年末に入ってからチクチクとまとめていたので、何とか年明けや大晦日まで持ち越さずに済みました。
例年に比べても読めていないのが悔しいところですが。せめて半分くらいは読んでおきたいのですが(単行本は流石に抜きで)。
今年に関しては、全然読めていない感と小説家になろうからのデビューが怒涛のように増加している感覚から、全体の把握自体もう無理なんじゃないか、と記事の制作自体を断念しかけていたのですが……まとめ始めてみると、意外な事に去年までよりも既存文庫レーベルでの小説家になろうからのデビューは、むしろ去年までより落ち着いている?
ファミ通文庫とオーバーラップ文庫、HJ文庫に関しては、積極的に取り入れいてるのですが、他のレーベルに関しては去年まである程度取り入れていたレーベルも、文庫サイドでの出版は殆ど見なくなってるんですよね。その代わりに、新たに立ち上げた、或いは既に立ち上げている単行本レーベルの方に全部まとめている傾向が伺えます。
どうも、徐々に住み分けみたいなものが出来つつある、という事なのでしょうか。
でもファミ通文庫は去年などは逆に単行本サイドに全部振り分けていたのに、今年は文庫サイドにも大量取り込みしているのは、興味深い。

去年の記事

メディアワークス文庫と富士見L文庫は今のところ全然追えなくなってしまっているので今年はパスしております。少女系レーベルやその他諸々の単行本レーベルも同じく。大変申し訳無いです。
また、今回も当該作品を調べるにあたり、<ラノベの杜>様を参照・参考にさせていただきました。ありがとうございます。

今年の新人作品の読了数は50冊。前年が54冊だったので、微減というところですか。思ったよりはカバーできていたのか。
MF文庫Jが、今年は12月にも新人作品出してきてくれたので、ちょっと読むの間に合わなかったんですよね。【ざるそば(かわいい)】まだ読めてないんよ!


ちなみに、評価基準は完全に主観的な好みによるものなので御容赦御寛恕お願いいたします。

以下、収納。

<角川スニーカー文庫> 4冊/1冊
【名探偵×不良×リア充×痴女×決闘者 〜犯人は誰だ!?〜】 天地優雅/遠坂あかぎ<第19回スニーカー大賞・特別賞>《未読》
【僕らはみんな逝きている】 黒清 餡凪/奈津ナツナ 《未読》
【あれは超高率のモチャ子だよ!】 丹羽春信/U35<第20回スニーカー大賞・特別賞>《★★☆》
【たま高社交ダンス部へようこそ】 三萩せんや/伍長<第20回スニーカー大賞・特別賞>《未読》

今年は例年の6作から減って4作。面白いことに、昨今流行りのファンタジーものは全然なく、全部学園モノ(パニックホラー混)というラインナップ。内容に関しては如何せんカバーできていないので、なんとも言えないのだけれど。



<HJ文庫> 8冊/3冊
<HJノベルズ> 4冊/1冊
強欲な僕とグリモワール】 北國ばらっど/ハル犬<第8回HJ文庫大賞・銀賞>《★★★☆》
【ハイスクール・シークレット・サービス!】 水円花帆/IsII<第1回読者グランプリ優勝作>《未読》
断罪官のデタラメな使い魔】 藤木わしろ/菊月<第9回HJ文庫大賞・銀賞>《★★★》
セブンスターズの印刻使い1】 涼暮皐/四季童子<小説家になろう・より>《★★★☆》
【金属バットの女】 ちゅーばちばちこ/ryuga<第9回HJ文庫大賞・特別賞>《未読》
【精霊幻想記 1.偽りの王国】 北山結莉/Riv<小説家になろう・より>《未読》
【不器用な天使の取扱説明書】 黒木サトキ/町村こもり<第9回HJ文庫大賞・大賞>《未読》
【命がけのゲームに巻き込まれたので嫌いな奴をノリノリで片っ端から殺してやることにした 1】 中田かなた/ともぞ<第9回HJ文庫大賞・大賞>《未読》

【異世界料理道1】 EDA/こちも<小説家になろう・より>《未読》
うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。】 CHIROLU/トリュフ<小説家になろう・より>《★★★★☆》
【呼び出された殺戮者】 井戸正善/lack<小説家になろう・より>《未読》
【異世界はスマートフォンとともに。】 冬原パトラ/兎塚エイジ<小説家になろう・より>《未読》

うちの娘の為ならば セブンスターズ

新人賞、なろう小説入り混じり、だけれど文庫サイドで出す作品はのべつ幕無しではなく、かなり絞って力を入れてる感がある。新人賞作品は、かなりエッジが立ってる作品を盛り込んできたなあ、という印象。好き嫌いが別れる以前に、まず手を取るところから躊躇しそうな作品もありますしねえ。
北國ばらっどさんは、他のレーベルでも新人賞を取ってるのですが、両方共一作だけ出したあと音沙汰なし。あのコメディは面白かったんだけれど。藤木わしろさんも、MF文庫とのダブル受賞。
HJノベルズからは、注目はなんといっても【うちの娘】である。ラティナかわいい! 本気でかわいい! 本年度最強の可愛さでした。きっと、来年も最強に違いない。


