まさしく、一から十まで、最初から最後まで、スタート前からゴールしたあとまで、全部全部ゴールドシップが独占してしまったゴールドシップ劇場でした。
もう、なんちゅうレースだ。
まったく、ステイゴールド産駒というのはこんなんばっかりか。すごすぎる。常識外すぎる。
まさしく歴史の残るレース。記憶に焼き付いて離れなくなる凄まじいレースだった。

そりゃあさ、みんなが心のどこかで思ってたよ。ゴルシは末脚に切れ味、一瞬の加速力に欠けるというのなら、それじゃあ他の馬よりも、どの馬よりも早くスパートをはじめりゃいいんだよ、と。

だからといって、四コーナー前どころか、3コーナーよりも前、向こう正面でまくり始めてゴールまで押し切るような超々ウルトラロングスパートをやらかして、実際に勝ってしまうとか思わんよ! 実際に出来るとは思わんよ!!
実際は3・4コーナー中間から息を入れていたとはいえ、なんであれで持つんだ? 普通バテるって。3200だぜ? そりゃ、ゴルシって走る気なくして伸びないことはあっても、バテて沈んでいったことは今までなかったけどさ。どんだけ底なしのスタミナなんですか。ゴールしたあともはしゃぎっぱなしで全然つかれた様子見せなかったし。
もう無茶苦茶である。オルフェも大概無茶苦茶だと思ったけれど、ゴールドシップのフリーダムさはあの金色の暴君をすら上回っているかもしれない。
こんな馬だから、みんな目が離せないんだろうなあ。どうしたって見切れない。飽きさせてくれないのだ。
京都コースは絶対ダメだ、と言われてなお、未練がましく買い続けてよかった。
三連複、ごちそうさまでした。