ぞくぞくと第一話が放映されだした、本年度夏シーズンです。


【城下町のダンデライオン】
原作漫画は第一巻だけ読了。原作は春日歩。【俺、ツインテールになります!】や今度アニメ化が決まった【最弱無敗の神装機竜】のイラストレーターとして知る人も多いのではないでしょうか。凄まじい迫力の動的なシーンを切り取った一枚絵など、かなり実力のある絵師として認識しているのですが、漫画は本作が初めてだったはず。ちなみに、基本4コマ漫画。とある王国の王族にして、それぞれ特殊能力を持つ9人の兄弟姉妹のほのぼの日常コメディ、という内容なんだけれど……うーん。
アニメは、とりあえず全員の能力とキャラクターを見せようという内容だったのかもしれないけれど、ゲーム自体なんの盛り上がりもなくてつまんないし、そもそもこういう品評会みたいな能力の見せ方だと、キャラと一緒に頭に入らないんですよね。最初のつかみとしてはこれ、どうなんだろう。ぶっちゃけ、ダメな感じが……。



【ケイオスドラドン 赤竜戦役】
原作は、TRPG。じゃなくて、その手法を用いたロールプレイングフィクション、だそうで。一巻は買ったんだけれど、まだ読んでないw
ただ、参加者はそうそうたるメンバーで、三田誠をマスターに、虚淵玄・奈須きのこ・成田良悟・紅玉いづき・しまどりるの五名をプレイヤーとして形成されている。
今度、このRPF【レッドドラゴン】を三田誠さんが小説化した作品が出るそうで。
で、肝心のアニメだけれど……うん、すごくダメな感じだ!!
いや、ストーリーがどうのという以前に、なんか普通に面白く無い! 見せ方が根本的に下手くそすぎる。台詞回しも、もうちょっと何とかならんかったのか、というレベルで。作画も、自分あんまり気にしない方なんだけれど、一話でこれは酷いんじゃないかしら、というくらい。うん、見事に褒める箇所が見当たらない。前途多難。


【GATE 自衛隊彼の地にて斯く戦えり】
う、うーーん。こ、これもなあ。わりと評判よさげなんだけれど、個人的にはこれ、かなりあかんパターンなんじゃないかしら、と思うようなところがあれこれと。
原作は、昨今のウェブ小説の書籍化ブームのおそらく最初期を担った一群の中の一冊で、ファンもかなり多いはず。ただ、内容がかなり過激というか、色々とアイロニーが効いているというか、ライン踏み越えているというか、これアニメにしていいんか、大丈夫なんか? というような内容だったんで、アニメ化の報には驚いたというか、冷や汗がww
正直、どこまで描いていいのかのラインの見極めが非常にデリケートさを求められる可能性があるだけに、作り手側が慎重になりすぎるというか、のびのびやれないんじゃないか、という危惧はあったんだけれど……。
そういう方向の危惧とはまた全く別の方向で、ちょっとあかんのじゃないかなあ、という感じがにょわにょわー、としてるぞ、これ。
とりあえず、銀座戦。原作でも概要しか書かれなかった、この最悪のファーストコンタクト、アニメではばっちり描かれるのかと思ったら、ぶっちゃけ、何が起こっているのかよくわからない描写ばかりで。これだと、伊丹がどんな役割を果たしたのか、わかんないよなあ。
なんか、具体的で詳細な描写を求めている自分に対して、作ってる側が抽象的でふんわりとした描写を中心に進めようとしている感じがして、そのあたりの食い違いが気になる第一話でありました。あれですね、見たかったのこれじゃないんじゃ、という感覚。


【うしおととら】
そうですよー、うしとら世代ですよーー! 単行本買ってたなあ。
というわけで、そりゃあ期待しちゃいますよ。ある意味、ジョジョより期待してますよ。
でも、まだ声のイメージは一話見終わってもまだピッタリハマってない感じかなあ。潮や麻子、真由子はいいんですけれど、やはり親父殿ととら。特にとらはねえ。
一度見ただけのOVA版がよほど印象に残っているのか、 大塚周夫さん演じるとらがあまりにもハマりすぎていたんで、小山力さんのとらはまだちょっと慣れない感じ。ギャグバージョンのすっとぼけた声が特にねえ。まあ、これから徐々に慣れていくんでしょうけれど。でも、力さんあんなかすれ声でずっとやるのって大丈夫なのかしら。
と、アクション、テンション、演出もろもろは何の文句もございません。うしおととらのデザインが、現在のアニメーションで動きまくるこのヒャッハーな勢いは素晴らしい、絶品。OPでも出てる衾には凄い期待してしまうですね。


【乱歩綺譚】
グロテスクな人間椅子の死体のインパクトを打ち消すほどの、小林少年の気持ち悪いキャラクター。ちょっとこれは、生理的に無理でした。ハシバの上っ面ばかりの言葉に、小林少年の気色の悪さ。ちょいと受け付けなかったです。視聴回避。