<ファミ通文庫> 12冊/5冊
<エンターブレイン> 4冊/0冊
ハイスクール・ローレライ 運命のひと耳惚れ】 志田用太朗/三月<第16回えんため大賞・優秀賞>《★★★》
黒崎麻由の瞳に映る美しい世界】 久遠侑/はねこと<第16回えんため大賞・優秀賞>《★★★☆》
魚里高校ダンジョン部! 藻女神様と行く迷宮甲子園】 安歩みつる/冬空実<第16回えんため大賞・特別賞>《★★★★》
【奪う者 奪われる者】 mino/和武はざの<小説家になろう・より>《未読》
創世のエブリオット・シード 平和の守護者1】 池崎数也/赤井てら<小説家になろう・より>《★★★★》
【LOST 〜風のうたがきこえる〜 上】 池部九郎/咲良ゆき<小説家になろう/pixiv・より>《未読》
【迷宮都市のアンティークショップ】 大場鳩太郎/ぎん太<小説家になろう・より>《★★☆》
【テグスの迷宮探訪録】 中文字/閏月戈<小説家になろう・より>《未読》
【異世界ハーレムが俺に究極の選択を迫ってきた】 白亜晴/さめだ小判<第16回えんため大賞・最終選考>《未読》
【賢者の孫 常識外れの新入生】 吉岡剛/菊池政治<小説家になろう・より>《未読》
【堕落の王】 槻影/エレクトさわる<小説家になろう・より>《未読》
【異世界魔導古書店 〜チート 魔力あるけど、まったり店員することにした〜】 年中麦茶太郎/夕薙<小説家になろう・より>《未読》

【異自然世界の非常食1】 青井硝子/マタジロウ<小説家になろう・より>《未読》
【俺は波動拳をあきらめない】 アラヰフミ/押切蓮介<理想郷/小説家になろう・より>《未読》
【かまどの嫁 1】 紫はなな/Minoru<小説家になろう・より>《ウェブ版既読/途中中断》
【異世界転生に感謝を 1】 古河正次/六七質<小説家になろう・より>《未読》

魚里高校 エブリオット

去年は新人賞作品にほぼ絞っていたファミ通文庫。今年は積極的になろう小説を取り込んで前年の倍に至る冊数を出版している。新人賞のダンジョン部はなろうにも投稿されてる作品ですし。去年のデビュー組が見事に壊滅したせいだろうか。羽田さんだけ、来年の頭に新作出るみたいだけれど、デビュー作からほぼ一年間隔が空いてるわけだし……。とはいえ、今年もかなり苦戦を強いられているようではあるが。新人賞作品は見事に全部、終わっちゃいましたし。ただ、【黒崎麻由〜】も【ダンジョン部】も内容は非常に面白かったので、次回以降も期待出来そうではあるんだけれど。


<電撃文庫> 13冊/9冊
ひとつ海のパラスアテナ】 鳩見すた/とろっち<第21回電撃小説大賞・大賞>《★★★》
運命に愛されてごめんなさい。】 うわみくるま/智弘カイ<第21回電撃小説大賞・金賞>《★★★☆》
マンガの神様】 蘇之一行/Tiv<第21回電撃小説大賞・銀賞>《★★★》
いでおろーぐ!】 椎田十三/憂姫はぐれ<第21回電撃小説大賞・銀賞>《★★★》
【重力迷宮のリリィ】 金子跳祥/ななしな<第21回電撃小説大賞・最終選考>《未読》
スカイフォール 機械人形と流浪者】 石川湊/ときち《★★★》
乙女な王子と魔獣騎士】 柊遊馬/久杉トク《★★★★》
彼女は遺伝子組み換え系】 嵯峨伊緒/refeia《★★★☆》
バリアクラッカー 神の盾の光と影】 囲恭之介/KeG<第21回電撃小説大賞・電撃文庫MAGAZINE賞>《★★★☆》
宇宙人の村へようこそ 四之村農業高校探偵部は見た!】 松屋大好/霜月えいと《★★★☆》
【カラクリ・ノーフェイス】 飯倉九郎/モフ《未読》
【フェイクゲーム 未来強奪】 岩関昴道/岩本ゼロゴ《未読》
【ウォーロック・プリンセス 戦争殺しの姫君と六人の家臣たち】 西塔鼎/九《未読》

