【アクティヴレイド−機動強襲室第八係− 第1話 「コードNo.538」】

蒸着!! って、言いたくなるよね、これ。キャラデザインの佐伯俊って食戟のソーマの漫画の人か。なるほど、男キャラの二人、きっちりイケメンだもんなあ。
組織内のハグレモノ集団、というわりにちっちゃい室長を中心にチームとしてはまとまってるのね。しかも、正義感や熱血に引きずられず、かなりクレバーに警察のお仕事、に徹している感じですし。何気に手段を選ばないところが問題児扱いされているのか。でも、警察行動としてはかなり優秀な感じがする。穏当ながら冷静、のほほんとしているようで果断な室長に、わりと無茶な要請もネゴシエイトで押し通してみせる昼行灯っぽい係長。オペの娘らや前線要員の男二人も、えらい個性的でかなり好き勝手振舞っているようで、上司二人がうまく統制している感じである。
それは、新人のぽんこつ娘のあしらい方からして顕著で。意識高い系の自己評価が高く勤勉な落ち着きのない働き者、という無能で迷惑極まるタイプの娘さんを、うまいことスルーしながら彼女でも出来るであろう肉体労働を押し付けるあたり、出来る上司だ、と感心してしまった。室長係長に限らず、他の隊員もイラッと来そうなあさみちゃんを見事に流しているのは徹底してるというか凄いというか。

ともあれ、登場人物の殆どがちゃんと「仕事のできる人」というのは安心して見ていられそう。


【少女たちは荒野を目指す 第1話「夢を追う少女」】
むしろ、あの主人公の交友の広さはプロデューサーが担う部分なんじゃないか、と思ったのだけれど、砂雪が牽引していくのか。いや、交友云々じゃなくて、とにかく企画立ち上げ人員を引っ張っていく「意気」が必要なのか。それを担うのが、砂雪なのね。
クール系の隙のない美少女に見せかけて、一日デートしただけで色んなところに穴を見つけられるポンコツ要素を備えたクール系美少女、というのは好みだなあ。
シナリオの田中ロミオに対しては、やはり「クロスチャンネル」の記憶と印象に引っ張られるわけだけれど、期待はしてしまうんですよねえ。

第一話は、主人公の文太郎がどういう人物なのかを、キッチリ主題を以って見せつつ、幼なじみたちとの関係と彼女たちのスタンスの一端を見せ、なおかつ砂雪のキャラをデートを通じて広げつつ、主人公の抱くモヤモヤに切り込む形になるインパクトある砂雪の提案をラストに持ってくる、というまあほぼ完璧と言っていいくらいのストーリーテーリングと情報量と演出の盛り込まれた第一話だったんじゃなかろうか。
問答無用に面白かったッ。


【だがしかし #01】
ん……んん? あれ? ……これ、あかんやつやないかい?
五分アニメ、長くても十五分アニメかと思ってたら、三十分の通常タイプ。いや、それはいいんだけれど、原作にはないパロネタをともすれば駄菓子ネタよりも多様してる上に、そもそも原作の妙である「ノリ」が見事に損なわれている。あの絶妙な「間」とも「テンポ」とも言うべき部分のアニメへの変換に失敗しちゃってる!!
あー、これはあかんわ。コメディ作品の笑いどころ楽しみどころを、間違って捉えてるパターンだ。或いは、それを再現できる能力を有していないか。こういうのって、原作通りにやっても全然面白くないんですよね。そして、まず改善されない。
全然面白くないわけじゃないし三十分という枠を持て余したのかもしれないけれど、これはちょっと先々も厳しいぞ。


【GATE自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり・炎龍編  第13話「開宴」】
えらい捲いてくなー。いや、ダラダラせずに余計な部分を端折りつつ、ここは進めていく部分か。後々、視聴者が把握しておくべき情報にしわ寄せが来なければ、それでいいんだけれど。
賠償金云々については、もうちょっと詳しくやっとくべきだったんじゃないだろうか。あれだと、ピニャが度肝を抜かれた理由がわかりにくいし、日本が無理に莫大な賠償金を取り立てようとしているように見えるし。
いや、実際にそれだけの賠償金を払わそうとしてる話ではなくて、色々と思惑もあるし、まだ相手が蛮族で国家として自分たちの方が格上だと思ってる帝国貴族側に日本が武器だけではなく、経済規模も帝国とは比べ物にならない大国だというのを実感させて、その講話への意思を後押しするエピソードだったので、あれだと単に兵器の威力にビビって考え変えたようにしか見えないだけに、もったいない削り方だったかなあ。

あと、シェリー公爵令嬢がツインテの普通の幼女だったのは、大丈夫なのか!?
もうちょっと幼くも聡明そうな娘さんにしておかないと、菅原氏がマジで犯罪者にしか見えなくなるんだけれどw