うわぁぁ、すげえわこれ。「おんな城主 直虎」の最新話。第28回の【死の帳面】。このタイトルの意味がわかった時の鳥肌の立ちっぷりときたら……。
今回の前フリの語りで「寿桂尼」のお話、とされていたのは紛れもなく本当のことで、隅から隅まで「おんな戦国大名寿桂尼」の回でした。正直、大国同士の外交交渉の壮絶さや駆け引きの精妙さ、家が生き残るための非情さ、冷徹さという点では前年の「真田丸」を上回るリアリティなんじゃなかろうか。
どこにスイーツ要素があるんだよ、と言いたくなるような「これが戦国だ!!」と言わんばかりの生々しいまでの生き残り戦略。
同時に、寿桂尼の孫である氏真への愛情や今川家という家への愛情、氏真やその奥さんである春の思いなんかも、丁寧に描かれてるために、心情的にも今川頑張れ、氏真頑張れ、と心から思ってしまうほど、情への描き方も真に迫ってる。それが、寿桂尼の、同じ女として当主の役目を担って頑張る直虎への共感と愛情もまた嘘じゃない、と思わせてくれるんですよね。あの、直虎への言葉は本気だった、と思わせてくれる。
そして、その言葉、思い、涙が本気であったからこそ……。

「これが戦国時代だよ!」

と、もうむちゃくちゃテンションあがってしまった。
寿桂尼も然ることながら、直虎の方もアレで、あれだけ寿桂尼の言葉と涙に打たれながら、でも「寝返る」ということに対しては微塵も揺れていないあたり、こっちももうビンビンに「戦国の女」になってるんですよね。さすが、寿桂尼が認めた女。まあ、だからこそ、バッテンがついてしまったわけですけれど。

いやあもう、毎回面白かった今年の大河ですけれど、今回に関しては面白さが振り切ってた神回だったので、思わず勢いで感想書きなぐってしまった。BS視聴で、まだ本放送やってないんですよね。内容に関しては殆ど触れてないはずなので勘弁してください。ってか、本放送マジ見たほうがいいです、今回マジすげえですから。