運命 魔獣騎士

ここ数年の傾向なのだけれど、本年もレーベルの看板を背負えるようなスケール感のある作品が見当たらず。地味に良作なのはポツポツあるんだけれど、小粒の体は否めない。そんな中で怪作の風をまとうのが【運命に愛されてごめんなさい。】、と【宇宙人の村へようこそ 四之村農業高校探偵部は見た!】である。この両作を送り出した作者は、今後どんな作品を作り出していくのかその行く先が見えない得体のしれなさがあるので、これから凄まじく化けるのではないか、という期待も抱いている。
一方、堅実着実に上積みを重ねていって器を広げていきそうな感があるのが、読んだ中では【バリアクラッカー】と【乙女な王子と魔獣騎士】。ちょいと面白そうな伸びしろを持ってそうなのが、【彼女は遺伝子組み換え系】かしら。三年後五年後でもバリバリ活躍出来てるようなら、随分面白くなってそうなんだけれど。



<GA文庫> 8冊/5冊
【ジンクスゲーム】 アダチアタル/ニリツ<第5回GA文庫大賞・優秀賞>《未読》
異世界ラ皇の探求者 01.精霊王女はツルツルです!】  西表洋/モレ<第6回GA文庫大賞<奨励賞>《★★★》
【路地裏バトルプリンセス】 空上タツタ/平つくね<第6回GA文庫大賞<優秀賞>《★★★★》
イレギュラーズ・リベリオン 1.王者の紋章】 尾地雫/おちゃう<第7回GA文庫大賞・優秀賞>《★★★☆》
【姉(かのじょ)と妹(カノジョ)の下着事情。】 柚本悠斗/けけもつ<第7回GA文庫大賞・奨励賞>《未読》
【一刀両断のアンバー・キス】 三萩せんや/珈琲猫<第7回GA文庫大賞・奨励賞>《未読》
あやかし露天商ティキタカ】 井上樹/ゆらん<第7回GA文庫大賞・奨励賞>《★★★》
サ法使いの師匠ちゃん】 春原煙/狐印<第7回GA文庫大賞・優秀賞>《★★★★》

路地裏 リベリオン サ法使い

GAはバランス取れてて優秀だなあ。全体的にコメディタッチのものが多いですけれど、エンタメとして歯応えのあるものが上手いこと揃ってる。去年と比べても粒ぞろい。中でも【路地裏バトルプリンセス】【サ法使いの師匠ちゃん】は突出して面白かった。ガガガでもデビューしている尾地雫さんや【異世界ラ皇の探求者】など、その他の読んでない作品も、印象として作者が何年も消えずに頑張ってそう、というイメージが湧いてくるんですよね。そういう所に、レーベルの活気を感じるわけです。


<ガガガ文庫> 5冊/3冊
【あの夏、最後に見た打ち上げ花火は】 助供珠樹/春夏冬ゆう<第9回小学館ライトノベル大賞・優秀賞>《未読》
埼玉県神統系譜】 中村智紀/shimano<第9回小学館ライトノベル大賞・ガガガ賞>《★★★★》
【撃戦魔法士】 尾地雫/いちやん<第9回小学館ライトノベル大賞・ガガガ賞>《★★★》
飽くなき欲の秘蹟(サクラメント)】 小山恭平/ぺらぐら<第9回小学館ライトノベル大賞・審査員特別賞>《★★★☆》
【クロスワールド・アルケミカ】 伊神一稀/加藤いつわ<第9回小学館ライトノベル大賞・優秀賞>《未読》

埼玉

わりとベタよりな作品が増えたようで、相変わらず好き嫌いのウケの差が出そうな作品も多いガガガ文庫であります。【埼玉県神統系譜】のはっちゃけっぷりは、私としては大好物だったんですけれど、続編が出ない……。


<富士見ファンタジア文庫> 4冊/2冊
<FUJIMI SHOBO NOVELS/カドカワBOOKS> 8冊/1冊(ウェブ版既読3作)
できそこないの魔獣錬磨師(モンスタートレーナー)】 見波タクミ/狐印<第27回ファンタジア大賞・金賞>《★★★》
【災厄戦線のオーバーロード】 日暮晶/しらび<第27回ファンタジア大賞・金賞>《未読》
俺の妹を世界一の魔砲神姫(ブレイカー)にする方法】 進藤尚典/市倉<第27回ファンタジア大賞・銀賞>《★★★》
【オレのラブコメヒロインは、パンツがはけない。】 佐倉唄/三輪フタバ<第27回ファンタジア大賞・銀賞>《未読》

【土魔法に栄光を!】 烏丸鳥丸/蔓木鋼音<小説家になろう・より>《ウェブ版既読/途中中断》
【百魔の主】 葵大和/まろ<小説家になろう・より>《未読》
【左利きだったから異世界に連れて行かれた】 十一屋翠/ファルまろ<小説家になろう・より>《未読》
【ここは、冒険者の酒場】 藤浪智之/中島鯛<小説家になろう・より>《未読》
加賀100万石に仕えることになった】 シムCM/上田夢人<小説家になろう・より>《★★★★》
【教えて!誰にでもわかる異世界生活術】 藤正治/ぎうにう<小説家になろう・より>《未読》
【公爵令嬢の嗜み】 澪亜/双葉はづき<小説家になろう・より>《未読》
【蜘蛛ですが、なにか?】 馬場翁/輝竜司<小説家になろう・より>《ウェブ版既読/★★★》

