ソウジロウがいい具合にイッちゃってますw


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