めちゃくちゃおもしれー!! 上杉でも北条でもなく、敢えて織田につくことを決めた真田昌幸であったが、家中は当主の意見に反対も出ず受け入れられたものの、近隣国衆の意見はまとまらず、と。
今はもう、国人とかじゃなくて「国衆」という名称で通っているのね。あの、自分たちは真田の家臣ではない! という室賀さんのセリフには譜代と国衆との複雑な関係が込められてて、実に良かった。
これまで大河ドラマってこの辺の微妙な関係って殆ど考慮してなくって、家臣で一括りにしちゃってましたしねえ。
黒田官兵衛の時も、あの黒田家中のややこしい関係どう描くか期待したんだけれど、なんかふつーにざっくり家臣扱いされてて、ふにょんとなったしなあ。

百姓同士の入山権争いもがっつり描かれてて、そうなんだよ、戦国時代は百姓連中もこうやって武器取って権利奪い合う殺伐とした時代だったんだよ。源次郎が懸想していた楚々として内気で優しそうだった作右衛門の妹が、いざ室賀の百姓と争うときに率先して大暴れしていたのには爆笑してしまった。
これまでの大河だと、主人公の少年時代の憧れの女性は、儚くて戦乱の世の理不尽に押し流れていってしまうような置物みたいな女性ばっかりだっただけに、なお新鮮w
まあ、あの作右衛門とかは百姓兼地侍でもあるので、単純にお百姓さんというわけでもないのだけれど。

信幸は、この時点で嫁さん居たんですね。なんか、病しがちですぐに亡くなってしまいそうな雰囲気がありますけれど、この人がのちの清音院だとするとまだまだ全然死なないんですよね、確か。
彼女が清音院とすると、昌幸の兄の娘になるので従姉妹ということになるんですねえ。

信繁が梅に贈る櫛を入れた箱、それを飾るために結った紐は、あれは後の真田紐になるんだろうか。


昌幸と国衆同士の壮絶な駆け引き、騙し合いがまた面白いのなんの。敵を騙すにはまず味方から、と何も知らされずに利用されてしまう信幸兄ちゃんが不憫ではあるんだけれど、あとでちゃんと嫡男扱いされて機嫌直しているあたり、わりとチョロいのか? ただ、父親との生き方、スタイルの違いは徐々に積み重なって彼の中で思うところをつのらせているようで。自分には出来ない、という思いは募ってるんだろうなあ。

ちょっとこう、じんと来てしまったのが叔父の信尹と信繁のやり取りなんですよねえ。弟として兄を補佐し盛り立てていく信尹叔父こそが、自分の理想とのたまう信繁の肩を、ポンと叩く信尹叔父さんの背中がねえ、なんかじんわりと来てしまった。

と、話は戻って室賀をハメる、というか利用して信長に真田昌幸という存在を打ち込む策、室賀と組んで書状を奪ったはずの出浦昌相がしれっと昌幸を訪ねてきたシーンには爆笑してしまったんだけれど、書状を奪われた時に佐助が死んでいるし、信幸も危なかったのでさすがに策が非情すぎるんじゃないかなあ、と思ってたら、殺されたはずの佐助までシレッと戻ってきて、もうひっくり返った。これは酷い(爆笑
そうかー、襲ってきた手勢は出浦さんの手のものだったか。だとしたら、全部手はず通りだわなあ。

出浦昌相、信繁がすれ違った時に「また術教えて下さい♪」と言ってることからも察することが出来るかもしれませんが、信濃国衆の一人であると同時にこの人、信濃忍軍の元締めの一人であるんですよね、本人も忍び働き出来た人のようで、忍者忍者! 


高遠城では、家康が信長の出迎えのために奔走、というかこの人常に胃が痛そうだなあ。
本多忠勝が初登場。うわ^ーー、凄まじく面倒くさそうな人だ。見事に三河武士っぽい面倒くさそうな人だw
駿河育ちのシティーボーイである家康が、忠勝のこと思いっきり苦手そうにしてる様子にニヤニヤが止まらん。家康の、三河の連中に対する複雑な心境がなんとなく見て取れる。まだ他の三河の重臣は出てきてないけれど、同じような感じなんだろうか。それからすると、正信だけじゃなくて石川数正もちゃんと重用というか頼りにしてるっぽいのがわかるんだけれど。でも、石川さんはストレスためてそうだなあw