加賀

こちらも例年のごとく、他のレーベルと比べてもちょいとターゲットとしている年齢層がやや低めの感があるラインナップ。一方で、去年大量に出していたなろう小説からの出版は一気に抑制されて、単行本の方に選り分けた模様。作品の傾向も、わりと渋めというかよくある異世界モノからはやや外れたっぽいものが見受けられますねえ。


<一迅社文庫> 5冊/0冊
【恋すると死んじゃう彼女に愛されすぎると俺が死ぬ】  西型一央/もっつん<2013年一迅社文庫新人賞・金賞>《未読》
【にっちもさっちも恋愛許可証】 和巳奈純/空維深夜《未読》
【成績優良の破壊騎士とうぬぼれ屋の魔鋼鍛冶】 小清水あきら/kauto《未読》
【竜と天使と口付けと】 十隅公介/水月悠《未読》
【彼女が捕手になった理由】 明日崎幸/さらねこ《未読》

綺麗に全部カバーしそこないました。うん、一迅社文庫はなかなか電子書籍化しない、という理由も大きいのですけれど、それを押して買いたい、と思わせてくれる魅力がなかったのも……。


<ダッシュエックス文庫> 11冊/5冊
アプリコットレッド】 北國ばらっど/閏月戈<第13回スーパーダッシュ小説新人賞・優秀賞>《★★★☆》
【モノノケグラデーション】 持崎湯葉/白身魚<第13回スーパーダッシュ小説新人賞・優秀賞>《未読》
【カボチャ頭のランタン】 mm/kyo<小説家になろう・より>《★★★☆》
【俺の彼女は世界遺産】 摩周まろ/戸流ケイ《★★》
【0.000000001%デレない白い猫】 延野正行/フカヒレ<第13回スーパーダッシュ小説新人賞・特別賞>《未読》
【隠岐島千景の大いなる野望 高校生たちが銀行を作り、学校を買収するようです。】 須崎正太郎/一葉モカ《未読》
【五色の魔女】 狗彦/みっつばー<第1回集英社ライトノベル新人賞・特別賞>《未読》
ウィッチハント・カーテンコール 超歴史的殺人事件】 紙城境介/文倉十<第1回集英社ライトノベル新人賞・優秀賞>《★★★★》
暁の戦闘論者(バトロジカ)】 大久保雄二/安倍吉俊《★★★☆》
【ジョーカーズ!】 ノギノアキゾウ/群青ピズ《未読》
【孤高の精霊術士 ―強運無双の王都強奪物語―】 華散里/ryuga<E★エブリスタ賞・スーパーダッシュ文庫賞>《未読》

ランタン カーテンコール

持崎湯葉さんも、講談社ラノベ文庫で新人賞取ってるんですよね。今年は、複数レーベルで賞とってデビューしてる人が散見される、珍しい。モノノケはちょっとスルーしてしまってたのだけれど、講談社ラノベ文庫の方がえらく面白かったので、こっちも遅まきながら後追いする予定。
ちょっとねー、全体的に売り出し方をしくじってる感じがするんですよね。帯の煽りや表紙のデザインなど、作品の内容と合ってなかったり、魅力を前面に出し残っていたり。それが、ちょっと勿体無かったり。そもそも手に取られ損なってる感じがするんですよねえ。


<MF文庫J> 7冊/4冊
<MFブックス> 6冊/1冊(ウェブ版既読2作)
エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~】 東龍乃助/みことあけみ/貞松龍壱《★★★☆》
【魔学の覇王と科法の銃姫】 きなこもちづき/Nardack《★★☆》
ギルド〈白き盾〉の夜明譚(オーバード)】 方波見咲/白井秀実<第11回MF文庫Jライトノベル新人賞・最優秀賞>《★★★☆》
【天牢都市〈セフィロト〉】 秋月煌介/ぴょん吉<第11回MF文庫Jライトノベル新人賞・佳作>《★★★☆》
【俺と魔物の異世界レストラン】 落合祐輔/Syroh<第11回MF文庫Jライトノベル新人賞・審査員特別賞>《未読》
【ざるそば(かわいい)】 つちせ八十八/憂姫はぐれ<第11回MF文庫Jライトノベル新人賞・優秀賞>《未読》
【ダメ魔騎士の英雄煌路<ヘルトシュトラッセ>】 藤木わしろ/山本ケイジ<第11回MF文庫Jライトノベル新人賞・佳作>《未読》

