帰宅したらテレビがついていて、ちょうどアジー姐さんがえらい洒落た格好して、ああ「兄貴」の格好だ、なんて感動したんですよ。
時間からしたらもう50分を回る頃。先週からどうなったかわからないのだけれど、思わずそのまま続きを見てしまったわけです。
笑って別れを惜しむオルガとクーデリア。思えばこの二人、最初見始めた頃は絶対にいつか敵対することになるんだろうなあ、と思ってたんですよね。それはいつか、オルガが道を見誤るか、闇落ちするか、ミカヅキと袂を分かつか、いずれかになると思ってたわけだ。
でも、今こうして二人は笑って再会の約束を結んでる。それが、なんだか感慨深くてねえ。
と、感慨さまに浸ってたら、無人の静かな街並みですよ。ビルの前に車止めてオルガが来るの待ってるんですよ。
もう嫌な予感ビシバシですよ。ってかね、この構図見た覚えがありすぎるんですよ。マフィアもので車に乗る直前に襲撃受けるシチュエーションそのまんまじゃないかー!
【ガングレイヴ】で見たよこのシーン!!
あかん、みんな死んでしまう。ライドもチャドも死んでまう! と、覚悟した途端、オルガのやろう、ライド抱え込んで銃撃の雨から庇いやがったんだよ。
オルガ、お前なのか! このシーン、お前の為のものだったのか。あんた一人が生き残るんじゃなかったのかっ。

思えば、マクギリス先輩の作戦が見事にポシャって鉄華団が二進も三進も行かなくなったとき、こりゃもうどんだけ死ぬかわかんねえ、となったとき。いやもっと以前からかな。
この作品で誰に一番幸せになってほしいか、と考えたときに自分が思い浮かべたのはオルガだったんですよね。昭弘もまあ身近な人間次から次へと殺されてヒドイ人生歩んでるんだけれど、オルガはね、ほんと頑張ってたから。身を粉にしてどころじゃなくみんなの先頭を、たったひとりで孤独に、どれだけみんなが支えてくれるとしても彼が一番の先頭にたって、みんなを連れて進んでた、その健気さが献身が本当に愛おしくなってねえ。
彼にこそ、幸せになって欲しいと思うようになってたんですよね。みんなが根こそぎ死んでしまったとしても、ミカヅキが逝ってしまったとしても、アトラとクーデリアが育てるミカの子をオルガが見守って余生を送る、そんな寂しくも穏やかな、孤独であってもどこか満たされた、そんな静かな未来を、オルガには与えて欲しいと、いつしか思うようになっていたんですよ。

でも、オルガにはそれは無理だったかぁ。皆に置いていかれるよりも、自分もまた率先して行ってしまうのが彼の生き方だった。それを、最後までブレることなく、貫いてしまったなあ。先へ、先へ。ただただ進んでいくことが、彼にとっての生であり死であったのか。
個人的に、もうこの作品ミカじゃなくてオルガの方が主人公だと思ってたんで、ここからほんとどうするんだろう。どうなるんだろう。ってか、前半三分の二をまだ見てないので鉄華団どうなったのか知らないんで、まずそれを先に見ないと何もわからんままですがな。

思わず衝動にかられて見たままを書いてしまいました。あー、なかなかのショックだったんだなあ、これ。