うん、鳥肌立ったわ。

生徒会長にして破軍学園ナンバーワンである東堂刀華との最終決戦。これは、原作でもまさに一瞬の決着だったので、アニメ的には流石に珠雫VS雷切編を超えるのは難しいだろうな、と思っていましたし、それ以前に果たして盛り上がれるのだろうか、と危惧すらしていたのですけれど。

うん、凄かった。

一刀修羅発動からの流れに、見ているこっちブワッと鳥肌立ち、体温急上昇。ほんとに暑くなって、上着脱ぎましたがな。
刀華さん役の金元さんの名演でもありましょう。あの本気でぶっ殺す気の気合の入ったセリフは素晴らしかった。雷切発動の瞬間は滾った。そうだよ、超電磁抜刀「雷切」のど迫力は、これなのよ。
惜しむらくは、あくまでバトルは一騎視点に拘って、五感ふっ飛ばして発動する一刀羅刹の表現のせいか、実際剣戟がぶつかり合う瞬間の描写がなかったところか。あの斬って捨て合うシーンはちゃんと見たかったなあ。


トータルで見ても、本当に安定して此処ぞという時の「燃え」をバトル内で再現できていて、原作のストーリーや趣旨、核となる部分を十分咀嚼した上で、それを見事な演出でアニメ化している作品でした。
これほどの理解と演出力、構成力に恵まれた原作付き作品はホント珍しいので、【落第騎士の英雄譚】は幸運な作品だったと思います。もちろん、原作側にこれだけ面白くなるだけのポテンシャルがなければ、話にならないわけですが、そのポテンシャルを尽く潰されていくケースが後を立たないだけに、これは見ていて本当に幸せでした。
原作はこっから、どのバトルも熱量では東堂刀華戦に勝るとも劣らないものばかりになるので、第二期があれば諸手を上げて大歓迎なんですけど、難しいんかなあ。
ステラがちゃんと大暴れして、大怪獣化していくのも、珠雫がガチで魔女化していくのもこっからですし、理事長先生と西京先生がやんちゃしてた頃の話も見てみたかったんだが。

ともあれ、素晴らしい「燃え」作品でした。こういうのがあるから、アニメ化ってのはたまらんのよねえ。


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