【用務員さんは勇者じゃありませんので 1】 棚花尋平/巌本英利<小説家になろう・より>《未読》
【火刑戦旗を掲げよ! 1】 かすがまる/あんべよしろう<小説家になろう・より>《未読》
【ダンジョンを造ろう1 〜ご飯より働いてよ、魔王様!〜】 渡良瀬ユウ/細居美恵子<小説家になろう・より>《未読》
【三田一族の意地を見よ 1 〜転生戦国武将の奔走記〜】 三田弾正/碧風羽<小説家になろう・より>《ウェブ版既読・途中中断》
その無限の先へ 1】 二ツ樹五輪/赤井てら<小説家になろう・より>《★★★★》
【黒の星眷使い 1 〜世界最強の魔法使いの弟子〜】 左リュウ/えいひ<小説家になろう・より>《未読》

エイルン 夜明譚 無限

ここも、相変わらず安定しているというか、良作を揃えるよなあ。そんでもって、ちゃんと挑戦的な企画も意欲的にやってるわけで。【エイルン・ラストコード】の、ロボの戦闘シーンを漫画で描く、という試みは迫力のある作画とあいまってなかなか衝撃的でした。これで内容がショボかったらアレだったのですけれど、中身も凄まじい熱量のある傑作でしたし。そして、年末に登場した衝撃作【ざるそば(かわいい)】。タイトルだけで全部持ってくような作品はなかなか無いですからね。これだけ無視できない作品は珍しい。まだ読んでないのだけれど。あまりにも年末発売すぎて、手が回らん!!
他にも、【ギルド〈白き盾〉の夜明譚(オーバード)】のようにこれまでになかった観点でのアプローチをしている作品など、今年のMF文庫の新人ラインナップは趣向が凝らされてるんじゃなんだろうか。
MFブックスからは、今自分がもっとも注目しているなろう小説の一作である【その無限の先へ】がついに登場。まだプロローグ段階なのですが、やっぱり面白い。



<講談社ラノベ文庫> 8冊/4冊
【今日、となりには君がいない。】 清水苺/えいひ<第3回講談社ラノベチャレンジカップ・佳作>《未読》
【うしろの席のヴァルキリー】 土也王求一/はくり《★★》
二線級ラブストーリー】 持崎湯葉/籠目<第3回講談社ラノベチャレンジカップ・佳作>《★★★★☆》
【ラン・オーバー】 稲庭淳/こうましろ<第4回講談社ラノベ文庫新人賞・佳作>《未読》
【アフターブラック】 川田戯曲/ファルまろ<第4回講談社ラノベ文庫新人賞・優秀賞>《未読》
紙透トオルの汚れなき世界】 石川ノボロヲ/ののの<第4回講談社ラノベ文庫新人賞・大賞>《★★★☆》
【イー・ヘブン】 奥村惇一郎/るちえ<第4回講談社ラノベチャレンジカップ・佳作>《未読》
雛菊こころのブレイクタイム1】 ひなた華月/笹森トモエ<第4回講談社ラノベチャレンジカップ・佳作>《★★★☆》

二線級

不思議と、講談社ラノベ文庫もスニーカー文庫と同じく、学園モノ現代異能モノが多くなってる。これもレーベルの特色、というものなんだろうか。既存の作品を見ると、異世界モノも普通に多いんだけれどなあ。
狂騒的三角関係ラブコメディ【二線級ラブストーリー】。ダッシュエックス文庫でもデビューしている持崎湯葉さんだけれど、本作はもうすさまじい大暴れっぷりで、実に面白かった。触れてる部分は繊細なものだと思うんだけれど、それをこれだけの勢いでぶん回せるのは凄いです。こういうのは一作だけの大駆けじゃなく、以降も示せるスキルだと思うんだよなあ。
問題作と言われている【ラン・オーバー】は読めておらず。どのレーベルも、わりと「問題作」と言われるような作品を一つは選ぶようになってる気がする。


<このライトノベルがすごい!文庫> 0冊/0冊
<宝島社単行本> 12冊/0冊(ウェブ版4作)
【破壊の御子】 無銘工房/宮井晴輝<小説家になろう・より>《ウェブ版既読/★★★☆》
【北の砦にて】 三国司/草中<小説家になろう・より>《未読》
【蒼黒の竜騎士 ラスボスな竜と魂を結んじゃいました】 海野朔/匈歌ハトリ<小説家になろう・より>《未読》
【北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし】 江本マシメサ/あかねこ<小説家になろう・より>《ウェブ版既読/★★★》
【俺の死亡フラグが留まるところを知らない】 泉/Aちき<小説家になろう・より>《ウェブ版既読/★★★☆》
【邪神アベレージ】 北瀬野ゆなき/柚希きひろ<小説家になろう・より>《未読》
【迷宮レストラン ダンジョン最深部でお待ちしております】 悠戯/鉄豚<小説家になろう・より>《未読》
【異世界でも鍵屋さん】 黒六/ 猫鍋蒼<小説家になろう・より>《ウェブ版途中中断》
【異世界ダンジョンでRTA】 ユウリ/samuraiG<小説家になろう・より>《未読》
【乙女ゲーム世界で戦闘職を極めます 異世界太腕漂流記】 笹の葉粟餅/加藤徹平<小説家になろう・より>《未読》
【巻き込まれて異世界転移する奴は、大抵チート】 海東方舟/かぼちゃ<小説家になろう・より>《未読》
【戦慄の魔術師と五帝獣】 戸津秋太/しらこみそ<小説家になろう・より>《未読》

気づいてなかったんだけれど、今年からもう新人賞やらなくなってたの!? 
新作はなろう小説から単行本で、という方にほぼ以降している模様。文庫は一般文芸の宝島社文庫に絞ったのか。これは、メディアワークス文庫や富士見L文庫と近似した傾向のようだけれど。


<オーバーラップ文庫> 15冊/6冊
<オーバーラップ・ノベル> 6冊/0冊(ウェブ版1作)
コートボニー教授の永続魔石】 桜山うす/フルーツパンチ<第1回オーバーラップ文庫大賞・金賞>《★★★》
【フルブレイド・イグニッション 1.星を継ぐ狗たち】 GIRA/Nardack<第1回オーバーラップ文庫大賞・銀賞>《★★☆》
【悪役、はじめました】 千輝紅葉/羽鳥ぴよこ<第1回オーバーラップ文庫大賞・佳作>《★★★》
【彼女とフラグを立てる100の方法】 輝待時/ちり<第1回オーバーラップ文庫大賞・佳作>《未読》
リーングラードの学び舎より1】 いえこけい/天之有<第1回オーバーラップ文庫WEB小説大賞・大賞>《★★★☆》
【異世界混浴物語 お風呂場の勇者】 日々花長春/はぎやまさかげ<第1回オーバーラップ文庫WEB小説大賞・読者賞>《★★★》
【転生!異世界より愛をこめて】 弁当箱/H2SO4<第2回オーバーラップ文庫WEB小説大賞・銀賞>《未読》
【神話伝説の英雄の異世界譚1】 奉/ミユキルリア<小説家になろう・より>《★★★》
【ありふれた職業で世界最強1】 白米良/たかやKi<小説家になろう・より>《未読》
【異世界に転生したんだけど俺、天才って勘違いされてない?】 にゅん/魚<小説家になろう・より>《未読》
【ワールド・ティーチャー ―異世界式教育エージェント―1】 ネコ光一/Nardack<第2回オーバーラップ文庫WEB小説大賞・金賞>《ウェブ版途中離脱》
【最強ゲーマー、異世界にて実況プレイ中】 結城忍/加藤いつわ<第2回オーバーラップ文庫大賞・金賞>《未読》
【戦華の舞姫 戦華ノ姫君ハ汚レナイ】 岸根紅華/猫鍋蒼<第2回オーバーラップ文庫大賞・銀賞>《未読》
【君から受け継ぐ英雄系譜<ブレイブ・クロニクル>】 熱井拳也/とよた瑣織<第2回オーバーラップ文庫大賞・銀賞>《未読》
【ガンズバースト・オンライン】 星崎梓/我美蘭<第2回オーバーラップ文庫大賞・特別賞>《未読》

【蘇りの魔王1】 丘野優/shri<第2回オーバーラップ文庫WEB小説大賞・大賞>《未読》
【境界迷宮と異界の魔術師】 小野崎えいじ/鍋島テツヒロ<小説家になろう・より>《未読》
【骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中 I】 秤猿鬼/KeG<小説家になろう・より>《ウェブ版既読/★★★》
【NO FATIGUE 〜24時間戦える男の転生譚〜】 天宮暁/夕薙<小説家になろう・より>《未読》
【神殺しの英雄と七つの誓約】 ウメ種/柴乃櫂人<小説家になろう・より>《未読》
【サモナーさんが行く I 〈上〉】 ロッド/四々九<小説家になろう・より>《未読》

リーングラー

殆どなろう小説に移行してしまったんじゃないか、と思うくらいの大量出版をしているのがオーバーラップ文庫。オーバーラップ文庫WEB小説大賞は、なろう作品からの選出ですしねえ。文庫大賞の方は、殆ど続きも出ていないんだけれど、大丈夫なんだろうか。正直、小粒な作品ばかりですし。
とはいえ、なろう小説でもしっかり5巻超える長期シリーズ化している作品は多く、どれも結構土台しっかりしてそうなので、レーベルとしてはそれなりに安定感あるんですよね。今、【灰と幻想のグリムガル】という大看板もありますし。


<ヒーロー文庫> 9冊/1冊
異世界食堂1】 犬塚惇平/エナミカツミ<小説家になろう・より>《★★★★☆》
【ポーション、わが身を助ける 1】 岩船晶/戸部淑<小説家になろう・より>《未読》
【異世界で生きていく方法】 神野光典/ともぞ<小説家になろう・より>《未読》
【無属性魔法の救世主 1】 武藤健太/るろお<小説家になろう・より>《未読》
【賢者の剣 1】 陽山純樹/さらちよみ<小説家になろう・より>《未読》
【エルフ・インフレーション 1】 細川晃/鍋島テツヒロ<小説家になろう・より>《未読》
【ウロボロス・レコード 1】 山下湊/しのとうこ<小説家になろう・より>《未読》
【鑑定能力で調合師になります 1】 空野進/ともぞ<小説家になろう・より>《未読》
【セブンス 1】 三嶋与夢/ともぞ<小説家になろう・より>《未読》

異世界食堂

なに? このイラストのともぞさん率の高さは!? いや、笑っちゃったけれど、笑っていていいんだろうか。他のレーベルでも色々と仕事しているはずなのに。なぜこんなに頼んだw
ヒーロー文庫は電子書籍化はしていないので、異世界食堂を除いて手を出しておらず。ちょいと読んでみたい作品は散見されるんですけどね。


<アース・スターノベル> 9冊/0冊(ウェブ版既読4作)
【ジンニスタン1 砂漠と海の物語】 二宮酒匂/中島鯛<小説家になろう・より>《ウェブ版既読/★★★★》
【異世界最強は大家さんでした 1】 ゆうたろう/okama<小説家になろう・より>《未読》
【転生したら孤児になった! 魔物に育てられた魔物使い(剣士)1】 壱弐参/濱元隆輔<小説家になろう・より>《未読》
【ドラゴンさんは友達が欲しい!】 道草家守/白味噌<小説家になろう・より>《未読》
【ティタン アッズワースの戦士隊 1】 白色粉末/獅子猿<小説家になろう・より>《ウェブ版既読/★★★★》
【大陸英雄戦記 1】 悪一/ニリツ《ウェブ版既読/★★★★》
【人狼への転生、魔王の副官 1 魔都の誕生】 漂月/西E田《ウェブ版既読/★★★★》
【転生したらドラゴンの卵だった 〜最強以外目指さねぇ〜1】 猫子/NAJI柳田<小説家になろう・より>《未読》
【マタギの孫をなめんなよ! 〜魔獣を狩る者たち〜 1】 ハーーナ殿下/よー清水<小説家になろう・より>《未読》

ティタン 大陸英雄戦記 人狼

去年に創設された新レーベル。なかなかラインナップが面白いんですよねえ。単行本なので、ちょっと手を出しにくいんですけれど、電子書籍化もかなりゆっくりですがされているので、おいおい欲しいのか買い集めていく予定。
【大陸英雄戦記】は、異世界風ではあるんですけれど、地理や民族傾向なんかはヨーロッパそのもので、しかも主人公が居る国はまさかの「ポーランド」に該当する国なんですよね。これだけで興味をソソられるのですが、主人公も戦場で活躍する軍師系というよりも、外交や謀略戦で手腕を振るう方を得手としている子なので、状況に対する指し手が非常に面白い。今もっとも注目している作品の一つです。

<その他>
【本好きの下剋上 〜司書になるためには手段を選んでいられません〜 第一部「兵士の娘 I」】 香月美夜/椎名優(TOブックス)<小説家になろう・より>《ウェブ版既読/★★★★☆》

下剋上

これは最近買ってまだ読んでないのですが、ウェブ版は常に最新話を読んでます。ぶっちゃけ、傑作。これは読め、としか言いようが無い大作ですわー。




さて、昨年度14年にデビューした新人さん。今年はどうなっているかを見てみると、

去年の記事

まずはスニーカー文庫。
【異界の軍師の救国奇譚(フェアリーテイル)】の語部マサユキさん。このシリーズ、打ち切りになったのか一旦停止になったのかはわかりませんけれど、とりあえず新作も出してます。これも、安定してとびっきりに面白く、パワーは衰えていませんね。
あと、躍進を見せたのが【魔装学園H×H】の久慈マサムネさん。エロ枠が見事にハマったのか、来年度にはアニメ化という話も……いや、映像化はアウトじゃね、これ?

HJ文庫は、鰤/牙さん以外は見事にデビュー作か二作目しか出せずに壊滅。惨憺たる有様、と言っていいかもしれない。
ファミ通文庫も、デビュー作か二作目までで同じく壊滅。非常に厳しい生き残り率になっている。

電撃文庫だが、大賞の【ゼロから始める魔法の書】が一応順調に巻数を重ねているけれど、正直地味。内容もぱっとしない感じで、看板となっているかというと……。
ほかも、ポツポツと新作をあげているものの、戦線を担えているかというと厳しいなあ。その中で【クズが聖剣拾った結果】が四巻まで出ていて、何気に地道に頑張っている感じ。あと、【監獄学校にて門番を】も、ジリジリと遅いながらもじんわりと食いついている。

GA文庫は、全体的に小粒だったものの概ねみんなコンスタントに作品を出しているのは大したもの。なかでも【神楽剣舞のエアリアル】が何気に5冊も一年で送り出してきているのは優秀の一言。


ガガガ文庫も、概ね壊滅してしまい、年度の後半に姿が見えなくなってしまったのは頭が痛い。傑作【スチームヘヴン・フリークス】が打ち切りになってしまったのは、個人的には痛恨である。新作の話も聞かないしなあ。
その中で、唯一生き残って頑張っているのが【芸人ディスティネーション】なんですよね。これは予想してなかった。

富士見ファンタジア文庫は、なろう小説作品が着実に巻を重ねてレーベルの土台になっているので、去年のランキング上位作品の大量導入はある程度成功だったのだろう。一方でファンタジア大賞組は過半数が脱落して音沙汰無くなってしまった中で、孤軍奮闘しているのはやはり【ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード)】。正直、超高めにしていた期待値には及んでいないんだけれど、しっかりファンタジア文庫の前線を支える一作になっているのは偉い。岬かつみさんも地味に他のレーベルで粘っていて、なかなか良作を出しているので頑張って欲しい。

一迅社文庫も厳しいの一言だなあ。個人的に推していた不動准さんも、新作は出したもののそこで止まってしまっているし。
唯一、去年デビュー組の中で暴れまわっているのが、高尾瑞夫さん。濃い目のエロコメを前面に押し出して、シリーズ化はしてないんだけれど、単品をかなりのペースで出してるんで結構目立ってる。結構押さえるべきところは押さえてて面白い作品揃いなんだよなあ。

ダッシュエックス文庫も見事に壊滅。ファーレンハイト9999だけ4月に2作目が出たけれど、続刊新作の話題もなく……。あ、三国さんは来年2月に新作あるのか。


MF文庫J。うーん、ここも何気に今年の後半以降まったく音沙汰ない人ばっかり。デビュー作軒並み締められちゃってますし。【絶深海のソラリス】に関しては、遅筆故、でしょうけれど。これは年1冊ペースがいっぱいっぽい感じですし。
これも、唯一【Re:ゼロから始める異世界生活】だけが奮闘中。来年にはアニメ化も決定。順調である。ただ、これも盛り上がる場所が随分先なんだよなあ。白鯨編はある意味ようやく最初の山、と言えるところですし。
EXとして外伝を出してきているのは大正解かも。12月発売の【剣鬼恋歌】はこれだけで傑作ですし。

講談社ラノベ文庫は、注目していた望月唯一さんが、デビュー作3作で完結してしまったものの、その後すぐに新シリーズがはじまって続いているので、ひとまず安心。
他の人も、半数はデビュー作は締めてもすぐに次のシリーズを立ち上げているので、目玉となる目立つ作品こそないものの、レーベルとしてきちんと息継ぎできている感はある。でも、半数はやっぱり音沙汰なくなってるんだよなあ。


このライトノベルがすごい!文庫。これも、なろう小説以外の新人賞作品はデビュー作のみ。

オーバーラップ文庫は、去年はほぼなろう小説の引き込み組だったためか、幾つか打ち切りっぽいの以外はおおむね安定して続刊中。
一方で、新人賞作品組はやっぱり……。甘宇井白一さんは、あまうい白一名義でなろう小説経由でアース・スターノベルから違う作品で出ていますけれど。


その他、去年エンターブレインから出た【異世界から帰ったら江戸なのである】は、今年三巻で終了。残念極まる。やっぱり、江戸だと売れんかったんかなあ。凄まじく面白いのだが。ウェブ版の方も一旦区切りとして一部終了しました。キャラや世界観が立ちまくってるので、スピンオフはいくらでもやりそうですけれど。別の新作も期待。いや、まだはじまったばかりだけれど、【投擲士と探検技工士は洞窟を潜る】やっぱりすっ飛んでて面白い。

こうして振り返ってみると、デビュー作で息絶えている新人さんの多いこと多いこと。二作目すら出せずに終わる人がこんなにも多いのか。出せても二作、三作目で締めているのが今となっては殆どである。それはそれとして区切りをつけて、新作新シリーズを立ちあげられればいいのだけれど、それが出来ない人が実に多いようで。この生存率の低さは、まあわりとここ数年では珍しいことではなくなっているんですが、厳しい話です。レーベルサイドも、打ち切り判断についてはともかく、新作についてはそこまで閉ざしているとは思わないんですけれど、書き手側が次回作のしっかりとした構想を出せないのか、作品書くのを断念してしまっているのか。
面白い作品を書いていたにも関わらず、次回作がなく音沙汰なくなってしまう人も例年少なからずいるので、残念なんですよねえ。これまでこの記事を毎年書いてきた経験からして、続きさえ新作さえ出してれば、ドロンと大化けする人も結構いるだけに、尚更にそう思います。って、見たら去年も締めはおんなじようなこと書いてるなあ。懸念は年を超えて続いているようです。
今年デビューした新人さん、諦めずがんばってくださいね。

というわけで、15年度新人作品のまとめでありました。私も来年はもうちょっと読めるように頑張ろう。